ブランド鑑定士資格とは|向いている人や必要な素質を解説

  • 2024年10月18日
この記事で解決できるお悩み
  • ブランド鑑定士に必要な資格を知りたい
  • 未経験からブランド鑑定士になりたい
  • ブランド品の関わる仕事を知りたい

「ブランド品が好きでブランドに関わる仕事がしたい。」そんな人におすすめの職業が「ブランド鑑定士」です。

ブランド鑑定士は、リユース店などでブランド品の査定を行う人のことを言いますが、実際に働くためには、鑑定士としてどのような資格が必要なのでしょうか。

本記事では、ブランド鑑定士になるために必要な資格や条件などについて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

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ブランド鑑定士の資格とは

ブランド鑑定士とは、買取業者やリサイクルショップ、質屋などで、ブランド品の査定を行う職業の人を指します。

ブランド品が好きな人や、ブランド鑑定士の仕事に興味がある人のなかには、鑑定士になるためには、どのような資格が必要なのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。

ブランド鑑定士は資格ではない

「鑑定士」と聞くと、古美術の鑑定を行う美術館鑑定士のように決まった資格があるように思う人もいるかもしれませんが、ブランド鑑定士には定められた資格はありません。

一般的には、資格の有無に関係なく、質屋や買取業者で客が持ち込んだブランド品を鑑定する人のことを「ブランド鑑定士」と呼んでいます。

しかし、定められた資格がないからこそ、客からの信頼を得るためには、幅広い知識や最新のトレンドなどをキャッチする情報力が大切です。

店を営業するための資格

ブランド鑑定士として、働くうえでは資格が必要ないものの、ブランド鑑定士が働く買取業者や質屋を営業するためには、定められた資格が必要です。

ここでは、買取業者や質屋などの営業に、必要な資格について紹介します。

古物商許可証

古物商許可証は、業としてブランド品などの古物の販売や交換、レンタルを行う古物営業をする場合に必要な資格です。

自身の所有物を交換したり、譲渡したりする場合には必要のない資格ですが、誰かの古物を代わりに販売する場合も、古物商に該当するため「古物商許可証」の取得が必要なため注意しましょう。

書類の申請は、管轄する警察署の生活安全課が窓口となり、身分証や誓約書などの必要な書類をそろえて提出が必要です。

質屋営業許可

質屋は、商品を預ける代わりにお金を融資する店舗のことを指します。

質屋を営業するためには、質屋営業法にのっとり、各都道府県の公安委員会から「質屋営業許可」を受けることが必要です。質屋の営業を始める前には、申請の窓口である営業所の所在地を管轄する警察署の生活安全課に申請を行いましょう。

民間資格

ブランド鑑定士には資格は必要ありませんが、関連する民間資格を取得することで、取引の際にお客さまから信頼されやすくなるでしょう。

ここでは、関連の民間資格について、どのような資格の内容なのか、取得することでどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。

JBSジュエリー鑑定士MGE

JBSジュエリー鑑定士は、ジャパンジュエリービジネススクールが行っている資格試験で、ジュエリー鑑定士資格コースを受講し、試験に合格することで取得可能です。

JBSジュエリー鑑定士資格コースは、受講料は一括払いの場合495,000円で、誰でも受講できます。

JBSジュエリー鑑定士資格コースのカリキュラムでは、宝石の品質評価について学んだり、鑑別器材の扱い方を習得したりできるため、これから鑑定士を目指したいという人にもおすすめの資格です。

協会基準判定士

協会基準判定士は、中古ブランド品を取り扱うために必要な知識を習得することを目的に行っている資格認定試験です。

受験には、協会基準判定士研修を一定以上受講する必要があり、研修の受講は、(一社)日本流通自主管理協会の会員企業に勤務する社員のみが受けられます。

受講費は、毎年各社1名が無料で、2人目からは22,000円で受験できるため、勤務先が協会員に該当する場合には、受験を検討してみましょう。

GG

GGは、1931年に設立された米国宝石学会(GIA)が行うグラジュエイトジェモロジスト プログラムの略で、ダイヤモンドやカラーストーンなどの知識を深められる資格です。

