小説「下町ロケット」の買取価格急上昇の謎を解く

  • 2018年7月24日
下町ロケット買取

小説「下町ロケット」の買取価格が10月下旬より急上昇を示しました。2015年10月15日時点では最大買取価格300円であり、さらに、平均相場は196円といたって普通の価格かなと感じていたが、2015年11月7日時点で最大買取価格が400円を示しています。これは、驚きを隠せません。なぜこれほどの急上昇を果たしたのでしょうか。今回はその謎を解き明かし、これからさらに価格は上がるのかという気になるところを掘り下げていきます。

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謎を解くカギはドラマ化

買取価格急上昇の謎のカギはドラマ化にありました。「下町ロケット」は2015年10月から人気俳優阿部寛さん主演でドラマがスタートされました。10月18日の初回放送の平均視聴率は16.1%とまさに、ロケットの如く素晴らしいスタートを切りました。第1話は原作をスピーディに、かつ、丁寧に視聴者をおいていかないよう話を進めています。さらに、主演の阿部寛さんの演技の安定感は視聴者にも定評があり人気が高まっています。

 

気になる原作について?

【買取】下町ロケット[その他書籍]
(※画像:2016/01/07更新 旧:2015/11/09)

そんな「下町ロケット」ですが、原作である小説はどのような内容だったのでしょうか。気になるその中身を少し覗いて見ましょう。

ポイントを紹介すると

  • 主人公佃航平(阿部寛)はロケットの打ち上げに失敗し、挫折を味わう
  • その失敗の責任をとらされ研究所を追われ、父の遺した下町の工場に戻ることになった
  • しかし、ロケット打ち上げの夢をあきらめられない
  • だが、その夢どころか父の遺した工場さえも失うかもしれない危機が待ち受ける
  • その困難を乗り越えロケット打ち上げへの夢を掴み取ろうとする
  • そんな熱い男の夢とプライドの話

このように夢をあきらめられない男、佃航平(阿部寛)はもちろん、様々な魅力あるキャラクターたちが存在します。この話の要として存在する財前道生(吉川晃司)が佃航平たちに出会い、その出会いにより話が苦難を呼び、または面白く、痛快に展開していきます。さらに、原作者である池井戸潤さんと言えば銀行を思い浮かべます。(もちろん銀行以外も魅力は数多ある)この「下町ロケット」の佃たちの工場である佃製作所に銀行から出向している殿村直弘(立川談春)というキャラクターが、実に味があります。初めは所詮、出向してきている銀行員で利益のことしか考えていないという想いが佃たち、佃製作所の社員には少なからずあったが、その内に秘めたる熱さはこの「下町ロケット」には欠かさないキャラクターとして確立しています。これらに加え、数多くの魅力的なキャラクターが多いのが「下町ロケット」の面白さをより引き立てている所以です。

まとめ

ドラマ版は評価もよく、視聴率も回を重ねるたび良くなっています。このことから、小説「下町ロケット」にも注目が集まっており、一度原作を読んでみたいと思う方が多くなっているようです。この調子でいけばこの急上昇した買取価格はキープしたまま、もしくは、さらに買取価格を伸ばす可能性も秘めています。しかし、ドラマが終わればやはり、買取価格は下落方向へ向かうのは予想できます。結論としては、できれば、ドラマ放送期間中に売るのが良いかと思います。また、ドラマでこの原作の存在を知った方も一度手に取れば、その魅力にとらわれてしまうこと間違いないでしょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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