琉球の美酒「泡盛」は、寝かせるほど旨くなる!
沖縄を代表するお酒といえば、もちろん「泡盛」。ルーツは定かではありませんが、タイや中国から琉球王国に伝わり、14世紀後半~15世紀頃にはすでに飲まれていたようです。現在、泡盛の原料には作業と温度管理のしやすさからタイ米が使われ、昔と同じように黒麹で仕込まれ、2週間ほどじっくり発酵させ蒸留すると、あの独特の風味をもつ「泡盛」になります。飲み方はそのままロックや水割りで、さらにシークワ―サー割りにすると、より爽やかな味わいが楽しめます。沖縄の人は牛乳割りもポピュラーなスタイルだとか。気になるお味は、ぜひご自身でお試しください。
さて、黒麹を使った全麹仕込みという泡盛独自の製法によって、泡盛には独特の風味があります。しかし人によっては、風味を「クセ」に感じ、飲みにくさを感じてしまうのも事実。沖縄旅行でついつい泡盛を買い込んだり、お土産やプレゼントとして貰った泡盛がずっとご自宅に眠っている……とお悩みの方、ぜひ「買取」を考えてみましょう。
泡盛は買取にピッタリのお酒です! なぜなら、ビンに詰められても熟成が進み、3年以上そのまま寝かせるだけで美味しい古酒(クースー)と呼ばれる高級泡盛になるから!紙パック入りの泡盛も大丈夫。紙パックの内側のアルミで、きちんと密閉と遮光がされているので3年程度なら、より美味しい泡盛になるそうです。
高く売れる人気の「泡盛」とは!
photo by Kiwi He
人気の泡盛
比較的安価で手に入る泡盛ですが、独自の「ストーリー」のある泡盛は、やはり人気があり高価です。この場合ストーリーとは、「10年、18年など長期間熟成させた古酒」、「受賞歴がある」、「数量限定で手に入れるのが難しい」などを指します。
例えば、宮里酒造所の泡盛「春雨 詩(うた)」は、23年もの長期熟成古酒。そのため、販売価格は驚きの70,000円以上にもなります。次に、識名酒造の「時雨 1994年貯蔵古酒」は平成26年度泡盛鑑評会において最高賞の県知事賞を受賞。さらに限定300本というプレミアがつき、販売価格は25,000円と、こちらもかなり高価です。
珍しい泡盛
その他、「珍しいもの」も価値が出やすく、例えば沖縄本島の北部で作られた泡盛は市場にあまり出回らないため、比較的値段があがりやすいようです。同じように、離島でつくられた泡盛も珍重されています。特に、石垣島、西表島、波照間島をはじめとする八重山諸島の酒造所は小規模生産で個性的な味わいのため、根強いファンがいます。
買取価格は問い合わせしないと教えてくれないお店が多いのですが、参考までに現在3,240円~3,780円ほどで販売されている瑞泉酒造の泡盛「瑞泉 おもろ 10年古酒」が1,500円程度で買取されていました。保存状態やラベルの良し悪しにもよりますが、大よそ販売価格の半額程度が目安のようです。
泡盛をなるべく高く買取ってほしいから!おすすめ買取店
ご自宅に眠っている泡盛を買取してくれるお店を4店舗ご紹介します。
おたからや
初めてだったので緊張しないように色々話して下さりとても雰囲気良かったです。
査定前後の雑談が抜群にいい、フレンドリーだがキチッとして誠実を感じまた、話をする為に何か売る物を探してしまう事になってしまう。
特徴
- 全国に1,200店舗以上を展開
- 出張買取にも対応
- 専門知識豊富な査定士が在籍
店舗紹介
おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、泡盛以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。
また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。
おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。
おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。
店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、泡盛の高価買取を目指してみてください。
買取実績
- 貴州茅台酒(マオタイ):600,000円
- マッカラン 30年:300,000円
- ヘネシー ノスタルジー ド バニョレ クリスタル 酒瓶+箱:120,000円
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | おたからや |
営業時間 | 8:00〜21:00(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休(問い合わせ) |
買取方法 | 店頭、出張 |
会社名 | 株式会社いーふらん |
古物商許可番号 | 神奈川県公安委員会 第451380001308号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
ファイブニーズ
大変迅速かつ丁寧にご対応くださりありがとうございました!また、当日までのメールでの対応も大変気持ちよく進めていただきとても助かりました。ありがとうございます。また今後ご縁がありましたらどうぞ
特徴
- お酒買取の専門店!
