バイクの雑誌を高額買取してくれるオススメ店2選と高く売るコツ

  • 2020年8月19日
バイク雑誌買取

日本自動車工業会が発表した自動車国内需要見通しによると、16年度のバイク国内需要は37万5000台(前年度比94.2%)、17年度の需要見通しは16年度見込み比で36万9000台(前年度比98.4%)と、前年割れが続く見通しだ。こんなニュースが報道されたのは今年の3月。ピークだった80年代には、年間320万台だったといいますから事態は深刻です。しかし、古本屋には変わらずバイク雑誌が並んでいるのを見かけることがありますよね。

バイクがなかなか売れなくなった昨今、バイク雑誌買取の需要はあるのでしょうか?もしあるとしたら、どんな雑誌が、いくらくらいで売れるのか気になりますよね。今回はそんなバイク雑誌の買取に迫りました。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

バイクも雑誌も、元気がありませんが

バイク雑誌買取

雑誌も市場規模の縮小が顕著。近年ますますその衰退の度合いを早め、最近10年で減った売上は3,000億円!!現在では6,000億円にも満たない市場となってしまいました。バイク雑誌も休・廃刊が相次ぎ、今月にはあの「チャンプロード」も休刊になってしまうとか。栄枯盛衰……ヤンキー文化も絶滅危惧種となっております。
しかし目を転ずれば、古書店などには数多くのバイク雑誌が並んでいたりもするのです。一体どこに需要があるのか?と少し考えてみると、簡単なことに気が付きます。

古いバイク雑誌がなぜ売れるのか?

誌面のかっこよさ

何といっても雑誌ならではのかっこよさがあげられます。大きく写真をレイアウト、文字を配置、Webでは表現できない面積を用いて訴求するノウハウは雑誌ならでは。特にバイクや車といった男子好きがするアイテムと雑誌は相性が良いのです。まだ、雑誌に対する需要が高い点はここです。

ノスタルジー喚起装置として機能

バイクの愛好家の年齢が50代以上が中心になっている、つまりノスタルジーに浸りたがりがちな層がライダーの中心になっているということです。昔自分が乗っていたバイクが掲載されている古雑誌に惹かれる……これは当然のこと、古い雑誌の需要が高いのも理解できます。

資料価値が高いから

「モトメンテナンス」など旧車のメンテナンスを中心としたもの、「ドゥカッティマガジン」や「BMWバイクス」など特定のメーカーを扱ったものなどは資料的価値が高いので、需要も高くなっており、特に買取を強化しているショップも多いもの。また「NSRバイブル」など特定車種を対象としたのムック系も同様、これらはあまりノスタルジーとは関係がなさそうです。

バイク雑誌の買取価格を推測すると

純粋な雑誌系

実際に買取価格を掲載しているショップが見つからないので、アマゾンなどで販売されている「ドゥカティマガジン」のバックナンバーから買取価格を推測するしかないのですが、在庫を抱えるというリスクも踏まえると、100〜200円といったところではないでしょうか。また、新車レビューを中心とした月刊誌は古書店で1円〜といったところ。まあ、捨てるよりは良いか……といった価格での買取となっています。

ムック系

特定の車種を取り上げたムックのシリーズ「ハイパーバイク」になると、オークション落札相場は1,000〜5,000円となっていますので、買取価格は〜1,000円ぐらいは期待できるでしょうか。中でも「NSRバイブル」は特に人気が高く優に1,000円は超えてくるはずです。

バイク雑誌を買取してくれる買取店2選

ケイズガレージ

ケイズガレージ出典:ケイズガレージ

バイクや自動車の雑誌、古書、ホビー全般を扱うネット専売店が「ケイズガレージ」。純粋な雑誌やムック問わず買取をしているものの、なんでも良いというわけではなく、買取不可の対象も非常に多い印象。やはりジャンルに特化しているだけにその辺の見極めは厳しそうです。反面、需要の高いものはそれなりの高価買取が期待できるでしょう。査定や問合せはメールでおこなっていますから、手元の雑誌コレクションを処分したいと思ったら、まずは問合せを。

カートイワークス

カートイワークス出典:カートイワークス

バイク関係、雑誌はもちろんおもちゃなどのグッズの買取をおこなっているのが「カートイワークス」。特に70年台前後の古い雑誌や、創刊号から揃っているものになると、特に買取を頑張ってくれるとか。大量にある場合は全国対応で出張買取もおこなっているといいますから、バイク全般のコレクターには非常に頼もしい存在です。期間限定で大量処分買取アップキャンペーンをやっていたり、フリーダイヤルを設けていたり、かなりユーザーフレンドリー度が高いので、まずは気軽に連絡を入れてみましょう。

利用方法

処分扱いになってしまうことを覚悟で郊外にある大型の古書店を頼るのならば、店頭に持ち込むしかないのですが……それ以外、上に挙げたようなジャンルに特化したショップならばまずはメールやフリーダイヤルで問合せをするのが一番。その後に、宅配や出張など適当な手段を選ぶという形になります。バイク雑誌はショップによって得意とするものがバラバラ、あるショップでは買取可能だけれど、別のショップでは買取不可といったケースは良くあります。ですからまずは、問合せなのです。

査定基準

資料的価値が高いものならば状態が悪くないこと、これに尽きます。切り抜きや破れがある、表紙の状態が悪い、無線とじのものならば背が割れている、こうなってしまうと価値はゼロとなってしまいます。また、新車レビューが中心の雑誌は買取が負荷となってしまうケースも多いものですが、よほど古いとか刊抜けがないとかといった場合は、買取可能となるケースもあります。ただしこの場合も、状態に対しては非常にシビアに査定されてしまいます。

高価買取のポイント

人気の車種が取り上げられているムックや、特定のメーカーを取り上げているような季刊の雑誌などはもっぱら評価してくれるようなショップが多い一方で、バイクの総合情報誌的なものの扱いは悪い印象があります。ただしよほど古いとか、通巻で揃っているとかになると話は別。上に挙げたようなバイク雑誌などを専門に扱っているようなショップを頼るのが高価買取のポイントです。

それ以外のものになってくると、まあどこへ持って行ってもほぼ高価買取となるケースは少ないでしょう。しかしオークションの相場を見ていると、結構な値段……といっても、1冊あたり100円程度という、捨てるよりはマシと言う程度では取引されています。専門店を利用するか、郊外の大型古書店を利用するか、オークションに出品するか。コレクション内容に応じて使い分けましょう。

まとめ

断捨離の大敵は古い雑誌ですよね、思わず見入ってしまうと作業が全てストップしてしまうほどの魅力があるもの。いらない雑誌だけど、捨ててしまうのはもったいないし……そうなったら、一度ジャンルに特化した買取ショップに問合せてみるのがよさそうです。物によっては高価買取となるケースもありますし、そうならなくても思い入れを理解してくれるショップを通して次の読者を楽しませてくれるならば嬉しいじゃないですか。資料として、ノスタルジーを喚起するものとして、まだまだそのバイク雑誌は誰かの役に立つかもしれませんね。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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