- 金は加工がしやすく採掘量も限られていることから需要が高まっている
- 金は投資商品としても人気であり価値の安定性から長期保有に向いている
- 金の相場は上昇傾向にあり、特にここ数年の上昇幅は大きい
- 金の相場が下がる要因は経済や世界情勢の変化、貨幣の価値の上昇などがある
- 金の価値が暴落する可能性は極めて低い
- しかし、投資商品である以上危険は伴うので、丁寧な情報収集や資産の分散などのリスクヘッジが必要
金の購入や売却に興味があるけど、金の価値がなくなることに不安があり、なかなか取引に踏み出せないという方もいるかもしれません。
そんな方は、金の価値が高い理由を正しく理解し、また金の価値がなくなる要因にはどのようなものがあるのかを事前に知っておくことが大切です。
また、金の投資のリスクを下げる方法についてもご紹介するので、リスクヘッジの方法を知りたいという方は、ぜひチェックしてください。
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金の価値がなくなる可能性はある?
投資用に金を持っている方やこれから購入を考えている方のなかには、以下の口コミのように、「金の価値がなくなるのではないか」と心配な方も多いのではないでしょうか。
金の価値が将来なくなることはあり得るのでしょうか?
引用元:Yahoo!知恵袋|金の価値が将来なくなることはあり得るのでしょうか?(最終閲覧日2025年2月26日)
以下で金の価値がなくなる可能性について解説します。金の購入・売却を検討している方はぜひ一度チェックしてみてください。
金の価値がなくなる可能性は低い
金の価値がなくなる可能性は極めて低いと言えます。金は日本国内だけでなく世界中で価値が認められている投資商品です。
「今後金の価値がなくなることはない」とは言い切れませんが、金の価値の安定性や需要と供給のバランスを考えると、短期間で暴落する可能性はほとんどありません。長期的に金投資する人が多いのも、これらの背景を考えてのことです。
投資にリスクは付き物ですが、多くの投資商品と比較しても金の価値の安定性は高い部類に入ります。
2010年代に年次平均価格が下がったことはある
金の価値がなくなる可能性は低いですが、2010年代には金の年次平均価格が下がったことはあります。
以下の表は、田中貴金属工業が公表している金の年次価格推移を参考に、2010年代における金の年次平均価格をまとめたものです。
年 | 金の年次平均価格(円/グラム) |
---|---|
2010年 | 3,477円 |
2011年 | 4,060円 |
2012年 | 4,321円 |
2013年 | 4,453円 |
2014年 | 4,340円 |
2015年 | 4,564円 |
2016年 | 4,396円 |
2017年 | 4,576円 |
2018年 | 4,543円 |
2019年 | 4,918円 |
上記表によると、金の年次平均価格は2015年から2016年、2017年から2018年にかけて下落していたことがわかります。
金の年次平均価格だけで比較すると、2015年から2016年、2017年から2018年にかけては「金の価値が下がった」といえます。
金の価値がなくなる要因

金をすでに保有している方や、金の購入を検討している方にとっては、金の価値はこの先長く続くかどうか気になることではないでしょうか。ここでは、金の価値がなくなる可能性に影響を与える要因について解説します。
経済や世界情勢の安定
金はよく「有事の商品」と呼ばれることがあり、経済や世界情勢によって価値が下がる可能性がある金属です。
実際に、大恐慌のような景気の急激な悪化や戦争のリスクが高まっているような情勢下では、株や債権などへの投資リスクを考え、金に投資をする人が増え、金の価値は上昇していきます。
そのため、逆に言えば、世界の経済や情勢が比較的安定している状態においては、金の価値が下がる可能性もあるのです。
金の需要が減る
金は供給量に対して、需要が多いために価値が高くなっていますが、この需要が減った場合には、金の価値が下がる可能性もあります。
金は「酸化がしづらい」「やわらかく加工がしやすい」「電気が伝わりやすい」などといった、さまざまな利点がある金属です。
しかし、万が一これらのメリットを超えるような金属が見つかり、アクセサリーや工業製品にそれらの金属が使われるようになった場合には、金の需要は減少し、金の価値が下がることも考えられます。
米ドルの価値が上がる
一般的に米ドルの価値と金の価値は反比例の関係にあるといわれています。そこでアメリカ経済が安定し、米ドルの価値が上がると、同じ金額でも購入できる金の総量が少なくなり、金の価値が下落。金の価値が下がる要因になりえます。
ただし米ドルの価値が上がったときに必ず金の価値は下がるということでもありません。実際2022年3月にはどちらの価値も上がるという現象が発生しました。
