株式会社貴瞬 辻瞬 代表取締役と対談しました!|【ウリドキ】リユースチャンネル

  • 2024年10月7日

今回は株式会社貴瞬 辻瞬 代表取締役と対談しました。
創業秘話と事業への想いについてお話いただきましたのでぜひご覧ください。

急成長企業の裏側を大公開!!
  • 遊び心で始めた色石事業。宝石×リユースを始めたきっかけ
  • 捨てられがちだけど実は高く売れるコスパ最強の色石とは…?
  • リユースを通じて社会に与える影響

2024年6月公開の動画を基に記事化しています。

あなたの売りたいものの
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【色石 リユース 前編】あと3年で年商1,000億円!?遊び心で始めた色石事業



辻社長の自己紹介

木暮
ウリドキ木暮です!色石といえばこの方!

貴瞬の辻さんにお越しいただきました!
本日はよろしくお願いします。

辻氏
よろしくお願いいたします
貴瞬の辻です。
木暮
知らない方はいないとは思うんですが、改めて自己紹介をしていただいてもいいですか?
辻氏
株式会社貴瞬の辻と申します。

主に宝飾品を扱っているリユースの会社なんですけれども、宝石の中でもさらにニッチな色石を扱っております。

ルビー・サファイア・エメラルドなど色のついている宝石をメインに扱ってます。

主にそれ(色石)を自社でリカットや研磨をしたり、デザインを変えたりして新たな価値を生み出してます
また、海外などの販路で販売をしています。

木暮
リユース業界の中でも御社のビジネスモデルはとてもすごいなと思います。

何がすごいかって、今まで色石はあまり価値がなかったじゃないですか。

そこに対してリデザインとかを入れて付加価値をつけて売っていくのがすごいなと思ったんです。

安く買って価値を付けて高く売るというのは商売の鉄則ですよね。
商売×リユースを見事にやり続けていますね!

貴瞬の成長

木暮
まだコロナ前、創業数年なのに急成長しているリユース企業があるということで初めてお会いさせていただきましたね。

とあるパーティーの中で紹介をいただいて、その時って売上規模が10億円越え始めていて、しかも翌期がすでに30億円くらいになるんだみたいな。

すでにその時から急成長していた会社だったので、みんなが注目していたんですよ。

そこから5~6年経っていますけど、今どのくらいまで伸びているんですか?

辻氏
前期は210億円でしたので、今期は恐らく350億円弱ですかね。
木暮
だからあの時の年商の10倍ですね!
辻氏
おかげさまで非常に市場の評価は受けていると思っています。
木暮
この間のツイートに私もリアクションをしたんですけど「350億円が見えている」とおっしゃっていましたね。
直近の月商が40億円超えたみたいなつぶやきもありましたね。

辻氏
最近は金の相場も非常に上がっている面もあるし、時期的要因もあると思います。
史上最高の売上を達成したのはありがたいことですね。
木暮
それに対して私はコメントで「年商500億円規模じゃないですか!流石です!」みたいな感じのコメントをしましたね。

その翌日くらいに1,000億円が見えてきたみたいなつぶやきをしてましたね(笑)

辻氏
見るのは自由ですからね(笑)
木暮
今日これを観ていらっしゃる方は「どうしたらそんなに成長できるの?」と興味津々だと思うんですよね。
辻氏
成長というのは我々もしっかり計画を立ててできているかといったら、そんなことはないんです。

本当に足元ばかりを見つめて山を登っていたら気づいたら、意外と高いところにいたので。

「どうやったら」という部分は非常に難しいと思います。

従業員について

木暮
今の従業員は何名ですか?
辻氏
大体200人を超えているくらいですね。
木暮
すごいですね。
新卒だけでも何十人採っていると言っていましたっけ?
辻氏
今期は28人
木暮
しかもポケットマネーで皆さんにスーツを買ってあげる大盤振る舞い!
辻氏
比較的、毎年やっているんですけど今年はあまりやりたくないな(笑)
木暮
何でですか?(笑)
辻氏
去年は13人だったんですよ。
まだ何とかギリギリやれるなと。

28人だと倍以上になってしまうと思ったので、軽く100万円以上飛ぶと思うとお腹が痛いなと思います。

木暮
お金の理由で!?(笑)
辻氏
お金の理由ですよ!
木暮
それに変わる何かをされているんでしょうけど。
新卒も倍倍で増えているんですね。
辻氏
新卒採用はかなり強化しています。
木暮
ビジネスモデルにも関わってくるんですけども、ずっと疑問に思っていたことがあります。

