JBAオークションの基本情報を解説!手数料や評判を徹底調査

  • 2022年4月28日
JBAオークションの 基本情報を解説!

JBAオークションは、正式名称を『JBA日本ブランドオークション』といいます。

リサイクル業界大手のコメ兵グループである株式会社K-ブランドオフが運営する、業者間オークションです。

「しがらみのない開かれたオークション」をコンセプトにしており、古物商許可証を持っていれば誰でも参加することできます。

2007年にブランドバッグ、時計、宝石の手競りオークションとして運営を開始し、今では会員数1,200社を誇る国内最大級の業者オークションです。

今回は、JBAオークションについて詳しく解説します。手数料や評判、利用のメリットなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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JBAオークションの基本情報

JBAオークションは、BtoBの業者間オークションです。

取り扱い商品は、ブランド製品、時計、宝石などに特化しており、車やオフィス機器等、他ジャンルは取引されていません。

JBAオークションの参加資格は「古物商許可証を所持していること」のみです。

他のオークションだと「実店舗があること」「営業を始めてから1年以上経過していること」などの条件を設けている場合がありますが、JBAは古物商許可証のみ求められます。

そのため、参加ハードルが低い点が魅力です。

一方で、古物商許可証を持たない一般個人は参加できないため、プライバシーは保たれており、安心感もあります。

JBAオークションの特徴

JBAは「手競りオークション」「ライブネットオークション」の2タイプのオークションを開催しています。

オンライン・オフラインともに参加環境が整っており、状況に応じて選択することが可能です。

オークションの種類によって、メリットやデメリットがあるため、自分に向いている方に参加するとよいでしょう。

偽物を掴む心配はない?

