新版「虐殺器官」買取価格が徐々に上昇しつつある理由とは?

  • 2019年11月15日
新版「虐殺器官」買取価格が徐々に上昇しつつある理由とは?

伊藤計劃(いとうけいかく)のSF小説「虐殺器官」の買取価格が徐々に上がりつつあります。
新書778円で買取価格200円は買取としては高額ではないでしょうか。

その理由を調べてみました。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

虐殺器官ストーリー

911のテロをきっかけに対テロ作戦を本格的に始動するアメリカ政府。
アメリカを始めとする先進諸国はテロ一掃に成功するも、後進国では内戦が横行。
この事態を重く見たアメリカ政府は、新たな対テロ作戦として戦争犯罪人を暗殺する部隊を結成。

主人公クラヴィスは政府の特命で後進国の内戦を先導するジョン・ポールの暗殺を実行に移すも、そのジョン・ポールから大量虐殺を引き起こす器官「虐殺文法」の話を聞かされ、またその目的を知らされる。

ジョンから真実を聞いたクラヴィスが起こした行動とは―――?

劇場版「虐殺器官」の再開

Project ITOHという企画名で「虐殺器官」を始めとする伊藤計劃の長編小説が劇場アニメ化され、2015年10月に公開予定でしたが、「虐殺器官」の制作を担当していた株式会社マングローブが2015年9月に経営破綻。

経営破綻後は劇場版「虐殺器官」の制作も中断されていましたが、新設されたアニメ会社ジェノスタジオが「虐殺器官」の制作を引き継ぐことが決定されました。

ちなみに、Project ITOH第二弾「ハーモニー」は別会社が制作しており、すでに公開されています。

劇場版「虐殺器官」の公開時期は未定ですが、作品そのものは2016年に完成を予定されているとのことです。

ですので2016年内の公開も大いに考えられます。

原作「虐殺器官」の作者は34歳の若さで亡くなっていた

「虐殺器官」の作者伊藤計劃は、若き天才SF作家としてSF小説界の期待の星でしたが、2009年に34歳の若さで亡くなっています。

「虐殺器官」は伊藤計劃のデビュー作で、SF小説界の名誉「小松左京賞」の最終候補にノミネートもされました。

「虐殺器官」原作は、現在は品薄状態ではないのですが、劇場版制作が再開したというニュースで原作でストーリーを予習しておこうという人が増えつつあると考えられます。

劇場版の公開日が決定されれば、買取価格はさらに上昇するでしょう。

まとめ

「虐殺器官」は劇場版制作が一度中断され、最近になって制作が再開されたとニュースになり、注目を浴びた。

原作そのものもかなり面白く、小松左京賞にノミネートされファンも多い。
月刊ニュータイプにてコミカライズ化もされている。

劇場版の再開は多くのアニメファンからも歓迎され、劇場版公開前に原作を予習しておこうという人が増えている。

劇場版公開の前に、ぜひとも抑えておきたい作品です。

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