キャナルワーフタワーズの売却を考えているけど、今売ったら損じゃないかとためらっていませんか。
そんなあなたのためにキャナルワーフタワーズの売却相場と、どうすれば高く売れるのかということをご紹介します。
施工当初よりもその後のほうが人気が高まったキャナルワーフタワーズですから、まだ上がるかもと思って待っているのかもしれません。
でも、売却するなら今がおすすめです。その理由も詳しくご紹介します。
キャナルワーフタワーズとは
キャナルワーフタワーズは、豊洲にあるツインタワータイプのタワーマンションです。
地上36階、戸数が499となっていてその規模の大きさがわかります。
施工は2000年11月、建設当初はまだ豊洲周辺の再開発は途中で、今のような人気エリアではありませんでした。
その後ららぽーと豊洲ができて、状況が一変し人気が急上昇することになります。
キャナルワーフタワーズは、ラウンジやフィットネス、キッズルームなどの無料の共有施設が充実しているのも魅力。
さらに24時間有人によるセキュリティも完備していて、現代のニーズに応える満足感の高いタワーマンションです。初期設定価格が低めだったため値上がり幅は大きく、それでも周辺マンションよりも割安感があるのでとても人気となっているのが現状です。
現在の売却価格相場
2018年現在のキャナルワーフタワーズが実際に売却されている相場価格をご紹介します。
あなたのお部屋の相場は今どのくらいなのか、チェックしておきましょう。
キャナルワーフタワーズ6階から10階 1LDK (リノベーション済)
キャナルワーフタワーズ6階から10階は、リノベーション済みの場合だと、売却相場が高く付きます。
お部屋の広さ故に表面上は、安く見えますが、10階以上のリノベーション前の物件と比較すると、坪単価は50万円前後高いです。
割安感から人気があるようです。
参考買取相場
マンションマーケット:4,080万円
キャナルワーフタワーズ1〜5階 2LDK
キャナルワーフタワーズの低層階で2LDKは、低層階のため小さな子連れの家族や夫婦2人暮らしの方に人気があります。
東向きのこの物件は、14階の2LDKの西向き物件よりも坪単価は、4万円前後高く付きます。
太陽の向きかお部屋からの眺めかお好みのお部屋を選びましょう。
参考買取相場
マンションマーケット:4,480万円
キャナルワーフタワーズ14階 2LDK
キャナルワーフタワーズ14階 2LDKは、36階建てのキャナルワーフタワーズの中階層に位置します。
専有面積も広々とした造りとなっていて、住みやすく人気があります。
また、売り買いが多いのが中階層です。そのため売却価格がわかりやすい階層と言えるでしょう。
参考買取相場
マンションマーケット:5,180万円
高く売却できるキャナルワーフタワーズ
高層階が高い
キャナルワーフタワーズは地上36階のタワーマンションです。
川沿いでガーデンパークを持ち、環境のよさでも人気があり、そんな自然豊かな川や地上を一望できる高層階は、やはり人気があります。
高額売却を狙うなら高層階が有利です。そしてそこにさらに専有面積が高額査定の要素に加わります。
同じ2LDKでも部屋によって広さが違うため、部屋の大きさで値段に差が出るのです。
ただし、高層階を欲しがる人は広い部屋を好むことが多いため、高層階でも狭い部屋は下の階の狭い部屋よりも逆に安くなる場合もあります。
修繕工事の終わった部屋が高い
キャナルワーフタワーズは2000年に完成したタワーマンションです。それなりの年数が経過しているため、2018年現在大規模修繕が行われています。
購入する側からすればきれいになっている部屋のほうが嬉しいのは当然の話です。
そのため、改修が終わっていない部屋と、終わっている部屋なら終わっている部屋の売却価格が高くなります。
そう考えると、改修が終わってから売却したほうがいいでしょう。タイミング的には大規模修繕は高く売却するのにちょうどいい時期と言えます。
東急不動産、新日本製鐵が高い
実はキャナルワーフタワーズなどのタワーマンションを売却する際に、高値で安定させるコツは、もともとの分譲元で査定してもらうことです。
自社管理のマンションである以上、分譲元の不動産会社は値段を下げたくないため、分譲元で査定を受けると高値での売却価格になりやすいのです。
また、会社としてはよく知り尽くしている不動産なので、上手に高く売るコツをわかっています。
売る時の注意点
キャナルワーフタワーズの売却を考えているなら気をつけなければいけないことがいくつかあります。
調べる手間を省いたり、先延ばしにしていると驚くほど価格が下がってしまったということにもなりかねません。
うっかり損をしてしまわないためにも、キャナルワーフタワーズを売却する際には注意点を忘れないようにしてください。
2015年上昇後からは横ばい
キャナルワーフタワーズの売却価格は一時期急激に高まり、2015年で急上昇した後落ち着きました。
この急激な値段の上昇は、ららぽーと豊洲や商業施設などができて、急速に豊洲が魅力的な街となっていったことに原因があります。
2000年に完成したキャナルワーフタワーズは、当時の立地はさほどでもなく、価格も控えめでした。
そのため、売却価格が上がっても周囲のタワーマンションと比べると価格は低めで、購入しやすいところが人気となっています。
しかし人気はあっても現在売却価格は横ばいとなってしまっているので、今後さらに高くなることはあまりないようです。
複数社で査定を利用する
キャナルワーフタワーズを売却するときには、目星をつけた不動産会社があったとしても、いくつかの不動産会社で査定を受けるのがおすすめです。
1社だけで査定を受けてしまうと、それが高いのか安いのかわからないままに売却を進めることになってしまいます。
不動産会社にもいろいろあって、手間賃などでコストが多くかかってしまうところなど売却金額に大きな差が出ることもあります。
もちろん金額だけでなく良心的な対応も大切です。そういった条件の差を見るためにも複数社での査定がいいのです。
オリンピック前に売却を
東京近郊のタワーマンションは、オリンピックに合わせて売却が増えると予想されています。
つまり売却の競争が激化するのです。競争が激化すれば起こるのは価格の急激な下落となります。
またキャナルワーフタワーズは、近隣のタワーマンションのなかでは古い建物です。
そうなるとどうしても価格は下がりがちとなってしまいます。競争が激化すれば1番下降率が高くなる可能性もあるのです。
そのため、東京近郊のマンションはオリンピック開催の2020年より前に売るというのが常識となりつつあります。
まとめ
キャナルワーフタワーズのお部屋を高値で売却するためのノウハウをご紹介させていただきました。
現在の相場や高くなる部屋の条件など、基本のところは理解できていただけたのではないでしょうか。
キャナルワーフタワーズを実際に売却する際に注意するべき点なども詳しく解説させていただきました。
残念ながら1番高い時期は過ぎてしまいましたが、キャナルワーフタワーズのお部屋は今でも十分高値売却対象となっています。
高値で売却できる今の内に、信頼できる不動産会社で査定を受けておきましょう。