12インチMacBookの買取相場と安全に売るための4つのポイント

  • 2022年3月11日
12インチMacBookの買取価格と高く売るコツまとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

MacBookとは

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photo by Maurizio Pesce

MacbookはAppleが開発、販売しているノート型パソコンです。かつて、CPUにPowerPCを搭載していた頃のiBookシリーズの後継機として、2006年5月に発売されました。

ノート型のハイエンドモデル「macbook pro」に対する廉価版と位置付けられ、一般用ユーザー向けとして人気を博してきましたが、2011年にアップルオンラインストアでの取り扱いを一旦終了。2015年4月にリニューアルという形で復活しました。

12インチのretinaディスプレイを採用し、薄さ0.35〜1.31cmかつ重さ920グラムという軽量を実現させた持ち運びに大変便利なMacです。今回は、Macbookをネットで買取してもらうため、MacBookの買取価格と展開中の便利なサイトについて紹介してゆきます。

MacBookの買取価格紹介

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Early2015モデルの買取価格

  • MF856J/A 買取価格98,000円
  • MK4N2J/A 買取価格98,000円
  • MJY42J/A 買取価格98,000円
  • MF855J/A 買取価格70,000円
  • MK4M2J/A 買取価格70,000円
  • MJY32J/A 買取価格70,000円

(※2016/06/08時点)

仕様によって買取価格が違う

では、MacBookをネット経由で買取サービスに申し込んだ時に、どのくらいの値段がつくのでしょうか。パソコンの買取サイト「コムショップ・デジタル館」にて実際に買取価格を打ち込んでみたところ、2015年春モデルの標準仕様(Retina12インチ、1.1GHz Intel Core M、メモリ8GB、256GBSSD)では7万9000円となりました(定価は税別14万8800円)。定価の53%の値段で買取ってくれるということです。

MacBookにはもう一つ、カスタマイズでCPUの性能を1.2GHz Intel Core Mに、ストレージを512GBSSDに変更できる仕様がありますが、こちらは定価が18万4800円(税別)であるのに対して、買取価格は9万2000円でした。こちらは定価の49.7%となりました。購入時の価格差は3万6000円もありますが、売る時にはその差が3分の1近い1万3000円まで縮んでしまうというわけです。

この買取価格の差から読み取ることができるのは、MacBookの標準仕様モデルとカスタマイズモデルでは、標準仕様モデルの方が需要があるということです。Macbook proのように重たいソフトをガンガン使うためのスペックではないため、SSDは256GBでも収まりそうですし、1.1GHzから1.2GhzへとCPUの性能が上がったとしても、劇的に処理速度が上がったとまでは言えません。

以上の点を考慮すると、初級者、または中級者向けのMacbookはカスタマイズをするほどの必要性が感じられないため、標準仕様のモデルの方が人気があるといえるでしょう。ちなみに、Macbookの色と値段は関係がなさそうです。

MacBookの12インチサイズの魅力と基本スペックについて

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現在のラインナップ

2016年4月現在、Appleが展開しているノート型パソコンは、Macbookの他にも「Macbook air」と「Macbook pro」があります。アップルオンラインストアでの販売価格をそれぞれ比較すると、Macbookの最下位機種は14万8800円、11インチのMacbook airが10万2800円(13インチは11万2800円)、13インチのMacbook proは12万6800円(13インチのRetinaディスプレイモデルは148800円)となっております(いずれも税別)。

モデルごとの違い

単純に価格を比較すれば、Macbook pro13インチのRetinaディスプレイモデルと同等の位置付けになりますが、両者のスペックは性能差があります。

MacbookにはIntel Core Mと呼ばれる省電力のCPUを搭載しています。これとMacbook pro(2015年春モデルの最下位機種)搭載のIntel Core i5を性能差で比較すると、MacbookはMacbook proに処理速度で約1.5倍もの差をつけられていることがわかります。ただ、Macbookには、「軽さ」と「薄さ」、エネルギー効率に優れている点、本体色が3色選べるという武器があります。

12インチのMacBookは持ち運びが便利

これらの強みを踏まえると、Macbookが優位なシチュエーションは、「携帯性」にあると言えるのではないでしょうか。12インチのノートパソコンながら1キロに満たない重さや、本体の色もシルバーだけでなく、ゴールド、スペースグレイまで選べてしまうので、自分の好みをMacにより反映させることができるでしょう。

安全にパソコンを買取ってもらうために押さえておくべきポイント

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では、実際にMacBookを売ることを想定して、パソコンの買取サービスに申し込むためのポイントを紹介してゆきましょう。

個人情報の取り扱いに注意

初めてパソコンを売る方にとっては、「他人の手にパソコンが渡ることで残しておいたデータなどが抜き取られたらどうしよう」などと心配に思う方もいるかもしれません。そんな方は「プライバシーマーク」を取得している店舗を見つけましょう。

前の持ち主のデータ消去などを責任を持って行ってくれるため、安心して商品を売ることができます。前段落で紹介した「コムショップ・デジタル館」もプライバシーマークを導入していました。

送料無料の店を選ぼう

続いて、商品の発送にかかる送料について心配する方もいるでしょう。こちらについても、多くの買取サイトは集荷を無料で行ってくれます。また、売りたい商品をまとめて送ったり、商品の買取額が高額になったりした場合は無料になるなど、条件付きで無料になるケースもあるでしょう。

トラブルに注意

注意したいのは、買取サイトによって「査定料」として査定額から一定料金を抜いた形で入金されることや買取不可となって返送時の送料がかかったといったケースが出てくる場合もあり得るということです。

商品を送ったものの、査定金額に満足できずに買取に至らない、または不具合が見つかり買取ができないということがあった時に、無料で返送してくれる店舗もありますが、着払いで商品を返送してくる店舗もあるため、トラブルを避けるためにも買取の申し込みに関するルールは隅から隅まで読み込んでおきましょう。

買取価格は目安

もう一点注意したいのは、サイトで表示された買取価格は、付属品などの一式が揃っていて、かつ状態が良い時の値段なので、商品を出してみて査定の金額の低さに驚かないように、あくまで目安程度に考えておきましょう。

まとめ

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12インチのRetinaディスプレイを導入した新型Macbookは、本体を3色から選べる点や軽く薄いという利点から、より携帯性、デザインに優れている意味でMacbook airやMacbook proと住み分けができていることや、買取価格から見てカスタマイズをしない標準モデルの方が人気があることが理解できましたでしょうか。

新型Macbookは登場してまだ間もないため、比較的高価な取引が期待できます。パソコンの性能は日進月歩であり、早ければ半年に一度のペースでバージョンアップされた新製品が登場するため、最新機器でもすぐに「旧型」の扱いになってしまいます。

特にMacbookは2015年のリニューアル以来、バージョンアップがされていないので、そろそろ新製品が出る時期かもしれません。保有機が「新型」であるうちに、1日でも早くネットの買取サービスを利用して、次のMacを買うための軍資金にしましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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