漢方書の古書を高額買取してくれるオススメ店2選と高く売るコツ

  • 2023年1月30日
漢方書買取

中古品の売買においては、軽視できないジャンルへの需要があります。そのことを知らずに捨ててしまうのは非常にもったいないことです。今回は「漢方」の古典書の買取についてのお話です。果たしてこれを望む人がいるのだろうか?…と自分で決めつけることの無いよう、知っておいて損はしない情報をお届けします。是非ご一読を、お願いします!

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漢方書とは

父の代、祖父の代から漢方に関する書籍を受け継いではいないでしょうか。漢方(漢方薬)とは、一般的に西洋医学の化学的合成物からなる薬剤に対して、生薬の組み合わせにより処方される薬剤を指します。中国・または朝鮮を由来とすることが原則です。

東洋医学に基づいて処方されるものが漢方薬であり、経験的な継承から作られる民間薬とは区別されるのが一般的です。漢方の書籍は非常に専門性が高く、確かな需要があるのですが、それと知らずに価値を見落としてしまうこともあるでしょう。

特徴

その潜在能力

基礎医学・臨床医学の分野では内容の改訂が繰り返され、古い書籍はすぐに価値を落としてしまう傾向が強いのですが、漢方薬や鍼灸では古くても十分に文献価値を持つものが多くあります。「最先端」が一面的ではない世界では、特定の著者・出版社の古い文献を探している医者・研究者も多いのです。

ISBN

中古書籍は一般的にISBN(国際標準図書番号)、つまり現代になって番号付きで管理され流通しているもの以外は取り扱われないのですが、漢方書は大正・明治、または江戸時代のものでも十分に価値が認められているものがあります。それと知らずに古いお荷物として捨ててしまえば大きな損をしてしまいます!

需要は

医者・医療関係者、研究者が多いです。

買取方法

それでは、現在漢方古書の買取ショップで行われている買取方法の実際をご案内します。

店頭買取

古くからあるスタンダードな買取方法です。店頭に商品を持って行き、ショップ店員(鑑定士)に査定をしてもらい、納得できればその場で換金となります。交渉もできますし、その場でお金になりますので、買取ショップが近所にあればこの方法が一番シンプルです。

免許証・パスポートなどの身分証を持っていけばそれだけで完結します。商品数が多く運ぶのが大変であれば、後述します出張買取・宅配買取を検討しましょう。

出張買取

出張買取とは、あらかじめ決めた日時に買取ショップ店員に来てもらい、査定・換金してもらうシステムです。商品数が多い場合などに便利です。ネット上の申し込みや電話などで仮の査定額を出してもらい、納得できれば取引の開始となります。

対応エリアは実店舗に準じたエリアとなり、全国展開をしている買取ショップの少ない漢方書のジャンルでは、サービスの地域は限定的になってしまいますが、エリア対応していれば是非利用したいところです。

エリア外でも商品数が多い・査定額が高い、といったケースであれば出張に来てくれることもありますので、店舗に相談してみましょう。

宅配買取

現在、漢方書に限らずあらゆるジャンルで非常に活発になっているのがこの宅配買取という方法です。まず宅配買取と同様にネット上の申し込みか電話で仮の査定をして、店舗側と双方に納得ができれば取引開始となります。

商品をダンボールなどで梱包して、買取ショップに郵送します。郵送料自己負担の場合もありますが、着払い等でショップ側が負担してくれることが多くなりました。また、請求すれば梱包キット(ダンボール・緩衝材等)を無料で手配してくれる買取ショップもあります。店舗に到着すると査定され、合意できれば口座へ入金となる流れです。

査定額に納得がいかず、取引をキャンセルする場合は、返送料は自己負担が多くなりますが、一部ショップ側負担として「完全無料」をうたっている買取ショップもあります。自宅で完結するのが良いところです。店舗も遠く、出張エリアに対応していない場合には是非利用したいシステムです。

おすすめ買取ショップ

それでは、漢方書の買取におすすめのショップをご紹介します。

長島書店

長島書店
出典:長島書店
長島書店は千代田区神田に3店舗を持つ古書・希少本の買取専門ショップです。なんと明治35年の創業から100年以上の歴史をもつ、高い審美眼のあるショップです。

店舗での店頭買取はもちろん、出張買取も最大で全国対応で応じてくれます。商品数によっては出張ができない場合もありますので、電話かメールで相談のうえ取引をしましょう。出張買取に対応できないケースでは先述した宅配買取も実施していますrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr。送料は自己負担となりますので、こちらもまず店舗と相談のうえ行いましょう。

商品数が大量の場合でも、長島書店は2t車・4t車で迎えに来てくれますので非常に心強いです。また買取不可の商品があった場合でも無料で引き取ってくれますので、部屋を一斉に片付けたいときにはありがたいサービスです。

相沢書店

相沢書店
出典:相沢書店
相沢書店は東京都文京区に事業所を構える、学術書・専門書、古書の買取専門ショップです。ISBNの付いていない古書も買取をすると宣言している心強いショップです。相沢書店は店舗では買取業務を行っておらず、出張買取と宅配買取のみを行う、いわゆる無店舗営業店です。事実上ネットのホームページが窓口、という買取ショップでは近年増えてきた業務体系です。

宅配買取では取引前に、まずメールか電話で商品数・内容・保存状態・年代などを伝えて相談となります。今回は漢方書の取引ですのでジャンルとしては心配ありません。ただし、書き込みなどがあれば買取は難しくなります。原則として送料はショップ側が負担してくれますので、査定額より郵送費が高くなる見込みであれば取引不可となります。

出張買取の対応エリアは原則として関東地区・または近隣エリアです。商品数・査定の見込み額によっては対応してくれる場合がありますので、店舗と相談してみましょう。出張に対応してくれる基準は商品数200冊以上・ダンボール5箱程度が目安です。漢方書はしっかり買取種別に入っていますので、多少数量として不安な場合でも店舗に相談してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は漢方書の古書を買取する際に、お得な情報をお届けして参りました。以前からずっと家の一角にあるけれど、正体がわからない…その中身が生薬や漢方薬のお話だった場合、まずはおすすめの買取ショップに電話で聞いてみてはいかがでしょうか。もしかしたら部屋が片付き、お金を手にすることができるかも。そんなあなたに向けた記事でした。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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