バーバリーの古着を高額買取してくれるオススメ店2選

  • 2020年8月19日
バーバリー買取

バーバリーの誕生は1856年。160年もの長い歴史を持つイギリスのブランドです。農場で働く人たちが汚れを防ぐために羽織っていた上着をヒントに、耐久性・防水性に優れた〝ギャバジン〟という新素材を発明。1888年に特許を取得し、1917年まで製造権を独占しました。

バーバリーの代表的な製品といえばトレンチコートです。
1895年のボーア戦争の際に、その原型となるコートを製造。1914年の第一次世界大戦下において軍部の要請によって、手榴弾や剣・水筒などを携帯しやすくするD型リングを取り付けたトレンチコートが英国陸海軍で正式採用されました。大戦中には50万着以上も着用され、終戦後に市民へと広がっていきました。

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バーバリーチェックの知識

バーバリー買取

誰もが一目見るだけで「バーバリー」とわかる馴染みの深い格子柄は、「バーバリー・クラシック・チェック」と呼ばれ、もともとコートの裏地として使用されていたデザインでした。
1967年に裏地以外で初めてバーバリーチェックを使った傘を発表し、その後、バッグやマフラーなどのファッションアイテム、豊富なカラーバリエーションへと展開していきました。バーバリーチェックには日本限定のチェックも存在し、実にたくさんのバリエーションが存在します。

ノバチェック
太いラインを菱形に配置した若い世代を意識したデザインで、レディースバッグなどで爽やかなイメージを出したい時に使われています。

ハウスチェック
2006年に発表された濃茶や白などコントラストを強調した幅広のチェック柄。当初はコートやスーツに使用されていましたが、最近ではレディースバッグや革小物によく使われています。

メガチェック
ハウスチェックを幅広にしたバージョンで、別名「ジャイアントチェック」とも呼ばれています。カジュアル志向が強く、カラーバリエーションも豊富。

スモークドチェック(1)
地色にブラウンの濃淡、濃いグリーンのラインを組み合わせた、ややミリタリーを感じさせる落ち着いたカラーのチェック。メンズバッグや革小物などによく使われています。

スモークドチェック(2)
地色にベージュの濃淡、ブラウンのラインを組み合わせた、ハウスチェックの色調をアレンジしたチェック。レディースバックや革小物などに使われています。

ビートチェック
黒字にグレーのラインを組み合わせた落ち着いたカラー。バッグや革小物に多用されています。

ブラックレーベルチェック
日本オリジナルの「ブラックレーベル」で使用されている、紺地か黒字に白と赤のラインを配したチェック。

ブルーレーベルチェック
日本オリジナルの「ブルーレーベル」で使用されているチェックで、レディース製品は水色か薄ピンクの地色に白×赤のライン、メンズ製品は黒地に白×ベージュのラインを配置しています。

TBチェック
1991年に展開され、2002年に廃止されたデザインで、キャメル色の地にオレンジラインのチェック模様。

バーバリー・ドット
近年使用されることが少なくなりましたが、日本オリジナルの「ブルーレーベル」で使用されていたドット柄。

バーバリー買取のおすすめショップ紹介

BBL Used

出典:BBL Used
出典:BBL Used

バーバリー製品を専門に扱う買取店なので、レディース・メンズのアパレル商品、バッグ・シューズ・手帳などの小物も高額査定に期待が持てます。また、今後注目を集めそうな「クレストブリッジ」の製品も買取対象です。
買取方法は、宅配買取のみ。無料の宅配キット(段ボール・着払い伝票など)か、ポストに投函されるリユースバッグを使って、不要な古着を詰めて送るだけ、集荷指定をすれば、自宅で受け渡しも可能です。
複数アイテムを送った場合、査定金額に了承できなかった商品も、送料無料で返送してもらえるので、安心して査定が受けられます。

なんぼや

出典:なんぼや
出典:なんぼや

幅広い年齢層、男女問わず人気の高いバーバリー商品は、普段から買取価格が有利。現在10%アップキャンペーン実施中で、買取価格に期待が持てます。
買取方法は「宅配」「店頭」「出張」の3パターン。北海道から九州まで全国42店舗、全店駅から徒歩圏内の便利な立地なので、対面で交渉したいという方、スピーディに換金したい方は店頭買取がおすすめです。
赤ちゃんがいて外出できない、量が多くて持ち込めないという方は出張査定が便利です。店名のない一般車両で訪問するので、近所の方に知られることもありません。

日本とバーバリーの関係

ブランドイメージで苦戦のスタート

日本では、1915年に丸善がインポート商品としてレインコートの輸入を開始したのが最初で、1970年にバーバリーからライセンスを受けた三陽商会が、日本人の体格に合わせて「バーバリー・ロンドン」を展開。日本国内へバーバリーの名を知らしめました。

当初、バーバリー製品がもつ重厚かつ高品位なイメージから、中高年の富裕層から絶大な支持を集めました。その為「おじさん・おばさん向けの高級ブランド」というイメージを持たれ、また価格が高いことからも、日本の若者の間でブレイクすることはありませんでした。

1996年に伝統とトレンドを融合させた「モダンクラシック」で若年層を取り込もうと、バーバリーの監修のもと、日本オリジナルブランド「バーバリー・ブルーレーベル」が登場。安室奈美恵が愛用したことで、一気に若い女性の間で大流行しました。
その後、男性向けに「バーバリー・ブラックレーベル」も展開し、幅広い年代層にカジュアルからフォーマルまで対応できることをアピールしました。

バーバリーの人気は日本でも非常に高く、外資系ブランドが日本市場における売上げでは第2位を占めています。

現在の日本市場とその後

日本でバーバリー製品を一躍有名にした三陽商会が、2014年に株式を手放したため、国内にあるバーバリーは、全て本国バーバリー社の直轄となりました。その為、三陽商会のライセンスラインの製品はブランドロゴがリニューアルされています。

今後、バッグ・革小物はバーバリー・インターナショナル製造に完全移行し、ブラックレーベル・ブルーレーベルを除いて、ライセンス生産は完全に終了しました。
三陽商会が扱う製品は新たなブランド名「クレストブリッジ」となって「ブラックレーベル」「ブルーレーベル」が存続することになります。現在、雑誌のクレジットなどで【バーバリー】とだけ表記されている物は、三陽商会の取り扱い製品がほとんどです。

インポート製品の見分け方

バーバリーは、アパレル以外にも服飾品や雑貨など幅広いアイテムを展開しています。ライセンス契約によって日本のメーカーで多くの製品が製造販売されていますが、ライセンスものとインポートものを見分けるには、タグを見れば、簡単に見分けることが出来ます。

ライセンス商品のタグは紺地で、裏面にライセンス製造の標記があります。対して、インポート製品のタグはベージュ色をしています。

まとめ

バーバリーについて、歴史や国内の状況について詳しく書いたのには理由があります。
三陽商会とのライセンス契約が終了したことで、すでに販売が終了している「バーバリー・ブラックレーベル」「バーバリー・ブルーレーベル」の買取価格が、今後低下していくことが予想されます。

もしも、不要になって保管したままになっているバーバリーの商品があれば、早めに売却しましょう。ライセンス終了からまだ間もない今が、高価買取りのラストチャンスです!

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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