弱いのに最強??「史上最強の弟子ケンイチ」とかいう格闘漫画の魅力とは

  • 2018年3月19日
史上最強の弟子ケンイチ

史上最強の弟子ケンイチといえば、週刊少年サンデーに連載していたコメディタッチの多い格闘漫画として人気があった作品。現在最高買取価格は全巻セットで6,550円と金額的にはあまり値崩れしていません。

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買い時?売り時??

連載を終えて半年以上たった現在、買取価格は落ち着き気味。全61巻であることを考えると、1冊あたり100円以上の価格で買い取ってくれるということになります。

古本漫画でいうと底値が100円あたりなので、買取の段階で100円というのは、中々高額買取と言っても良いでしょう。

これから続編などが始まったとしても、すでに市場に十分供給されてることからも、あまり値段が上がったりはしないでしょうから、早いうちに売ってしまった方がいいかもしれません。

一方で買い時としては、もう少し待った方が安くなっていくでしょう。

最強という割に、弱者の期間が長い漫画

格闘漫画においては、早々に登場するのが師匠越えという大イベントです。しかしこの漫画の場合は、師匠の存在感が非常に大きく、絶対に超える事の出来ない強者として描かれているところがポイント。

つまり、弟子VS弟子の一方で師匠VS師匠が描かれており、若者同士だけでなく、達人同士の格闘シーンも楽しめるようになっています。

ちなみに格闘の表現としては、超能力ありとは言いませんが、超人過ぎる印象が強く、リアリティはあまりありません。

グラップラー刃牙シリーズのように、強烈にボコボコになったりもしませんし、タフシリーズのように骨がしっかり折れたり、怪我がリアルに描かれることもありませんから、結構気楽な気分で楽しめる格闘漫画です。

ヒロインも格闘家

ありそうでない設定なのが、ヒロインも格闘家ということ。
大概の格闘漫画において、ヒロインはか弱く表現されていることが多いですが、本作のヒロインはかなり強い格闘家でむしろ主人公よりも強いし、天才肌です。

序盤ならば、ああ最初はヒロインにも勝てないんだな・・・という空気で終わりますが、終盤にいたるまで、第二の主人公ともいうべき活躍を見せ、どんどん強くなっていく一方です。

主人公を「史上最強の弟子」としていますが、正確には「史上最強の弟子の片りんを見せる」といった具合で、いつまでたっても最強にならない主人公です。。

後性格的にも頼りなく表現されていることが多く、闘争心は結構低め。最強になってやる!みたいな気合はあまり感じられない、庶民派の主人公です。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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