GGでは、基盤の知識を習得するだけでなく、宝石学用機器を効果的に使用して、実際に宝石を鑑定するなど実践的な知識を身につけられます。

受講は、18歳以上が対象で、全日制の6カ月通学コースは、2,415,000円の受講費が必要です。

ブランド鑑定士になるには

虫眼鏡

定められた資格がないのであれば、どのようにブランド鑑定士になればいいのだろうかと、疑問に感じる人もいるかもしれません。

ここでは、ブランド鑑定士になるために必要な条件や資質、どのような人が目指せるのかどうかについてご説明します。

質屋やブランド品買取店で働く

ブランド鑑定士には資格が必要ないため、質屋やブランド買取店などで働き、鑑定業務をこなせるようになることで、ブランド鑑定士を名乗れるようになります。

もちろん、質屋やブランド品買取店に就職したからといって、すぐにブランド品の査定を行えるという訳ではありません。

多くのブランド買取店では、一定の研修制度を設けており、ブランド品の鑑定方法や査定のノウハウの教育を受けることで、鑑定士としての業務を徐々に行っていくケースが多いです。

ブランド鑑定士の素質

ブランド鑑定士になるには、ブランド品が本物か偽物かを区別できることがもちろん必要ですが、ブランド品に関する知識があるだけでは不十分です。

ブランド品の価格は、トレンドにも大きく左右されるため、最新の情報を常にキャッチできる情報収集力やお客様と対面でスムーズにやりとりできる接客能力も兼ね備えていなければなりません。

また、鑑定方法についても、新しい技術が出てくる可能性もあり、継続して学ぶ姿勢も重要です。

ブランド鑑定士の競争率

ブランド鑑定士になるには、試験に合格すればなれるというものではないため、質屋やブランド買取店の求人に合格することが必要です。

厚生労働省が発表した2023年11月時点での有効求人倍率は1.28倍で、コロナ禍と比較し、社会全体として求人数が増えてきています。

そのなかでも、リユース市場の規模は、2009年以降13年連続で拡大しており、各社ともに業績が好調で、採用にも積極的です。

未経験でも目指せる

ブランド鑑定士というと専門的な印象を持つかもしれません。しかしブランド買取店や質屋の求人には、未経験でも応募できる求人が多くあり、その多くは、入社してから必要な知識を身につけるために研修が準備されています。

未経験からブランド鑑定士を目指したいという人は、そのような研修制度がととのっている買取店を選ぶとよいでしょう。

ブランド鑑定士に向いてる人

ブランド品が好きで仕事にしたいと思っている人のなかには、「ブランド鑑定士に興味があるけど、自分に向いているか分からない」という人もいるかもしれません。

ここでは、どのような特徴を持った人がブランド鑑定士に向いているのかをご紹介します。

接客業が好きな人

ブランド鑑定士は、ブランド品を鑑定することだけが仕事ではなく、査定依頼にきたお客さまに対し、査定金額の説明や買取方法の説明などを行う「接客」も大切な仕事です。

買取の際の接客態度は、店の評価に大きく影響するポイントでもあります。

そのため、ブランド鑑定士は、人と話すことが好きであったり、笑顔で対応できたりと、接客業が好きな人に向いている職業です。

向上心のある人

ブランドに関する情報はどんどんとアップデートされ、トレンドや買取価格の相場も日々更新されていきます。また、ブランドの新商品や限定品、コラボアイテムなどの商品の情報も発信されつづけるでしょう。

