キャリーケースの捨て方や処分方法|粗大・不燃ゴミなど

  • 2024年8月8日
この記事で解決できるお悩み
  • キャリーケースの捨て方を知りたい
  • キャリーケースを捨てずに処分する方法を知りたい
  • キャリーケースを捨てる際の注意点を知りたい

本記事では、キャリーケースの捨て方や捨てずに処分する方法を徹底解説します。

「不要になったキャリーケースをどのように処分したらよいのかわからない」「手間や費用をかけずに処分したい」という方もいるでしょう。

キャリーケースはゴミとして捨てられますが、売ったり、業者に引き取ってもらったりして捨てずに処分することも可能です。処分方法をメリット・デメリット・費用も含めて解説するので、不要なキャリーケースがある方はぜひ参考にしてください。

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キャリーケースの捨て方

使い古したボロボロのキャリーケースを処分する際は、ゴミとして捨てる方法が一般的です。捨て方には、粗大ゴミとして捨てる方法と、解体して普通ゴミとして捨てる方法があります。

それぞれの捨て方の流れや費用などを詳しく解説するので、処分を考えている方はぜひチェックしてください。

粗大ゴミとして捨てる

多くの場合キャリーケースは、粗大ゴミに分類されます。粗大ゴミの基準は自治体によって異なりますが、基本的には一辺が30cm以上の廃棄物のことです。

キャリーケースは一辺が30cm以上であることが多いので、そのまま処分する場合は粗大ゴミとして捨てましょう。

粗大ゴミとして捨てるメリットは、処理費用が安く、不明点があれば自治体の担当者に問い合わせできる点です。処理費用は自治体によって異なりますが、200~400円程度。

一方で、申し込みが必要で回収日まで保管しておかなければならないため、手間をかけずにいち早く捨てたい方には向いていません。

申し込みから捨てるまでの流れ

キャリーケースを粗大ゴミとして捨てる場合の流れは、以下のとおりです。

  1. 電話やインターネットで廃棄の申し込みと回収日の予約をする
  2. コンビニエンスストアなどで粗大ゴミ処理券を購入する
  3. 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入してキャリーケースに貼付する
  4. 予約した回収日に指定の場所へキャリーケースを出しておく

クリーンセンターへの持ち込みも可能

キャリーケースを回収してもらうのではなく、直接クリーンセンターへ持ち込む捨て方もあります。なるべく早く手放したいときは、クリーンセンターへ持ち込めばすぐに処分可能です。処理費用は、持ち込んだ際にクリーンセンターの受付で支払います。

ただし、自治体によっては事前予約が必要であったり、持ち込みでの処分を受け付けていなかったりするので、公式サイトや問い合わせで確認しておきましょう。

可燃・不燃ゴミとして捨てる

キャリーケースを素材ごとに分解し、粗大ゴミの基準である一辺30cmより小さいサイズにできる場合は、可燃・不燃ゴミとして捨てられます。処分費用がかからず事前の申し込みも不要な点がメリットです。

デメリットは、細かく解体する手間がかかること。プラスチック・金属部分が多い場合は分解がむずかしいため、布製のキャリーケースを費用をかけずに処分したい場合におすすめの捨て方です。

キャリーケースの解体方法

キャリーケースを解体する際は、以下の道具を用意し、ケガのないよう注意して作業しましょう。

  • ケガ防止用の軍手・ゴーグル
  • のこぎり、カッター、はさみ
  • ドライバー
  • ペンチ
  • ブルーシート

ブルーシートの上にキャリーケースを置き、ドライバーでネジを外し、取っ手・キャリー部分・内側の金属棒などを取り外します。ファスナーはペンチで取り外しましょう。

のこぎり・カッター・はさみを使用して、ゴミ袋に入るサイズまで解体していきます。布やプラスチックなどの素材ごとに可燃・不燃に分別し、自治体のルールにしたがって捨ててください。

キャリーケースを捨てる以外の処分方法

キャリーケースがきれいでまだ使える状態だと、捨てることがもったいないと感じる方もいるでしょう。不要になったキャリーケースは、捨てる以外にもリサイクルショップやフリマアプリなどで売ったり、業者に回収してもらったりして処分可能です。

ここでは、キャリーケースの処分方法を紹介します。

リサイクルショップで売る

故障していない状態のよいキャリーケースは、リサイクルショップで売れる可能性があります。店舗に持ち込むだけでよく、フリマアプリやオークションなどのように出品の手間がかかりません。

無料査定を行っているショップが多いので費用をかけずに処分でき、売れれば現金が手に入る点がメリットです。ただし、買取ってもらえないケースがあることや、近くに店舗がない場合は利用しにくいことを覚えておきましょう。

捨てることがもったいないと感じる方や、少額でもお金に換えたい方は、リサイクルショップの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