初心者であったり、新たなブランド開拓時などは、コピー商品を見分けられるかどうかの心配があるかもしれません。

しかし、JBAオークションでコピー商品を掴む可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。

JBAを運営するK-ブランドオフは、日本流通自主管理教会に加盟し、不正商品排除を目指している会社です。

教会に認定された確かな査定力をもつ鑑定士が、出品前にすべての商品をチェックし、合格したものだけがJBAオークションに出品されます。

真贋を見極めるための知識と経験は業界屈指のため、安全な取引が叶うでしょう。

手競りオークション

手競りオークションとは、一般的な対面型のオークションです。

JBAは、石川県金沢市と東京都中央区銀座に2つの会場を持っており、定期的に手競りオークションを開催しています。

取り扱い品目は、基本的に「時計」「宝石」「ブランドバッグ」です。

会場・品目ごとにオークションの開催日程が異なるため、参加したい場合は公式サイトで確認してください。

JBAの手競りオークションの魅力は、総点数5,000点を誇る豊富な出品数です。

定番商品のみならず、希少価値の高いものや新品も出品されるため、多くのリサイクルショップが仕入れのために参加しています。

また、売り手・買い手どちらにもなれるため、「自社の在庫を捌いて、新商品を仕入れる」という使い方も可能です。

参加業者には、JBAの落札リストが配布され、毎月の商品相場を知ることができます。商品相場を参考に入札を進められるため、オークション初心者にも安心です。

ひとつ注意点として、手競りオークションは個人事業主は参加できません。

金沢会場・東京会場ともに参加申し込みできるのは、現状「法人のみ」と定められています。

個人事業主の人は、以下のライブネットオークションへの参加を検討しましょう。

ライブネットオークション

ライブネットオークションとは、インターネット上で開催されるオークションのことです。

JBAは独自のネットオークションサイトを運営しており、パソコンやスマホから参加できます。

ライブネットオークションの魅力は、オンライン上で取引が完了する点です。

従来の「会場に足を運び、実物を見て入札する」という方法とは異なり、ネット環境さえあれば、リアルタイムで入札に参加できます。

商品を落札したら、あとは指定の住所に送ってもらうだけです。

オークションのために時間を作ってわざわざ会場まで行く必要がありません。

また、ライブネットオークションは、開催前の入札や下見も可能です。オークション開始前に、商品の詳しい情報をネット上で見ることができます。

そのため、忙しい日々の中でも、安心して入札を行うことが可能です。

さらに、過去の落札情報まで閲覧できます。過去の落札情報により、おおよその商品相場を把握することが可能なため、今後の落札の参考になるでしょう。

ライブネットオークションは、古物商許可証を持つ会員なら誰でも参加できます。

法人だけではなく、紹介状なしの個人事業主も参加可能なため、小口取引の多い小規模業者からも好評を博しています。

ライブネットオークションでは、毎週木曜日の7時間で2,000点の商品が売買されるといわれており、商品数も豊富です。

ヤフオクのチャンネルもあり

JBAを運営する株式会社K-ブランドオフは、「ブランドオフ」としてヤフオクの運営も行っています。ヤフオクは、業者に限らず一般個人も参加が可能です。

出品数は数千にのぼり、中古品に限らず新品も多数あります。

ヤフオクは誰でも入札できるため、気軽な取引が可能です。

また、即決価格が設定されている商品もあり、気に入った商品は一撃での落札もできます。

興味のある人は、ブランドオフのチャンネルを見てみてください。

参考:ヤフオク

JBAオークションの手数料に関して

JBAオークションに参加するためには、入会金や会費を支払う必要があります。

また、商品の出品時や落札時にも手数料が発生します。

必要な費用を把握していないと、思わぬ出費がかかり、利益を圧迫しかねません。

参加するオークションの種類によってかかる費用は異なるため、しっかりと理解しておきましょう。

入会金・年会費

JBAオークションの入会金や年会費は、以下の通りです。(費用は税込表示です。)

オークションの種類入会金会費事務諸費用
手競りオークション11,000円
(2022年4月現在は
キャンペーン中で無料)
月会費 1,100円
or
年会費 12,000円
(金沢会場のみ)
1大会につき2,000円
ライブネットオークション30,000円
(2022年4月現在は
キャンペーン中で無料)
月会費 3,000円
or
年会費 33,000円
なし

手競りオークションは、入会金11,000円、会費も月1,100円とお手頃です。

ただ、金沢会場のみオークション参加毎に2,000円の事務諸費用がかかります。東京会場は無料です。

一方、ライブネットオークションは、入会金として30,000円、会費は月3,000円かかります。

現在は会員数増加に力を入れているようで、手競りもライブネットも、どちらも入会金が無料です。

JBAオークションの参加を検討している人は、お得な機会を逃さず、早めに入会することをオススメします。

商品を出品・落札した場合

JBAオークションでは、商品を出品・落札した場合にも手数料がかかります。

手競りオークションの場合、金沢会場・東京会場、それぞれ手数料が異なりますのでご注意ください。

オークションの種類販売手数料落札手数料
手競り(金沢会場)5万円未満:5%
5万円以上:3%
なし
手競り(東京会場)5%
※バッグ大会のみ1万円未満=500円
5%
ライブネットオークション3%・1,000円〜10,000円 :500円/1品
・10,001円~99,999円:10%
・100,000円~ :5% (税別)

ただ、現在は東京会場とライブネットオークションではキャンペーンを行っており、手数料は以下が適用されています。

オークションの種類販売手数料落札手数料
手競り(東京会場)【バッグ】
5万円未満:5%
5万円以上:3%
【時計】
0%
【時計】
2%
【バッグ】
1万円未満:500円
5万円以上:0%
【時計】
10万円未満:5%
1万円以上:3%
【宝石】
2%
ライブネットオークション3%・1,000円〜10,000円 :500円/1品
・10,001円~99,999円:5%
・100,000円~ :2% (税別)

出典:JBAオークション
出典:ライブネットオークションキャンペーン継続・延長のご案内

出品手数料と落札手数料は、商品や金額によって、細かく設定されています。

またライブネットオークションでは、販売手数料の他に出品料がかかります。通常時は1品につき500円かかりますが、2022年4月時点ではキャンペーンで1品300円になっています。

ルールに慣れるまでは、やや複雑に感じるかもしれません。

最初は、公式サイトで一つひとつ確認しながら取引を進めていくとよいでしょう。

また、JBAでは時期によってお得なキャンペーンを行っているため、出品手数料や落札手数料に変更があります。

キャンペーンについてもしっかりと確認してから参加しましょう。

JBAオークションの評価・口コミ

利用者の口コミでは、

  • 他店よりも新品の商品が多い
  • 仕入ルートとして安定している
  • しがらみがない
  • 配布される落札リストで商品相場がわかって便利

などが見られました。

実際の口コミを集めましたので、紹介します。

普段通っている市場では出品されないレア物が数多く出品されていたので、競に力が入りました。新品の商品がまとまった数で出品されるのも他の市場と違っていいですね。

(M社 /横浜)