御社はモデルとしては各買取店さんの中で色石の価値が低いから売り先に困っているところをどんどん仕入れていって、そこに対して価値をつけて色々な展示会とかを含めて販売をしていく。

そうなってくると数年前にお聞きした時は、仕入れ先の開拓は営業が必要だと聞いたことがあったので。

営業スタッフたちをどんどん新入社員として入れている印象はあったんですけど、毎年倍倍で増やしていくほど必要なのか疑問に思ったんですよ。

辻氏
実際、営業はうちの中ではかなり氷山の一角で後ろのほうが長いんですね。
いわゆる付加価値をつけるところにコストを集中させていて。

先ほどの「鉄則」という話なんだけど、「安く仕入れて高く売る」という部分で安く仕入れたくなかったんです。
できれば適正で高く買いたいと思った時に、付加価値をつけなければいけないという部分が大きいので。

そうすると、そこにコストを集中しなければいけないのでどんどん人が増えてきている現状でございます。

木暮
営業スタッフはある程度は必要でしょうけど。

どんどん増やしていくイメージが湧かなかったんですよね。
そこではなくて、商品開発に人を増やしているという感じですかね!?

辻氏
まさにおっしゃる通りで、安く買うとなると競争に巻き込まれてしまうので。

別に高く買ってもいいけど、より高く売ることのほうが重要だと思います。

ただ、売るにしても他より安く売らないといけない。
そうしないと競争に勝てないのでどうしなければいけないかと言ったら、我々の中でしっかりと付加価値をつけないといけない。

努力する方向性としてはやってきたという感じです。

木暮
出口戦略ですね。

新品よりも価値ある宝石へ

木暮
そうなってくると、御社に前に「ベンチマークをしている会社はありますか?」「競合はいますか?」というお話を聞いた時に当然出口の話になってくるので。

「宝石屋さんなんですよ」という話を聞いたことがあって。

辻氏
新品の宝石に勝ちたいという思いがあります。

新品の宝石よりも付加価値をつけて高く売りたいのもありますね。
鉱山から採ってきたものよりも高く売れたらいいなというのは常々理想として持っています。

木暮
それは夢がありますね。
リユースジュエリー

今だとエシカルジュエリーっていうんですかね!?
エシカルジュエリーのブランドで新品のブランドに勝ったら、GIANT KILLINGというか夢がありますよね。

宝石×リユース を始めたきっかけ

木暮
元々は何で宝石×リユースなんですか?
辻氏
元々、僕にはサラリーマン時代があって宝石の小売りだったんですよね。

販売員さんとしてやっていて、宝石の知識も全然なくて、それこそ「誕生石が分かればいいや」くらいな感じで

むしろ営業力・トーク力で宝石は販売するものくらいに思っていたんですよね。

辻氏
そんな時に3.11の地震があった時に宝石業界は大ダメージを受けたんです。

あんな状況で宝石を買う人はなかなかいないので、その時が時計店さんや買取店さんがちょうど出てきた頃だと思うんですよね。

今まで宝石を卸していたところが買取屋を一緒にやっていたりするんですよね。

我々が卸している宝石は値段がつくんだけど、買取った宝石をいくらで買っているのかと言ったら0円なんです。

プラチナやダイヤモンドとかはお金になることを知っているんだけど、そこら辺の色石なんかは誰も買わないし、割れていたり傷ついたりしていて使えないんだよねと。

その色石をどうしていたかと言ったら、僕の創業時は捨てていましたからね。

木暮
聞いたことがありますよ。
御社だけではないですよね。業界的にもそうですよね。
辻氏
未だにバキバキと割って捨てているところもあるし、場所によっては金魚の水槽の中に入れていたり、そんなところも普通にありましたからね。
木暮
ビー玉感覚ですよね。
辻氏
それを「値段をつけて買いますよ」と言ったところから始まりました。
木暮
なんで値段をつけて買えたんですか!?
辻氏
遊びです。
木暮
社会実験とか言い始める?(笑)
辻氏
まさにそんな感じでしたね。(笑)
木暮
カッコつけすぎですよ!
辻氏
でも本当にそうなんですよ!!
木暮
本当ですか?!

【色石 リユース 中編】捨てられがちだけど高値で売れるコスパ最強の色石とは?なかなか採掘できない石は日本の○○に眠る!?



