K18YGとは18金イエローゴールド|特徴と手入れ方法

  • 2024年5月24日
この記事で解決できるお悩み
  • K18YGについて知りたい
  • おすすめのK18YG製品について知りたい
  • K18YGのお手入れ方法について知りたい

本記事では、K18YGとは何か、またそのお手入れ方法やおすすめのアイテムなどについて紹介します。

K18YGは金製品の一種であるものの、具体的なイメージを描けている方はそう多くないでしょう。実はK18YGは、その色合いや使いやすさから、ジュエリーや時計など多くの商品に使用されている素材です。

本記事ではK18YGについて詳しく解説するので、読めばその全体像がきちんと把握できるはず。K18YGに少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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K18YGとは

K18YGとはジュエリーやアクセサリーといったアイテムによく使用される金製品の一種です。「K18」と「YG」という2つの要素から成り立っており、それぞれ金の含有量とカラーを表します。ここでは、2つの要素について詳しく見ていきましょう。

K18(18金)

K18の先頭にあるKは「カラット」の頭文字で、製品の金の含有量を表す単位です。Kのあとには数字がつづき、数字が大きくなればなるほど金の含有量が多いことを表します。

金の含有量は24分法という単位で計測されており、最大値の24であれば金のみでできた純金です。18金とも呼ばれるK18の場合は、75%の割合で金が含まれていることを示し、残りの25%は別の金属で作られています。

硬い性質の金属を混ぜたK18はやわらかい純金に比べてアクセサリーやジュエリーに使用しやすい素材です。多種多様な製品に利用されています。

YG(18金イエローゴールド)

K18YGのYGは、「イエローゴールド」の略称。通常のK18製品に比べてイエローの色合いが強いことが特徴で、よく使用されるのがジュエリーや楽器といった製品です。

通常、金に銀や銅などのほかの金属を混ぜることでイエローゴールド特有の色味を表現します。やわらかい印象で、日本人の肌色にもなじみやすいでしょう。

カラーゴールドにはイエローゴールドのほかに、「ピンクゴールド」「ホワイトゴールド」といった種類があります。どれを身につけるかで印象が大きく異なるため、自身に合ったカラーが何なのか、よく知っておきましょう。

K18YGのおすすめ商品

K18YGが使用されているアイテムには、どんなタイプの商品が多いのでしょうか。ここでは、K18YGがよく使用される「ジュエリー」「時計」それぞれのジャンルについて代表的なアイテムをいくつかピックアップしました。ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

ジュエリー

ジュエリーは、K18YGの加工先として代表的なジャンルです。金が持つ華やかな色合いは魅力的ですが、純金はやわらかすぎて、ジュエリーに使用すると簡単に傷ついたり形が崩れたりしてしまいます。

そこで、純金に銀や銅を混ぜたK18YGが登場。金とほかの金属の割合が3:1とほどよいK18YGなら、金本来の輝きを持ったまま形を保てるというわけです。

加えて、イエローゴールドの色合いが金製品の輝きを損ないづらいというメリットも備えています。

ete チェーンネックレス

光沢感のあるシンプルなチェーンネックレスです。K18YGのゴージャス感や温かみがよく表現されていて、身に着けるだけで着こなしをワンランク格上げしてくれます。

シンプルなデザインだから、どんなスタイルにでも合わせやすいでしょう。加えて、スライドパーツがついており、長さを自分好みに調節できることも嬉しいです。

con affetto K18リング

イタリア語で「愛情を込めて」を意味するcon affettoから販売されているK18リングです。美しい曲線と華奢さが特徴的なデザインとK18YGのカラーリングが上品さをよく表現しています。

日常のあらゆる場面で身につけられるスタイルを提案するブランドだけあって、その使いやすさは確かなもの。手軽にコーディネートに華やかさをプラスしたい方におすすめです。

ジュエリーツツミ K18イエローゴールドピアス

レース編み模様のデザインで、軽やかさを表現したK18素材のフープピアス。K18イエローゴールドの色合いが、軽やかさにエレガントさをプラスしてくれます。

比較的小さなサイズ感なので、仕事などフォーマルな場にも着けて行きやすいでしょう。上品でスタイリッシュかつどんなスタイルにも合わせやすい、華やかさと使いやすさを両立したピアスです。

時計

時計も、K18YG素材を使った商品が多くみられるジャンルのひとつです。ただし、高価な金を多く含む素材であることから、K18YG素材の商品を展開しているのはハイブランドが主。このことには、K18YGの持つゴージャスな雰囲気を活用したいというハイブランドの思惑も関係しているでしょう。

金を75%も配合し、黄色みの強いイエローゴールドの時計は、純金に近い華やかさを持っています。また、やわらかく温かみのある印象を与えやすいことも特徴と言えるでしょう。

