インスタントカメラの買取相場と高額買取のコツ3選

  • 2020年8月17日
インスタントカメラの買取価格はどのくらい?高く売るコツは?

インスタントカメラは撮ったその場でプリントできる手軽で楽しいカメラです。デジカメ全盛の今でも新機種が出るなど、インスタントカメラはまだまだ人気があります。

しかし、手放して高く買取ってもらうには、買取ショップを選ばないと難しい場合もあります。そこでインスタントカメラの高価買取のコツを解説させていただきます。

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\一番高い買取価格がわかる/

インスタントカメラとは

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撮影してその場でプリント

インスタントカメラの最大の特徴は撮ったその場でプリントができるという点です。本来の場合フィルムに焼き付けた画像を何段階もの手順を踏んでプリントします。

その手順は一般人には難しいので専門の店にフィルムを持っていってプリントしてもらうのが普通です。デジタルの場合はもっと簡単ですが、直接プリントできないのは同じですね。

しかし、インスタントカメラは、特殊なフィルムを使い、カメラの内部で現像とプリントを一緒に行っています。そのため少しの時間を置くことで、薬剤の効果が出てきれいな写真が出来上がるのです。

また、インスタントカメラはその特性のため、1回の撮影で1枚しかプリントすることができません。ですが逆にその特別感が記念撮影などの撮影道具として人気を博す理由ともなっているようです。

開発元はポラロイド社

発売当初はポラロイドという名前で親しまれていました。しかし、これは発明して売り出したメーカーの名前がポラロイド社だったので、いわゆる商品名です。

そのため、他のメーカーのインスタントカメラは他の名前で売り出されています。しかし、あまりにもポラロイドの名前が有名になったので、インスタント=ポラロイドであると思っていた人が多かったようです。

ポラロイド社が、画期的な商品を開発しようと思ったエピソードとして、創立者の小さな娘さんが「どうしてその場で写真を見れないの?」と言ったためという逸話が残されています。つまり小さな子どもの純粋な疑問に応えるために作られた商品なのです。

インスタントカメラを蘇らせたチェキ

インスタントカメラは1度デジカメや携帯電話、スマホの登場と共に下火になったことがありました。そして後に、再びブームになりました。その再ブームの立役者とされるのが富士フイルムの「チェキ」シリーズです。

富士フイルムのチェキは、もともと丸っこいかわいらしいフォルムで、若い女性に愛されることを狙ったインスタントカメラとして発売され、人気となりました。

デジタル時代に1度低迷したものの、量産される写真よりも特別な写真が欲しいと考える層が現れ、1回に1枚しか撮れない特別な写真であるインスタントカメラが再び注目を浴びるようになり復活を果たしました。

さらにチェキは進化を続け、現在ではデジタルのものやスマホの写真をプリントするためのチェキのプリンターなども発売されています。

インスタントカメラの買取相場紹介

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Polaroid インスタントデジタルカメラ Z340

Polaroid インスタントデジタルカメラ Z340は、2011年に発売されたポラロイド社の商品です。この商品はモバイルプリンタが合体しているもので、アナログ時代のものとは違う構造になっています。

生みの親であるポラロイド社がインスタントカメラの味を残しながらもデジタルへの変転を余儀なくされた結果として作られた商品と言えるでしょう。

本来の商品と違ってSDカードでデータを保存したり、印刷前にデータを加工したりできるのが特徴で、インスタントカメラというよりもプリンターのついたデジタルよりであると考えたほうがいいでしょう。

買取相場11,630円から5,815円

FUJI FILM INSTAX MINI 90 ネオクラシック BLACK

FUJI FILM INSTAX MINI 90 ネオクラシック BLACKは、富士フイルムから2013年に発売された商品です。

チェキシリーズでありながら、可愛らしさを売りにしないクラッシックでアナログなデザインで、カメラらしさを意識した形になっています。

見た目はまるでおもちゃのカメラのようですが、なかなか高性能なインスタントカメラとして人気がありました。

まずシャッターボタンの位置が横向きにしたときにも便利なようにフロントと右横の2箇所にあるところにユーザーに対する配慮が伺えます。

また、撮影モードもマクロや濃淡、遠景、キッズなどがあり、進化したインスタントカメラとして楽しめます。

買取相場5,520円から4,260円

FUJIFILM instax mini 8+ チェキ COCOA

FUJIFILM instax mini 8+ チェキ COCOAは、富士フイルムから2015年に発売されたインスタントカメラで、チェキシリーズの顔としての可愛らしさを持ったインスタントカメラとなっています。

このチェキにはレンズ横にミラーがあって、それを見ながら撮影することで自撮りがしやすくなっています。自撮りブームに対応したインスタントカメラと考えていいでしょう。

基本的に新品の販売価格が1万円を切ることも多い製品なので、中古の買取価格はあまり高くなりません。とは言え人気の製品なので、新品に近い状態ならある程度の高価買取も期待できます。

買取相場3,030円から710円

高価買取のポイント・注意点など

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多くの店舗で査定をする

実は、カメラ専門店では買取をしていない場合が多く、カメラというよりも高性能なおもちゃといった扱いを受けている製品です。

カメラの買取店で受け付けて貰えなかったからと諦めずに、ジャンルの違う買取店で査定をしてもらいましょう。ホビー系に強いところや幅広いジャンルを取り扱っているところなどが、インスタントカメラには強いようです。

事前にネットなどで公式サイトをチェックして、インスタントカメラの買取を行っているかどうかを調べておくと手間が少なくすみます。

備品をなくさない

買取の際は、インスタントカメラ本体だけでなく、備品も揃えて買取ってもらうようにしましょう。購入したときの箱まで揃っていれば完璧です。店頭に並べた際に、まるで新品のように見えるような状態であればあるほど、買取価格はアップすると思ってください。

取扱説明書や本体を起動するための電池などは、買取の際には重要視される部分です。特に電池や、バッテリータイプのものであれば充電器などは最初の状態チェックに必須なので、あるとないとでは買取に大きく差が出てしまいます。高く買取ってもらいたいならきちんと保管しておきましょう。

フィルムセットで高値に

フィルムが特殊なので、その本体で使えるフィルムが後年には手に入らなくなるというおそれもあります。そのため、中古品を購入するお客さんは、フィルムがセットで揃っていると安心して購入することができます。

そういった事情から、本体にフィルムをセットして買取してもらうと、高価買取になりやすいのです。つまり売りやすいので買取店も安心して高値で買取ができるという訳です。使わなかったフィルムがある場合には、ぜひセットにして高価買取を狙いましょう。

まとめ

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インスタントカメラの高価買取を狙う場合のコツやポイントについて説明させていただきました。ひとときはデジタルカメラやスマホに押されて製造さえされなくなりつつありました。

しかし現在は再びブームが到来していて、中古品を手放すにも今が高価買取の狙い時となっています。必要なものをきちんと揃えて、適正な買取店で高値で買取ってもらいましょう。

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