- ヤフオクとメルカリの違いを知りたい
- ヤフオクとメルカリを使い分けたい
- ヤフオクとメルカリどちらが自分に合っているか知りたい
この記事では、ヤフオクとメルカリの違いを紹介します。ユーザー層や取扱アイテムなどの基本的な違いはもちろん、それぞれの魅力も解説。
ヤフオクとメルカリは共通点が多く、「どちらが自分に合っているのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。違いを知ることで、自分に合ったサイトがわかります。
ヤフオクとメルカリを使い分けるポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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ヤフオクとメルカリの違い
ヤフオクとメルカリには、以下のような違いがあります。
ヤフオク | メルカリ | |
---|---|---|
サービス内容 | オークションサイト | フリマアプリ |
利用者数 | 毎月5,452万人(2021年7~9月調査) | 月間2,200万人(2023年) |
市場規模 | 取扱高実績9,860億円(2022年) | 流通総額9,327億円(2022年) |
基本的には、ヤフオクは買う側、メルカリは売る側が価格を決める仕組みです。しかし、ヤフオクがフリマモードを導入したことにより、メルカリとの違いは少なくなりました。
ここでは、ヤフオクとメルカリの違いのなかでも、ユーザー層・取扱アイテム・手数料・開示される個人情報について紹介します。
ユーザー層
ヤフオクとメルカリのユーザー層は、以下のとおり大きく異なります。
ユーザー層の特徴 | ヤフオク | メルカリ |
---|---|---|
年齢層 | 40~60代が多い | 20~40代が多い |
性別 | 男性が多い | 女性が多い |
ヤフオクは中高年層の男性に、メルカリはスマートフォンの使用に慣れた若年層の女性に支持されていることが特徴です。
ユーザー層が異なる点は、出品されているアイテムや売れやすい商品の違いにつながっています。
取扱アイテム
ヤフオクとメルカリでは、それぞれ以下のようなアイテムが主に取り扱われています。
ヤフオク |
|
メルカリ |
|
ヤフオクはコレクター向けの趣味用品が多い一方で、メルカリは日常的なアイテムが中心です。
手数料
ヤフオクとメルカリの手数料には、以下の違いがあります。
ヤフオク | メルカリ | |
---|---|---|
出品したとき | 基本無料 (特定カテゴリは3,080円) | 無料 |
落札・購入されたとき | 落札価格の10% | 商品代金の10% |
出品したものが売れた場合にかかる手数料は、ヤフオクもメルカリも商品代金の10%です。メルカリは出品が無料でできる一方で、ヤフオクは車をはじめとする特定カテゴリの出品時に手数料がかかります。
開示される個人情報
ヤフオクとメルカリにおける、取引のなかで開示される個人情報の違いは、以下の通りです。
ヤフオク | メルカリ | |
---|---|---|
出品者情報 |
|
|
落札・購入者情報 |
|
|
匿名の配送方法 |
|
|
ヤフオクとメルカリの違いをふまえた魅力
ヤフオクとメルカリはそれぞれ異なる魅力を持っているので、利用目的に応じて使い分けることが重要です。
ここでは、ヤフオクとメルカリの違いをふまえた、それぞれの魅力を紹介します。
ヤフオク
メルカリとの違いをふまえたヤフオクならではの魅力は、以下の通りです。
- オークション形式
- 仕事・趣味用品の取扱が豊富
- マニアックなアイテムが見つかる可能性がある
ヤフオクは、購入したい人が落札価格を提示していくシステムなので、思わぬ高値で売りたいものを手放せるかもしれません。
男性向けのアイテムを売りたい方は、メルカリではなくヤフオクがおすすめです。
メルカリ
ヤフオクとの違いをふまえたメルカリの魅力は、以下の通りです。
- 出品者が販売価格を自由に決められる
- アプリの操作方法がシンプルで手軽に利用できる
- 日常アイテムの取扱が豊富
- 販売商品のジャンルが幅広い
