シルバーの黒ずみをピカピカに!簡単な落とし方や対策まで

  • 2024年5月23日
この記事で解決できるお悩み
  • シルバーの黒ずみを落とす方法を知りたい
  • 手軽にできる黒ずみ対策を知りたい
  • そもそも黒ずみの発生を抑えたい

「大切にしていたシルバー商品が黒ずみで汚れてしまった」。そんな、苦い経験をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

シルバー商品は、大気中の物質や人体から出る物質に反応し黒ずみが発生するため、日常的に使用しているだけでも、黒ずんでしまうことがあります。シルバー商品に黒ずみが発生した場合には、適切な方法で対処することで、自分でも黒ずみの除去が可能です。

本記事では、黒ずみの落とし方や黒ずみを発生させない方法について紹介するので、参考にしてください。

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シルバーが黒ずみを起こす原因

シルバーが黒ずみを起こす原因のほとんどが、硫黄成分とシルバーが化合する「硫化」によるものです。

硫黄成分は、空気中にも含まれており、シルバーの保管をきちんとせずにいると空気中のわずかな硫黄成分に反応して、黒ずみを起こすことがあります。

また、日常生活のなかでも硫黄が含まれている化粧品や洗剤、ゴム製品などの近くに置いておくことで硫化して黒ずむ場合もあるので注意しましょう。

アクセサリーを着用しただけで黒ずみが発生することもありますが、これは皮膚や髪などを構成している、タンパク質成分であるアミノ酸にも硫黄が含まれているためです。

シルバーの黒ずみを落とす方法

シルバーのリング
シルバーは、大切に使っていても時間の経過とともに、黒ずんでしまうことがあります。シルバーの輝きを長く保ちたいという人は、シルバーの黒ずみを落とす方法を理解し、適切に管理することが大切です。

ここでは、自宅にあるものでもできる、シルバーの黒ずみの落とし方を紹介します。

重曹を使う方法

重曹を使った黒ずみの落とし方には、重曹に少量の水を混ぜてペースト状にしたものを直接シルバーに塗布して磨く方法と、化学反応を利用した落とし方の2種類があります。

化学反応を利用する場合には、以下の手順で行いましょう。

<用意するもの>
耐熱容器、アルミホイル、重曹、熱湯、やわらかい布

<手順>

  1. 耐熱容器にアルミを敷く
  2. 耐熱容器に重曹をスプーン1杯分入れる
  3. 耐熱容器にシルバー製品と熱湯を入れる
  4. お湯が冷めるまで放置する
  5. シルバー製品を水で洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取る

重曹を使った方法だと、いぶし加工がされたシルバー製品は、加工が取れてしまう場合があるので注意しましょう。

塩を使う方法

重曹がない場合では、代わりに塩を使用できます。塩を使用して黒ずみを落とす際も、重曹を使った方法と同様の手順で行います。

<用意するもの>
耐熱容器、アルミホイル、塩、熱湯、やわらかい布

<手順>

  1. 耐熱容器にアルミを敷く
  2. 耐熱容器に塩をスプーン1杯分入れる
  3. 耐熱容器にシルバー製品と熱湯を入れる
  4. お湯が冷めるまで放置する
  5. シルバー製品を水で洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取る

塩を使用したお手入れは自宅にあるもので簡単にできますが、シルバー製品のなかには、塩分に弱い金具が使われているものもあります。お手入れが終わったあとには、すみずみまで水でよく洗い流すように注意しましょう。

お酢やクエン酸を使う方法

シルバー製品は、重曹や塩の代わりにお酢やクエン酸を使って黒ずみを落とすこともできます。

<用意するもの>
お酢(もしくはクエン酸)、耐熱容器、熱湯、やわらかい布

<手順>

  1. 耐熱容器にシルバーを入れる
  2. 耐熱容器に小さじ1杯分のお酢もしくはクエン酸を入れる
  3. シルバー製品が浸るくらいの熱湯を注ぐ
  4. 1時間ほど放置する
  5. シルバー製品を水で洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取る

