- ラクマでの値下げ交渉の仕方が知りたい
- ラクマでの値下げ交渉の対応方法が知りたい
- ラクマで購入後に値下げ交渉ができるか知りたい
本記事では、ラクマでの値下げ交渉の仕方について解説します。
値下げ交渉には、当然マナーをはじめとしたコツがあり、踏まえていないと交渉が円滑に運ばないことが増えるでしょう。また、断られやすい商品・断られにくい商品が存在するので、値下げ交渉する商品を選ぶことも大切です。
本記事で紹介する値下げ交渉の方法を頭に入れれば、よりスムーズに値下げ交渉ができることはもちろん、ラクマの快適な利用にもつながるでしょう。
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【購入者】ラクマでの値下げ交渉の仕方
値下げ交渉のマナー
値下げ交渉前に出品者のプロフィールを確認する
出品者のプロフィールを確認してみると、値下げ交渉に関するメッセージが記載されているケースがあります。基本的には、そのメッセージの内容に配慮しながら値下げ交渉を進めていきましょう。
とりわけ、「値下げに対応しない」というメッセージがある場合は注意が必要です。そのような出品者に値下げ交渉をしても対応してもらえないばかりか、反感を買うことにも繋がりかねません。
値下げ交渉前にほかのコメントをチェックする
値下げ交渉を始める前に、ラクマアプリ画面下部にあるコメント欄から、ほかのコメントをチェックしてみましょう。
このコメントのなかには、すでに値下げ交渉が行われたものが紛れているケースがあります。その場合は、先立つ交渉の経過を参照しながら、自身の購入金額を調整していきましょう。通常は、出品金額のせいぜい1〜2割程度の値引きが相場です。
いきなり値下げ交渉をしない
アプリ上で取引をするだけの見ず知らずの出品者に対して、いきなり値下げをしてくれと頼むのは失礼にあたります。通常の人間関係と同じように、相手への敬意を持って挨拶から始めるとよいでしょう。
挨拶を加えるだけで出品者のあなたに対する印象がアップし、値下げに応じてくれる可能性も高まります。
自分の都合を理由に値下げ交渉しない
値下げ交渉のなかで、自分の都合をつらつらと書いてしまうケースがあります。このようなケースは出品者からすれば関係のないことであり、かえって反感を持たれてしまう可能性があるでしょう。
たとえば、ポイントで購入したい・パートナーへの誕生日プレゼントにしたいという理由があったとしても、出品者もあくまで自身の利益を考えて出品しているのです。個人的な都合は関係ないと肝に銘じましょう。
必ず返事をする
値下げに応じてくれそうでもそうでなくても、自身から仕掛けた値下げ交渉に返事をするのは最低限のマナーです。自分の都合で相手にお願いをしているのに、値下げしてくれないからといって返事をしないようでは、相手の印象が大幅にダウンしても仕方のないことでしょう。
出品者からどのようなコメントが帰ってきたとしても、返事は必ずするようにしてください。
値下げ交渉を成功させるためのコツ
金額を提示する
金額の提示は、ラクマでの値下げ交渉において重要な点のひとつです。金額の提示は具体的にしたほうが出品者側としても交渉に応じやすいので、曖昧にしないようにするとよいでしょう。
値下げ交渉の相場は、おおよそ出品額の1割程度。たとえば、3,000円の商品なら2,700円、大きくても2割ほどでしょう。大きく値切りたい場合はいきなり行うと印象が悪いので、この程度の金額から値切りを始めるのがおすすめです。
なお、出品額が低い商品ほど値下げはむずかしい傾向があります。これは、出品額が低い時点で利益率が低いことを意味しているからです。
出品者の商品をまとめて値下げ交渉する
同じ出品者からの商品をまとめて購入する場合、値下げ交渉に応じてもらえる確率が高まります。まとめて購入すれば、出品者の立場からある程度の利益率が確保できているため、値引きに応じやすいのです。
また、まとめて購入には何度も連絡や取引相手の評価を行う必要がなかったり、送料が節約できたりといったメリットもあります。
値下げ交渉に応じてもらいやすい・断られやすい商品
値下げ交渉には、応じてもらいやすい製品と応じてもらいにくい製品があります。この傾向をよく知っておくことで、値引き交渉に応じてもらえる確率がグッと高まることでしょう。値下げ交渉の前に、ぜひ参考にしてみてください。
応じてもらいやすい商品
値下げ交渉に応じてもらえる可能性が高い商品の特徴を下記にまとめました。出品者から見て、早く売り切りたい心理が働いている場合は狙い目です。
- 出品者のプロフィールに「値下げ交渉OK」の記載がある
- 出品者のプロフィールに「質問してください」と記載がある
- 出品から日にちが経っている
- 「いいね」が多いのに出品から日にちが経っている
- 出品されている同種の製品より出品金額が高い
断られやすい商品
値下げ交渉に応じてもらいにくい商品には、出品したばかり・出品者が商品に思い入れがあるといった特徴があります。下記でまとめた特徴を参考にして、交渉を断られそうな商品を見極めましょう。
- 出品者のプロフィールに「値下げ交渉NG」の記載がある
- 出品したばかりの商品である
- ハンドメイド商品
- 元より出品金額の低い商品
【コピペOK!】値下げ交渉の例文
ここでは、ラクマで値下げ交渉をするときの例文を紹介します。値下げ交渉におけるそれぞれのシーンに合わせて、そのままコピペをしても使える文章を多数用意しました。値下げ交渉をご希望の方は、ぜひ上手く活用してみてください。
値下げ交渉をするとき
はじめまして!こちらの商品を購入したいのですが、〇〇円に値下げすることは可能でしょうか?