貴瞬独自の知見

辻氏
イエローサファイアがあるんですけど、それを再加熱という熱をもう1回加えることをやったんですね。

付加価値をつけるというので、実際に電気炉で熱を加えたら濃くなると思って加熱処理をしようとしたんですけど、実際に加熱処理をしたら真っ白なホワイトサファイアになったんです。

木暮
ちなみにイエローサファイアは濃くなると価値が高くなるんですか?
辻氏
ゴールデンといって色が濃いものは価値が高くなります。
木暮
本当に実験というか研究室みたいな感じですね。

実験と聞いた時に私の勝手な頭の中のイメージが粘土細工を買ってきて、それで何かを作って組み立てようとしている。
新しい作品を作り出している感覚に聞こえたんですよ。

ちょっとチープですけど、図工感があったんですよね。

辻氏
まさにそうですね。
理科の実験ですね。
木暮
面白そうですね!
辻氏
それこそ欠けていた石をどうやって削っていくかといったら、自分で研磨機を買ってやってみたり。色々なカットがあるんだとか。

そうやって広がりを見せていったり、製品を作りたいとなったら、CADを導入してやってみたらどうか。

CADのデザインをどうするか。

色々とやっていくうちに少しずつ覚えていく。

木暮
そうやって実験を重ねていって。その知見は御社にしかないですよね。
辻氏
うちにしかないのかどうかはわからないですけど。
オリジナリティは高いと思いますね。

色石が人気の理由

木暮
どうして、色石の人気って高いんですか!?
辻氏
コスパがいいっていうのはありますね!

ものの割に、かなり金額的には良いというのはあると思います。

木暮
御社はイベントでも人気のイメージですが・・・
イベントはメーカーとかも出店されているんですか?
辻氏
もちろんです。
良いものを安く買えるんです。

鉱山から掘り起こした一次流通のものと比べたら、かなりコスパも良いです。
実際になかなか出てこない石は二次流通のほうが眠っています。

それこそパライバやピンクダイヤだとか。
もう出てこない石なんかも日本の都市鉱山にすごく眠っている。

木暮
そうなんですか!?

よくリユース業界で言うと、日本には66兆円のリユース品が眠っていると。
あとは中古スマホとかだけでも6兆円くらいって言われていますよね。

宝石はどれくらい眠っているんですか!?

辻氏
調査会社に依頼を出しているんですけど、下手したら何十兆円も眠っているという話もあります。

ただ実際には、まだ輸出するものより輸入量の方が多くて積み上がっているんですよね。

それだけ二次流通が発展しているんだろうなと我々は思うんですけど。

実は宝石業界においては新品が王道なのは変わらないんです。

木暮
輸入はどこの国が多いんですか?
辻氏
色々な国から仕入れてますね。
タイやコロンビアだとか、集積所からかなり仕入れています。
木暮
数年前ですけど、コメ兵さんがリリースを出されていて、その時はジュエリーだけではないですがブランド品やジュエリーを含む形で出されていたのは15兆円でした。

貴瞬の事業

木暮
御社リブランディングをしていますもんね?!
ブランドの名前も立ち上げていませんでしたか?
辻氏
そうですね。

Kishun Pearlという名前です。
パールはそのまま出していたり、小売はPOCKET BY KISHUNという名前でやっています。

一般の方向けに販売をしているので、そういうのなんかは全て自分たちでブランディングを起こしてますね。

リブランディングをして商材自体も色々なデザインに変えて販売をしていたり材料として使っている側面があります。

木暮
貴瞬さんのリブランディング「これからやっていきます」みたいなので一時期クラファンをかけていませんでした?
辻氏
クラファンもやっていました。

自社のリブランディングもそうですし、あとは事業ですね。

ブランド事業をやって、それのクラウドファンディングで最初のファン付け・マーケティングをやったりしていて、素材を高く買えるように自分たちで付加価値をつけて売るということをやっています。 

その中のパールが二次流通という部分で成功した一時例だと思います。

木暮
その時のファンの1人が私です。
辻氏
ありがとうございます!!

起業家から経営者へ

木暮
私、辻さんのXの話ばかりしていますね。

昔の企業家からキャパも規模も人も増えてきたからこれから経営者になっていかなければならないみたいな、それに類するようなツイートをたまにツイートしていますよね。

何か変わったことあります?

