- 山崎・響・白州について知りたい
- 山崎・響・白州の違いが知りたい
- 山崎・響・白州の購入方法が知りたい
本記事では、サントリーが誇るジャパニーズ・ウイスキー「山崎」「響」「白州」それぞれの特徴や、違いについて解説します。
山崎・響・白州は、それぞれ製造方法や作られている蒸留所が違い、それに伴って異なった味わいを持っている点が特徴です。美味しい飲み方や相性の良い料理もそれぞれなので、知識を多く持っているほどより深く味わえることでしょう。
本記事で紹介する情報に目を通して、山崎・響・白州のある生活を楽しんでみてください。
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山崎、響、白州それぞれの概要
山崎・響・白州は、それぞれ製造開始年や歴史、蒸留所などが異なります。ここでは、各商品ごとに大まかな概要を説明していくので、ぜひ目を通してそれぞれのウイスキーのイメージを掴んでください。
山崎
1923年に着工した日本最古のモルト蒸留所「山崎蒸留所」にて製造されるジャパニーズ・ウイスキー。大阪府内に位置する蒸留所で熟成された多彩な原酒を組み合わせることで、豊かな風味を持つ山崎が誕生しました。
1980年代、ブレンデッド・ウイスキーが主流だった業界において、ひとつの蒸留所の大麦麦芽のみを用いた「シングルモルト・ウイスキー」として作られ、人気を博するに至った逸品でもあります。
響
響は、“日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー”をコンセプトに、1989年に販売を開始しました。サントリーが培ってきた技術力を結集して、深くまろやかな味わいを実現しています。
響はブレンデッド・ウイスキーと呼ばれる種類のウイスキーで、3つの蒸留所から集めた原酒を掛け合わせてできたものです。
白州
白州は、1994年に販売が開始されたサントリー製ウイスキー。山梨県北杜市に作られた白州蒸留所で製造されていることからこの名前がつきました。
白州蒸留所は世界でも珍しい森の中に位置する蒸留所であり、その豊かな自然から「森の蒸留所」とのあだ名がつけられるほどです。
山崎、響、白州の違い
容量や価格はもちろんのこと、製造方法から味わい、デザインに至るまで山崎・響・白州には多くの点で違いがあります。
ここでは各ウイスキーの違いを掘り下げて説明していくので、ぜひ購入前の参考としてみてください。
容量・価格
サントリー製ウイスキーは、山崎・響・白州ともに700ml入った瓶タイプが主に流通しています。定価はどれも7,000円台で、ブレンデッド・ウイスキーである響のみが500円ほど高い設定です。
とはいえいずれも容量・価格に大きな違いは見られません。
ウイスキー | 容量 | 定価 |
---|---|---|
サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 | 700ml | 7,000円 |
サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY | 700ml | 7,500円 |
サントリーシングルモルトウイスキー 白州 | 700ml | 7,000円 |
製造方法
3つのサントリー製ウイスキーのうち、山崎・白州は大麦麦芽のみを原料にひとつの蒸留所で製造された「シングルモルト・ウイスキー」という種類のウイスキーです。
一方で響は、シングルモルト・ウイスキーと大麦以外の穀物を主原料とするグレーン・ウイスキーの2つの原酒を掛け合わせて作られた「ブレンデッド・ウイスキー」と呼ばれるタイプの商品です。
蒸留所によって味の個性が大きく異なるため、それぞれ独特の風味が楽しめます。
ウイスキー | 生産地 | ウイスキーの種類 |
---|---|---|
山崎 | 山崎蒸留所(大阪府三島郡島本町) | シングルモルト・ウイスキー |
響 | 山崎蒸留所・白州蒸留所・知多蒸留所の原酒の掛け合わせ | ブレンデッド・ウイスキー |
白州 | 白州蒸留所(山梨県北杜市) | シングルモルト・ウイスキー |
味
使用する原材料や製造方法、蒸留所などにより、3つのウイスキーは違った味わいを持っています。それぞれ、上品な甘みのある「山崎」・まろやかで口当たりの良い「響」・切れ味よくフレッシュな「白州」に分けられるので、自身の好みに合わせたものを購入するとよいでしょう。
下記に各ウイスキーの味わいを表にまとめたので、参考にしてみてください。
ウイスキー | 味わいの特徴 |
---|---|
山崎 | やわらかく華やかな香りと甘くなめらかな味わい |
響 | 華やかな香りと奥深くやわらかな味わい |
白州 | フレッシュな香りと爽やかで軽快なキレのある味わい |
デザイン
サントリーでは、各ウイスキーの世界観を表現するためにボトルデザインを工夫しています。それぞれの商品を表現するこだわりやメッセージが込められているので、見ているだけでも楽しむことが可能です。
下記には山崎・響・白州それぞれのボトルデザインとその特徴を表にまとめました。ぜひ目を通して、イメージを膨らませてみてください。
ウイスキー | 商品画像 | デザインの特徴 |
