結婚式のネクタイマナー|おすすめの種類やカラー・柄も紹介

  • 2024年9月18日
この記事で解決できるお悩み
  • 結婚式のネクタイのマナーについて知りたい
  • 結婚式向きのネクタイの選び方を知りたい
  • ネクタイのおしゃれな色や柄を知りたい

本記事では、結婚式のゲストが身につけるネクタイの選び方について解説。結婚式に避けるべきネクタイの色やおすすめの柄などを紹介します。

友人や親族の結婚式に呼ばれた際、「どんなネクタイにするべき?」と悩んだことがある人は多いでしょう。大事なお祝いの場だからこそ、失礼になるチョイスは避けたいですよね。

また、最近は結婚式のネクタイの常識が少しずつ変化しています。ぜひこの記事を参考にして、結婚式にふさわしいネクタイを選んでください。

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結婚式の基本的なネクタイマナー

白ネクタイ

結婚式でのゲストの装いには、さまざまなマナーがあります。スーツの着こなしに欠かせないネクタイもそのひとつです。ここでは、結婚式におけるネクタイの基本的なマナーについて解説します。

原則はシルバーあるいは白

日本では、結婚式でゲストが身につけるネクタイカラーは、白かシルバーが定番とされています。

世代によってネクタイのマナーに多少の違いがありますが、「結婚式といえば白かシルバー」と認識している人は多いはず。特に、目上の人が多い結婚式であれば、定番のカラーを選んでおくことが無難です。

また、新郎新婦の親族として参列する場合は、ゲストをもてなす側にあたるため、定番の白ネクタイを選びましょう。

最近は明るいカラーもOK

近年は、若い世代を中心に結婚式のネクタイの自由度が高まっており、白・シルバー以外のネクタイを着用する人が増えています。

友人や結婚式やカジュアルウェディングなら、パステルカラーなどの明るい色もおすすめです。シャンパンゴールドやピンクといった淡い色は、お祝いの場にふさわしい華やかさをプラスしてくれます。

スーツと合わせてコーディネートすれば、自分らしいおしゃれを楽しめるでしょう。

使用してはいけないネクタイ

色の選択肢が増えたとはいえ、守らなくてはいけないマナーもあります。

結婚式のネクタイには、弔事を連想させる黒や柄が派手なものはふさわしくありません。特に、黒ネクタイは喪服の印象が強いため、仲のいい友人の結婚式であっても身につけないようにしましょう。

また、アニマル柄のネクタイも避けてください。動物の殺生をイメージさせるアニマル柄は、結婚式に限らず、すべての冠婚葬祭でマナー違反です。

結婚式におすすめのネクタイの種類

ネクタイには、定番のベーシックなネクタイ以外に、蝶ネクタイ・バロックタイ・アスコットタイなどの種類があります。それぞれに特徴や適したシーンが異なるため、ネクタイを選ぶ前にチェックしておきましょう。

ネクタイ

赤ネクタイ

ビジネスシーンでお馴染みのベーシックなネクタイは、結婚式でもポピュラーなネクタイです。

挙式・披露宴・二次会のどのようなシーンでも使いやすく、多くの年代の人に馴染みがあります。結婚式のネクタイ選びに迷ったら、まずはベーシックなネクタイをチョイスしておきましょう。

また、結び方によって違った着こなしができることもベーシックなネクタイの特徴です。まわりと差をつけたいなら、おしゃれな結び方にチャレンジしてみてください。

蝶ネクタイ

蝶ネクタイ

蝶ネクタイは「ボウタイ」とも呼ばれ、蝶のような形状をしています。華やかな雰囲気を演出してくれるため、結婚式でスピーチや受付を任せられているときにおすすめです。

本来はアフター6と言われる夜の結婚式に使われるアイテムですが、最近は昼間の結婚式に着用する人も多く、それほど気にする必要はありません。

よりフォーマル感を出したいなら、三角形の襟が特徴のウィングカラーシャツに合わせるといいでしょう。

バロックタイ

バロックタイ

バロックタイは、バロック王朝時代の貴族が使ったとされるネクタイ。ネクタイのなかでもっとも格式が高く、結婚式では新郎新婦の父方や主賓が着用することが多いです。

バロックタイは、大剣と呼ばれるネクタイの先端部分が短く、基本的にベストに入れ込んで着用します。ベストなしで身につけると、バロックタイとパンツの間に中途半端な隙間ができてしまい、全体の見栄えが悪くなるので注意しましょう。

アスコットタイ

アスコットタイ

アスコットタイは、イギリスで昼の礼装として使われていたネクタイです。昼~夕方の結婚式であれば、身につけてもマナー違反ではありません。

アスコットタイは、通常のネクタイよりも幅広に作られており、スカーフのように巻いて着用します。さまざまな巻き方があるので、アレンジを楽しみたい人にもおすすめです。

また、ボリュームのあるアスコットタイは、上品なウイングカラーシャツとの相性がよく、ワンランク上の着こなしができます。

結婚式におすすめのネクタイカラー

結婚式にふさわしいネクタイカラーについて紹介します。シーズンごとにおすすめのカラーとその理由をまとめているので、結婚式用のネクタイ選びに迷ったときの参考にしてみてください。

白・シルバー

結婚式の定番カラーである白・シルバーは、季節を問わず、オールシーズンで使えます。

特に、シルバーは、世界共通のフォーマルカラーとして知られているため、海外の方の結婚式にもおすすめです。結婚式に白・シルバーのネクタイを身につけるなら、サテンやシルクといった光沢のある素材を選ぶといいでしょう。