金価格の動向を中止する際は、米ドルの動きも把握したうえで、ほかの要因とあわせて相対的に検討する必要があります。
政策金利による資金流通量の減少
政策金利とは、各国の中央銀行が景気や物価の動向をコントロールするために設定する金利のことです。政策金利は、金融機関の預金金利や貸出金利などに影響を与えます。
政策金利が低い時は、銀行は多くのお金を貸し付けるため市場にお金が多く流通します。反対に政策金利が高い時は貨幣の流通量は減りますが、貨幣の流通量が減ると物価が下がり、貨幣の価値は高まります。
基本的に貨幣の価値が上がると金の価値は下がるので、政策金利により資金流通量が減少することは、金の価値がなくなる一つの要因となります。
金の価値が高い理由
金は価値が高く、取引の価格相場が安定していることから、近年では、実物資産として購入する人が増えています。金の価値が高い理由はいくつかありますが、ここでは、金の価値が高い主な理由を見ていきましょう。
世界の採掘量が決まっている
金の価値が高い理由の1つが、金の「希少性の高さ」です。
金の採掘量は、世界に埋まっている金の埋蔵量と関係をしていますが、2024年現在、世界中で埋蔵されている金の量は、残り5万トン程度と言われています。
また、金の採掘には膨大な時間や労働力、莫大なコストがかかり、一定期間に採掘できる量は決まっているのです。そのため、金を供給できる量には限界があり、これらの要素が金の価値を高めています。
需要が高まっている
今までは、金の使い道というと、アクセサリーなどの宝飾品や金食器などが一般的でした。しかし金は、耐熱性が高く、電気の伝導性もいいことから、近年では、さまざまな工業用品にも使用され、工業的な需要が高まっています。
金が使われている工業用品として代表的なものが、パソコンやスマホ、デジタルカメラ、テレビなどの電子機器です。
スマホやパソコン、デジカメなどに搭載されている回路基板や部品の一部には金が使用されており、それらの需要が高まることで、金の価値も高まっています。
加工がしやすい
金は、柔軟に変形する限界を表す「展延性」に優れており、銀やプラチナなどのほかの金属と比べても、特にやわらかく、加工もしやすい金属です。アクセサリーなどの宝飾品や美術品としてはもちろん、工業用品や医療用品などといった、さまざまな製品に使用されています。
この利便性の良さから使用できる場面が増え、多種業界で必要とされるようになったため、金の価値も高い状態がつづいてるのです。
人工的に生み出すことがむずかしい
金が誕生した経緯について正確にはわかっていませんが、超新星が爆発する過程で生まれたという説が存在します。
自然科学研究機構が発表した資料には、金の起源に関する学説のひとつとして以下の記述があります。
太陽の質量がおよそ10倍以上の大質量星の中心核が最期に収縮して中性子星になるときに起こす大爆発、超新星がその第一候補です。
引用元:自然科学研究機構|国立天文台ニュース No.256|3ページ目(最終閲覧日2025年2月27日)
なお、過去に水銀から金を作り出すことに成功した実験がありますが、金の市場価値を大幅に上回るコストがかかり、実用化に至っていません。
現代の科学技術では金を人工的に生み出すことは現実的でなく、地球上に存在する限られた金を採掘する必要があるため価値が高いのです。
現在の金の買取相場
下記のグラフは、田中貴金属工業が公表している過去1ヶ月間の日次金価格推移を参考に、2025年1月27日から2月26日までの金の買取相場推移をまとめたものです。

2月26日時点での金の価格は1グラムあたり15,449円です。過去1ヶ月間で金の価格は多少増減していますが、基本的には上昇傾向にあります。
1月27日から2月26日までの期間における金の最高額は、2月13日に記録した1グラムあたり15,909円でした。
今後の金相場の動向予想
金の価格は2025年現在も上昇し続けていますが、金の購入や売却を検討中の方は、できるだけベストなタイミングで金を売買したいですよね。
金の価格はこのまま上昇し続けるのか、取引するべき時期はいつなのか、10年後・1年後の金相場の動向予想について以下で紹介します。
10年後
10年後のように長期的なスパンで見ると、金の価値は上昇傾向が続くとみられています。
金は採掘できる量に限りがあり希少性が高いことから、価値は下がりづらい金属です。非常事態に対する備えのために、金を購入しておこうと考える人が増えるなかで、一時的に経済が安定しても長期的には金の需要は下がらないと予想されています。
また、台湾有事のように世界経済が不安定になる出来事が起これば、安定資産である金の需要が高まる可能性があるでしょう。
1年後
金相場の動向を短期的に予想することは専門家でもむずかしいと言われていますが、1年後も現状のまま高値で安定すると考えられています。
2025年2月13日に歴史的最高値である1グラムあたり15,909円を記録。そのあとも1グラムあたり15,000円台の高騰が続いています。
