macbook airとproの違いは?価格やスペックを簡単に比較

  • 2022年3月9日

macのパソコンは、スタイリッシュでおしゃれなデザインが特徴です。ドラマや映画などの映像作品にもよく登場しているため、憧れている方も多いはず。

しかし、macにはmacbook airとproのふたつがあり、さらにproには3つの種類があります
。そのため、「購入したいけど、どれを選べばいいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回はmacbook airとproの違いや、それぞれのモデルをおすすめできる人のパターンをご紹介いきます。

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macbook airとproの違いを簡単に解説

macbook airとproの違いを「性能の違い」「価格の違い」「デザインの違い」の3つの項目にわけてご紹介します。

macbook proの場合、さらに13インチ、14インチ、16インチの3種類あります。上記3種ごとに性能や価格が異なるため、注意しながらチェックしていきましょう。

性能の違い

macbook airとproの性能の違いをいくつかピックアップして表にまとめました。

macbook airmacbook pro
CPUM1チップM1チップ/13インチ

M1 ProチップまたはM1 Maxチップ/14・16インチ

メモリ容量8GB
(最大16GB)
8GB/13インチ
(最大16GB)

16GB/14インチ
(最大64GB)

16GB/16インチ
(最大64GB)

ストレージ容量256GB
(最大2TB)
256GB/13インチ
(最大2TB)

512GB/14インチ
(最大8TB)

512GB/16インチ
(最大8TB)

バッテリー容量最大18時間最大20時間/13インチ
最大17時間/14インチ
最大21時間/16インチ
Touch Barの有無なしあり/13インチ
なし/14インチ
なし/16インチ

一言でお伝えするなら、macbook proの方が性能が高い仕様になっています。とはいえ、airも基本使いで困らないスペックです。

また、購入時にカスタマイズ(パーツを変更する)もできます。例えば、「macbook airが欲しいけど、メモリのみ16GBに変更したい」などが可能です。

CPU

まず、CPUとは、中央処理装置のことでパソコンの頭脳にあたる部分です。M1<M1 Pro<M1 Maxの順に性能が高くなっていきます。

macbook airとmacbook pro13に搭載されているのは「M1チップ」ですが、基本的な作業において、不便を感じることはないでしょう。

M1 ProとM1 Maxは「とにかく性能重視」でパソコンを購入したい方向けと言えます。

メモリ

メモリはデスク(作業台)に例えられることがよくあります。

狭いデスクよりも広々としたデスクの方が、同時に複数の作業をこなしやすいですよね。メモリも同じで、容量が多いほど「書類作業+動画視聴」「画像編集+音楽の再生」など、一度に複数の作業がしやすいと考えましょう。

「書類作業+音楽再生」や「ネットサーフィン+動画視聴」などであれば8GBでも問題ないケースがほとんどです。

しかし、負荷のかかるゲームや重たいデータを扱う動画編集などをするのであれば、8GBよりも16GB以上のメモリの方が使いやすいでしょう。

ストレージ

ストレージとは、データを保存するパーツのことで、大きく「SSD」と「HDD」の二つにわかれます。

SSDの特徴はアクセス速度が早い点です。HDDはSSDに比べると、速度は劣るものの、金額を抑えて購入することができます。

写真や動画などのデータをたくさん保存したい場合、macbook airやmacbook pro13の256GBでは足りないかもしれません。

しかし、ストレージが足りなくなった場合は、外付けHDDやオンラインストレージサービスを使って、後から不足分をカバーすることもできます。

価格の違い

macbook airとmacbook proの価格をそれぞれ表にまとめました。

モデル金額
macbook air115,280円(税込)~
macbook pro13インチ148,280円(税金)~
macbook pro14インチ239,800円(税込)~
macbook pro16インチ299,800円(税込)~

上記の表を見ても、上位モデルになるほど金額が上がっていることがわかります。例えば、macbook airとmacbook pro16の金額差は倍以上違っています。

また、どのパソコンも表示が「〇円~」となっているのは、購入時のカスタマイズによって価格が変動するからです。

例えば、macbook airのメモリを8GBから16GBに変更する場合、プラス22,000円となるため、価格は137,280円に変動します。

このように、パーツをアップグレードするときは、表よりも金額が上がるとお考え下さい。

デザインの違い

macbook airとmacbook proは、カラーや大きさなどデザイン面でも違いがあります。

macbook airmacbook pro
カラーシルバー
スペースグレイ
ゴールド
シルバー
スペースグレイ
大きさ13インチ13インチ
14インチ
16インチ
重量1.29kg1.4kg/13インチ
2.0kg/16インチ