辻氏
会社規模が10~20人の頃は商売人でよかったというか。

トマトを10個・りんごを10個売ったという形で商売さえ上手ければいいなと僕は本当に思っていたんですよね。

なんだけど、それだけではやっぱり難しくてレジを導入しなければいけないだとか。
社員の評価を作らなければならないだとか、企業体制などの部分もしっかりとやっていかないとビジネスは回っていかないと痛感しています。

僕も勉強中というか経営者としてはまだまだでございますので。
そこはかなり勉強をしています。

求める人材像

木暮
まだまだ人を採っていきたい感じなんですか?
辻氏
人を採っていきたいというよりかは、自分たちの良い影響をもっと広げられたらなと思っています。

良い影響を広げると同時に必然的に人が大事になってくる。

だから事業拡大をしているというのはそこにあって。

年商1億円の時だったらお客さんも大していないですよね。
自分たちだけ儲けられれば良いと思っていたけど、お客さんがどんどん増えていくとお客さん自体にもきっと良い影響があるからうちの商売を広げさせていただけていると思っているので。

その良い影響をもっと知らない人に広げていかないと。
もちろん販売なんかも同様で、日本だけではなく世界へというのが大事だと思います。

木暮
御社のホームページとかを概要欄に貼っておきますけど、とても気合いが入っているじゃないですか。
辻氏
気合いもお金もかかっています。
木暮
「貴瞬の歴史」を私も拝読させてもらいました。
これから貴瞬さんで働きたいなって興味を持っている方がいらっしゃった場合、グッとくるものがあるんじゃないかなと思うんですよね。

どんな人に来て欲しいとかはあるんですか!?

辻氏
宝石とかに興味がなくてもいいとは正直思っていまして。

我々の原体験というか理念に沿った子たちが来てくれると非常にわかりやすいとは思いますね。

それこそ先ほどのお話にあった通り、ゴミのような扱いをされていたものを見方を変えて本来ある価値を見出すって中古業界全部に言えると思うんですよね。

ひよっとしたら違う角度から見たらって考えると、やっぱり価値はみんな違っていてその価値を見出すのも人それぞれの考え方・生き方。多様性に繋がるんじゃないかと。

だから多様性を重んじるメンバーが揃ったら、もっと良い会社になるだろうと思います。

木暮
本当に素晴らしいなと思いつつも。

実際はそういう人たちには商品開発をやってもらいたいから、そういうマインドの人たちが欲しいという感じですか?

辻氏
いや、前者ですよ。
営業・商品開発・販売だろうが、ものの価値に先入観や固定観念をもたないメンバーですよね。

これはビジネスの基本でもあるじゃないですか。
「これはひょっとして」というのがありますよね!?

常に物事の方向性がどこから見ても正義ではなくて、反対側も正義だと思えるような人が会社に求めるメンバーですね。

木暮
ちょうど昨日役員会で人事に関する話し合いがあったんです。

そこで似たような話をしたんですけど、会社のミッションや業界のインパクトのこととかを深く共感してくれている人や真っ先に事業の応援団になれる。
そういう人たちに入ってきてもらいたいし、たくさんの裁量権を与えていきたいです。

スキルはその次なんだよねって思いますよ。
だから、今の辻さんの話は結構私の心にも刺さるな!

辻氏
本当におっしゃる通りですね。

スキルはいくらでも後からつけられるので、それよりも働き方・考え方を大事にしたいです。

【色石 リユース 後編】宝石業界の負の面をなくす 世界を見据えるその目に映るものとは?



貴瞬の今後

木暮
ちょっとした疑問があって、今後についての話なんですけど。
業界の人もみんなが言うんですよ。

貴瞬さんはM&AやIPOとかそういう感じは見えてこない。
だけど、どんどん急成長していっている。

辻さんは貴瞬をどうしていくつもりなんですか?
どこに向かっているんですか!?

辻氏
一応ビジョンはあるんですよ。
会社のビジョンとしては大きなものがあるんだけれども、それを達成するためには国内だけでは物足りないと思っているんです。

なので海外展開を考えています。

もちろん、リユース業家にも大変お世話になっているんですけど。
僕は子供の頃から実家が呉服屋だったので、宝石はかなり身近な存在だったんです。

大人になってからも宝石屋になって、20年間育ててもらっている業界なのでここには必ず恩返しをしたい!

