ゲーム機本体の買取価格・相場

ゲーム機を買取ショップに持ち込む際に知っておきたいこと

世界初となる本格的家庭用ゲーム機として、任天堂の「ファミリーコンピュータ」が発売されたのが1984年なので、ゲーム機の歴史はもう30年を超えていることになります。 その間、ハードもゲームソフトも多様な進化を遂げてきました。買取ショップというとソフト中心と思われがちですが、ハードすなわちゲーム機本体の中古市場も決して小規模なものではありません。特に、ネットショップが増えてきている現在では、ゲーム機本体の買取市場もソフトに負けないくらいに活性化してきているようですね。 そこで、使わなくなったゲーム機本体の売却を考えている人のために、買取ショップに持ち込む際に知っておくべき重要なポイントを以下に紹介しましょう。

高値で売る秘訣

「ゲーム機買い取ります」という宣伝チラシにひかれ、大手の古本チェーン店やDVDレンタルショップなどにゲーム機を持ち込む人が少なくありません。しかしながら、これらの店舗での買取価格はかなり低く抑えられているのが普通です。 店舗の場合は、店の賃貸料や店員の人件費などがかかるので、買取額を高額にできない事情があり、大手のチェーン店では買取額が全店舗一律で決まっているために、高額買取りは期待できないのです。 少しでも高い金額で売却したいのなら、経費が節減できる分買取額が高く設定できるネットショップの方が有利です。あるいは自分が欲する金額を決められるネットオークションに出品するのが賢い選択といえます。

ゲーム機買取相場の見方

中古市場には買取金額の「相場」が存在します。したがって、この相場の値動きを把握しておくことで「安価で売却してしまい後悔する」という事態を防ぐことができるのです。 これは、株式市場や先物取引をする際の注意点と同じですね。 ゲームの世界は流行の移り変わりが激しいので、月単位で相場価格が大きく変動することも珍しくありません。 ネットには、多数の買取情報サイトがあるので、それらを逐一見ていくのがよいでしょう。または口コミサイトやSNSの買取情報コミュニティも大いに参考になります。 ただし、相場価格はあくまでも平均的な金額であり、ゲーム機本体のモノによっては、買取額が数万円も異なる場合があるので要注意です。

付属品や化粧箱の有無と買取価格

ゲーム機の付属品や化粧箱が無いからといって買取してもらえないことはありません。ただし、普通の買取ショップは買い取った商品を一般客に転売するので、できるだけ新品に近い状態であればあるほど買取金額も高くなるのは必然的です。したがって、付属品や化粧箱は大切に保管しておくことが大切です。また、査定時のイメージをより良くするために、汚れやホコリはきれいに拭き取っておきましょう。 最近は、宅配便にて査定に出すパターンも多くなっていますが、その際化粧箱に直接宅配伝票を貼り付けるのはNGです。査定額がぐんと下がってしまうので注意しましょう。

古いハードでも大丈夫？

古いハードだから「どうせ買い取ってもらえないだろう」と処分してしまう人もいるでしょう。でも、ちょっと待って下さい。古いからこそ入手困難だけに、中古市場では意外な高値が付く場合も少なくないのです。 破棄処分にする前に、ダメ元で買取査定金額を確かめてみることをおススメします。特に、ゲーム機本体の状態が良く、付属品・説明書・化粧箱なども汚損がなく揃っていれば、想定以上の価格で売れることもよくあるのです。

買取を拒否されるパターンとは？

ゲーム機の買取に関しては定まったルールはなく、ショップごとに独自の規定があり、その内容も千差万別です。ゲーム機の場合、仮に保証期間が切れていても保証書がなかったり保証書に日付や店名が捺印されていない場合には買取しないという店もあります。 理不尽に感じられますが、これは盗難品の持ち込みを防止する目的と思われ、大手のチェーン店によくみられる傾向です。 リサイクルショップなどでは、どのような状態であっても故障さえしていなければ買取拒否となることはまずないと思ってよいでしょう。 以上、ゲーム機本体を売却する際に知っておいてためになるポイントを挙げてみました。 いずれのパターンに関しても、安易に手放すのではなく、少しでも多くの情報を入手しておくことが大切です。そのためには、信用のおける買取情報サイトを活用することが一番の近道といえるでしょう。高値買取で定評のあるショップなどを複数選択し、買取査定額を比較することで、高額での売却が可能となるのです。 もう遊ばなくなった自宅で眠ったままのゲーム機本体がある人は、中古市場での相場価格だけでも調べてみる価値は十分にあります。売る側にとっても、それを買う側にとっても、そしてなによりゲーム機本体がリサイクルで有効活用されるという面においても、買取ショップを利用しない手はありません。