パソコンよりもスマートフォンが使いやすい方や、ファッションアイテム・化粧品などの女性向け商品を売りたい方には、ヤフオクではなくメルカリの利用が適しています。
ヤフオクとメルカリを使い分けるポイント
「何を基準にしてヤフオクとメルカリを使い分ければいいのかわからない」という疑問を持っている方もいるかもしれません。
ここでは、ヤフオクとメルカリを使い分けるポイントを紹介します。
出品禁止物をチェックする
ヤフオクとメルカリの出品禁止物は、まったく同じではなく違いが見られます。
たとえば、メルカリでは生き物の販売はすべて禁止です。しかし、ヤフオクでは「ほにゅう類」「はちゅう類」「鳥類」「野生捕獲した両生類の生体および有精卵」以外は、基本的に出品できます。
「これは出品してもいいのかな」と疑問を感じたら、ヤフオクとメルカリのガイドラインを確認してみましょう。
相場がわかるかで決める
メルカリで商品を売る場合は、販売価格を自分で決める必要があります。しかし、同じような商品が過去に出品されていないと、値段をいくらにしたらいいか悩みますよね。
相場がわからない商品はヤフオクの利用をおすすめします。
ヤフオクは、安い値段からスタートし、商品を買いたい人が徐々に値段を上げていく仕組みなので、売り手が値段を決める必要はありません。値付けで悩みたくない人に適しています。
キャンペーン・クーポンの有無で決める
ヤフオクとメルカリでは、それぞれ以下のようなお得なキャンペーンやクーポンが出ていることがあります。
ヤフオク | 毎月11日と22日に「ゾロ目の日」としてお得なクーポンが発行される |
メルカリ | 期間限定で販売手数料が還元される |
キャンペーンやクーポンの有無や内容は時期により異なりますが、活用することでお得にものを売買できるでしょう。利用するタイミングで、ヤフオクとメルカリそれぞれのキャンペーンやクーポンを確認してみてください。
ヤフオクとメルカリの違いに関するQ&A
匿名配送や送料負担、同時出品できるのかなど、ヤフオクやメルカリの利用について不安な点がある方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ヤフオクとメルカリの違いに関するよくある疑問について、Q&A形式でまとめたので紹介します。
匿名配送に違いはある?
ヤフオク・メルカリともに匿名配送が利用できますが、以下の例をはじめとした料金の差があります。
配送方法 | ヤフオク | メルカリ(らくらくメルカリ便) |
---|---|---|
ネコポス |
| 210円 |
宅急便 | 140サイズ1,400円 | 140サイズ1,450円 |
大きな違いは、メルカリは「梱包・発送たのメル便」でも匿名配送が利用できる点です。自分で動かせない大きな家具などを匿名で送りたい方は、メルカリの利用が適しています。
送料負担に違いはある?
ヤフオクやメルカリでは、出品時に送料負担者を決めます。
メルカリは出品者が送料を負担する場合が多く、購入者負担にすると売れにくいです。
一方で、ヤフオクは、Yahoo!オークションの時代から「送料は落札者負担」という文化があります。そのため、落札者の送料負担への抵抗感はメルカリほどないでしょう。
送料を払いたくない方は、ヤフオクでの出品を検討してみてください。
ヤフオクとメルカリへの同時出品はできる?
ヤフオクとメルカリどちらを利用するか決められない場合、「両方に出品すればいいのでは?」と思ってしまいますよね。
メルカリのルールには、「他フリマサイトとの同時出品を禁止する」といった文言は記載されていません。しかし、ヤフオクでは出品者の禁止行為として、「同じ商品を他社のサービスで二重に出品すること」と定められています。
メルカリとヤフオクへの同時出品はできないと覚えておきましょう。
ヤフオクとメルカリの違いを上手に活用しよう
本記事では、ヤフオクとメルカリの違いや使い分けるポイントを紹介しました。それぞれ主なユーザー層や取扱が多いアイテムなどに違いがあるので、出品する商品によって使い分けることがおすすめです。
ヤフオクとメルカリをどちらも使用してみて使いやすいほうを選んでも良いでしょう。売りたいものを出品する前に本記事を読み返し、スムーズに取引を行ってくださいね。