この状況が急速に変わることは考えづらく、2025年も金相場はこのまま高値を記録すると予想されています。
金の価値(価格)推移を自分で予想する方法
金をすでに持っている方のなかには、金の価値(価格)推移を自分で予想したい方もいるでしょう。
以下では金の価値(価格)推移を自分で予想する方法を紹介します。できることから実践して、金の値動きを予想してみましょう。
過去の値動きを一通りチェックする
過去の値動きを一通り確認することで、どのような場合に金の価値が変化するか、ある程度の傾向をつかめます。
田中貴金属工業の公式サイトなどで過去の値動きをチェックし、金の価値が大きく変化したタイミングを探してみましょう。
大きく値動きした時期について詳しく調べ、どのような要因で金の価値が変わったか確認すれば、今後の価格推移を予想するヒントになるでしょう。
不景気・好景気になる条件をすべて把握する
実物資産である金はそれ自体に価値があり、不景気の際に価値が高くなる傾向にあります。
一方、好景気のときは株式・債券に高い配当金や利子を期待できるため、投資家が積極的に金を求めなくなり、価値が下がりやすくなります。
不景気になる条件 | 好景気になる条件 |
---|---|
中央銀行が金利を引き上げる | 中央銀行が金利を引き下げる |
輸出業が不調になる | 輸出業が好調になる |
企業が設備投資を控える | 企業が設備投資を進める |
賃金が下がる | 賃金が上がる |
個人消費が減る | 個人消費が増える |
そのため、上記のような不景気・好景気になる条件をすべて把握しておけば、金の価値がどのように変動するかある程度予想できるようになるでしょう。
為替相場を逐一確認する
金は基本的に世界中でドル建てにより取引されており、日本でも金の価格はドル建ての価格を基準に設定されています。
そのため、円高によって円の価値が上がると、ドル建ての金価格が相対的に低くなります。一方、円安が進んで円の価値が下がった場合は、ドル建ての金価格は相対的に高くなるのです。
為替相場の動きをこまめにチェックしておけば、円の価値が変動したときに金の価格がどのように変化するか予想できます。
金利を逐一確認する
政策金利が上昇すると、株式・債券のように金利が付く預貯金の需要が増え、投資家は資産を金から通貨へ移動させるようになります。
一方、政策金利が下がると株式・債券で受け取れる配当金や利子などが減るため、実物資産である金の需要が高まります。
政策金利の状況を逐一確認しておけば、金需要の変動をおおまかに予測できるでしょう。
原油価格を逐一確認する
原油は金と同じくドル建で取引されるため、為替相場の変動によって価格が変化する点で共通しています。
たとえば、円高ドル安の場合、ドル建てで取引される原油・金はともに割安感が高まり、投資する動きが盛んになります。
結果として、原油と金は為替相場の変動によって同じような価格変化が起こることも。原油価格をこまめに確認しておけば、金の価格推移を予想することに役立つ場合もあるでしょう。
世界の経済状況を逐一確認する
世界経済の状況は金の価値に影響を与えるため、価格推移を予想する指針のひとつといえます。
2020年から新型コロナウイルスが流行した際は、経済状況を不安視する声が強まった結果、安全資産である金の価値が高まりました。
また、経済が活性化することで工業用途での金の需要が高まる場合も。
新聞の経済欄を日々読むことはもちろん、経済産業省が発行する通商白書なども参考にして、金の需要にどのような影響がありそうか世界経済の状況をこまめにチェックしてみましょう。
世界の戦争状況を逐一確認する
戦争勃発の予兆があるときは、現金への信用不安が生まれ、金の需要は高まります。一方、戦争が実際に始まると現金を確保したいと考える人が増え、金を売却する動きが強まるため、金の価格は低下します。
金の価格推移を予想する際は、新聞やニュース番組などをチェックして国際情勢が悪化する兆しがないか、注意深く確認するようにしましょう。
世界各地の災害リスクを逐一確認する
大きな災害が起こると社会的な不安が高まり、実物資産である金を求める動きが盛んになります。実際に、東日本大震災が起こったときに金の相場は高騰しています。
いつどこで災害が起きるか正確に予測するのはむずかしいですが、災害リスクが高まっている国や地域について情報を集めておくことは金相場を予想するうえで大切といえるでしょう。
たとえば、気象庁のホームページでは世界の異常気象について掲載されており、各国で発生した大雨や洪水などに関する情報を確認できます。
金に投資するメリット
金は投資商品としても注目を集めています。株式や債券よりも資産としての信頼性が高いので、価値が安定しているのが大きな特徴です。
ここでは、金に投資するメリットについて解説します。
価値が無くなるリスクが低い
金は「実物資産」であることが大きな特徴です。金の価値は世界的に認められており、相場は上下するものの、金の価値がなくなるリスクは極端に低くなっています。
