monobankオークションの利用方法!口コミ評判や手数料も紹介

  • 2022年6月1日
monobankオークションの利用方法!

monobankオークションは、株式会社ものばんくが運営する業者間オークションです。日本最大級の規模を誇ることから、利用を検討している人もいるのではないでしょうか。

この記事では、monobankオークションについて詳しく解説します。オークションの特徴や利用手順、手数料や利用のメリットなどを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

monobankオークションの特徴

monobankオークションの特徴は、以下の5つです。

  • BtoB向けのリアルタイムネットオークション
  • 800社近い業者が参加
  • 下見の精度をあげるバイヤーズコメント
  • 最低保証価格あり
  • 後交渉が可能

ひとつずつ解説します。

BtoB向けのリアルタイムネットオークション

monobankオークションは、BtoB向けのネットオークションです。参加には会員登録をする必要があり、登録時には社名や所在地など、ひと通り会社情報を入力します。

売り手も買い手も古物営業許可証を持つ業者に限られているため、参加者の身元が判明しており、安心です。

またmonobankオークションは、ネット環境さえあれば、リアルタイムでオークションに参加できます。時間・場所ともに制約がない、自由度の高い点が魅力です。

800社近い業者が参加

monobankオークションでは、宝石・時計・バッグ・道具などの古物を中心に売買されています。

現在、800社近い業者が参加しており、業者間オークションとしては日本最大級です。

国内の業者だけでなく、中国・香港・アメリカのバイヤーも多数参加しています。瞬時に世界のマーケットに出品できるスピード感も魅力です。

株式会社ものばんくが20数年にわたり培ってきたリアルオークションの実績と、国内外のコネクションを最大限に発揮し、オンラインならではの規模で展開しています。

下見の精度をあげるバイヤーズコメント

monobankオークションでは、オークション開始前に商品の下見をすることが可能です。もし下見の際に商品を気に入れば、事前に入札金額を登録をしておくこともできます。事前下見・入札によって、当日の競りがよりスムーズになるでしょう。

出品アイテムは、年間鑑定数10万点を誇る「ものばんく」の鑑定士がすべて検品しているため、安心です。

また、下見の精度を上げるため、商品ページにバイヤーズコメントを掲載しています。ネットオークションでは、実物を手にとることができないので、取引に不安を覚える人もいるかもしれません。

しかし、バイヤーズコメントによって、商品の状態をより正確に把握することが可能になっています。

最低保証価格あり

オークションに出品する際に心配なのが「仕入価格より落札価格が下回らないか」ということです。もし落札価格が仕入価格を下回ってしまったら、せっかく売っても赤字になってしまいます。

monobankオークションでは最低保証価格からスタートできるため、赤字になる心配がありません。出品手数料はかからないので、もし落札されなくても無料です。

monobankオークションは、初心者でも始めやすい設計になっています。

後交渉が可能

商品を落札し手元に届いた後、万が一問題が発生した場合、「後交渉」を行うことが可能です。後交渉によって、落札者側の主張が認められれば、商品の返品が可能になります。

後交渉の対応期間は、オークション開催週の翌月曜日から 2 週間以内です。商品到着後は速やかに検品を行い、問題があればすぐに事務局へ連絡しましょう。

後交渉を希望する場合は、専用フォームに必要事項を入力の上、送信してください。

もし届いた商品に偽物の疑いがあり鑑定機関に出す予定の時は、専用フォームにその旨を記載して送信すると、スムーズです。

monobankオークションの利用方法

monobankオークションの利用の流れは、以下の通りです。

  1. 利用規約の確認
  2. 申し込み
  3. 必要情報・書類の提出
  4. ID/PASSお届け
  5. 利用スタート

ひとつずつ順番に解説していきます。

1. 利用規約の確認

申し込みを行う前に、まずは利用規約に目を通しましょう。「利用規約」は公式サイトに掲載されています。

利用規約には、利用にあたっての重要事項が細かく記載されているので、しっかり確認してください。

もし疑問な点があったら、そのままにせず事務局に問い合わせるとよいでしょう。疑問を解消した上で申し込みを行うことが、スムーズな取引につながります。

2. 申し込み

利用規約を確認したら、申し込みを行います。オークションに参加するためには、会員登録をする必要があるので、「お申し込みフォーム」に必要情報を記載して送信しましょう。