当社はリサイクルショップなので、なかなか安定した仕入ルートが確保できなかったのですが、このオークションでいいものをたくさん仕入れることができました。毎月参加したいと思います。

(R社/大阪)

出品も仕入れもしましたが、当社で眠っていた在庫もさばくことができて、新たに売れ筋の商品を仕入れることができました。落札商品を店頭に並べるのが楽しみです。

(F社/名古屋)

今まで市場では、しがらみが多くて欲しい商品の落札が難しかったのですが、日本ブランドオークションならしがらみもなく参加できました。また来月も参加したいと思います。

(K社/九州)

地元金沢に、新品の仕入が可能な市場ができてとてもありがたいです。参加業者に配布されるJBAの落札リストで、商品相場が毎月わかるのもうれしいですね。

(H社/金沢)

出典:JBAオークション

口コミからわかった利用のメリット

JBAオークションは、門戸が広い点が特徴です。

古物商許可証さえ持っていれば参加が可能なため、特別なコネクションを持たない個人も、大手企業と同じオークションに参加できます。

1回のオークションで数千点を超える売買が成立するJBAオークションは、安定した仕入れ先になっているようです。

仕入ルートに乏しい人には、強力な味方になるでしょう。

また、新品の商品の出品数が多い点も、大きな強みです。

業者間オークションのサイトによっては、出品のほとんどが「中古品」というところもありますが、JBAは新品も多く出品されます。

新品だと偽物の心配もありますが、JBAの査定力は折り紙付きのため安心です。

まとまった数の新品のブランドバッグなどを探している人には、最適なオークションといえるでしょう。

商品相場を知ることで、仕入価格・落札価格の予測ができる

JBAでは、手競りでもネットでも、過去のオークションの落札リストを公開しています。

この落札リストを使えば、商品が「いくらで売れるか」「いくらで落札できるか」などの予測が可能になり、ビジネスの効率化を図れます。

また、取り扱い商品やブランドを拡大していくことも可能になるでしょう。

口コミからわかった利用のデメリット

JBAオークションの実際の利用者からは、特に不満の声は見られませんでした。

システムは親切でわかりやすく、各種手数料もリーズナブルな印象で、利用者はおおむね満足しているようです。

唯一、JBAのデメリットを挙げるとするならば「月会費(年会費)がかかる」点でしょう。

オークションサイトによっては、会費がかからず、出品手数料と落札手数料のみのところもあります。

ただ、会費がかかるからといって、一概に「利用しない」と決められるものではありません。

利用するのかどうかを決めるのは、会費だけではなく、出品商品の数や質、利用者の口コミなども考慮すべきだからです。

JBAオークションをどのように、どのくらいのペースで利用していくのか、まずは利用計画を立て費用対効果を考えてみるといいかもしれません。

JBAオークションに参加する方法

JBAオークションに参加するためには、入会申込をする必要があります。

公式サイトにある入会申込フォームに必要事項を入力し送信する形で、特に難しい作業はありません。

ただ、送信前に利用規約を一読しておくことがオススメです。

JBAは、参加予定のオークションや開催会場によって、利用規約が異なります。

利用規約には大まかなルールだけではなく、オークションのスケジュールや手数料の詳細、送料や消費税の取り扱いについてなど、細かく掲載されています。

会費を払っていざ参加してから規約を読むと、「思っていたのと違う」という事態になりかねません。

スムーズなオークション参加を実現するためにも、利用規約をしっかりと読んで理解してから、入会申込を行いましょう。

キャンペーン中の今なら、入会金が無料!

日本最大級の業者間オークションであるJBAは、毎月数多くの商品が活発に売買されています。

普通では手に入らないレアアイテムや、希少性の高い商品なども頻繁に出品されるため、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

通常約10,000〜20,000円かかる入会金が、今ならキャンペーン中で無料なため、利用を検討中の人はお早めにお申し込みください。

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木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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