春:ピンク・ラベンダー

ピンクやラベンダーのネクタイは、コーディネートに季節感をプラスできるカラーです。首元に明るい色を入れることで、華やかなコーディネートになります

ピンクに抵抗がある人は、ラベンダーのネクタイに挑戦してみましょう。ピンクよりも大人っぽい印象になるため、男性にも身につけやすいことが魅力です。

夏:ブルー

爽やかな雰囲気のパステルブルーは、夏のフォーマルスタイルによく合います。堅苦しい印象になりすぎないので、若い世代の方に特におすすめのカラーです。

また、ブルーは万人ウケするカラーで、清潔感もあります。上司や目上の方が出席している結婚式でも身につけやすく、ひとつ持っておくと重宝するでしょう。

秋:シャンパンゴールド・イエロー

シャンパンゴールドは、結婚式にふさわしい華やかさを演出してくれます。ゴールドほど派手にならず、会場で悪目立ちする心配もありません。

若い世代なら、明るい印象のイエローもおすすめ。爽やかさも持ち合わせており、夏から秋にかけて使いやすいカラーです。黄色と聞くと派手な印象がありますが、ペールトーンのイエローなら上品に着こなせるでしょう。

冬:くすみカラー

くすみカラーは「スモーキーカラー」とも呼ばれ、パステルカラーにグレーを加えたような色味が特徴です。パステルカラーとは違った落ち着いた印象があり、色味が暗くなりがちな冬のコーディネートによく合います。

年代を問わずに身につけやすく、初めて白・シルバー以外のネクタイに挑戦する人にもおすすめです。

結婚式におすすめのネクタイの柄

結婚式用のネクタイを選ぶときは、柄にも注目しましょう。ここでは、ネクタイの代表的な柄をいくつかピックアップし、相性がいいカラーや着用時の注意点についても詳しく解説します。

ソリッド(無地)

ソリッド

ソリッドとは無地のことで、「ソリッドタイ」と呼ばれます。シンプルでどんなスーツにも合わせやすいため、ひとつ持っておくと便利です。

ひと昔前は、結婚式には白の無地ネクタイを身につけることが一般的でした。近年は柄物も許容されていますが、目上の人が多い結婚式であれば、無難なソリッドを選ぶといいでしょう。

ストライプ

ストライプ

ソリッド同様に結婚式で定番なのが、ストライプのネクタイです。特に、斜めに縞模様が入った「レジメンタルストライプ」は、幅広い年代に身につけやすく、知的な印象を与えてくれます。

結婚式用なら、白地にネイビーなどのストライプが入ったものがおすすめ。縞模様の幅が大きいとカジュアルダウンしてしまうため、縞模様が細いものを選びましょう。

ドット

どっと

ドットは、細かな水玉模様を散りばめた柄のこと。ドットの大きさは商品によってさまざまですが、大きくなるほどカジュアルな見た目になってしまいます。結婚式用なら、針で刺したような模様の「ピンドット」がおすすめです。

また、上品に着こなしたいなら、ベースの生地とドットが同系色のものを選んでください。

千鳥格子

千鳥格子

千鳥格子とは、千鳥が飛ぶ姿に似ていることから名付けられた柄です。欧米では、猟犬の歯をイメージして「ハウンドトゥース」と呼ばれています。

千鳥格子は、ドット同様に模様が細かいほうがフォーマル向けです。また、柄そのものに存在感があるため、シンプルなアイテムとよく合います。シャツは白を選び、ネクタイが主役のコーディネートを作りましょう。

チェック

クラシカルなスタイルが好みなら、チェック柄という選択肢もあります。

なかでも、千鳥格子をチェック状にした「グレンチェック」は、イギリスの伝統的な柄として知られており、結婚式のネクタイにぴったりです。

ベストと合わせて着こなせば、英国紳士風のトラッドスタイルが完成します。明るめのグレーなら、重たい雰囲気になる心配もありません。

ネクタイの結び方にも注意

ネクタイの結び方は、プレーンノット・ダブルノット・ウィンザーノット・セミウィンザーノットの4種類が代表的です。

襟の開きが狭いシャツならプレーンノット、カジュアルな披露宴ならセミウィンザーノットと、それぞれに相性のいいシャツやシチュエーションが異なります

ネクタイの結び方に「結婚式なら必ずこれがいい」というルールはありません。着用するスーツやシャツに合わせながら、しっくりくる結び方を見つけてください。

小物にも気を配ろう

結婚式の装いには、ネクタイ以外の小物にもこだわることが大切です。ネクタイピンやポケットチーフは、ネクタイの色に合わせつつ、結婚式らしい華やかなものを選びましょう。

特に、ポケットチーフは胸元にボリュームを出して、フォーマル感を一気に高めてくれます。新郎新婦への感謝・祝福といった意味があるため、結婚式にはぜひ身につけておきたいアイテムです。

スーツや靴との相性も確かめながら、全身のコーディネートを完成させましょう。

結婚式のネクタイは色や柄にこだわろう

結婚式でゲストが身につけるネクタイのマナーについて解説しました。

ひと昔前は結婚式のネクタイは白・シルバーが定番でしたが、最近ではシャンパンゴールドなどの明るいカラーを選ぶ人が増えています。華やかなカラーのネクタイは、お祝いムードを盛り上げてくれることが魅力です。

新郎新婦との間柄やゲストの顔ぶれに配慮しつつ、マナーの範囲内でおしゃれなネクタイ選びを楽しみましょう。

ぜひこの記事を参考にして、結婚式にぴったりなネクタイを見つけてください。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:暮らすパイス,ワールドオンラインストア,kuskafabric,MITSUKOSHI ISETAN

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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