お申し込みフォームに必要な情報は、以下の通りです。

  • 会社(屋号)
  • 担当者名
  • メール
  • 電話番号
  • FAX
  • 業態
  • オークションを知ったきっかけ

必要事項を入力したら、送信ボタンを押してください。

申し込みフォームを送信すると、自動返信メールにて入会申込書が届きます。自動返信メールは、迷惑メールフォルダに入ることがあるため、注意しておくとよいでしょう。

万が一、返信メールが届かない場合は、株式会社ものばんく(市場事業部)に直接問い合わせてください。

3. 必要情報・書類の提出

入会申込書が届いたら、入力か記入を行います。入会申込書は、メールかFAXから送信することが可能なので、都合のいい方法を選んでくださいね。

入会申込は法人・個人事業主どちらの事業形態でも可能ですが、古物商許可証の添付が求められます。

4. ID/PASSお届け

入会申込書をもとに、審査が行われます。入力内容に特に問題がなければ、約1週間ほどで審査が完了し、事務局からメールが届きます。

メールにはlDとパスワードが記載されているため、しっかり保存しておきましょう。

5. 利用スタート

IDとパスワードの用意ができたら、準備完了です。

使用している電子デバイスに専用のアプリをインストールし、IDとパスワードを入力します。

これで利用できるようになりました。

monobankオークションのスケジュール

monobankオークションは、商品のカテゴリごとに大まかな出品スケジュールが定められています。

カテゴリ開催日
宝石毎月1・3(5週目がある月は4週も)週の金曜日
ブランドジュエリー最終週の金曜日
道具2・4週の金曜日
ブランド毎月1・3・4・5週の土曜日
時計第4週の土曜日

参考:リサイクル通信

ただ、開催月によりスケジュールが微妙に異なるため、参加前には必ず公式サイトの開催スケジュールをチェックしましょう。

また、不定期で「カメラ・ホビー」「Art&Antique」「楽器」などのオークションも開催されていますよ。

出品の手順

monobankオークションで商品を出品する際の流れを解説します。

  1. 出品リストをダウンロード・記入
  2. 商品と出品リストを発送

出品に必要なのは「出品リスト」と「商品」です。

手続きは簡単なので、気軽に出品できます。出品を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

1. 出品リストをダウンロード・記入

まずは公式サイトから「出品リスト」をダウンロードします。

商品のカテゴリによって出品リストが異なりますので、ご注意ください。

商品は1箱10点まで、1箱ごとに商品リストを作成する必要があります。商品リストは、公式サイトの作成マニュアルを参考に記入するとよいでしょう。

商品リストの「出品No」の欄には箱番の代わりにアルファベット表記で「A」から順番に記入し、さらに枝番を1~10番まで記入します。

例)
1箱目→A-1、A-2、A-3、A-4、A-5、A-6、A-7、A-8、A-9、A-10
2箱目→B-1、B-2、B-3、B-4、B-5、B-6、B-7、B-8、B-9、B-10
3箱目→C-1~10
4箱目→D-1~10…
出典:monobankオークション

2. 商品と出品リストを発送

出品リストにしたがって、商品一つひとつに札付けを行います。

札の下部に「A-1」「A-2」という形で、リストに沿った番号を記載し、商品にアンビタッチで取り付けます。

商品への札付けは、出品リストに記載した通りに行うよう、細心の注意を払いましょう。出品リストの番号と商品札の番号が異なっていると、出品がスムーズに進まない可能性があります。

あとは、商品と出品リストを梱包し、指定の住所に発送すれば完了です。

開催スケジュールにあわせて、以下の流れで進めましょう。

曜日流れ
出品受付期間商品発送
火曜
(当該開催週)
出品リスト・商品公開
公開中に随時訂正
金曜
(当該開催週)
開催日当日(1日目)
宝石・道具・アートアンティークオークション
土曜
(当該開催週)
開催当日(2日目)
ブランド・時計オークション
日曜計算書送付
翌営業日成約代金入金
返却商品発送

