K18GPの特徴|ジュエリーの買取事情や手入れ方法も

  • 2024年5月23日
K18GPの特徴|ジュエリーの買取事情や手入れ方法もアイキャッチ
この記事で解決できるお悩み
  • 金メッキの特徴についてわかる
  • 金メッキの手入れ方法がわかる
  • 金メッキジュエリーについてわかる

本記事ではK18GPとは何なのか、K18GPのジュエリーの特徴や価値はどのくらいあるのかなどを、網羅的に紹介します。

K18GPとは金メッキ製品のことで、純粋な金と比べて価値は劣るものの、ジュエリーとしては安く購入できることがメリットです。ジュエリーなどの製品に多く使用され、ファッションのアクセントに取り入れやすいでしょう。

金メッキ製品の購入を検討している人、もしくは金メッキ製品の売却を検討している人は、本記事をぜひ参考にしてみてください。

ウリドキなら最大10社から一括査定!

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

K18GPの特徴

K18GPとはK18(18金)を使用した金メッキ製品です。メッキと言うとネガティブなイメージをもつ人もいるかもしれませんが、さまざまなメリットもあるため、まずはK18GPの特徴について解説します。

金メッキ加工とは

金メッキ加工が施された製品には、K18GPやK10GPのように刻印されており、それぞれ18金と10金を使用したメッキ加工であることを意味し、GPは「Gold Plated」の略です。

金メッキ加工とは、薄くのばした金を別の金属にまとわせることで、見た目を美しくする効果があります。加えて錆びに強く、変色しづらくする効果もあり、長く使用できることがメリットです。

金を薄くのばして貼ってある状態のため、剥がれると地金が見えてしまう点には注意が必要でしょう。

K18との違い

K18とは18カラットの金(18金)のことで、75%の金と、25%の割金の合金であることを表しています。K18GP製品はメッキ加工であるため、製品に占める金の割合はごくわずかであるのに対し、K18製品に占める金の割合は75%です。

表面がK18であることに違いはなく、錆びに強く変色しづらいという共通のメリットがあります。ただしメッキ加工は傷などにより剥がれてしまうと地金が見えてしまうのに対して、K18は傷ついても目立ちづらいです。

K18GFとの違い

K18GPと似たK18GFと刻印された製品もあります。GFは「Gold Filled」の略で、GPが金メッキと呼ばれるのに対して、GFは金張りと呼ばれ、別の金属に金をまとわせる点は同じです。

大きな違いはその製法と使用する金の量で、GPが電気で金を貼り付けるのに対し、GFは熱や圧力によって金を貼りつけており、剥がれづらいことが特徴。また、金の量もGFのほうが多いため、GFのほうがGPよりも高価です。

低価格で手に入れやすい

K18GPはK18やK18GFに比べて金の割合が少ないため、低価格で手に入れやすいことがメリットです。金の美しさや錆びに強い性質などはありつつ、安価に金のジュエリーを入手したい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

しかし、ブランドやデザイン、宝石の有無などによりK18GPであっても高額なものも存在します。自分の目的にあったジュエリーを納得できる価格で入手するようにしてください。

K18GPの買取事情

指輪

K18GPは金の割合がごくわずかであるため、金としての価値は低く、買取価格も安くなりがちです。どういった場合に高く買取されやすいのか、少しでも参考になるようにわかりやすく実例を踏まえて解説します。

宝石つきの製品は買取されやすい

金としての価値は低いK18GPですが、宝石がついた製品は高価買取されるものもあります。

「宝石の価値が高ければ高価買取されること」は当然と思われるかもしれませんが、買取店によっては宝石の買取を行っておらず、価値がつかない可能性も。買取前に査定を受けるなど、事前に確認する必要があるでしょう。

ダイヤモンドやサファイアなどは人気があり、高価買取されやすいため、購入時の参考にしてみてください。

ブランド品は買取されやすい

人気のあるブランドである場合も、再販売されやすいため高価買取されやすいと言えます。さらに、希少性やデザイン性によっても高価買取の可能性があり、人気ブランドの廃盤シリーズなどは、中古市場で値上がりする場合もあるでしょう。

ノーブランドでも魅力的な商品はありますが、売却を考えるとどうしても安価になりがちです。購入時には値段のほかにも、売却したときに価値がつくかなど、リセールバリューを考えておくといいかもしれません。

買取実例

実際に買取されたK18GP製品の実例を表でまとめて紹介します。メッキであってもブランド品であれば高価買取されているので、買取を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