ロレックス デイデイト 18238A

ロレックスでも珍しい日付と曜日表示のある腕時計で、贅の限りを尽くしたようなゴージャス感が大きな魅力です。

K18YGボディのエレガントさにダイヤモンドを使用したインデックスがプラスされており、ロレックスのハイラインモデルの名に恥じることのない高級感を演出しています。

これひとつを身に着けるだけで、一気にスタイルの格上げが狙えることでしょう。

オメガ コンステレーション

英語で「星座」の意味を持つコンステレーションシリーズのK18YGモデル。文字盤全体にK18YGが使用されていることはもちろん、インデックスにはダイヤモンドが配置されていて、軽やかさ・華やかさがそろって表現されています。

コンステレーションの特徴である文字盤横の4本の鉤爪が、シルエットの美しさを演出。フェミニンで高級感のある時計をお求めの方は、ぜひ購入を検討してみてください。

シャネル プルミエール H3259

世界的なブランドであるシャネルが販売するK18YG腕時計です。シャネルらしいフェミニンさにK18YGのゴージャスさが加わって、手元に華々しい輝きを演出してくれますよ。

八角形のフォルムとチェーン状のストラップは、まるでシャネルの代表的なアイテムであるチェーンショルダーバッグのよう。普遍的なデザインで、タイムレスに使えるアイテムです。

K18YGのお手入れ方法

金自体は酸化しづらく、変色や錆の心配があまり要らない素材だと言われる一方、K18YGに含まれる銀や銅といった素材は、長期間の使用による影響を受けやすい素材です。そこでここでは、K18YGの輝きを保つためのお手入れ方法を紹介します。

使用後は汚れをふき取る

ジュエリーや時計などの金製品を身に着ける度に、そのアイテムには体から出る汗や皮脂といった汚れが付着します。これらの汚れは放置しておくと、アイテムの酸化や変色の原因になりかねません。

K18YGを使用したあとは、アイテムに傷がつかないように、必ずやわらかい布で汚れを拭き取るとよいでしょう。常にこうした日常のメンテナンスを怠らないことで、K18YGの持つ輝きを長期間保てるはずです。

中性洗剤で洗う

K18YG製品に付着した汚れは、布で拭いたら取れるというものばかりではないでしょう。そういった汚れには、中性洗剤を使って洗い落とす方法がおすすめ。水で薄めた中性洗剤を布に染み込ませてから軽く磨くことで、乾拭きでは落ちづらかった汚れも落とせますよ。

ただし、アイテムについた宝石によっては、その宝石本来の輝きを損なってしまう場合も。不安がある場合はむやみに中性洗剤を使わず、プロのクリーニングに任せるなどの対策を取りましょう。

メンテナンスに出す

自分自身でのメンテナンスでは汚れを取りきれないケースでは、専門店へクリーニングに出すとよいでしょう。専門店であれば、自分では取りきれない頑固な汚れだけでなく、ちょっとした傷の補修まで行ってくれるケースもあります。

どのお店にクリーニングに出せばよいかわからないときには、そのアイテムの購入店や宝飾店に問い合わせてみましょう。

K18YG製品の定期的なお手入れにはもちろん、これから買取に出したい場合でも、クリーニングはおすすめです。クリーニングを行ってから買取に出すことで、買取金額がアップすることがあります。

K18YGを購入するときの注意点

K18YGを購入する際には、注意しておくべき点がいくつかあります。これらの点に気をつけていないと、見当違いのアイテムを購入してしまったり、偽物を捕まされたりする場合も。ここでは2つに分けてK18YG購入の注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

信頼できる店舗で買う

K18YGのアイテムの購入時には、偽物を捕まないよう注意が必要です。K18YGには高価な素材である金が多く含まれており、その分偽物が多く出回っています。特に海外製品は規定が緩く、偽物が流通しやすいという評判も。

専門業者ではない一般的な人が製品の真贋を見極めることはむずかしいため、K18YGを購入する際には信頼のおける業者・店舗で購入するようにしましょう。具体的には、金製品の取扱実績が多く、評判のよい店舗を選んでみてください。

刻印を確認する

貴金属には金の純度や素材を示す刻印が施されており、読み間違えてしまうと「自分の思い描いていた商品と違った」ということにつながりかねません。とはいえ、刻印にはさまざまな種類があるため、すぐに頭に入れることは至難の業。

そこで、18K製品によく使われる刻印の種類を表にまとめました。ぜひ購入の際に確認しながら検討してください。

刻印金の種類
K18/18K/18KT18金
K18YG18金イエローゴールド(Yellow Goldの略)
K18WG18金ホワイトゴールド(White Goldの略)
K18PG18金ピンクゴールド(Pink Goldの略)
K18GP金メッキ(Gold Platedの略で、ベースの金以外の金属にK18でメッキ加工したもの)
K18GF金張り(Gold Filledの略で、ベースの金以外の金属にK18で金張り加工したもの)

K18YGは高級感があるおすすめの金製品

本記事では、K18YGとそれを使用した製品について解説しました。K18YGは金を多く含んでいて高級感があることはもちろん、日本人の肌になじみやすく、いろんな場面で使いやすいことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

K18特有の色味を多く残すK18YGは高値で取引されることが多いため、使用後の買取にも出しやすいですよ。少しでも気になった方はぜひK18YGを購入して、生活にワンランクうえの華やかさを取り入れてみてください。

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