コミックの買取相場と高価買取のコツ4つ

  • 2020年8月21日
コミック買取

コミック、すなわち「漫画」は油断するとあっという間に部屋を占拠します。そう、「あっという間に増える」ということですね。夢中になって読んだコミック。十分に楽しんだならば、「買取り」に出すと良いですよ。思わぬ高値がつくかもしれないのですから。コミックを高価買取してもらうコツや査定基準などをまとめました。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

コミックの買取価格相場

コミック買取

 

コミックの買取相場は「大枠で決まっている」といっても過言ではありません。ネットでの買取は実店舗よりも人件費などのコストが抑えられる低い分、多少買取価格は高くなるようですが、実はあまり大差はありません。ネームバリューのないコミックや古いコミックなどは値段がつかないことも多いのです。値段がついたとしても一冊1円から、なんてことも。新刊なら、一冊数百円で買い取ってもらえる場合もありますが。

高く売れるコミックとは

 

映画やテレビアニメ化された作品

コミックが新発売されて徐々に人気が高まり、やがて映画の実写版やアニメ化決定!でも
実はそれまでには最低でも2年間くらいはかかります。好きで買っていたコミックが、映画やテレビアニメ化されるなんてラッキー!実写版の原作のコミックは、高価買取の傾向があります。

賞を取った作品

コミック=漫画で賞を取った作品は内容も良いものが多く、賞を取ることで話題性も高まり、必然的にテレビアニメ化やドラマ化、さらには映画化されることが多いもの。漫画大賞などなんらかの賞を取ったコミックは需要が高まるので、高価で買取される確率は上がります。文芸作品でも賞をとった作品は書店で平積みされ、話題性も十分ですよね。どんな作品なのか気になって読んでみたくなります。それはコミックも同じと言えます。

ワイド版や全巻そろっているコミック

同じコミックでもワイド版と呼ばれるものや、全巻そろっているコミック、初版限定版でノベルティ付き(DVDなど)のものは高く売れるでしょう。特に、全巻セットで数が多い(30冊以上)のコミックは、高く買い取ってもらえるケースが多いようです。

話題のコミック

日本の歴史が漫画で紹介されているコミックが人気なのだとか。きっかけは、全く勉強のできなかった高校生が偏差値を上げて有名大学に入学した実話。くだんの彼女が歴史を勉強した時のテキストが歴史漫画本だったのです。こういった話題のコミックも、高価買取が期待できそうです。

査定基準

店舗によって多少違う

コミックの査定基準は、店舗によって多少の誤差があります。店の在庫状況でも変わってくるでしょう。人気漫画雑誌で連載中のメジャーな漫画なら安定した人気があるので、概ね高価買取が期待できます。が、マイナーな漫画は、状態がどんなにキレイでも査定基準は低くなりそう。こういった「知る人ぞ知る」コミックは、コミックの買取専門店で査定してもらったほうが無難です。

人気コミックは安定した査定基準

コミックは高い確率で、100万部を超えるベストセラーが生まれやすいもの。また、連載が終わったにもかかわらず、安定した人気を誇る漫画も存在します。文芸誌が売れない中でこの数は驚異的です。しかも、人気のある漫画は手元に置きコレクションしている人もいます。これは数が出回っているコミックでも、相場が下落しにくいということ。飽和状態にはなりにくいのですね。以上のことから、人気コミックは安定した査定基準が適用されているといっても過言ではないでしょう。

通のコミックは専門店へ

人気がそれほどないコミックでも、実は「通の作品」かもしれません。査定基準が不明になりそうな時は、複数店舗で買取価格を調べたりやネット検索をして比較検討しましょう。ひと手間かけてから買取に出すと、相場が見えてくるようになりますよ。

高価買取のコツ

全巻セットで出す

コミックは1冊読み切りタイプのものより、たいてい数冊~数十冊がセットになっているものが多いでしょう。中には全60巻を誇る漫画も存在しますね。コミックは一冊新品を買っても500円~です。とはいえ、一度に60冊を購入となるとなかなか厳しいもの。もともとコミックは、シリーズで読みたくなる傾向が高いもの。全巻セットは需要が高いので高価買取してもらえるでしょう。

読んだらすぐに売る

旬のモノは高価買取してもらえます。それはコミックも同じ。人気のあるコミックは、読みたい人も多いはず。新刊を買って、読んで満足したらきれいで旬なうちに売ればそれだけ高価で買いとってもらえるのです。潔く売ってしまうのも一つの方法です。

キレイにしてから売る

コミックを売る時にはほこりを落とす、また、手垢など汚れはウエットティッシュなどできれいに拭いてから出しましょう。普段からコミックを保管する場所には気を付けて。直射日光が当たるような場所や、湿気が多い部屋はなるべく避けるようにしてくださいね。

複数店で買取見積もりを取る

これはコミックに限らず、買取してもらう時の鉄則です。最低でも3店舗で比較検討してできれば見積もりを出してもらいましょう。最近は本のコードを入力すれば、買取価格が分かるという便利な検索方法もあるので、チェックしてみてください。

注意点

値札シールははがす

中古店で購入したコミックを買取に出すことは可能です。が、その時に値札シールはなるべく剥がしておきましょう。査定をする人の手間をはぶくことで、多少は買取査定が上がるかもしれないですよ。

未開封のコミックは注意

せっかく購入したコミックが、たまたま家族とバッティングしてしまった、読むつもりだったけどやっぱりいいや、となり読んでいない未開封のコミックは注意が必要です。なぜなら、店舗によっては「万引き品転売」予防のために買取不可になってしまうケースがあるからです。よって、買取依頼をする前に「未開封商品は買取OK?」の確認を取ったほうが無難です。

まとめ

コミックはある意味、買取の分野においては「優秀」な商品といえます。押入れの片隅で眠っていた古いコミックが実はすごいレア商品だった、なんてこともあり得るのです。それはそのコミックを探している人がいる証拠。もう読まないコミックはどんどん買取に出して市場に「循環」させてください。そしてお小遣いをゲットしましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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