ミニマリストが捨てて後悔した物とは?後悔しない物の捨て方を解説!

  • 2023年3月31日
落ち込む・後悔している男性

必要のない物は持たず、物を捨てる決断ができるミニマリストであっても、捨てたことを後悔したことのあるミニマリストも多いです。ここでは、実際にミニマリストが捨てたことで後悔した物をまとめました。

断捨離で物を処分すると、部屋だけでなく気持ちもスッキリしますが、あまり深く考えずに処分したことで捨てたことを後悔したことはありますよね。

ミニマリストであっても、決断して捨てたはずなのに、捨てたことをずっと後悔している物がきっとあることでしょう。断捨離する際の参考にしてみてください。

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ミニマリストが捨てて後悔したもの

ごみを捨てている
ミニマリストでも、捨てたことを後悔している物があるようです。捨てたことを後悔している物を紹介していきます。

捨てて後悔したものトップ5

ミニマリストたちがブログやウェブサイトなどで、決断して捨てたのに捨てたことを後々後悔していると語っている物のトップ5を紹介します。

1位:思い出の品物

捨てなければよかったと後悔している物でダントツは思い出の品物です。子供のころに書いた絵や、好きだったおもちゃや本、手紙や親から貰ったアクセサリーなど人によってさまざまな思い出の品があるでしょう。

もう使うことも見ることが無くても捨てられない物ではありますが、このような思い出の品は、処分してしまったら、もう取り返すことも買い替えることもできません。

そのときはもう処分してもよいだろうと決断しても、それから年月が過ぎると懐かしくなることも多いですよね。思い出の品を処分するときは、後々後悔することがないよう、何度も検討して処分するようにしましょう。

特に、写真はそのときは必要ない物だと思っていても、年齢を重ねてくると昔の写真を見たくなる場合があります。そのため、写真やネガを処分したことを後悔したと多くのミニマリストが語っています。

写真やアルバムを処分しても、データ化しておけば、見たい場合に見ることができますし、必要な写真があればプリントも可能です。

好きだったおもちゃや本、親からもらったアクセサリーといった思い出の品はデータ化できませんが、子供のころに書いた絵や手紙やお手紙、そして昔の写真はデータで残せます。思い出の品は、ミニマリストでも捨てたことを後悔する物ですから、断捨離で捨ててもデジタルデータで残しておいた方がよいでしょう。

2位:本

もう読まないと思って処分したけど、また読みたくなったので書い直したという方が多いのが本です。

1年以上読んでいない本は処分するようにしているミニマリストの方でも、処分した後に続編や新作が出ると買い直してしまったという方が多いです。そのため、ミニマリストが捨てたことを後悔している物として、多くの方が本を挙げています。

本は断捨離の際に処分する物として、真っ先に出る物ですが、捨てたことを後悔する物でもあります。

人気のある本ならば新装版や復刊がありますが、絶版になってしまった本はもう再購入はできませんし、中古書店でもなかなか置いていない本は買い直すのにお金がかかります。さらに、本を探す手間もかかってしまいます。

3位:服

本と同じく、服も断捨離で真っ先に処分品としてあがる物ですが、捨てたことを後悔したという意見も多いです。

年齢を重ねて体型が変わってしまったことで着れなくなった服があるという方もいますよね。お気に入りの服だったけどもう着れないと思って捨てたら、ダイエットをして元の痩せた体型に戻ってしまい、後悔してしまったミニマリストも多いようです。

さらに、時代遅れの服を捨ててしまったあとで、結局再流行して服を捨てたことを後悔している方も多いです。

買い戻せるという気持ちで捨てやすい服ですが、その時代でしか売られていない服もあります。捨てて後悔しないように、本当に好きな形、色、柄の服は何着か残しておくとよいでしょう。

4位:連絡先

携帯電話やスマホが普及したことで、友人や知人、親戚の連絡先が書いてある古い手帳やアドレス帳は処分しがちです。

しかし、スマホを水没させたり、誤って落としてしまった場合は、スマホなどに入れている連絡先が失われてしまうことがあります。

そうしたトラブルが起きたことで、連絡先の書いてある手帳やアドレス帳を結果的に処分してしまったことを後悔している方は多いです。

また、スマホなどに登録していない方へ急に連絡したり、何かを送ることになった場合に、その方の住所や電話番号が書いてあった手紙や年賀状を捨ててしまったことで、連絡ができなくなってしまうこともありますよね。