ブランド鑑定士はそれらのトレンドに対して、常にアンテナを張っておくことが必要です。

そのため、ブランド鑑定士は、現状の知識に満足することなく、常に新しい情報を積極的に仕入れる「向上心がある人」におすすめと言えます。

責任感がある人

ブランド買取店や質屋などで取引がされるブランド品の多くは、単価が高く、鑑定結果ひとつで、お客さまはもちろん、店にも大きな影響を与えるものばかりです。

万が一、鑑定結果が相場から大きくずれてしまっていたり、本物と偽物の鑑定を間違えたりしてしまった場合には、店に大きな損害を与えてしまいます

そのため、ブランド鑑定士には、鑑定の一つひとつにしっかりと責任を持てる「責任感」が大切です。

買取店在籍の「鑑定士」の種類

鑑定士

ブランド買取店や質屋に、ブランド鑑定士以外に在籍している鑑定士が「宝石鑑定士」と「金・貴金属鑑定士」です。

ここでは、「宝石鑑定士」と「金・貴金属鑑定士」の2つの鑑定士の資格や仕事の内容についてご紹介します。

宝石鑑定士

宝石鑑定士は、ダイヤモンドやルビーなどの宝石を専門に鑑定する人のことを指します。ブランド鑑定士と同様に公的な資格はなく、関連の業種で働くことが必要です。

また、宝石に関する民間資格には、GGやJBSジュエリー鑑定士、ジュエリー鑑定士など複数の資格があり、資格取得を通して知識を習得することで、より信頼度の高い鑑定士と印象づけられるでしょう。

宝石の鑑定ができると、ジュエリーやブランド品、時計など扱える品が増えるため、鑑定士にとって重要な知識だと言えます。

金・貴金属鑑定士

金・貴金属鑑定士は、金や銀、貴金属などのジュエリーを中心に査定を行う鑑定士を指します。

ブランド鑑定士と金・貴金属鑑定士と同様に、公的な資格はありませんが、金や貴金属の取引には、刻印や重量、純度を調べるなど多岐にわたる知識が必要です。

また、ネットの普及とともに、リユース市場はもちろん、金や貴金属の取引が増えてきているため、金・貴金属鑑定士も求人が多くある職種で、ジュエリーなどの取り扱いが多い買取店では重宝されるでしょう。

おすすめの買取店

おたからや

★★★★☆4.7
おたからや
本部の方も丁寧でしたしお店のかたも本当に感じ良かったです。
初めてだったので緊張しないように色々話して下さりとても雰囲気良かったです。

Tさん

査定前後の雑談が抜群にいい、フレンドリーだがキチッとして誠実を感じまた、話をする為に何か売る物を探してしまう事になってしまう。

鎌倉 田中さん

公式サイト

《ウリドキ編集部おすすめ買取店》

特徴

  • 全国に1,200店舗以上を展開
  • 出張買取にも対応
  • 専門知識豊富な査定士が在籍

店舗紹介

おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、宝石や金・プラチナ・貴金属以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。

また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。

おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。

おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。

店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、宝石や金・プラチナ・貴金属の高価買取を目指してみてください。

おたからやのウェブサイトはこちら

買取実績

  • 祖母から譲り受けた金製品:5,126,800円
  • ルイ・ヴィトン モノグラム アルマBB:180,000円
  • ダイヤモンドネックレス1.47ct E VS2 GOOD:850,900円

お問い合わせ

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店舗情報

店舗名おたからや
営業時間8:00〜21:00(問い合わせ)
定休日年中無休(問い合わせ)
買取方法店頭、出張
会社名株式会社いーふらん
古物商許可番号神奈川県公安委員会 第451380001308号
査定士
その他特徴

ブランド鑑定士は資格不要

ブランド鑑定士になるために必要な条件や、関連する民間資格、ブランド鑑定士の仕事が向いている人の特徴などについてご紹介しました。

ブランド鑑定士には必要な資格はなく、また未経験でも応募できる求人も多くあります。

ブランド品に関わる仕事がしたい人や、人と関わることが好きな人、新しい情報を収集する向上心のある人は、ぜひブランド鑑定士の求人をチェックしてみてくださいね。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:おたからや,Google

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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