同じ投資でも企業の株式では、企業の業績が悪化すると価値が大きく低下し、倒産となれば完全に価値がなくなります。金は株式のように価値の急激な変化が起こりにくく、投資商品の中でも安定性が高いです。そのため、短期的に取引して利益を得るよりも、長期的に保有する人が多くなっています。
インフレやデフレの時に価格が上がる可能性がある
インフレとは、物価が上がって貨幣の価値が下がる現象です。反対にデフレは、物価が下がって貨幣の価値が上がる現象のことをいいます。金の価値は貨幣の価値が下がると上がる傾向にあるので、インフレ時は金の価値が上がりやすくなります。
さらに金は、デフレにも強いことで知られています。金は世界的に価値が認められている実物資産なので、デフレにより経済状況が悪化しても、株式のように価値が下がるリスクが少ないです。
インフレとデフレどちらにも強い点が、金に投資する大きなメリットの一つです。
税金対策になる
金は不動産のように固定資産税がかかりません。所有しているだけでは税金がかからないので、金投資は税金対策にもなります。
金を売却する際は、得た利益に対して税金がかかりますが、利益が年間50万円以下であれば税金はかかりません。金を売却した時に得られるお金は「譲渡所得」となり、譲渡所得の特別控除額は年間50万円と決まっているためです。
利益が年間50万円を超えれば、超えた額に対して課税されるので、金を売却する際は年をまたいで2回に分けて売却するなどの税金対策が有効です。
金に投資するデメリット
金は価値が下がりにくく、安定した投資が可能ですが、金投資のデメリットもいくつか存在します。金に投資するデメリットは以下のようなものがあります。
株式などとは違い利息・配当がない
金への投資は、株式や債券、預貯金などとは違い、利息・配当がありません。
株式では企業の業績に応じた配当金が配られ、預貯金の場合も、少額ではあるものの利息がもらえます。株式や債券は所持しているだけで一定の利益を生みますが、金投資は一切のインカムゲインが発生しないのがデメリットです。
また、金投資は長期的な保有を目的とすることが多く、株式のように短期的に取引して利益を出すのにも向いていません。金投資は価値が下がりにくい安定した投資である一方、大きな利益を生み出しにくい点もデメリットとされています。
盗難のリスクがある
金は実物資産であるため、現物をどこかに保管しておく必要があります。自宅で保管する場合は、金庫に入れるなどして厳重に保管する必要がありますが、盗難のリスクを完全に無くすことはできません。
また、地震や火災などの災害時には自宅で保管していた金を紛失する可能性もあります。実物資産であるがゆえの盗難・紛失のリスクが金投資のデメリットです。
盗難や紛失のリスクを下げるためには、銀行などの貸金庫を利用する方法があります。貸金庫の利用には料金がかかりますが、厳重なセキュリティで資産を守ってもらえます。
金の投資リスクを下げる方法

金は価値が下がりづらく、比較的安定した投資商品であると言われています。しかし、投資である以上、金の投資にもリスクがある点に注意が必要です。ここでは、金の投資のリスクを下げるいくつかの方法をご紹介します。
長期的な視点を持つ
金は日々市場で取引をされ、価格が頻繁に変動をしているため、投資のタイミングを間違えると損失が出る可能性もあります。
プロの投資家は、金価格の変動を利用して、短期的な取引で利ざやを稼いでいますが、個人の投資家は、これを行うことはむずかしいです。金はあくまでも長期的に保有する資産であることを理解しておきましょう。
また、日々の金価格の変動に一喜一憂するのではなく、長期的な投資プランをもつことも大切です。
資産を分散する
資産を金のみに集中させてしまうと、金の資産の価値が著しく低下した場合に、大きなリスクを負うことになってしまう可能性があるため、金の購入する場合には、投資先を分散させることが大切です。
投資には、金以外にも株式や債権、不動産などさまざまな投資先があります。資金を金だけに集中させずに「資産の分散」を意識することで、保有する資産価値全体の減少を避けられるでしょう。
投資先の変更を検討する
金に投資をする方法として、金を現物で購入する代わりに、金ETF(上場投資信託)や金鉱株に投資する方法があります。金ETFは、SPDRゴールドシェアという金価格に連動するETFを買うことで、株を買いつける場合と同じ要領で購入が可能です。
金鉱株は、金の鉱山の権利を持っている会社の株式への投資で、金価格が上昇すれば、金を採掘・精錬する企業の業績が改善するため、株価の上昇が期待できます。
金を売るのにおすすめの買取店
おたからや
初めてだったので緊張しないように色々話して下さりとても雰囲気良かったです。
査定前後の雑談が抜群にいい、フレンドリーだがキチッとして誠実を感じまた、話をする為に何か売る物を探してしまう事になってしまう。
特徴
- 全国に1,200店舗以上を展開
- 出張買取にも対応
