古本買取を行っているチェーン店の中では日本最大手であるブックオフ(BOOKOFF)。本来は古本屋の店先によく書かれている「本買います」という言葉だと店員が客より上の立場から言っているのではないかという点から、店員が客より下の立場からお願いする口調である「本お売りください」にした事が本の買取を行っている書店として日本で最もよく知られる存在になったのだと言われています。
お客様目線になって買取をしてくれるブックオフ。漫画の買取を行ってもらう際には知名度の高さによる「安心感」というメリットが第一にあります。
そしてブックオフでは漫画だけでなく、写真集や文芸書も買取を行っているのでさまざまな種類の本を併せて持って行っても買取ってくれるのであちこちの買取店舗をまわる必要がありません。
ブックオフはどんな人におすすめ?
ブックオフでは実店舗での店頭買取とブックオフオンライン(宅配買取)の2種類があることをご存知ですか?どちらの買取方法をえらべばよいのかという点について、自分の売りたい状況に合わせて選ぶことが買取をスムーズに行うことに繋がるんです。
ブックオフの店頭で売りたい
漫画を売って今すぐお金に変えたいという方に向いています。手で運んで持って行ける程度の冊数を店舗に持ち込み、数分で査定を終わらせることができるという手軽さが人気です。
ブックオフオンラインで売りたい
査定には数日かかりますが何十冊、何百冊と手で運んで持っていくには時間がかかり部屋から大量の漫画を運び出すのが億劫だという方にオンライン買取は向いています。手間がかからないので忙しい人にも向いています。
ブックオフの買取利用方法(店頭)
ブックオフの店頭で漫画を売りたい人は、以下の方法で買取を依頼することができます。
- 売りたい漫画をブックオフの買取カウンターに預けます。
多くのブックオフには買取申込の専用カウンターがあるので、そこで申込書を記入します。
- 査定が終わったら呼び出されます。
店舗によりますが、査定が完了したら放送をして呼び出してくれることがあります。また、冊数が少ない時は目の前で査定が完了することがあります。
- 金額に納得したら買取承諾書へサインをし、完了
査定が完了したら明細が発行されますので、金額に納得したら買取承諾書にサインをします。納得がいかなければ買取ってもらわずに改めて漫画を持ち帰ることも可能です。
以上がブックオフの店頭買取の流れです。
必要な書類
では早速ブックオフの店頭に漫画を売りに行こう。そう思った時に見直しておきたい買取に必要なものとは?
売りたい漫画
当然ですが、売りたい漫画を持参しましょう。
身分証明書
公的機関が発行している「氏名・住所・年齢」を確認出来るもの。(運転免許証・運転経歴証明書、各種健康保険証、各種福祉手帳、各種年金手帳、学生証、住民基本台帳カード、日本国パスポート、在留カード・特別永住者証明書、その他官公庁発行の写真付き身分証明書などお手持ちのもの1点。(いずれも有効期限内のもの)
ポイントカード
ブックオフのポイントカード会員であれば買取の場合であってもポイントがつくので忘れずに持っていきたいところです。
ブックオフオンラインの買取利用方法
- Webの申し込みページから集荷日などを決めます。
集荷日は自分の都合の良い日時に設定できるので、仕事が休みの日などに引き取りに来てもらうことも可能です。
- 身分証をネットでアップロードする
公的機関が発行している「氏名・住所・年齢」を確認出来るものを写真に撮ったものをアップロードします。(紙にコピーをとって漫画と一緒に同梱して送ることも可能です)
- 荷物を宅配のドライバーに引き渡す
数日後、集荷ドライバーが来た際にダンボールに本を詰めたものを渡します。ダンボールはどんなものでも良く、持っていない方は別料金で販売もされています。
- 査定金額を確認する
査定が完了したらメールが届きます。やはりオンライン買取の場合であっても納得がいかなければ買取ってもらわずに改めて漫画を返却してもらうことも可能です。
以上がブックオフオンラインでの買取方法です。
集荷ドライバーが来た際に用意しておくもの
家に直接ドライバーが来てくれるとだけあって忘れ物の心配は少なめですが、集荷ドライバーが来た際に渡すものを用意しておくと取引はスムーズです。
売りたい漫画を詰めたダンボール箱
当然ですが、事前に売りたい漫画を箱詰めしておきましょう。
身分証明書
公的機関が発行している「氏名・住所・年齢」を確認出来るもの。(紙にコピーした方のみ)ネットで事前にアップロードした方は必要ありません
店頭とオンラインどっちが高く売れるか?
