ヴァイオリンの買取価格・相場

ヴァイオリンとは？

ヴァイオリンは弦楽器の一種で、全長約60cm、重さ300～600ｇ程度の比較的軽量な楽器です。木材で作られており、弦の数は4本あります。弓と呼ばれる木製の竿に馬の尾の毛を張ったものを使って弦を鳴らして音を出します。ヴァイオリンが誕生したのは16世紀初頭と言われており、以後多くの演奏家や作曲家によってヴァイオリンを中心とした楽曲が作られるようになり、ヴァイオリンは誰でも知っている有名な楽器となっていきました。製造メーカーは、ドイツのカールヘフナー、サンアントニオ、ピグマリウス、日本では鈴木バイオリン、ヤマハ・ブラヴィオールなどが有名です。 またヴァイオリンを作る職人の中には名工と呼ばれる人が何人もおり、アントニオ・ストラディバリは最も有名な職人の一人です。彼が生きていた時代から300年たった今でもストラディバリの作品を超えるヴァイオリンは制作されていないと言われその為彼が製作したヴァイオリンは非常に高価な値段で取引されています。現在は初心者用から上級者、プロ向けまで様々なグレードのヴァイオリンが製造されており、1万円以下の大量生産品から1000万円以上する名器と呼ばれるものまでさまざまです。

ヴァイオリンを買取に出す前に必ずやっておくこと

ヴァイオリンを買取に出す場合は通常のリサイクルショップなどではなく、中古楽器買取専門の業者に申し込みましょう。普通のリサイクルショップでは、楽器を鑑定できる人はおりませんので適切な買取価格はつけてもらえません。ただ、安い大量生産品のヴァイオリンですと楽器専門店で買取を行っていない場合もあるので、まずは自分の持っているヴァイオリンがどのグレードか確かめる必要があります。調べるのは製造メーカー、器種です。器種とは家電でいう品番のようなもので、楽器に刻印されていたり保証書に書かれています。次に購入した年と購入金額、楽器の使用期間、傷の状態などを調べます。ケースなど付属品がある場合は一緒に買い取ってくれますのでそれも用意します。以上の情報を踏まえて買取業者に申し込みを行います。申し込み後は、宅配買取か出張買取か店舗買取を選択します。宅配買取を申し込む場合は、買取申込書と運転免許証などの身分証明書を品物に同封し商品を梱包して送付します。出張買取や店舗買取の場合は商品をその場で引き渡しますので梱包の必要はありません。買取に出す前には、最低限ほこりを払って綺麗にしておく、音がちゃんと鳴るかの確認をしておきましょう。

ヴァイオリンをより高く売る方法

ヴァイオリンを高く売るには買取業者の選択が重要です。信頼できる楽器専門店で適切な目利きをしてくれる人を探しましょう。一般に中古品は新品よりも価値が下がりますが、古くても価値のある ヴィンテージ楽器は別で新品時よりも高い値段がつけられる場合があります。そのヴァイオリンの正しい価値を見極めるには専門の知識や経験が必要ですので、高額で買い取ってもらいたいのなら専門業者へ依頼するのが確実です。ヴィンテージ品でない場合は新品に近い状態ほど買取値段が高くなりますので、汚れはなるべく取り除いておく、楽器のメンテナンスを定期的にしておくといったことが必要となります。特に日々のメンテナンスを丁寧に行えばヴァイオリンはいつまでも使える楽器ですので高く買い取ってもらいたければ日頃からの扱いが重要になります。 また、有名なヴァイオリニストがテレビに出たりすると、子供に習わせようと考える親が増え買取相場が上がる場合がありますので、子供用の学習ヴァイオリンを買い取ってもらいたい場合には値段が上がっているかもしれません。その他にも買取業者が買取強化を行っている場合もありますので、それを狙って申し込んでもよいでしょう。

ヴァイオリン買取のよくある質問

ヴァイオリン買取については

• 壊れている場合買取はできないのか。
• 持っているヴァイオリンの買取相場を知りたい。
• 買取できない場合処分してもらえるのか。
• 梱包方法はどのようにすればよいか。

などの質問があります。壊れてしまっている場合は、修理をすればまた使用できる部分の故障であれば買取を行ってくれるようです。ヴァイオリンの買取相場については、在庫状況やトレンド、業者によって値段が上下しますので、業者に査定依頼を申し込むのが一番早いようです。その時に複数の業者に依頼することで大体の買取相場がわかるかと思います。また業者によってはWEBサイト上に買取値段を表示していますので、その値段を参考にしてもよいでしょう。 買取値段がつかなかった場合、業者の方で処分してくれますが場合によっては処分代がかかることもあるようです。また宅配買取を申し込む場合、楽器を梱包する必要がありますがヴァイオリンなどは乱暴に扱うと壊れてしまう場合もありますので無料宅配キットを送付してくれる業者が多いです。キットには緩衝材が含まれており、ケースに緩衝材を詰めて楽器を固定し輸送中段ボールの中で動かないようにすることができます。