ただ今の宝石業界は負が大きいんです。
一次流通は山を削るから環境汚染にもなるし、ブラッド・ダイヤモンドじゃないけれど戦争の資金源になったりしますので。

そうではなくて、今まで掘り起こしていてタンスの肥やしになっていて誰も使わなくて捨てているような石。
これをもう1回りユースをすることによって、もう一個選択肢があってもいいんじゃないかなと思っているので。

持続可能なジュエリー業界をもう一度大きく発展させられるんじゃないかなと思っています。

そのために今一生懸命にやっています。

木暮
いまの話だと、ジュエリーで世界平和を見据えられるってことですね。
辻氏
これは木暮さんも思っていらっしゃると思うんだけど、世の中の為にならなかったら、持続できる企業にもならない。

なおかつ、誰も泣かさない事業モデルでなければ、大きく発展することはありえないと思っています。

社員や顧客や生産者であろうが、どこであろうがみんなが幸せであれる状況を作ることが大事。

それこそ発展と持続に続くと考えています。

木暮
「誰も泣かさない」はまさにSDGsの精神ですよね。

私も自分の会社が10倍に成長した時に、世の中が10倍良くなっているのかということを考えて。
そこがイコールだったら良い事業だしサステナブルな事業だという。

自分なりの考えを持っているので、そこは共感ですね。

注目の宝石は?

木暮
興味本位で聞きますけど。

先ほど「真珠は価値がない」というお話がありましたが、御社を通じるとどのくらいで売れるんですか?

辻氏
ものによりけりですけど。
ものによっては何十万円とします。

過去には100万円近くで買ったものもあります。

木暮
今まで捨てられていたものを100万円くらいで御社が買い取った!?
辻氏
そう考えるとすごいですね。
木暮
それをさらに自分たちでリブランディングをして販売をしていくということですね。

すごい!

辻氏
真珠には可能性を感じます。
木暮
他にも今注目している石はありますか?
辻氏
でも色石は本当に面白いんです。
付加価値をつけたりもできるけど、意外と価値を見出されていないものが結構あって・・・・。

それこそ名前ひとつで価値が上がったり。

弊社は「ミネラルショー」といって鉱物を販売している。そういった展示会にもポップアップで出ているんです。
いわゆるBtoCですね。

一般の方々向けなんですけど。
本当に面白くて宝石として扱われているルビー・サファイアのような輝石ではなくて珍しい石です。
新品を輸入してそんなに高い金額ではなくても、珍しければ皆さんにお買い上げいただけたり。

それこそブランディングひとつ。
包装紙をひとつ変えるだけでも価値を感じていただけたりするので。そういう面では非常に面白ないなって。

色石は色々な側面を持っているんです。 

木暮
名前は有名ではなくても、希少性が高いというだけで価値になるということですか?
辻氏
そうですね。
量が少なくて流通しないから相場が出ない。
だから価格自体もあまりあがっていないものが、唸るほどありますよ。

それこそ毎年何十種類も新しい宝石が見つかっているので。

木暮
そうなんですね!
アマゾンの奥地にいる生物みたいな話じゃないですか!
辻氏
まさにそうです。
新種の蝶が毎年何種類も見つかるみたいな感じなので。

そういう石がまだまだ輸入されています。

木暮
御社はやっぱりラボなイメージがありますね。
辻氏
ラボもやっていますからね!
木暮
貴瞬ラボがあるんですか?
辻氏
そうです!

鑑定機関もやっていて、色石に関しては国内でもワンツーの人だと思いますけど。

エンディング

木暮
ということは要は買取店さんとかがいらっしゃって、「これは価値がないだろうな」と思っていても、ひょっとしたら今だったらすごい価値になっている可能性もある。

だから、まず捨てるくらいだったら貴瞬さんにご相談を!ということですね。

辻氏
全部説明していただいてありがとうございます。
木暮
なのでそういった方がいらっしゃったら、ぜひ貴瞬さんにお問い合わせください!

ということで本日は貴瞬の辻さんにお越しいただきました!

貴重なお話ありがとうございました。

辻氏
ありがとうございました。

【出演者情報】

〈株式会社貴瞬 代表取締役 辻瞬〉
・株式会社貴瞬:https://kishun.co.jp/corporate/
・YouTube:https://www.youtube.com/@200-qs5sn
・X:https://x.com/kishunceo

〈ウリドキ株式会社 代表取締役 木暮康雄〉
・ウリドキ株式会社:https://uridoki.co.jp/
・YouTube:https://www.youtube.com/@uridoki_net
・X:https://x.com/kogurey95/
・Forbes:https://forbesjapan.com/author/detail/1659
・著書 #リユース革命:https://amzn.to/3LFOiqb

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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