居住用だけでなく、投資用としても需要が高く人気のタワーマンション。
特に最近では東京オリンピックの影響などもあり、主要な都市の中古マンション市場はかなり活気づいいているようです。
その中でも今回は、みなとみらいにあるタワーマンションMMタワーズの買取相場や、賢く売却するコツなどをご紹介します。
基本情報と参考価格相場
下記の情報は2018年8月のものです。
基本情報
- 住所:神奈川県横浜市西区 みなとみらい4丁目
- 築年月:2003年10月
- 階建て:地上30階、地下1階建て・862戸
- 専有面積:43.39㎡~ 167.26㎡
- 構造:RC造
- アクセス:みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩3分
東海道本線(東京~熱海) 横浜駅 徒歩17分 - 分譲元:三菱地所株式会社
参考価格相場
- 部屋:3,731万円~4億8,363万円
- 面積(㎡):70万円~288万円
- 坪:231万円~952万円
タワーマンションの資産価値
タワーマンションは周辺の低層マンションに比べて資産価値が高い傾向にあります。
そのポイントをMMタワーズと照らし合わせながらご紹介していきます。
優れた耐震・免震
タワーマンションは高層故、構造や地盤に配慮がされなければなりません。
そんな中でMMタワーズでは、地震の揺れを建物に伝わらないようにする免震構造が採られています。
地盤は基盤層まで基礎を固めるサンドレーン工法が用いられています。
この工法により、東日本大震災の際に千葉県で発生した液状化現象が理論上みなとみらい、MMタワーズの元では発生しないように対策されています。
通勤・通学しやすい好立地
タワーマンションは戸数が多い場合が多く、そこに住む人々がどれだけ快適な生活が送れるか、が資産価値を高くします。
MMタワーズはみなとみらい駅から近く、東急東横線に直通運転も走っていることから通勤通学に便利です。
また、車の場合も湾岸道路が利用でき、都心部やアクアラインで千葉方面にアクセスが快適にできるのも大きなメリットと言えるでしょう。
眺望の良さ
タワーマンションでは眺望の良さも資産価値を決定づける重要なポイントとなります。
MMタワーズの高層階も眺望がよく、富士山やランドマークタワー、横浜港が望める部屋は価値が高まります。
さらに、眺望がより良い高層階は価格が高くなります。
便利・快適な共用スペース
タワーマンションには住人の共有スペースが充実していることが多く、その充実度が価値を高めます。
共有スペースは高層階、低層階関係なく同様に使用できるので、マンション全体におけるプラスの要素と言えるでしょう。
MMタワーズには敷地の約1/5、約3,000㎡に広がる緑地「the Forest」や約1500㎡の庭園「the Garden」が広がります。
また、バーベキュー場やジャグジーなどが施設内にあり、アクティブでもリラックスでも自分好みの過ごし方ができそうです。
警備面としては、各棟に管理室を配置し、その他に防災センターも設置され、24時間365日の監視体制が敷かれています。
共用部の要所に監視カメラが、エントランスにはカラーTVモニター付きのオートロックシステムなど、セキュリティ面の徹底が伺えます。
大手の分譲
マンションには分譲会社、施工会社、販売会社、管理会社が関わっています。
購入後に何かあった時に責任を負うのが分譲会社になるので、やり取りを考えると分譲会社は大手であることが重要です。
MMタワーズは三菱地所グループが分譲しています。
三菱地所は大手の中でも特に評価と信頼性の高い会社なので申し分ありません。
MMタワーズ高額売却のコツ
タワーマンションを売却する場合、売り方次第で大きく売却価格に差が出てしまうことも。
ここでは知っておくことで余計な損を避ける、高額売却のコツをご紹介します。
他にも売却物件があるかどうか確認
タワーマンションは戸数が多いことが多く、1,000戸を超えるタワーマンションもあります。
同じタワーマンションで同時に多くの部屋が売り出しされている場合、購入を考えている人が「なぜこんなに売り出されているのだろう」と疑問を抱きかねません。
また、同じマンションで同じくらいの広さの部屋がいくつか売り出され、それぞれの金額の差が大きい場合、需要が分散することも考えられます。
同時期に同じマンション内で物件が売りに出されてないか、大手不動産のサイトなどから物件の動向を確認してみるといいでしょう。
相場を知る
物件を売却しようと考えている場合、その時の相場を把握しておくことは重要です。
相場を知らずに、適正でない価格で売却してしまう可能性も考えられます。
相場を知る方法としては、不動産ポータルサイトなどで自分の物件に類似している物件を探し、価格を確認する方法、一括査定サイトを利用する方法などがあります。
一括査定サイトでは簡単に複数の不動産会社の査定を確認することができるので、相場の目安を知るためにも積極的に利用しましょう。
分譲元にも依頼する
様々な不動産会社がありますが、その中で分譲元の不動産会社にはぜひとも相談しておきましょう。
分譲元の不動産会社は、自社ブランドの商品の値崩れが起きないよう、相場よりも安く売るようなことはしません。
また、購入を希望する人は分譲元の不動産会社に足を運ぶことも多く、自然と売却実績も多くなっていきます。
それにより、購入希望者へのマーケティング方法も十分に確立されているため、不動産取引においてかなり信用のおける相手と言えるでしょう。
2020年までが高額売却のチャンス?
2020年のオリンピックが東京に決まり、現在、新築マンションの建設や中古マンション取引が活性化しています。
実際に成約価格が上がったり、成約件数が増えたりと、不動産バブルと呼ばれるような時代になってきているようです。
しかし、いつまでも右肩上がりが続くわけでなく、危惧されているのはバブル崩壊です。
2020年の東京オリンピック閉会に伴い、不動産バブルは崩壊するのではと言う見立てもあります。
確実なことは言えませんが、時期を逃すと現在のような価格では売ることができなくなる、という可能性も考えられます。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回はみなとみらいのタワーマンションMMタワーズの、賢い売り方と参考査定価格を交えながらご紹介しました。
人気の土地のタワーマンションですから、時期と売り方を考慮し、高額の売却につなげましょう。