500円札(岩倉具視)の価値は?プレミアがつくケースも

  • 2024年9月30日
この記事で解決できるお悩み
  • 500円札の価値が知りたい
  • 500円札の買取相場が知りたい
  • 500円札を高く売る方法が知りたい

本記事では500円札の価値や買取相場、高く売る方法について解説します。現在は500円硬貨が使用されていますが、1994年までは紙幣で発行されていました。

記念に残しておいたり、掃除中に見つかったりした500円札の価値が知りたい人もいるのではないでしょうか。

プレミア価値がつく500円札の特徴も紹介するので、手持ちの500円札が該当しないか、ぜひチェックしてみてください。

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現在の500円札の価値

500円札は既に使われていないお金ですので、古銭としての価値があるように感じる方が多いでしょう。実際は、現在500円札にはどのくらいの価値があるのでしょうか?

残念ながら、500円札は古銭としての価値はあまりなく、買取してもらうとしても高値は期待できません。1,000~2,000円で買い取られる場合もありますが、額面通り500円で買い取られることがほとんどです。

500円札の種類と買取相場

Bタイプ

500円札Bタイプ

Bタイプの500円札はB号券とも呼ばれ、1951年から1971年まで発行されていた、通称「岩倉旧500円札」と呼ばれているものです。桜の花が描かれ、「五百円」という表記の下に「500」という数字が入っています。

発行初期のタイプになるので、歴史的価値が付いているのが特徴的。美品であれば額面以上の買取価格が期待できます。

また、Bタイプの中でも初期中の初期に発行されたものは、更なる高価買取にも期待大です。

買取相場は額面通り〜5,000円と、状態やその他の高価買取ポイント(後述するシリアル番号やエラー品など)によって異なります。

Cタイプ

500円札Cタイプ

こちらは1969年から1994年まで発行された、通称「岩倉新500円札」と呼ばれているものです。比較的近年まで発行されていたため、買取価格は期待薄。額面通りの価値しかないタイプになります。

買取相場はどんな状態のものでも基本的に500円です。普通に使っちゃう方がいいかもしれないですね。

500円札はなぜ古銭としての価値がない?

さて、ではなぜ500円札は古銭としての価値がほぼない状態なのでしょうか。理由は大きく分けて2つあります。

発行枚数が多いから

500円札は、1951年から発行が始まり1994年に支払いが停止されました。

40年以上にわたって発行されていたこともあり、発行枚数が多く現在でも数え切れないほどの500円札が残っていると言われています。

希少価値がほとんどないので、買取金額はあまり期待できないのです。

古銭的な付加価値がないから

500円札は、先述した通り、流通量が多くほとんど希少価値がありません。

加えて、現在も使用できるお金であり、古銭的な付加価値はないと言えるでしょう。付加価値がないので、買取額は基本的に額面通りとなっています。

1994年まで発行されていたこともあり、2022年現在では歴史的な価値も期待できないでしょう。

プレミア価値がつく500円札

基本的には額面通りの買取になりますが、なかには貴重な500円札もあり、買取金額が上がることもあります。

それは、下記のようなエラープリントや特別なシリアル番号が付いているものなどです。

  • 特別なシリアル番号
  • ピン札
  • エラー品

こういったものの買取相場は、未使用品であれば1,000円~5,000円の買取になることも。詳しく見ていきましょう。

特別なシリアル番号

特別なシリアル番号のついた500円札は額面よりも高い金額で取引きされます。具体的にどのようなシリアル番号が特別なのか、下記で具体的に解説するので、自分の持つ500円札と照らし合わせながら確認してみましょう。

珍しい番号

シリアルの数字が珍しい並びの場合は、高額買取がされやすくなります。希少価値が高い通し番号は以下のとおりです。

珍しいシリアル番号具体例
トップ番号000001
ゾロ目111111、222222など
キリ番100000、200000など
階段123456
サンドイッチ番号199991、211112など

トップ番号の「000001」やゾロ目、キリ番などは希少性が高く、額面よりはるかに高い値段で買取をしてもらえる可能性があります。シリアル番号は必ずチェックしましょう。

AA券

AA券とは、シリアルの最初と最後の記号がどちらも「A」である紙幣のことです。「A211542A」や「A000001A」のようなものが該当します。AA券は、製造開始の最初に発行された紙幣であることを表しており、希少価値が高い500円札です。

特に「A000001A〜A000100A」までは施設などに寄贈されるケースが多いため、市場に出回ることはほとんどありません。

その他(重複番号、ZZ-Z券)

そのほかにも高値がつくシリアル番号があります。

呼称具体例特徴
重複番号B352538Bなどアルファベットが重複している。「B555555B」など数字も重複しているものは「ちょうちん番号」と呼ばれ、さらに希少価値が高い。
ZZ-Z券ZZ352253Zなど最後に製造された紙幣を表す。