出典:monobankオークション

落札の手順

商品を落札する場合の流れは、以下の通りです。

曜日流れ
月曜日現地下見開始
火曜日出品リスト・商品公開・入札開始
公開中は随時訂正あり・宝石下見動画配信
金曜日開催日当日(1日目)
宝石・道具・アートアンティークオークション
土曜日開催当日(2日目)
ブランド・時計オークション
日曜日計算書送付
翌営業日商品発送

出典:monobankオークション

おおむねこのような流れで進んでいきますが、時期によって、スケジュールが多少前後することがあります。

開催スケジュールについては公式サイトで公開されているため、毎月の始めにチェックするとよいでしょう。

monobankオークションの利用にかかる手数料

monobankオークションを利用する際にかかる手数料を表にまとめました。

  • 登録するとかかる費用
入会金20,000円
※2022年5月現在キャンペーン中で無料
年会費12,000円
  • 利用時にかかる費用
商品カテゴリ成約手数料落札手数料
宝石類5%3%
ダイヤルース3%3%
ブランドバッグ類5%3%
LV新品3%3%
時計(5万円未満)5%3%
時計(5万円以上)3%3%
家電品等5%3%
家電品等(新品)3%3%
骨董品・美術品(3万円未満)
※Art&Antiqueオークション出品分に限る
8%5%
骨董品・美術品(3万円以上)
※Art&Antiqueオークション出品分に限る
6%5%

通常入会金が20,000円かかるところ、現在はキャンペーン中で無料です。もし入会を検討している場合は、この機会に登録することをオススメします。

monobankオークションは、取引の成立毎に、出品者側・落札者側双方に手数料がかかります。

商品カテゴリによって手数料が異なるので、参加時にはしっかりと確認しましょう。

monobankオークションの評判・口コミは?

monobankオークションの評判や口コミについて、現時点で参考になるものは見つかりませんでした。業者向けということもあり、ネット上に情報が出にくいためと予想されます。しかし利用者は増加傾向にあるので、今後の口コミ増加に期待です。

ここからは、これまで紹介した特徴を踏まえて、利用のメリットとデメリットを分析します。利用を検討中の人は、ぜひ参考にしてください。

メリット

monobankオークション最大のメリットは、国内外にいるバイヤーに直接商品を売ることができる点です。

巨大マーケットを誇る中国やアメリカでは、人気ブランドのアイテム数が圧倒的に足りていません。

そのため、人気のバッグや、高級時計は高価落札が期待できます。ものによっては、国内で販売するより高値がつく可能性もあるため、積極的に参加したいところです。

コネクションのない個人が海外のバイヤーと取引するのは非常にハードルが高いですが、monobankオークションではすぐに実現できます。

デメリット

「年会費」は、人によってデメリットと感じる可能性があります。

年会費を月割りすると、月々1,000円と決して高額ではありません。ただ、登録している限り、ずっと発生する費用なので、頻繁に利用しない人にとっては無駄に感じることもあるでしょう。

したがって、入会後にしっかりと利用してみて、費用対効果を鑑みるとよいでしょう。

自分なりのメリットやデメリットを比較し、2年目に登録を継続するか決めるとスマートです。

国内最大級の規模を誇るmonobankオークションを有効活用しよう

monobankオークションは、古物営業を行う業者の強力なツールです。取引がオンラインで完結する利便性の高さが魅力で、利用者は増加傾向にあります。

法人だけではなく個人事業主でも参加できるハードルの低さや、最低保証価格の設定など、利用者に優しい設計も人気の理由です。

現在は入会金が無料なので、利用を検討中の人は早めに決めることをオススメします。

買取店を営んでいる方で「買取数を増やしたい」「再販先の販路を広げたい」など、集客にお悩みをお持ちの場合は、ウリドキでもサポート可能です。

少しでもご興味のある方は、ぜひお気軽にウリドキにお問い合わせください。

田村淳 バナー

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる