メルカリの評価機能徹底解説|良い評価へのポイントや注意点

  • 2023年10月13日
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欲しい商品を安く買える「メルカリ」。大変人気のサービスですが、実はトラブルが起こることもあります。

トラブルを避けるために利用したいのが「評価機能」。取引相手の評価を確認することで、ある程度の信頼度がわかります。相手の評価を見ないまま購入や出品をしてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。

この記事では評価機能の利用方法、注意点などを詳しく解説します。ぜひ参考にしてトラブルなく、メルカリを楽しみましょう。

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メルカリの評価機能とは

メルカリでは「評価機能」が利用できます。良い評価を積み重ねることでアカウントの信頼度を高められ、お互いが安心して取引が可能です。ここではメルカリの評価機能の概要と、高評価を得るメリットについて解説します。

メルカリの評価は2段階

メルカリでは、取引が終了してから出品者、購入者がお互いに評価し合います。出品者であれば商品情報の正確さや、実際に届いたアイテムの質、やり取りのスムーズさなどが評価対象に。購入者もコミュニケーションの円滑さなどを出品者から評価されます。

現在は「良かった」「残念だった」の2段階で評価。評価コメントの書き込みも可能です。

良い評価はアカウントの信頼へ

どんなサービスでも相手の評価を気にする方は多いでしょう。メルカリも例外ではなく、評価の良し悪しで取引してもらえるかどうかが大きく左右されます。

購入者は「良かった」が多くついている出品者から購入したいでしょう。逆に出品者は高評価の購入者を選んで商品を売りたいもの。いい評価を積み重ねることで、アカウントの信頼度が高まります。

欲しいアイテムを優先的に購入したい、お互いトラブルなく安心して利用したいといった場合に、良い評価の数が重要視されるのです。

評価をする手順と確認方法

ここでは評価をする手順と確認方法を画像付きで解説します。良い評価はアカウントの信頼を高め、安心できるサービス利用に繋がるため、メルカリを初めて利用する方は、ぜひ参考に、評価機能を活用してください。

評価のつけ方

メルカリでは購入者と出品者がお互いに評価し合うのが決まりです。評価方法は同じですが、購入者が先に出品者の評価をするという順序があるため、覚えておきましょう。

評価のつけ方は次の通りです。

  1. 取引完了後「やることリスト」タップ
    取引完了後「やることリスト」タップ

  2. 「やることリスト」に「評価にしてください」と表示されます(出品者は購入者が評価したあとに表示)
    「やることリスト」に「評価にしてください」と表示されます(出品者は購入者が評価したあとに表示)

  3. 「良かった」「残念だった」のいずれかを選び、評価コメントを記入する。完了したら「評価を投稿する」をタップ(購入者は「商品の中身を確認しました」にチェック)
    「良かった」「残念だった」のいずれかを選び、評価コメントを記入する。完了したら「評価を投稿する」をタップ(購入者は「商品の中身を確認しました」にチェック)

評価を確認する方法

自分や他人のアカウントの評価を確認できます。評価を見ることで出品者の対応の良し悪しがある程度わかるため、メルカリを利用する人はぜひ参考にしましょう。

自分の評価を確認する方法は次の通りです。

  1. 「マイページ」をタップ
    「マイページ」をタップ

  2. ニックネーム下の星マークをタップすると評価が表示される
    ニックネーム下の星マークをタップすると評価が表示される

評価が表示されます。
評価が表示されます。

つづいて、他人のアカウントの評価を確認する方法です。

  1. 商品ページの下部の「出品者」にスクロールしてタップ
    商品ページの下部の「出品者」にスクロールしてタップ
    商品ページの下部の「出品者」にスクロールしてタップ

  2. 出品者のニックネーム下の星マークをタップすると評価が表示される
    出品者のニックネーム下の星マークをタップすると評価が表示される
    出品者のニックネーム下の星マークをタップすると評価が表示される

売買を行った場合、出品者と購入者の両者が評価を行い、取引が終了するとお互い同時に閲覧可能になります。

良い評価をもらうためのポイント

ここでは良い評価をもらうためのポイントを解説します。高評価を得ることで、出品者としての信頼度が上がり、商品を購入してもらいやすくなるでしょう。購入者は信頼できる相手として、優先的に商品を売ってもらえるといったメリットがあります。

