並行輸入品とは|偽物・本物の違いを徹底解説

  • 2023年8月16日

「並行輸入品は安く買える?」
「並行輸入品の意味は?」

商品を購入する時に、タイトルやプレートに記載された並行輸入品の文字を見て疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

並行輸入品は正規品の製品よりも安く売られている場合が多く、魅力を感じますよね。

しかし、並行輸入品には偽物が混ざっている可能性もあるので、事前にデメリットを知っておくことをおすすめします。

この記事では、そんな並行輸入品について詳しくお伝えし、メリット・デメリットまでご紹介します。

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並行輸入品って一体何?

並行輸入品とは、正規品とは違うルートから日本へ輸入された商品です。

たとえば、正規品は販売しているブランド店が決めた正規のルートを通り、販売を認められた国内の代理店へ卸されます。

一方、並行輸入品は海外のブランド店などで購入した商品を、ブランド店と契約のない第三者が独自のルートで国内へ輸入、販売を行っているものです。

「並行輸入品」は偽物とは違う

並行輸入品を偽物だと勘違いされている方も多いですが、並行輸入品は基本的に海外の正規店から商品を購入して輸入を行います。

つまり、並行輸入品も正規品(本物)です。

ただし、輸入時にブランドが行うコピー品かどうかのチェックが入らないため、知らないうちに偽物が混じる場合があります。

並行輸入品を買うメリット

並行輸入品についてお伝えしたところで、ここからは並行輸入品を買うメリットについて以下3つをお伝えします。

  • 安く買える
  • 日本向けじゃない商品もGETできるかも
  • 正規店では品薄だったレアものがあるかも

順番にご紹介しましょう。

安く買える

並行輸入品を買うメリットとして挙げられるのが、安く買えることです。

正規代理店は、ブランド正規店から販売できる価格の規定を受けているため、一定の価格までしか落とせません。

一方、並行輸入品は、ブランド正規店から制約を受けない第三者が販売をしているため、価格も市場に合わせて安くなる傾向があります。

安くブランド品を購入する選択肢として、並行輸入品を選ぶのもひとつです。

日本向けじゃない商品もGETできるかも

並行輸入品を買えば、日本向けじゃない商品が手に入れられる可能があります。

正規品の場合は、ブランド正規店が決めた日本国内向けのデザインやモデルのみ販売を行っています。

一方、並行輸入品は海外から直接仕入れて輸入するため、日本未上陸のモデルを販売していることも珍しくありません。

どうしても海外モデルが欲しいという方は、検討してみてください。

正規店では品薄だったレアものがあるかも

並行輸入品を買えば、正規店では品薄だったレア商品が手に入ることもあります。

先程説明したように、並行輸入品はブランド正規店から制限のない独自のルートを使い輸入を行います。

つまり、正規店では人気が高く品薄で輸入に制限がかかっている商品も、制約を受けない並行輸入は品薄商品をたくさん国内へ持ち込み販売できるのです。

品薄で手に入らないとお悩みの商品であれば、並行輸入品で探してみてはいかがでしょうか。

並行輸入品を買うデメリット

並行輸入品を買うメリットについてお伝えしたので、ここからは並行輸入品を買うデメリットを以下2つよりご紹介します。

  • アフターサービスを受けられない可能性
  • 偽物が混ざっていることもある

詳しくそれぞれを順番に記載していきます。

アフターサービスを受けられない可能性

並行輸入品を買うことで、アフターサービスを受けられない可能性があります。

たとえば、フランクミュラーやル・クルーゼなどは、並行輸入で購入した商品に対してアフターサービスを受け付けていません。

もちろん、全てのブランドではないので、並行輸入品で購入予定のブランドがアフターサービスを受けつけているかどうか事前に確認しておくと安心です。

偽物が混ざっていることもある

並行輸入品を買うデメリットは、偽物が混ざるケースがあることです。

さきほど少しふれたように、並行輸入品は独自のルートから商品を仕入れます。

つまり、輸入されている間に偽物とすり替えられていても、ブランドのチェックが入らないため判別ができません。

そのため、正規品と思い並行輸入品を買ったとしても、偽物を購入していたというリスクがあることは覚えておいてください。

まとめ

並行輸入品についてお伝えしていきました。

並行輸入品は安いうえに日本にない商品を購入できるので、利用する購入者も多くいます。

ただし基本は正規品ですが、一部では偽物が混じっている可能性があることを認識しておきましょう。

もし偽物を購入したしまった場合、再度フリマアプリで売るのは絶対に辞めてください。

偽物は、販売することで双方が納得している場合でも犯罪になるのでとても危険です。

残念ですが偽物の商品と分かればすぐに廃棄するのが懸命です。

上手く並行輸入品を購入し、満足できる買い物にしましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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