「重複番号」や「ZZ-Z券」も希少なシリアル番号なので覚えておきましょう。

ピン札

500円札に関わらず、ピン札は高く買い取られることが多いです。

ただし、500円札は発行年が古く最後に発行されたのは1985年ということもあって、ピン札のまま保管されているものは少ないでしょう。

もし、ピン札をお持ちなら大事に保管しておきましょう。

エラー品

正しく印刷された500円札がほとんどですが、印刷のミスなどがあるエラー品もいくつかあります。

エラーの種類としては、液だれやズレ、にじみ、欠損などがあるようです。エラー品は希少価値が高いので、額面の数十倍・数百倍で売れることも考えられます。

福耳つき

福耳つきとは、印刷時の裁断ミスにより、角に「福耳のような形の紙片」がついたままになっている紙幣のことです。まだ製造技術が低かった時代に、製造されたものについている場合があります。

技術が進歩したこともあり、現在はこのような製造ミスが起こる可能性は極めて低いです。めったに見ることのない希少性の高い紙幣であり、高価買取が期待できます。もし手元にある場合は、切り離さずに必ずそのまま買取に出しましょう。

500円札の高価買取が狙える買取店

さて、貴重なものもそうじゃないもの入り混じっている500円札、売るとしたらどの買取店が良いのでしょうか?

結論から言うと、古銭の買取に強い買取店を選ぶのがベスト。そこまで古くないとはいえ古銭は古銭なので、やはり知見のあるところにお願いするのが一番です。

下記の記事では、古銭の買取に強い買取店を色々ご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください!

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お金

おすすめの買取店

おたからや

★★★★☆4.7
おたからや
本部の方も丁寧でしたしお店のかたも本当に感じ良かったです。
初めてだったので緊張しないように色々話して下さりとても雰囲気良かったです。

Tさん

査定前後の雑談が抜群にいい、フレンドリーだがキチッとして誠実を感じまた、話をする為に何か売る物を探してしまう事になってしまう。

鎌倉 田中さん

公式サイト

《ウリドキ編集部おすすめ買取店》

特徴

  • 全国に1,200店舗以上を展開
  • 出張買取にも対応
  • 専門知識豊富な査定士が在籍

店舗紹介

おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、500円札以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。

また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。

おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。

おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。

店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、500円札の高価買取を目指してみてください。

おたからやのウェブサイトはこちら

買取実績

  • 祖母から譲り受けた金製品:5,126,800円
  • ルイ・ヴィトン モノグラム アルマBB:180,000円
  • ダイヤモンドネックレス1.47ct E VS2 GOOD:850,900円

※価格は2024年9月時点の情報。

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店舗情報

店舗名おたからや
営業時間8:00〜21:00(問い合わせ)
定休日年中無休(問い合わせ)
買取方法店頭、出張
会社名株式会社いーふらん
古物商許可番号神奈川県公安委員会 第451380001308号
査定士
その他特徴

少しでも高く売る方法

額面通りになることが多いと言っても、少しでも高く売りたいですよね。高く売るためには、いくつかのコツがあります。

以下の2つのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

  • 専門店に依頼する
  • 複数のお店を比べる

専門店に依頼する

500円札の現在の価値や貴重な500円札のプレミアなどを判断するためには、専門的な知識が必要になります。

500円札などの古銭を取り扱っている専門店であれば、適切に価値を見極めてくれる可能性が高いです。

ノウハウや実績がないお店だと、買取できなかったり、価格が下がったりするので、買取店選びに注意しましょう。

複数のお店を比べる

同じ500円札でも、買取店によって買取価格が異なるので、複数のお店で買取価格を比べることが大切です。

買取店では事前査定サービスを利用できることが多く、あらかじめ買取価格を調べられます。一番高く売れるお店を選び、500円札をできるだけ高く売りましょう。

買取以外の500円札の使い方

500円札は既に発行されていないので、コレクションするか、買取するかしかできないと思いがちです。

実は今もお金としての価値があり、使用することができます。500円札を使う3つの方法をチェックしておきましょう。

  • お金として利用する
  • 銀行で換金する

お金として利用する

500円札は、発行されていないお金の中でも現在も使えるお金のひとつです。

古銭を集めていない方や売る予定のない方であれば、普段のショッピングでお金として利用しましょう。ただし、自動販売機や無人レジなどでは、取り扱っていない場合が多いので注意しましょう。

銀行で換金する

500円札は、日本銀行に持ち込めば500円硬貨に交換してもらうことができます。どの銀行でも交換できるというわけではなく、日本銀行のみでの交換です。

500円札として持ち歩くのが面倒、500円玉貯金をしているという方は、使い慣れた500円硬貨に交換しましょう。

貴重な500円札を所持しているかも

500円札は流通量が多く現在も使用できることもあって、額面以上の買取額は期待できません。

ただ、エラー品や特別なシリアル番号、ピン札など貴重な500円札は高く売れる可能性があります。普段の買い物で使ったり、銀行で換金したりできますが、もしすぐに使う予定やコレクションする予定がないなら買取を検討してみましょう。

専門店で買取店を比較すれば、思わぬ買取価格で買い取ってもらえるかもしれません。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:バイセル,日本銀行,おたからや,Google

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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