出品者の場合

発送予定を守る

メルカリでは出品ページに発送予定を記載します。発送予定が明確に記載されていること、きちんと期日を守ることで良い評価を得やすいでしょう。

発送の遅れは、場合によっては購入者を困らせてしまうことがあり、悪い評価をつけられやすくなります。出品者は無理のない発送予定を記載し、きちんと守ることが大切です。

もし、発送予定から遅れそうな場合はメッセージで伝え、改めて発送可能な日程を伝える工夫をしましょう。

梱包を丁寧にする

梱包を丁寧に行うことも出品者が良い評価をもらうためのポイントです。

商品によっては傷が付くと価値が落ちるものや、水や汚れに弱いものがあります。購入者の手元には商品の紹介ページに記載している状態で届けられるように、破損や防水への対策も意識して梱包しましょう。

そのためにはすき間を埋める詰め物をする、二重に包むといった工夫ができます。さらに、見た目をきれいに整える、感謝のメッセージを添えるといった工夫で好印象をもたれやすいでしょう。

メッセージに迅速に対応する

購入者の質問や要望に対する素早い対応も、好評価を得るポイントのひとつ。購入者はネットを介しての買い物であるため、詳細について質問することも少なくありません。

また、価格や発送日の相談などさまざまな要望がくることも。迅速に対応することで、購入者の不安が解消され、良い評価を受けられる可能性が高まるでしょう。

商品を購入してもらった際に「ご購入ありがとうございます」といった感謝のメッセージをすぐに送るといった細かいやりとりでも、丁寧な出品者として好評価を得やすくなります。

購入者の場合

支払期限を守る

支払期限を守ることが出品者から良い評価を得やすくするポイントです。

メルカリにおける支払い方法は、クレジットカードやキャリア決済といった即時支払い可能なもののほかに、コンビニ払いやATM払いといった後払いがあります。後払いの場合は支払期限(購入した日を含む3日間)が設定されているため、遅れずに入金しましょう。

万が一、支払い期限に間に合わない場合はすみやかに購入者にメッセージで伝え、期限の延長を相談するといったやりとりも忘れずに。

購入後にいろいろ注文しない

基本的に商品ページを閲覧して購入するということは、条件に納得したと見なされます。購入後にいろいろと注文すると、出品者からの印象は悪くなりがちです。どうしても譲れない条件がある場合にとどめ、無理な注文は控えましょう

ただし、出品者が「交渉歓迎」などと記載している場合、購入前であればある程度相談をしても問題がない場合が多いです。商品ページをよく確認しましょう。

受取評価をスムーズにする

メルカリは出品者と購入者がお互いを評価して取引が終了するシステムです。購入者が先に評価を入力するというルールであるため、商品を受取ったらスムーズに出品者の評価をしましょう。

メルカリでは両者が評価を入力してはじめて取引終了となり、出品者に代金が振り込まれます。購入者の評価入力が遅れると、出品者への入金もそのぶん遅くなるのです。お金に関わる受取評価を迅速に行うことで、出品者から良い評価を得やすいでしょう。

メルカリ評価機能の注意点

メルカリ評価機能の注意点
メルカリの評価機能はアカウントの信頼度の目安として活用できる便利なシステムです。ただし、利用する際の注意点もいくつかあるため解説します。正しく評価機能を利用して、出品者と購入者の両者が気持ちよく取引を終えられるようにしましょう。

評価をすると取引が完了してしまう

メルカリは購入者が商品を受取ったあと、相互に評価をするシステムです。お互いが評価を入力すると取引が完了してしまい、原則クレームや返金などの要望は出せません。評価をすることで「取引に合意した」と見なされるのです。

そのため、商品到着後は商品に不具合がないかをすぐに確認しましょう。商品情報の記載内容と相違がなく、納得して受け取れる状態になって、はじめて評価を入力することをおすすめします。

一度つけた評価は消せない

一度相手につけた評価は取り消せないことにも注意しなければなりません。

特に「残念だった」という低評価は、今後の取引に不利になる可能性があります。出品者であれば商品が売れ行きに直結する、購入者であれば信頼のないアカウントとして商品を購入しづらくなるといったデメリットに繋がるでしょう。

相手の対応をきちんと振り返って、評価は慎重に行うことが大切です。もし悪質なユーザーに嫌がらせで「残念だった」の評価をつけられた場合は、事務局に相談できます。

評価をするときのメッセージ例文

評価は基本的に「良かった」と「残念だった」の二択で選びます。評価のコメントは任意ですが、記入した方が好印象でしょう。メルカリを使い慣れていないと、どのようなコメントが適切か悩みますよね。ここでは評価をするときのメッセージ例文を紹介します。