こんにちは!こちらの商品の購入を希望している者です。商品の価格を〇〇円にしてもらうことはできますか?ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。
値下げ交渉に対する返事があったとき
(交渉に応じてもらえたとき)交渉に応じていただきありがとうございます!価格は〇〇円でいかがでしょうか。お返事お待ちしております。
(交渉を断られたとき)この度は、こちらの勝手なお願いをご考慮いただきありがとうございました。また機会があればどうぞよろしくお願い申し上げます。
値下げしてもらった商品を購入したとき
この度は、こちらの勝手なお願いに快く応じてくださりありがとうございました。取引終了まで短い間ですが、よろしくお願いいたします。
商品を購入させていただきました。こちらの勝手なお願いに応じてくださり、誠に感謝いたします。取引終了までどうぞよろしくお願いいたします。
【出品者】ラクマでの値下げ交渉の対応方法
値下げ交渉のコメントがあったときの返事の仕方
出品した商品に値下げ交渉を求めるコメントがあったとき、応じるにせよ応じないにせよ、無視はせずにマナーとして返事はするようにしてください。快適にラクマの利用を続けるためにも、取引相手の印象をよくしておくことは重要です。
【コピペOK!】応じるときの例文
商品を気に入っていただきありがとうございます。販売価格をご希望の価格に変更いたしますので、ぜひ購入いただけますと幸いです。
メッセージありがとうございます。申し訳ないのですが、ご希望の価格まで値下げすることはできません。ですが、せっかく気に入っていただいた商品ですので、〇〇円までなら値下げがすることが可能です。
商品を気に入っていただきありがとうございます。値引き後の価格は〇〇円でいかがでしょうか?ご検討いただけますと幸いです。
【コピペOK!】断るときの例文
メッセージありがとうございます。残念ですが、こちらの商品は値下げ交渉に対応しておりません。恐れ入りますが、現在の価格でご検討いただけますと幸いです。
ご連絡ありがとうございます。あいにくこちらの商品は値下げに対応しておりません。よろしければこちらの価格でご検討いただければと存じます。
値下げ交渉を事前に防ぐ方法
値下げ交渉を事前に防げれば、交渉の手間を省けることはもちろん、取引で得られるはずの利益を圧迫されずに済みます。プロフィールや出品金額の工夫で値下げ交渉を持ちかけられる確率をグッと減らせるので、ぜひ目を通してみてください。
相場の範囲内か相場より低めの値段で出品する
商品を出品する際に、その商品のラクマでの相場と同程度かより低い金額で出品すると、値下げ交渉を受ける確率を減らせます。
値下げ交渉を持ちかける側は同種の商品を検索して探しているわけで、当然ほかの出品者と比べるでしょう。そのときに相場より高ければ、購入者側はどうしても値下げをお願いしたくなる心理が強まるというわけです。
ただし、スムーズに商品を売り切りたいときにはよいですが、少しでも高い利益を求める場合は利益の減少につながりかねないため、この方法はおすすめできません。
プロフィールに「値下げ不可」と記載しておく
プロフィールにあらかじめ「値下げ不可」と記載しておけば、値下げ交渉を受ける確率は大きく減らせるでしょう。値下げ不可と記載している出品者にわざわざ交渉を持ちかける購入者は、多くないからです。
商品を出品するときの商品説明欄に、購入前にプロフィール欄を確認してほしい旨を記載すると、さらに値下げ交渉を避けられます。
値下げ交渉でのトラブルを防ぐための対策
値下げ交渉でのトラブル発生確率を減らすためには、購入申請の有無が大きなポイントです。基本的には購入申請ありにしておくとよいですが、なしの場合でも「購入者優先」といった記載をしておくとトラブルを回避できます。
購入申請ありにする
ラクマの購入申請は、出品者が購入の意思表示を承認して初めて取引が開始される仕組みのことをいいます。購入申請のありなしは出品者が設定でき、出品者からすれば購入者を確認してから取引を始められるので、利用すれば心配の種が減ることでしょう。
「横取りされた」などのクレームを防ぐためにも、購入申請をありにしておくとよいですよ。
購入申請なしの場合は「購入者優先」と記載する
購入申請をありにすると、その手間を面倒に感じる購入者から避けられて、商品が売れにくくなるかもしれないというデメリットがあります。そこでポイントなのが、購入申請なしの場合の対応です。
購入申請なしで出品するときは、商品説明欄に「購入者優先」と記載しておけば「横取りされた」といったクレームを防げますよ。
ラクマは購入後に値下げ交渉できる?
購入者・出品者ともに相手にかなりの手間を強いることになるため、値下げ交渉は可能な限り購入前に済ませておいたほうがよいでしょう。
値下げ交渉にうまく対応してラクマをお得に使おう
本記事では、フリマアプリ・ラクマにおける値下げ交渉のマナーや成約のためのコツ、出品者側の対応方法などについて紹介しました。
値下げ交渉のコツをしっかり守れば、交渉成立の確率は大きく高まります。また、購入者・出品者双方が交渉に上手く対応することで、スムーズで快適な取引にもつながることでしょう。
本記事で紹介したコツを踏まえれば、ラクマがより便利なツールになるはずです。ぜひ参考にして、ラクマをよりお得に使いましょう。