このようなことにならないためにも、連絡先が書かれている手帳やアドレス帳、手紙や年賀状を処分する際は、滅多に連絡をしない方であっても、連絡先はきちんとデジタルデータ化しておくことをおすすめします。

また、データ化した連絡先は、スマホだけに入れておくだけでなく、クラウドでも保存しておけば、何らかのことがきっかけで連絡先のデータが失われてしまったときも安心です。

5位:娯楽品や大型家具

自分は娯楽品を処分しても困ることはなかったけど、自宅に招いた友人や恋人が何もない部屋でつまらなそうにしているのを見て、娯楽品を捨て過ぎたことを後悔したと語るミニマリストも多いです。

また、娯楽品ではなくても、ソファーやテーブルのように自分には必要のない物であっても、他の人が自宅に来た際に必要となる物があります。そうした物も、処分したことを後で後悔することが多いですから、よく考えてから処分するようにした方がいいでしょう。

ミニマリストでも捨てて後悔する意外な物

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捨てたことを後悔しているミニマリストも多いトップ5を紹介しましたが、それ以外にも捨てたことを後悔している物もあります。それらの物のなかでも、意外な物を厳選して紹介していきます。

教科書・テキスト

学生時代の教科書や資格取得の際のテキストは、学校を卒業したり、資格を取得したら必要なくなるので処分してしまう方が多いですが、捨てたことを後悔している方も意外と多いです。

分からないことがあればインターネットで簡単に情報を検索できますが、学んだことを思い出したり、確認するときは過去に学んだ教科書やテキストに勝る情報元はありません。

学校を卒業しても、資格を取得しても、学んだポイントが書いてある教科書やテキストは捨てずに残しておいた方がよいでしょう。

もし、置き場がなくてどうしても処分しなければならない場合には、特に重要な箇所や忘れやすい箇所をデータ化して残しておくことで、教科書やテキストを捨てて失敗したということを防ぐことができます。

パソコンやスマホの付属品

パソコンやスマホを新しい機種に変更し、古い機種を下取りに出したときに捨てたことを後悔してしまうものとして、パソコンやスマホを購入したときに一緒に箱などに入っていた付属品が挙げられます。

買取専門店やリサイクルショップでパソコンやスマホを売る際に、付属品が付いているかいないかで買取価格が段違いに異なることがあります。

また最近は、ネットでメーカーの公式サイトから電子説明書を見ることができるので、電化製品の取り扱い説明書を処分してしまう方が多いです。しかし、電化製品の買取してもらう場合は、付属品だけでなく取り扱い説明書があるかないかでも買取価格が異なってきます。

そのため、説明書がなくて買取価格が下がってしまったことを後悔したくないのなら、付属品だけでなく説明書や保証書は捨てずに保管しておき、その製品が使えない・売れないとなったときに製品と一緒に処分するようにした方がよいです。

日記帳

ブログやSNSで日記を書いている方も多いですが、今でも紙の日記帳で日記を書いているという方も多くいます。

ブログなとに書いている日記はデジタルなのでバックアップを取って残しておいても、邪魔にはならないですし、本棚を圧迫してしまうということにはなりません。しかし、小さいころからずっと日記をつけているという方は、日記帳の置き場に困って過去の日記帳を捨ててしまったという方も少なくありません。

バックアップが残せるデジタルの日記と違い、日記帳は処分してしまうと日記として書いた日々の記録や記憶がすべて失われてしまいます。日記にはそのとき自分が考えたこと、出来事、思い出が詰まっています。日記帳を処分してしまうと、日記を見返して「こんなこともあったな」と思い出すことができなくなってしまいます。