やはり気になるのは店頭とオンラインどっちが高く売れるか。オンラインと店頭は会社は同じであるものの、機能と相場は別とされています。オンラインに関してはタイトルを検索して買取金額を見ることは可能なのですが、店頭の場合直接査定してもらわなければなりません。いずれにせよ、買取金額をアップさせる方法を見逃さないことが高く売るポイントになります。
期間限定の特典を見逃さない
たとえばブックオフのオンライン買取ですが、初めての方限定で買取金額がUPしたり、査定額が3000円以上になると買取金額がUP、特定のタイトルは全巻セットで高価買取するなどその時々によって期間限定の特典がオンライン上に表示されることがあります。こういった特典を見逃さずに売ると買取金額は大きくアップするのでオンラインページのチェックはかかさずにチェックしておくことがおすすめです。
早く売ることも高価買取の秘訣
もう数年経っているタイトルの漫画であれば「早く売ろう!」と思ってもあまり大差ない査定額になってしまいますが、発売されてからまだ数か月などタイトルが新しい場合は高価買取の対象である場合も。最近発売された漫画は早めに店頭に持ち込み、査定してもらうことも高価買取の秘訣です。
やはり品質は大事
タイトルである程度の価格は振り分けられますが、やはり古本とはいえ本にひどいヤケ、シミ、破れがあるものは買取の対象にはなりません。これから漫画を売りたいと考えているのであれば保管方法にも気をつけたいところです。
最終確認しておきたいお互いのメリットデメリット
店頭買取のメリット
店頭買取でのメリットは取引が早いというところ。冊数関係なく持ち込めますし買取のやり取りはその日のうちに終えることが可能です。まだ発売して間もない漫画に関しては買取金額も高いものが多く、思い立ったその日に売りに行き目の前でお金に替えてもらうという安心感という点もメリットでしょう。
オンライン買取のメリット
オンライン買取でのメリットは家から出なくても買取ができるところ。自分の生活に合った時間帯に来てもらい、行動しなくともお金に変えられるという手軽さが魅力です。期間限定で行われる買取金額アップのイベント等も多く、店頭と同じ価格で売るはずの金額にもこういったイベントにより上乗せされる金額があるととてもお得な取引になります。
店頭買取のデメリット
店頭買取でのデメリットは来客状況がつかめないというところです。その日のうちに査定が終わることはわかっていますが、せっかく売りに行ったのにちょうど買取に待っている客がたくさんいると、自分ひとりだけの査定であればスムーズに終わると思っていたはずの査定に待つことになり、予想外に時間がかかってしまうということもあります。
オンライン買取のデメリット
オンラインで買取ってほしい。ただし、売るのは20点以上でなければならないというブックオフのオンライン特有の規則があります。買取価格が1,000円以上の商品が1点あれば少ない冊数でも売れるという条件がありますが、コミックで1冊1000円代のものは滅多にありません。大量の買取には向いているとはいえ、冊数が限られているという点は覚えておきましょう。
まとめ
「その日のうちに査定が終わる」ことが短時間だと考えるのか、それとも「数十分で査定が終わる」ことが短時間だと考えるのか。自分が売りたい漫画の冊数はどれくらいのものか、でブックオフの店頭買取とオンライン買取には差が出てきます。
どちらにしても、うまく使い分ければ手間暇は省けて高価買取に繋げられますのでその都度売りたい漫画量とタイトルで判断することができる「ブックオフ」は、漫画を売るのに最適なお店です!