「レインツリーの国」映画の評価は?買取価格の動向に迫る!

  • 2018年3月21日
レインツリーの国買取

映画が2015/11/21に公開されたばかりの「レインツリーの国」。

反響はどんなものだったでしょうか?映画公開に先駆け、角川文庫から原作本が2015/9/24に発売されました。買取価格の動向予想に焦点をあててみたいと思います。

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買取価格の動向を分析!

激しい値動き

映画公開の2か月前に発売された、レインツリーの国ライトノベル。
今が旬ということもあり、最高買取価格は定価の約半額250円で推移していました。そして、映画公開の2日前となる2015/11/19には306円という高値となりました。

公開後は一端200円まで最高値を下げ、後に当初の250円まで値を戻しています。平均相場については上げ下げは著しいものの、ここ1か月全体の動きを見れば右肩上がりと言えるでしょう。

では、映画の評価に注目しながら、今後の動きは果たしでどうなるのか?グイっと掘り下げてみたいと思います。

映画公開!その評価はいかに!?

興行成績ランキングでは見事に初登場1位に輝きました。
全国190スクリーンと若干少ない上映館数ではあったものの、良好の滑り出しと言えるでしょう。

公開した週末2日間で動員数は約9万人、興行収入は1億2千万円越え。このまま行けば最終的に10億円の大台も期待される評があります。

しかし、その後の平日稼働を見ると10億円は難しいとの評も。過去に公開された映画と比較した場合、1位にはならなくとも動員数10万人越え、かつ最終興行成績が10億円を越えるものも多数あり、この作品に関してはたまたまの1位で上映館数も少ないことから伸び悩みするだろうと賛否両論あるようです。

あとは作品の余韻、つまりリピートや口コミがどのように左右していくか?というところでしょう。

作品に注目!

作品の概要とは?

「レインツリーの国」は、有川浩が書いたロングセラーの人気小説で、累計100万部を越えるのも時間の問題でしょう。角川からライトノベルが発売される前にも2006年に新潮社から単行本、2009年に同社から文庫本も発売されています。

キャストにもジャニーズの玉森裕太と、前クール連続ドラマ「ホテルコンシェルジェ」でドラマ主演を果たした西内まりやという今輝くヒットメーカー陣。

しかし、更に注目するのは監督に三宅喜重。そう、有川浩と三宅喜重のタッグ!と言えば名作「阪急電車 片道15分の奇跡」、これを忘れてはいけません。思い出に残る映画と聞かれて、この作品を1番にあげる方も多い中、レインツリーの国が注目された大きな引き金になったことは言うまでもありません。

ちなみに「阪急電車 片道15分の奇跡」の最終興行収入は11.4億円に終わっています。

作品の内容とは?

玉森裕太演じる向坂伸行、高校時代に読んで好きだった本のことを思い出し、ネット検索していたときに見つけた「レインツリーの国」というブログ。そのブログをきっかけに管理人ひとみと交流することに。

実際にリアルしてみたいと思うようになる伸行に対し、どうしても会えない理由を持つひとみ、さてその理由とは?

まとめ

人が映画作品に触れる最もイージーな入口は、大きく分けて2つ考えられます。
出演者のファン層によるもの。それから、監督及びストーリー作成者(原作者や脚本家)が誰々だからこそ見たい!という理由。

映画をシビアに見るユーザーにとって後者の要素は有力です。そんな中、「阪急電車」という作品を作った人達の映画をもう一度見たい!そんな重要が多いことは確かです。

ジャニーズからの主役抜擢となるとどうしてもミーハー感が強くなり勝ちですが、阪急電車のように今後どこまでユーザーを引っ張れるか?そんな「レインツリーの国」、クリスマス効果も便乗して今後の価格の動きにも注目です。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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