そのことをよく考えて決めなければ、後で後悔することになってしまいます。

趣味で集めたコレクション

趣味で集めていたコレクションを思い切って捨てたけど、その後、ずっと後悔しているという方もいます。

なかには、自分の趣味の物ではなく夫や家族のコレクション品を邪魔だからといって勝手に処分したら、夫や家族に今でも責められ、勝手に捨てたことを後悔しているという方もいます。

また、捨てた後で、プレミア品で高く売れることが分かり、後悔したといったケースもあるようです。

昔のおもちゃなどはプレミアとなって値打ちが上がり、買い直すのに高いお金がかかることも少なくありません。また、商品によっては手放したら2度と手に入らない物もあります。

そのため、趣味のコレクション品はどうしても場所を取って邪魔だということがなければ処分したりせず残しておいた方がよいでしょう。

自分にとってはゴミにしか見えなくても、コレクションをしている本人にとっては大切な価値のある・大切な物です。自分の物ではないコレクション品は、勝手に処分をするのではなく、よく話し合ってから処分するようにしましょう。

季節外れのアイテム

季節外れのアイテムを処分してしまい、必要な季節になったときに後悔してしまうというケースです。

例えば、夏にしか使わない扇風機、冬にしか使わない暖房器具などが挙げられます。処分した季節には使わないアイテムですが、暑くなってきた、寒くなってきた際は必要となるので、また買い直すことになって余計なお金を使わなければなりません。

特に、服はそのときに着ないからといって売ってしまうと、後で後悔することになります。必要最低限の服しか持たないようにしているミニマリストでも、夏服と冬服それぞれ残している方がほとんどです。季節外れのアイテムを処分する場合、全部処分するのではなく数を減らすだけにしておきましょう。

後悔しない物の捨て方とは?

疑問に思う女性
断捨離の際に捨てた方がよい、捨てても問題ないと多くのミニマリストが語っている物であっても、人によっては捨てたことを後悔することになる物があります。ここでは、後悔することになりにくい物の捨て方について紹介していきます。

一気に物を捨てない

捨てたことを後々後悔したくないのなら、捨てるか捨てないかの決定は時間をかけた方がよいです。

時間をかけると捨ててもよい物も捨てられなくという意見もありますが、一気に物を捨てると、その場の勢いで必要な物や大切な物も捨てやすくなります。

決断しやすくするために、この日に断捨離すると意気込みは大切ですが、意気込んで1日で断捨離してしまうと、後で後悔することになることが多いです。

断捨離は短時間で決める

長い時間をかけて断捨離をすると、次第に疲れてきて判断力が衰えてきてしまいます。断力が鈍ると、残しておこうと思っていた物でも捨ててしまいかねません。

このようにいえば、捨てるか捨てないかの決定は時間をかけた方がよいとさっきは言ったのに矛盾していると思う方もいますよね。

しかし、まず捨てるか捨てないかの仕分けはできるだけ時間をかけ、実際に物を処分するの際は、長い時間をかけて1回で済ますのではなく、細かく短い時間で何回に分けて行うことで捨てたことを後悔しない断捨離ができます。

リストを作って仕分けする

捨てても絶対後悔しない物と残す物を仕分けする場合、仕分けした物のリストを作っておけば整理しやすくなりますし、実際に物の処分をする時に間違って捨ててしまうったといったミスも防げます。

また、以前の断捨離で捨てたけど、捨てたことを後悔して買い直した物があったらそれを書いておくことで次の断捨離で再び捨ててしまうことを防ぐことができます。

後悔して買い直した物は忘れるはずないと思うでしょうが、色々と仕分けしていたり、いざ断捨離するとなると意外と忘れていてうっかりするということも少なくありません。

上手に断捨離をしよう!

最後に、ミニマリストの方であっても、捨てたことを後悔しない方はほんの一握りです。余程ストイックな生活をしているミニマリストでなければ、購入した物を捨てて後悔するのは当たり前です。

断捨離する際、どうしても物を捨てなければならないという思いが強くなり過ぎてしまい、断捨離し過ぎしまうことも少なくありません。

断捨離する際には、今回紹介したミニマリストでも捨てたことを後悔している物や、後悔しない物の捨て方を参考にして、上手に断捨離するようにしてください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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