お手入れが終わったあとには、お酢やクエン酸が残ることがないように、しっかりと水で洗い流すように注意しましょう。

メラミンスポンジを使う方法

塩やお酢、重曹などを使ってお手入れをした後も、落ちづらい汚れがある際には、メラミンスポンジを使ってお手入れすることがおすすめです。

<用意するもの>
メラミンスポンジ、やわらかい布

<手順>

  1. メラミンスポンジで汚れが気になる箇所をやさしく磨く
  2. 水で取れた汚れを洗い流す
  3. やわらかい布で水分を拭き取る

メラミンスポンジで汚れを拭き取る際には、強くこすらずにやさしく磨くように注意しましょう。

専用クリーナーを使う方法

いぶし加工などがされているシルバー製品は、重曹や塩を使わずに専用クリーナーを使ってお手入れすることがおすすめです。

<用意するもの>
専用クリーナー、クロス、やわらかい布

<手順>

  1. クリーナーをクロスにつける
  2. クロスで黒ずみを落としたい部分を磨く
  3. 水でクリーナーを洗い流す
  4. やわらかい布で水分を拭き取って乾燥させる

乾燥がしっかりできていないと黒ずみの原因となる可能性もあるため、お手入れが終わったらしっかり乾燥させてから使用するようにしましょう。

そのほかの方法

これまでに紹介した方法以外にも、日焼け止めクリームや歯磨き粉を使って黒ずみを落とす方法もあります。

歯磨き粉には研磨剤が含まれており、これで黒ずみを落とすことができますが、強くこすりすぎるとシルバーが傷ついてしまう恐れがあるため注意が必要です。

日焼け止めクリームも同じく研磨剤のような効果を果たし、シルバーの黒ずみを落とせますが、油脂がシルバーの輝きを損ねてしまう場合もあるので注意しましょう。

シルバーのひどい黒ずみや傷が気になる場合は専門店へ

自分では落とせない黒ずみがある場合や、シルバー製品に傷が付くことが気になるという人は、クリーニング専門店に出すことがおすすめです。クリーニング専門店であれば、商品の種類に合わせて適切なクリーニング方法で黒ずみを落としてくれます。

費用も数百円~数千円程度で依頼できるので、落ちない黒ずみにお悩みの人は依頼しましょう。

シルバーの黒ずみ対策

ピアスがアクセサリーケースに収納されている様子
シルバーの黒ずみは、日常的にしっかりと保管を行うなど必要な対策をすることで、発生を抑えられます。シルバーの黒ずみ対策は、手軽にできるものばかりなので、シルバー製品を持っている人は、ぜひ試してみましょう。

使ったあとは拭き取る

シルバー製品を着用したあとには、やわらかい布などでさっと汚れを拭き取っておきましょう

シルバー製品は、人体から出る皮脂や汗などと反応をして黒ずみが発生するため、これらを日常的に拭き取ることで、黒ずみの発生の抑制が可能です。

拭き取る場合には、やわらかい布で拭き取れば問題ありませんが、セーム革を使用したクロスや磨き専用のクロスを使うことで、より綺麗に仕上げられます。

直射日光と高温多湿を避けて保管する

シルバー商品は、空気中にある硫黄に反応して黒ずむだけでなく、熱によって退色が進むことがあるので注意しましょう。また、大気中の湿度や温度が高いほど、シルバー商品が空気中の硫黄と硫化反応を起こす可能性が高まります。

そのため、シルバー商品を保管する場合には、直射日光や高温多湿を避け、アクセサリーケースに入れるなど密閉できる状態での保管が大切です。

個別に保管する

アクセサリーケースなどの密閉できる状態で保管することで、十分黒ずみの発生を抑える効果がありますが、黒ずみの発生を極力抑えたい人は、商品を個別に保管しましょう。

個別で保管する場合には、ジップ付きの袋に入れることがおすすめです。ジップ付きの袋であれば、黒ずみの発生を抑えるだけでなく、ネックレスなどのアクセサリー同士が絡まることも避けられるので、とても便利ですよ。

シルバーの黒ずみ対策は商品にあった方法で

シルバー商品の黒ずみを落とす方法について紹介しました。今回紹介した方法のなかには、シルバー商品の種類によっては不向きなものもあります。それぞれの特性を理解して、正しい方法でお手入れを行いましょう。

また、シルバー商品は日常的に適切な保管や手入れを行うことで、黒ずみの発生を抑えられるので、紹介した内容を参考に日常的に必要なケアを行ってください。

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