腕時計のブランドとして有名な『LONGINE（ロンジン）』。
古くからあるスイスの時計メーカーで第二次世界大戦期のイギリスに2番目に多く使われていたという実績を持っています。中でも懐中時計は特に有名で、あのアルベルト・アインシュタインが愛用していたブランドとして知られています。
他にも作家の賞の最高峰とされる芥川賞・直木賞の正賞の懐中時計もロンジンの懐中時計が選ばれている伝統あるブランドです。今回は、『LONGINE』の腕時計の買取情報についてご紹介します。
ロンジンの腕時計の買取相場の動向
ロンジンの腕時計は、造りがとてもしっかりしていて使いやすい時計なのですが、古くからあるブランドだからなのか、”過去のブランド”というイメージが強く、残念ながら今のところ日本の中古市場では人気が低いようです。ロンジンの腕時計を一番安く買えるのは日本だ、と言われていますね。中古商品は新品に近い状態でも買値の半額以下になる事もあるみたいです。
しかし、一般的には需要が低いロンジンの腕時計ですが、コレクターには人気のあるモデルもたくさんありますので、買取しないということはありません。コレクターには人気のあるブランドですので、年齢層も幅広く需要がありますので、買取業者によっては高値で買取になる場合もあります。
高値が付きやすいモデルは？
では、高値が付きやすいロンジンのモデルはどのような物があるのでしょうか。
買取価格の高い傾向にあるモデルをご紹介します。
（※買取価格は記事作成時点2016/03/28のものです）
マスターコレクションクロノムーンフェイス
買取価格 130,000円
2005年より発表されたマスターコレクションシリーズの中でも特に人気の高いムーンフェイズ。
日付、12時間時計、24時間時計、長針、短針、秒針、30分時計、SUN/MOONの表示などたくさんの時計が収納されたデザイン。5気圧の防水性も兼ね備えているのもポイントです。バックはシースルーになっており、時計の精密に作られている構造を見ることができます。
コンクエストクラシック
買取価格 132,000円
ロンジンの腕時計の中でもスポーツ要素の高いデザインのコンクエストクラシックは、クールな中にもカッコ良さがあり、若い年代にも人気のあるデザインです。カジュアルでもフォーマルでも使えるデザインとなっていますので、1本持っていると重宝する腕時計となっています。
レジェンドダイバーヘリテージ
買取価格 90,000円
ロンジンが1960年代に発売したダイバーズウォッチの復刻版モデル。
防水性能は水深300mまで、海に何分潜っているのか分かる回転計（ヘゼル）が内側に付いている珍しいインナーヘゼルのデザイン。裏に刻印されている深海に潜水するダイバーがまたカッコいいです。ベルトもシンセティックと呼ばれる素材でできていて、止め具もこのモデル専用の止め具となっています。文字盤には高い蛍光塗料が塗られていて夜間や暗い場所でも時間が確認しやすいようになっています。
おススメの買取店はコチラ！
なんぼや
時計買取専門店業者なだけあり、他社より買取額が高いと言われているのが特徴な買取店です。自社メンテナンスを行う事でコストを抑えたり、厳しい研修を受けたコンシェルジュの設置、徹底した市場の相場の把握と、世界に持つ広い販売ルートを持つことで、買取価格に反映させることのできる特徴なシステムを作っています。
“セーブ・ザ・チルドレン”のスポンサーとしても活動しており、社会貢献にも力を入れています。全国に33店舗展開しており、店頭買取、出張買取、宅配買取が選べるので、全国どこからでも自分のペースで買取してもらう事が出来ます。
Watchfun
watchfun HP
時計買取専門店で実績の高い買取店です。買取価格No.1、お客様満足度92%、年間買取実績100万件と高い評価を受けています。また買取してもらう時にかかる送料や、査定料、出張買取、キャンセル料などの手数料関連の費用が全て無料となっています。宅配時には梱包キットが無料でもらえるのも嬉しいサービスです。
買取価格1000万以上の場合でも全てキャッシュでその場で支払うという自信も信用に繋がっています。また世界に販売ルートを持っていて、その時点で一番高い相場で買取しているので、高く買取してくれる傾向が高いです。店頭買取、宅配買取、出張買取と選べるので全国どこからでも申し込むことができます。
ロンジンの腕時計を高く買い取るコツは？
- 時計を売るタイミングを見る
- 付属品は有利なので揃える
- コンディションをチェックしておく
腕時計は、売り時のタイミングが価格に大きく影響されます。海外も視野に入れている買取店も多いため、為替価格に非常に敏感にチェックされています。事前にある程度の為替の動向をチェックしておくとタイミングが図れていいですね。
購入時に一緒に合った付属品（外箱や保証書、ギャランティカードなど）が全て揃っていると買取価格アップに非常に有利になります。ない場合は仕方がないにしてもできるだけ揃えておきたいところです。中古の場合は修理保証書などがあると査定額が上がる場合もあります。
査定時に一番重要視されるのが時計のコンディションです。時計の精度やブレスレットの劣化、ダイヤルの状態やキズ、シミなどの状態で価格が大きく変わります。時計の状態を事前にある程度調べておくと良いですね。
注意したいことは？
腕時計は買取業者によって、買取額に大きく変動があります。例としてA社では15万、B社では18万、C社では20万と大きく差が出る場合もありますので、査定に出す時は1社で決定するのではなく、複数の業者に見積もりしてもらう事が大事です。
ネットオークションの方が高く売れると言われていますが、取引・発送など手間がかかる上に、万が一のトラブル時の対応などリスクも大きいですね。確かに高額で売れる場合もありますが、腕時計などの高額になりやすい商品はトラブル等のリスクを避けるためにも適正な査定をしてくれる買取専門店へ売却する事をおススメします。
まとめ
時計ブランドの中でも特に古い歴史を持つ老舗ブランド『LONGINE』。パイロットの時計や、世界のスポーツ時計など繊細な正確さが必要とされるものに多数使われています。その繊細かつ細やかな正確さはデザインにも表れており、細部にまでこだわった中に光る、洗練されたデザインや形状は現在でもコレクターに人気があります。
長い歴史を持つブランドですので、今ではもう数少ないもの、製造されていないものなど、レアなモデルもたくさんあります。
自宅に眠ったままのロンジンの時計があれば査定に出してみませんか。思った以上の買取価格になるかもしれません。