出品者の場合

良い評価をつける場合

円滑なコミュニケーションをとっていただき、発送の準備もスムーズに行えました。ありがとうございます。ご入金も早く、全体として安心した取引ができ嬉しく思います。お届けした商品を、気に入っていただけると幸いです。もし、不備等がございましたらいつでもご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。やりとりが迅速だったため、こちらも発送の準備がスムーズでした。値段や発送時期などについてご相談がありましたが、無理のない範囲でご納得いただけて大変ありがたかったです。ありがとうございます。また、ご入金の遅れも事前にご連絡をいただいたので安心して待てました。また機会があればよろしくお願いします。

悪い評価をつける場合

商品が無事お手元に届いてよかったです。おおむね満足のいく取引でしたが、メッセージへの返信がなく不安になることがありました。もう少し早くご対応いただければ、こちらの発送準備もスムーズにできたかと思います。こちらの評価となり、大変恐縮ですがご理解いただけると幸いです。
この度は商品のご購入、迅速な評価ありがとうございました。今回の取引についてこちらの評価とさせていただきます。入金まで時間がかかり、ご連絡もなかったため少し不安になることがありました。また、大きな不備がなかったかとは思いますが商品購入後にクレームをいただき、残念に思います。どうかご理解ください。

購入者の場合

良い評価をつける場合

商品が無事に届きました。ありがとうございます。こちらの要望にも迅速に対応していただき、大変助かりました。また、梱包もとても丁寧で商品もきれいな状態で嬉しかったです。大切に使わせていただきます。発送もスムーズに対応していただき、ストレスを感じることなく取引できる出品者さんです。また機会があればお願いしたいと思います。
無事に商品が到着しました。ありがとうございます。コミュニケーションが円滑にできる出品者さんで、取引がスムーズに行えました。こちらの度重なる注文にも快くご対応いただき、安心して取引でき、大変感謝しております。商品も傷ひとつなく、イメージ通りのものです。とても満足のいく取引でした。またよろしくお願いします。

悪い評価をつける場合

この度はお世話になりました。取引の内容にはおおむね満足しています。ただ一点、商品情報にはなかった汚れがありました。事前に教えていただければ、購入をもう少し慎重に検討できたかと思います。今後は商品の状態について、より正確に記載していただければありがたいです。また機会があればお願いしようと思いますが、今回はこちらの評価とさせていただきました。ご容赦くださいませ。
商品が届きました。ありがとうございます。丁寧に梱包され、きれいな状態でしたので嬉しいです。ただ、商品の発送がなかなかされず、本当に届くのか心配になることがありました。もし発送の遅れがあるようでしたら、ご一報いただけるとありがたかったです。お世話になって大変恐縮ですが、今回はこちらの評価とさせていただきました。ご理解いただけると幸いです。

評価されないときの対応方法

メルカリでは購入者の評価が完了しないと出品者は評価ができず、取引を完了させられません。しかし、いつまでも受取評価がされないといったトラブルがあります。

受取評価がされない場合、次の手順で対応しましょう。

  1. 数日待つ
  2. 購入者に商品が到着しているかメッセージで確認する
  3. 取引が自動で終了するまで待つ

取引が自動で終了するのは9日後の13時以降です。それまで待てない事情がある場合はメルカリ事務局に問い合わせ、事情を説明したうえで取引の終了を要請しましょう。

悪い評価がついたときの対応方法

悪い評価がつくと今後の取引が不利になる可能性があります。もちろん、自分に落ち度がある場合はしっかり受け止め、次回からの取引に活かしましょう。

ただ、故意に悪い評価を付けてくる悪質なユーザーがいることも事実。もし思い当たる不備がないのに不当に悪い評価をつけられた場合は、相手にメッセージを送り、相手からメルカリ事務局に連絡をしてもらい、評価を取り消してもらうことを検討しましょう。

それでも返信がない場合は、こちらからメルカリ事務局に問い合わせをすると、評価を取り消してもらえるケースもあります。

評価機能を正しく使ってメルカリを快適に

記事ではメルカリの評価機能について解説してきました。評価機能は取引を終了させるために必要で、さらにお互いの今後の取引にも影響する重要なものです。できるだけお互いが良い評価をつけ合えるよう、配慮しながらやりとりをしましょう。

また、評価のつけ方や例文についても解説しているため、メルカリ初心者の方はぜひ参考にしてくださいね。評価されない、あるいは不当な低評価については対応が必要な場合もあります。記事を参考にトラブルへの対策もしていきましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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