- 合成ダイヤの特徴を知りたい
- 合成ダイヤの価格相場を知りたい
- 合成ダイヤの見分け方を知りたい
本記事では、合成ダイヤモンドの特徴や見分け方をご紹介。
「合成ダイヤは安いけど、天然ダイヤの美しさにはかなわない…」そんなふうに考える人もいるかもしれません。しかし、今では天然と遜色のない美しい合成石があることをご存知でしょうか。
この記事では、数種類の合成ダイヤモンドについて詳しく紹介します。それぞれの宝石の価値や特徴と併せて、天然ダイヤとの価格差なども解説するので、気になる人はぜひ最後までご覧ください。
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合成ダイヤモンドとは

人の手によって作られる合成ダイヤは「ラボグロウンダイヤモンド」とも呼ばれます。成分としては天然のものと何ら違いはありません。結晶構造はもちろんのこと、物理的にも光学的な特性も同じで、専門家でなければ見分けることはむずかしいでしょう。
ダイヤが炭素原子で構成されていると判明した18世紀から、人の手で作り出す合成ダイヤの研究が活発になりました。1950年代に一気に研究が進んで合成に成功して以来、現実的な合成法が確立され、現在にいたります。
価格相場
合成のものは、天然のものと比べておおよそ3分の1から3分の2程度といわれています。極端に安くなるということはありません。しかし、成分や特性が同じで価格が抑えられるため、天然のものを購入するよりも同じ金額で高品質のダイヤが手に入ります。
もちろんブランドや土台の金属次第で値段に差は出ますが、下記の相場を参考にしてみてください。
| 商品画像 | 商品名 | 販売価格 |
|---|---|---|
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ラボグロウン ダイヤモンド リング | 39,000円 |
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ラボグロウン ダイヤモンド ネックレス | 143,000円 |
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ラボグロウン ダイヤモンド | 61,300円 |
キュービックジルコニアとは
19世紀後半、バデライトのなかに酸化ジルコニウムが発見されました。立方体の結晶が工業的な技術に利用できるという研究結果がもたらされたのち、1970年代にロシアで合成に成功します。
色や大きさ、透明度が自在に調整でき、大量生産が可能で手頃な宝石です。安価で気兼ねなく使用できるところが魅力ではないでしょうか。
価格相場
天然ものの20分の1から10分の1程度の値段です。かなりの価格差があり、驚いた人も多いのではないでしょうか。単純計算で10万円の本物と同じ品質の場合は、5000〜1万円程度の計算になります。
今回のリサーチでは相場を下回っているものも少なくありません。とてもリーズナブルなので、普段使いできるアクセサリーが欲しい人におすすめです。
| 商品画像 | 商品名 | 販売価格 |
|---|---|---|
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キュービックジルコニアエタニティーリング | 1,880円 |
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cz 1カラットネックレス | 11,000円 |
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スーパーキュービックジルコニア ピアス | 10,900円 |
モアサナイトとは
19世紀後半アメリカに落ちた隕石から発見された鉱物です。その後モアサナイトの研究が進み、人工的に作り出すことに成功。90年代後半からは宝石として広く利用されるようになりました。
シリコンとダイヤモンドの特性を併せ持つような物質で、固く傷が付きにくいだけでなく、靭性に優れていて割れにくいことが特徴です。
光の屈折率や分散度が高く、力強く華やかな輝きを放ちます。こちらのほうがより安価な値段で手に入りますが、コストパフォーマンスを差し引いても、ダイヤの代用品にとどまらない魅力的な宝石といえるでしょう。
価格相場
天然のダイヤの10分の1ほどで購入できるといわれています。今回のリサーチでは、リング、ネックレス、ピアスのいずれも約1万〜数万円程度が相場です。
デザインやブランド、使用されている金属などにより、さらに安く手に入ったり高価だったりする場合もあるでしょう。本物以上に強い輝きを持つ、コスパがいいアクセサリーが欲しい人にモアサナイトはぴったりです。
| 商品画像 | 商品名 | 販売価格 |
|---|---|---|
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モアサナイト リング | 9,350円 |
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シルバー925 モアサナイトネックレス | 11,590円 |
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Pt900 K18 モアサナイト 1カラットピアス | 85,800円 |
合成ダイヤとジルコニアの違いは?
日本で90年代に制定された宝石の定義によれば、同種の天然石が存在する人工生産物を「合成石」、人工結晶で天然に対応物が存在しないものは「人造石」と呼ばれます。
人工的に作られたダイヤには、ご存知の通り天然ダイヤという対応物が存在するため「合成石」です。一方で、キュービックジルコニアには同じ成分を持つ天然の石は存在しないため、「人造石」に当てはまります。
代用品としてアクセサリーやジュエリーに使用されており、人気もありますが、成分の違いから定義上は「合成ダイヤ」と呼ぶことはできないのです。
合成ダイヤモンド=偽物?
合成ダイヤモンドは、偽物ではありません。ここまで解説してきたように、ダイヤモンドと成分が同じであり、作り方こそ違うものの天然と遜色のないクオリティを持っています。
天然でできたものと人の手によって作られたものという違いだけで、どちらも本物のダイヤモンドです。
合成ダイヤモンドの見分け方
両者には違いがあるものの、見分けるためにはいくつかのポイントがあります。素人では判断できない場合もあるので、その際はプロに見てもらうのも方法のひとつです。
- 息を吹きかけてみる
- 角が丸みを帯びているかチェック
- ブラックライトを当ててみる
- 専門店で鑑定・査定をしてもらう
息を吹きかけてみる
天然のダイヤモンドは高い熱伝導性を持っており、すぐに放熱する性質があります。息を吹きかけると息に含まれた熱をすぐに放つため、曇らないのが特徴です。
合成ダイヤモンドも比較的熱伝導性は高いものの、天然のダイヤモンドと比べると息を吹きかけたときの変化が異なるでしょう。
角が丸みを帯びているかチェック
天然のダイヤモンドは硬度が高く、角がしっかりあり、美しいカット面が特徴です。合成のダイヤモンドも硬度が高いですが、天然に比べると角に丸みがあるように見えます。
ルーペなどのアイテムを使用して、角の形状を見比べてみましょう。
ブラックライトを当ててみる
天然のダイヤモンドは蛍光性という性質を持ち、ブラックライトを当てると青く光ります。
一方、合成のダイヤモンドは蛍光性を再現できていないので、ブラックライトを当てても青く光りません。ブラックライトを当てればすぐに見分けられるでしょう。
専門店で鑑定・査定をしてもらう
息を吹きかけたり、角の丸みをチェックしたりしても、自分では見分けられない場合もあります。その場合は、専門の販売店や買取店で鑑定・査定してもらうのが安心です。
専門的な機器や知識、経験などを生かして、プロによって天然か合成かを判断してもらえます。
合成には合成なりの価値がある
合成ダイヤモンドは偽物ではなく、本物のダイヤモンドの1種です。とはいえ、天然のダイヤモンドとは特性や価格に違いがあり、価値には大きな差があります。
天然と見分けるためには、息を吹きかけたり、角の形状を見たりする方法がありますが、自信がない場合は専門店に鑑定を依頼するのがおすすめです。
特徴や似ている宝石なども押さえて、合成ダイヤモンドを正しく理解しましょう。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
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