リアルな描写が魅力の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、全巻セットで最高買取価格1100円で取引されています。もう少し評価が高くても良い気もしますが、なんでこんなに低価格なのでしょうか。
買い時?売り時?
この作品の評価は高いものの、買取価格が高値であり続けているのは最新巻のみ。そもそも人気が高いと言っても、世間的な認知度はまだまだ低めで、知る人ぞ知るという状況です。
ファンであれば過去の単行本はもっているでしょうし、需要が低くなっているという状況でしょう。
なので最新巻に関しては売り時ですが、それまでの過去の単行本は買い時といった状況。
全巻セットで考えると、やはり安すぎるような気もしますが、アニメ化などされて一気に需要があがらないかぎり、このままの価値かもしれません。
ぶっちゃけおもしろい?アニメ化する可能性はどのくらい?
ガンダムファンはもちろんの事、ムーンライトマイルや宇宙兄弟などが好きな人にもお勧めの作品。戦争をテーマとしている分、緊迫感はムーンライトマイルに近いものがありますが、設定や描写はとてもリアルで迫力があり、ハマる人続出です。
そして作者の前作である「ムーンライトマイル」は2期にわたって放送されたので、このままじわりじわりと人気が続けばアニメ化する可能性もあり。
ただし、ガンダムものにおける作品で、途中でおしまいというのはありえないですから、完結してからか、区切り良く放送するしかありません。ちなみに原作では第一部が完結しているので、ここまでならアニメ化して問題ないでしょう。
アニメ業界は視聴率もさることながら、DVDやブルーレイの販売枚数も重要とされていますが、この作品はガンダムファンもSFファンもひきつける要素十分ですから、いつアニメ化しても驚きません。
原作の描写力が良いだけに、できればしっかりと作ってほしいですね!