ダークソウル2のオールイン版が2/5に発売!通常版からDLCを買うのとDLC完全版を買うのはどちらがいいの?

  • 2020年1月6日
ダークソウル2のオールイン版が2/5に発売!通常版からDLCを買うのとDLC完全版を買うのはどちらがいいの?

『DARK SOULS Ⅱ』の完全版、『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』が2月5日にリリースされます。この作品は『DARK SOULS Ⅱ』にダウンロードコンテンツ3作品を追加したお得なタイトルで、各種調整も含まれた、ファンには見逃せないタイトルとなっています。

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どちらがお得か検証

最近こういった完全版商法はかなり目立つようになってきました。大抵の場合は通常版の販売からしばらく経ってのリリースですが、どちらを買った方がお得なのでしょうか。
『DARK SOULS Ⅱ』は2014年3月13日に発売された作品で、定価は8,023円です。これにダウンロードコンテンツ『CROWN OF THE SUNKEN KING』3作品がリリースされていて、いずれも税込みで800円となっています。シーズンパスを使えば3作品が2,000円で購入できるため、総額は「8,023+2,000=10,023」となります。

一方、今回発売される『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』(PS3版)の定価は税込み4,936円。差し引きで5,087円もの差があるのです。5千円もあればソフトが1本買えそうですよね。1年待ってこの差なら買い控えをするファンもいるかもしれません。
ただ、パッケージタイトルの場合、もちろんDLCは中古買取業者に売却できません。「1度クリアしたらもう同じ作品をプレイしない」派の人は、完全版を購入するのがいいでしょう。

完全版は業界の常識に

こういった完全版作品は他の作品でも多く見られます。ベセスダ・ソフトワークスは『The Elder Scrolls V: Skyrim』(PS3)のオリジナル版の2011年の12月発売から約1年半後、DLC3作品を含むパッケージタイトル『The Elder Scrolls V: Skyrim Legendary Edition』を発売しています。

また、スクウェア・エニックスは『Diablo III』の発売から約7ヶ月後、本編章の続編「第5章」を含む『Diablo III Reaper of Souls Ultimate Evil Edition』をリリース。もはや全部入りの完全版作品は業界の常識となりつつあります。

ユーザーが納得するかが重要

完全版商法は既存のユーザーにとってどのような印象を与えるのでしょうか。
オリジナル版をいち早く購入するのは作品のコアなファン層です。オリジナル版から時を待たずしてリリースされる完全版には不公平感が募ってしまう部分もあります。新規ファンを呼び込むために完全版は欠かせないものですが、「リリースタイミング」というものが非常に重要になってくることは否めないでしょう。コアユーザーと新規ユーザーが両者納得いくタイミングを見計らうことが大事なのかもしれません。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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