---|---|---|
サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 700ml瓶 | シンプルな琥珀色のボトルと日本最古の蒸留所を強調したラベリング | |
サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY 700ml瓶 | 響ブランドの24節気を表す24面カットのボトルと越前和紙のラベルに書かれた墨文字が特徴的 | |
サントリーシングルモルトウイスキー 白州 700ml瓶 | フレッシュでキレのある味わいを連想させる、森の若葉のような瑞々しいカラーリング |
山崎、響、白州の美味しい飲み方や相性の良い料理
山崎・響・白州それぞれのウイスキーの味わいに合わせて、飲み方や一緒に食べる料理を工夫することで、楽しみ方がぐっと広がります。
ここでは各ウイスキーごとにおすすめの飲み方・相性のよい料理を紹介するので、ぜひ目を通してみてください。
山崎
上品な甘さが特徴的な山崎は、そのまま飲む「ストレート」や氷を入れて味の変化を楽しむ「ロック」で飲むことで、その複雑な風味を奥深く味わえます。一方で、水でウイスキーを割る「水割り」やソーダで割る「ハイボール」なら、アルコール感が薄れて気軽に楽しめることでしょう。
山崎に相性の良い料理は、煮物・焼き魚などの和食やドライフルーツ・ナッツといった定番のおつまみが挙げられます。主張の控えめな山崎は、多くの料理と合いやすいですよ。
響
まろやかな味わいが特徴的な響には、ウイスキーを水で割る「水割り」で飲む方法がおすすめです。ウイスキーが薄まることでよりソフトな口当たりとなり、ウイスキー初心者でも気軽に楽しめることでしょう。
そのほか、暑い季節には爽やかなハイボール、寒い季節にはお湯で割るホットウイスキーもおすすめの飲み方です。
響と相性のよい料理には、和食全般が挙げられます。とりわけ、鮎などの焼き魚や煮物といった料理には、口当たりのやわらかな響がよく合うはずです。
白州
白州は、フレッシュな香りと爽やかでキレのある味わいが特徴的なウイスキー。そんな白州の軽快さをさらに味わえる飲み方が、ウイスキーをソーダで割るハイボールです。
白州の持つ爽快感が強化されることに加えて、ウイスキーの主張がマイルドになることでウイスキー初心者の方でも飲みやすくなるでしょう。
フレッシュな味わいの白州に合う料理は、スモーキーなチーズや焼き鳥などです。また、甘くないタイプのチョコレートも、苦みが白州のキレのある味と相性が良いでしょう。
山崎、響、白州の購入方法
山崎・響・白州といったサントリー製ウイスキーの主な購入方法には、抽選先着販売・免税店・ふるさと納税などがあります。入手困難な状態にあるこれらのウイスキーを購入するには、事前の情報収集が必須です。ぜひ目を通して、購入の一助としてください。
抽選・先着販売
山崎・響・白州などのジャパニーズ・ウイスキーは、世界的な人気の高まりに伴って入手困難な状態が続いています。その状況から、これらのウイスキーの抽選や先着販売を実施する販売店が多く見られるようになりました。
下記は、抽選・先着販売を定期的に実施している店舗の例です。店舗会員のみ抽選に参加可能なことが多いので、事前に会員になっておくようにしましょう。
- サントリーの公式サイト
- イオン
- やまや
- 高島屋
- 伊勢丹
- 小田急百貨店
- ビックカメラ
免税店
サントリーの各ウイスキーは、全国の空港などにある免税店で取り扱いのある場合があります。下記には、山崎・響・白州を販売している可能性のある免税店の例を挙げました。
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- ロッテ免税店銀座
- Japan Duty Free 銀座
サントリーでは山崎・響・白州の免税店限定ボトルを販売しており、これらの免税店では購入できるチャンスがあるかもしれません。ただし、免税店の利用は60日以内に海外へ出国する方のみが対象であることに注意しましょう。
ふるさと納税
山崎・響・白州のサントリーウイスキーは、それぞれの蒸留所がある自治体のふるさと納税返礼品に選ばれています。
山崎・響の2つのウイスキーは大阪府島本町の返礼品で、毎月1日の0時から販売開始。いずれも数量限定品のため、販売開始を見計らって購入しましょう。
また白州は、山梨県のふるさと納税返礼品のひとつです。還元率は、白州1本定価7,000円に対し寄付金25,000円と28%。高い還元率を持つ返礼品と言えます。
山崎、響、白州の違いを知って楽しもう
本記事では、サントリーの誇る世界的に人気のジャパニーズ・ウイスキー山崎・響・白州それぞれの特徴や違い、おいしい飲み方や相性のよい料理などについて解説しました。
高い人気を持つ3つのウイスキーはどれもこだわりを持って作られており、違いを知っておくことで楽しみ方の幅がぐっと広がることでしょう。
日本産ウイスキーに興味のある方はぜひ本記事の情報を頭に入れて、山崎・響・白州を大いに楽しんでください。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:サントリー