フリマアプリ・ネットオークションで売る

フリマアプリ・ネットオークションでは、多少キャリーケースの状態が悪くても、購入者が納得すれば売れる可能性があります。

価格を自由に設定できる点や売れれば利益を得られる点が魅力ですが、購入者とのやり取り・発送などの手間や、手数料がかかることには注意が必要です。また、いつ売れるかわからないので、すぐに処分したい方には向いていません。

フリマアプリ・ネットオークションを使い慣れており、処分を急いでいない方や、なるべく高く売りたい方におすすめの方法です。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者は、運び出しから処分までを一括して任せられるうえ、処分に困っているものをまとめて回収してもらえる点が利用するメリットとして挙げられます。

ただし、回収には費用がかかり、キャリーケース1点のみのために依頼すると割高です。料金は業者によって異なり、目安は8,000円から。

不用品回収業者の利用は、キャリーケース以外にも不用品が多くあり、時間や手間をかけずにまとめて処分したい方におすすめです。

販売店の下取りサービスを利用する

一部の販売店では、キャリーケースの下取りサービスを実施しています。

下取りとは、新しいキャリーケースを購入する際に古いものを買取ってくれるサービスです。下取りしてもらったアイテムの価値に応じて、購入金額から値引きされます。

買い替えのタイミングでスムーズに処分できることがメリットですが、下取りを実施している店舗は限られているため、事前に確認することが大切です。

支援団体に寄付する

キャリーケースを回収し、発展途上国へ寄付している支援団体があります。支援団体に寄付する方法は、使わなくなったキャリーケースを社会支援活動に役立てられることが魅力です。

寄付自体は無料でできますが、団体へ送付する際の送料は自己負担であるケースが多いため注意しましょう。

寄付を受け付けている団体は、インターネットで検索すると簡単に探せます。キャリーケースを捨てずに社会貢献のために役立てたい方は、ぜひ調べてみてください。

買取店に売る

キャリーケースを取り扱う買取店に売る方法も手軽で、おすすめできます。多くの店舗で、店頭での買取だけでなく宅配買取や出張買取を利用でき費用をかけずに売却可能です。

買取店では、人気ブランドのキャリーケースが高く売れる可能性があります。

ただし、店舗によっては査定依頼できるブランドや使用年数などが指定されていたり、状態が悪いと買取対象外となったりするため、事前に買取条件を確認することが重要です。

キャリーケースを捨てる・売るときの注意点

キャリーケースを捨てたり売ったりする際には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。不要になったキャリーケースをトラブルなくスムーズに処分するために、捨てる・売るときの注意点をしっかりと把握しておきましょう。

ポケットの中を確認する

キャリーケースの内側には、さまざまなサイズのポケットが複数あります。旅行や出張の際に、財布・パスポート・カードなどの貴重品や小物を収納したまま、取り出し忘れている方もいるかもしれません。

内ポケットにものが入ったまま捨てたり売ったりすると、取り戻すことは困難です。キャリーケースを処分・売却する前にポケットの中に何も入っていないことをチェックしましょう。

売るときは付属品を確認する

売却を検討している場合は、査定に出す前に付属品があるか確認してください。キャリーケースの主な付属品は、以下のとおりです。

  • ハンガー
  • ランドリーバッグ
  • ベルト
  • ネームタグ
  • パスポートケース

購入時の付属品がなくても買取してもらえますが、キャリーケースとともに査定に出したほうが高価買取の可能性が高まります。なるべく高く売りたい方は、付属品がないかぜひ探してみてください。

悪徳業者に気をつける

不用品回収サービスを利用する場合は、悪徳業者に気をつけましょう。なかには高額請求をしたり、回収したものを不法投棄したりする業者がいます。

悪徳業者を見分けるポイントは、以下のとおりです。

  • 無料引き取りをアピールしている
  • 出張料・キャンセル料などをあとから追加請求する
  • チラシ・公式サイトに会社の住所が記載されていない
  • 連絡先が携帯電話番号のみ
  • 古物商許可・廃棄物収集運搬業許可を得ていない

悪徳業者を選ばないよう、公式サイトや口コミをチェックしてから利用しましょう。

自分に合ったキャリーケースの捨て方を選ぼう

使わなくなったキャリーケースの捨て方・処分方法について解説しました。捨てる場合は、粗大ゴミとして捨てたり、解体して可燃・不燃ゴミとして捨てたりする方法があります。

捨てることがもったいないときは、リサイクルショップやフリマアプリなどで売る・業者に回収してもらう・支援団体に寄付するなどの方法がおすすめです。

処分方法によって、かかる費用やメリット・デメリットが異なります。自分に合った方法を選んでスムーズにキャリーケースを処分しましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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