まず、カラーの違いは「ゴールドがあるかないか」です。ゴールドカラーは、macbook airのみで販売されています。

また、大きさに関しては、macbook airは13インチのみ、macbook proは13インチ、14インチ16インチの3種類です。

持ち運び用のノートパソコンを購入したい方は、大きさと重量は要チェック。目安としては、13インチ前後、重さ1.3kg以下が持ち運びしやすいと言われています。

このことからも、macbook proの16インチ(2.0kg)を常に持ち運ぶのは、不可能ではありませんが、あまり向いていないことがわかります。

macbook airはこんな人にオススメ

macbook proよりもmacbook airがおすすめできる人は下記の3パターンです。

  • 価格を抑えて購入したい人
  • ネット検索や事務作業がメインの人
  • カフェなど家の外で作業する人

それぞれ、項目別に「なぜおすすめなのか」解説していきます。

価格を抑えて購入したい人

macbook airはmacbook proよりも販売価格が安い点が特徴です。

「macは高い」というイメージがある方もいらっしゃいますが、macbook airであれば、税込115,280円~購入可能なので、予算が限られている方も手が届きやすいはず。

とはいえ、安いからといってスペックが悪いわけではありません。

例えば、M1チップに搭載されている画像信号プロセッサは、オンライン会議時に、姿をより美しく映し出してくれます。

もちろん、カメラだけでなくマイクも搭載されているため、在宅ワーク用のパソコンを購入したい方へもぴったりです。

ネット検索や事務作業がメインの人

macbook airは、YouTubeなどの動画視聴、ネット検索やブログ更新、執筆をおこなう方へおすすめできます。これらの目的であれば、画面もさくさく動くため、ストレスを感じることなく作業できるでしょう。

また、macbook airは簡単な動画編集やプログラミングなどにも対応しています。

たしかに、macbook proには性能が劣りますが、基本的な作業においては、困らない機能が搭載されているのでご安心ください。

カフェなど家の外で作業する人

macbook airはmacbook proに比べて、重量が軽い点が特徴です。そのため、カフェやコワーキングスペースなど、家の外で作業したい方へおすすめです。

バッテリーはおよそ18時間稼働可能です。macbook proに比べると短いですが「半日外で仕事をする」「新幹線での移動中に使いたい」などのケースであれば不便はないはず。

また、選べる色の種類がmacbook proより多いため、ファッション性にこだわりたい方にもぴったり。普段身に着けている洋服や小物に合わせて、好みの色を選びましょう。

macbook proはこんな人にオススメ

macbook airよりもmacbook proがおすすめできる人は下記の3パターンです。

  • 動画編集やデザイン系の作業を快適にしたい人
  • バッテリー容量や外部ポートの数を重視する人
  • Touch Barを活用したい人

ひとつずつ、具体的に解説していきます。

動画編集やデザイン系の作業を快適にしたい人

負荷のかかる動画編集やデザインをしたい方へもmacbook proはおすすめです。

macbook proの14インチや16インチはmacbook airよりも性能の良いCPUを搭載しているため、処理速度が早く、負荷のかかる作業中も画面がスムーズに動きます。

もちろん、macbook airでも作業をすることは可能ですが、より快適さを求めるのであれば、macbook proの14インチや16インチを検討しましょう。

また、macbook proの14インチと16インチは、macbook airに比べて、画面のサイズが大きいため、デザインやイラストなどの細部が見やすい点もポイントです。

バッテリー容量や外部ポートの数を重視する人

macbook proは、macbook airよりも長い時間稼働できる点も魅力のひとつです。

ただし、下記からも分かる通り、macbook pro14に関しては、macbook airの方がバッテリー容量が大きい点を覚えておきましょう。

  • macbook air⇒最大18時間
  • macbook pro13⇒最大20時間
  • macbook pro14⇒最大17時間
  • macbook pro16⇒最大21時間

また、macbook pro14と16は、macbook airよりも外部ポートが多彩なので、周辺機器をたくさん使う方へ向いています。

周辺機器とはモニターや外付けHDD(写真や動画を保存できる)などのことです。

Touch Barを活用したい人

Touch Barは、キーボードの最上部に位置している横長のタッチパネルです。

表示されるボタンは、実行中のアプリケーションやおこなっている作業によって変わります。例えば、文字を入力しているときであれば入力候補、動画を見ている時は動画のシークバーなど、現在の画面の状況に合わせて変化をするのです。
また、Touch Barでは音量や画面の明るさの調整もおこなうことができます。

人によってはとても便利な機能ですが、搭載されているのはmacbook pro13のみです。Touch Barの機能に惹かれるのであれば、macbook pro13を選びましょう。

macbook airとproは目的や予算に合わせて選ぼう

macbook airとmacbook proは、それぞれの商品に特徴があります。そのため、自分がパソコンを使いたいシーンや予算に合わせて選ぶことが大切です。

まずは、自分が日常生活や仕事でどのような作業をするのか書き出してみましょう。例えば、動画視聴、ネット検索、動画編集、イラスト作成、プログラミングなどです。

次に、重視するポイント(金額やバッテリー容量など)を明確にし、公式サイトの情報と照らし合わせたうえで「これだ!」と思う一台を選びましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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