- 専門知識豊富な査定士が在籍
店舗紹介
おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、金以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。
また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。
おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。
おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。
店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、金の高価買取を目指してみてください。
買取実績
- 祖母から譲り受けた金製品:5,126,800円
- ルイ・ヴィトン モノグラム アルマBB:180,000円
- ダイヤモンドネックレス1.47ct E VS2 GOOD:850,900円
お問い合わせ


店舗情報
店舗名 | おたからや |
営業時間 | 8:00〜21:00(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休(問い合わせ) |
買取方法 | 店頭、出張 |
会社名 | 株式会社いーふらん |
古物商許可番号 | 神奈川県公安委員会 第451380001308号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
金に関するよくある質問
金の購入や売却に興味があっても、価値が高まっている今だからこそ、慎重に考えたうえで行動したいですよね。
以下では金に関するよくある質問とその答えを紹介します。紹介する内容を参考にして、金に関する知識を深めてみましょう。
金はいつ枯渇する?
計算上、金は20年ほどで枯渇すると予想されます。
アメリカの国立鉱物情報センター(National Minerals Information Center)の調査によると、金の埋蔵量は64,000トンである一方、年間3,300トンのペースで採掘されているからです。
金の枯渇が近づいていることも、金の価値がなくなる可能性が低いとされる要因のひとつです。しかし、金が枯渇することで価値が大きく上昇するかというと、そうとも言い切れません。
金はリサイクル可能な資源であり、昔に採掘された金が今も市場に出回っています。また、技術の進歩により、新たな場所でも金を採掘できるようになることも考えられます。
そのため、金が枯渇することで価値が急上昇する可能性は低いといえるでしょう。
過去に金の価値が暴落したのはいつ?
過去に金の価値が暴落したタイミングとして、代表的なものは以下のとおりです。
- 1980年:アメリカとソ連の緊張緩和
- 2008年:リーマンショック
- 2014年:アメリカ経済回復によるFRBの量的緩和縮小
1979年はアメリカとソ連が冷戦状態で、地政学リスクの高まりにより金相場が高騰していました。その後アメリカとソ連の緊張緩和が進み、金の価格は下落しました。
2008年のリーマンショックは世界経済が大混乱に陥った出来事。投資家が現金を確保するため金を売ったことから、金の価値が暴落しました。
アメリカ経済が回復傾向にあった2014年には、アメリカ中央銀行制度の最高意思決定機関であるFRBが量的金融緩和の縮小を始め、金価格下落につながりました。
金は今買うべき?
金の値動きを予想することは極めてむずかしく、買うべきタイミングを具体的に断言できるものではありません。
2025年2月には一時1グラムあたり15,909円を記録しましたが、「ますます高騰するだろうから今買うべき」と考える人もいれば、「これ以上高騰することはないはずなので今買わないほうがよい」と判断する人もいるでしょう。
過去の金相場の動向や、価値が高騰・下落する要因などを踏まえて、購入する時期を検討してみることがおすすめです。
金の価値がなくなる可能性を理解しよう
金の価値や、金が価値が高い理由、価値が下がる要因、金投資をする場合にリスクを下げる方法などについてご紹介しました。
金は、希少性や有用性が高く、価格が安定していることから、投資商品として高い人気があります。しかし、金の今後の動向を短期的に予想することはむずかしいため、金の価値がなくなるリスクに備えて情報取集しておく必要があります。
金の動向を正しく把握するための情報収集は、Youtubeなどで行いましょう。金への投資を検討している方は、しっかりとリスクヘッジを行ったうえで、長期的な投資プランを持って投資を行ってください。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:古物営業法,環境省(消費者へのアンケート調査結果),日本金地金流通協会,おたからや,Google,田中貴金属工業株式会社