- 経験豊富なプロが査定
- 宅配・出張買取にも対応
店舗紹介
ファイブニーズは、全国12の都道府県に店舗を展開しているお酒買取の専門店です。専門店として確かな実績を誇り、有名銘柄のお酒はもちろんのこと、価値がわからないものに関しても経験豊富な査定士が確かな目利き力で、相場に合わせた価値を提示してくれます。
また、幅広いサービスに対応していることもファイブニーズの特徴です。LINEや電話で気軽に相談可能なので、お酒の買取依頼を考えている方はぜひ候補に入れてみてください。
ファイブニーズは全国12都道府県にしか店舗はありませんが、宅配・出張での買取依頼にも対応しています。送料やキャンセル料などは不要なうえ、宅配・出張ともに全国どこからでも申し込みが可能です。「近くにお酒の買取店がない」という方も利用しやすいでしょう。
お酒は未開封品であっても、経年劣化などで買取してもらえない可能性があります。また、お酒の価値は日々変動しているので、タイミングを逃すと大きな損をしてしまうかもしれません。
ファイブニーズの査定は無料で、ネット申し込みなら24時間以内に概算の査定額を教えてもらえます。お酒の買取で失敗しないためにも、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょう。
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | ファイブニーズ |
営業時間 | 9:45〜19:00(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休 |
買取方法 | 店頭、宅配、出張 |
会社名 | 株式会社ファイブニーズ |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第307731104330号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
買蔵
出典:買蔵
お酒の専門買取店ですので、珍しいお酒の価値もきちんと買い取り価格に反映してくれます。買取方法は「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3タイプ。
実店舗は名古屋市西大須はじめ、東京都内錦糸町、三軒茶屋にあります。お持ちの泡盛の本数が少ない、スタッフと対面せずに手軽に泡盛を売りたい、店舗から遠いところに住む人におすすめの方法が「宅配買取」。フリーダイヤルでお店にお問い合わせすると、無料の梱包キットが送られてくるので、丁寧にご自宅にある泡盛を緩衝材でくるみ、送りましょう。佐川急便の着払いなので、無料で送れます。万が一輸送中の事故で破損しても、保険つきで安心です。
リカスタ
出典:リカスタ
リカスタは、お酒の買取専門店です。
業界最大級の実績を誇っており、珍しいお酒も扱っているので安心して買取依頼を任せられるでしょう。買取方法は店頭買取・出張買取・宅配買取の3種類あるため、地方にお住まいの方でも自宅にながら泡盛を売却できます。
実際に買取に出す前に査定を依頼でき、その方法もLINE、Web、FAX、電話と複数から選べるのもポイント。使いやすいツールを使って査定ができるので、気軽に依頼してみてくださいね。
気をつけたいポイント
泡盛は寝かせることでより美味しくなりますが、長期熟成に向く泡盛には幾つかポイントがあります。まず、アルコール度数が30度以上で強く、水であまり希釈されていない泡盛は長期間寝かせても変質しにくいので美味しい古酒になります。また、風味にクセがある泡盛は、長期熟成によってクセが旨みに変わりよりまろやかな味わいになるので高価で買い取ってもらえる可能性があります。今後泡盛を買う時は、以上の2点を頭の片隅に置いて購入しましょう。
買取の際の注意
その他、買取にあたっては、あらかじめ電話やネットなどで「仮査定」してもらいましょう。連絡せず直接店頭に持ち込むと、査定に時間が掛かりお店で待たされてしまうかもしれません。いずれの店舗も査定は無料なので、幾つかお問い合わせし、より高価に買取してもらえるお店を探しましょう。問い合わせの際には、売りたい泡盛の種類や状態をなるべく詳しく伝えます。すでに開栓されていたり、甕(かめ)入りの泡盛など蓋部分などが極端に状態の悪い泡盛は買取してもらえない可能性もあるので気を付けて。
買取には、古物営業法の関係で18歳以上であることを証明する本人確認が必要です。お酒の買取は未成年に対応していないお店もありますので各お店に問い合わせてください。
泡盛の買取まとめ
日本最古の蒸留酒である「泡盛」は遥か昔、600年ほど前、琉球王朝の時代から沖縄の人々を中心に愛されてきました。その美味しさは、1853年浦賀に入港の前に琉球を訪れたペリーを「まろやかに熟しきつく甘く、そしてドロリとした舌触り。まるでフランスのリキュールのようだ」と言わしめたほど。ペリーが味わった古酒の泡盛とはどのような味わいだったのでしょう。
古酒は飲むのも売るのもおすすめ
泡盛は「仕次ぎ」という手法で、100年、200年と古酒を少しずつ継ぎ足しながら名家の家宝として大切に育てられてきました。古酒に若い古酒を混ぜることで、古酒ならではの香りやまろやかさを保ちつつ、古酒の劣化を防ぐ「仕次ぎ」は、世界中のさまざまな酒の中でシェリー酒と泡盛のみだと言われています。各家庭に代々伝わってきた秘密の古酒は「家酒家宝」と呼ばれ、おめでたい席でふるまわれ、沖縄の大切な文化として大切に守られてきました。
しかし、戦争で全て途絶えてしまい、現在100年を超す古酒を味わうことはできません。ペリーが味わった「フランスのリキュール」のような古酒の味わいは、今となっては想像するだけですが、戦争が終わってからまた少しずつ各家庭で古酒を育てる取り組みが復活してきています。
あなたの家でひっそりと眠っている泡盛は、もしかしてとんでもないお宝かもしれません。ぜひ、買取を検討してみましょう。