ウクレレの買取価格の相場
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ウクレレは初心者用の安いモデルから、プロが使うような高価なモデルもあります。買取相場価格もウクレレのランクによって変わってきますが、基本的には新品の定価の10〜35%が買取相場になります。
新品の定価が10万円のウクレレで、状態が良ければ3万円前後での買取を期待できます。
高級なウクレレ、人気メーカーのウクレレは、購入希望者が多いため、買取相場の価格は高くなる傾向があります。状態が良いほど買取価格は上がります。ウクレレにはビンテージ品があり、それらは状態次第ではかなりの高額での買取を期待できます。
高価買取が期待できるのウクレレメーカー
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ウクレレにはいくつかのメーカーがあります。大きく分類すると国産かハワイ産かにわけられ、国産ウクレレは品質の安定があり、ハワイ産ウクレレは演奏する楽しさがあります。
Famous(フェイマス)
ウクレレを始めた日本人の多くが一番最初に手にすることが多いウクレレです。最も古い国産ウクレレブランドで、「安くていい音が出る」安定感のあるウクレレメーカーです。もちろん上級者向けの高級モデルもあり、幅広い層に人気のウクレレです。
KAMAKA(カマカ)
ウクレレといえばKAMAKAと言ってもいいぐらい、スタンダード中のスタンダードです。日本の有名アーティストも使用することで知られているKAMAKAのウクレレは、ほとんどが手作業で作られる、手間と時間をかけて作り上げられています。
Kaala(カアラ)
島村楽器のウクレレのブランドです。手頃な価格のウクレレから、数十万円もするような高級ウクレレを製造しています。メイドインジャパンのウクレレは安定した品質で、値段以上の音が出るということで、日本で人気のウクレレです。
Koaloha(コアロハ)
コアロハのウクレレは日系人のOkazakiファミリーが製造するウクレレです。斬新な製造方法を採用することで他のウクレレメーカーとは一線を画するウクレレブランドです。飾られることのないデザインは、シンプルながらも愛着を持って使用している人が多いウクレレです。
ウクレレの売りどきはいつ?
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楽器は手放すタイミングが難しいアイテムのひとつです。電化製品のように新製品が次々と発表されるわけではありませんので、現在手にしているウクレレと、5年後に発売されているウクレレに画期的な差があることはほとんどなないため、「とりあえず持っておこう」となりがちです。
ウクレレは使わなくなったときが売りどきです。1ヶ月以上手にしなければ、ウクレレに対する興味も薄れているという証拠です。ウクレレのような木製の楽器は湿度の高い日本では、保管することがとても難しくなるため、使わないウクレレはどんどん劣化していきます。5年後にふとウクレレを手にしても、その音に満足できず結局新しいウクレレを買ってしまう可能性もあります。
使わない楽器が視界に入ってくると罪悪感も高まってストレスになることもあります。ウクレレは小さいとはいえ保管場所も取ってしまいます。邪魔だなと感じたときは、それ以上部屋にウクレレがあってもメリットはありませんので、思い切って手放してください。
ウクレレを高価買取してもらうためのポイント
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ウクレレを高価買取をしてもらうためにはいくつかのポイントがあります。知らずに買取りしてもらうと、買取価格が下がってしまうことがありますので、買取査定前に確認してから買取をお願いするようにしてください。
楽器を掃除しておく
ホコリが積もったウクレレと、きれいに手入れされたウクレレ。出る音が同じだとしても買取価格は大きく変わってきます。ホコリの除去と、簡単な清掃は行いましょう。見た目が美しいウクレレは大切に扱われてきたウクレレだと査定担当者も考えます。高価買取の基本は「きれいな状態で見積査定を依頼すること」です。
出来る範囲で構わないので、きっちり掃除しておくようにしてください。ウクレレは湿気に弱いため水拭きした場合は、すぐに乾いた布で水分を拭き取るようにしてください。
改造をしている場合は元に戻す
ペグ交換やナットやサドル交換などウクレレを改造している場合は、購入時の状態に戻してから買取査定を依頼しましょう。改造ウクレレはどれだけいい音が出たとしても、買取査定時には価値ゼロと判断されることがあります。ウクレレを改造するときは、出来るかぎり標準部品も残しておくようにしてください。
付属品をすべてつける
ウクレレにケースがついてきた場合は、必ずケースも付けて買取査定をしてもらいましょう。購入時の状態を100として、不足しているものは減点されていきます。ケースだけでなく取扱説明書や保証書など、購入時についていたものはすべて用意して買取査定をしてもらいましょう。
ウクレレと同時に購入したチューナーも不要であれば一緒に買取してもらいましょう。
使わなくなったときにすぐに買取してもらう
ウクレレは木製ですので、保管状態を余程気をつけなければ、時間とともに劣化していきます。特にハワイ産のウクレレは、カラッとしたハワイの気候で保管する前提ですので日本に持ってくると湿度に耐えられなくなる可能性があります。
ウクレレの状態が悪くなる前に買取してもらいましょう。使わないウクレレは早く買取してもらい、次の持ち主にいい状態で渡るようにしてください。
楽器専門の買取店に依頼する
リサイクルショップ等でもウクレレの買取をしてもらえますが、メーカーやモデルごとの相場を把握せずに買取することが多いようです。価値があるものも価値がないものも、同じウクレレとして買い取りされる可能性があります。
買取価格を少しでも高くするためには、ウクレレに関する知識のある、楽器専門の買取店に買取依頼をしてください。特に高級モデルを買取してもらう場合は、ウクレレの取り扱いが多いショップで買取してもらいましょう。
まとめ
ウクレレは日本でも人気のある楽器のひとつです。新品での価格が10倍以上あるため、金額として相場はありませんが、定価の3割程度で買取してもらえれば良い方です。
ウクレレの状態が悪い場合は、買取価格が下がってしまいます。ウクレレは使わなければ使わないほど状態は悪くなりますので、高価買取を期待する場合は、使わないと判断したタイミングで買取してもらいましょう。買取のポイントさえ把握していれば、想定以上の買取価格も期待できますので、ぜひ参考にしてウクレレの買取査定をしてもらいましょう。