ブランド名モデル名買取価格
シャネルスノーイヤリング8,000円
シャネルチェーンブレスレット28,000円
エルメススカーフリング5,000円
クリスチャンディオールロゴブレスレット5,000円
バーバリーブローチ3,000円

K18GPジュエリーのお手入れ方法

手入れセット

K18GPは錆びや変色に強いものの、メッキが剥がれると一気に見た目の美しさを損ない、錆びや変色のリスクも高くなります。少しでも長くキレイに使えるように、手入れの方法を学んでおきましょう。

使用後は汚れをふき取る

基本的に金は汚れづらい素材ですが、長く身につけていることで皮脂汚れや汗の成分が蓄積し、くすみの原因になってしまいます。

使用後は乾いたやわらかい布などを使って、やさしく拭きとるようにしましょう。強くこするとメッキが剥がれる可能性もあるため、強くこすりすぎないように注意してください。

また、長期間使用せずに保管しておく場合なども、汚れを拭きとってから保管することを心がけると、キレイな状態を保てます。

中性洗剤で洗う

乾いた布で拭きとってもまだ汚れが残っている場合は、中性洗剤を使って洗う方法がおすすめです。

ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、その中にジュエリーを入れて30分ほどつけておきます。取り出したら水で洗い流し、乾いたやわらかい布でしっかりと水分を拭きとって乾かしましょう。

もしこの方法で汚れが落ちなかったとしても、ブラシや研磨剤などでこすってしまうとメッキが剥がれるので注意してください。

重曹を使用する

中性洗剤でも落ちない汚れは、重曹を使用することで落とせる可能性があります。

適当な入れものにアルミホイルを敷き、重曹とぬるま湯を入れて混ぜ、ジュエリーを入れて5分ほどおきましょう。取り出したら水で洗い流し、乾いたやわらかい布でしっかりと水分を拭きとって乾かします。

また、重曹をぬるま湯でペースト状にし、やさしくこすることでも汚れを落とせる場合がありますが、このときも強くこすらないように注意が必要です。

K18GPのおすすめジュエリー

K18GPは金属アレルギーが出づらく、ジュエリーに向いています。また、安価であるため K18では高価で手が出せないようなものでも、手軽に楽しめてお得です。ここからは、おすすめのジュエリーをいくつか紹介します。

K18GPパールネックレス

蹄鉄をモチーフにパールをあしらったK18GPのネックレスで、派手になりすぎず、大人の気品が感じられます。また、2色とそれぞれ3つのデザインの計6パターンから選べるのも嬉しいポイントです。

金のコーティングに加え、金属アレルギーの原因となりやすいニッケルを使わないジュエリーのため、肌の弱い人でも使いやすいでしょう。

喜平チェーンネックレス

シンプルなデザインで短めのチェーンネックレスで、K18GPを証明する刻印も施されています。美しく豪華な色合いでありながら、短めなので品のある見た目です。メンズ、レディース関係なく使用できます。

単体でも十分ですが、デザインがシンプルすぎると感じる方は、ほかのジュエリーと合わせて使用してもいいかもしれません。

K18GPフープイヤリング・ピアス

K18GPのイヤリングかピアスを選べる商品です。ピアスに抵抗がある人でも同じデザインでイヤリングを選べることは嬉しいポイントでしょう。

大きさは小ぶりですが、男性でも女性でも使える汎用性の高さがあり、ダイヤモンドカットによって金の輝きを引き立てられて存在感は十分です。

一粒ダイヤネックレス

ダイヤモンドが0.3カラット、0.5カラット、1カラットから選べるシンプルなデザインのネックレスです。通常のメッキよりも多くの金を使用したメッキ加工が施されており、長くキレイな状態を保てるでしょう。

ダイヤモンドを使用しているため、もし買取を考えた場合は、ほかの K18GP製品と比べて高価買取が期待できます。

K18GPは安価に金を楽しめる

K18GPは金の性質と美しさ、リーズナブルを兼ね備えた製品で、ジュエリーとしては手頃な価格で入手できるため、金のジュエリーに興味がある人におすすめです。

買取を考えたときに金の価値としては高くないことには注意が必要ですが、ファッションとして楽しむ分には十分だと言えるでしょう。手入れの方法もむずかしくなく、金製品の入門編として適しているのではないでしょうか。

この記事で紹介した内容を参考に、購入を検討してみてください。

本記事の画像や買取実績、口コミの出典
玉光堂

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる