なぜジョジョの買い取り額は暴落したのか?ネット評判の影響力を考える

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最近はアニメ化展開も非常に人気があり、ますます勢いづいている作品『ジョジョの奇妙な冒険』。ゲーム化も幾度もなされていますが、ネット周辺ではある意味”ネタ化”されてしまったほど買い取り価格が暴落した作品があるのはご存じでしょうか。

人気漫画のゲーム化の落とし穴

ジョジョの奇妙な冒険ASB 買取価格

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下、ジョジョASB)。この作品はPS3で発売され、ゲーム雑誌最大手週刊ファミ通の名物レビュー記事”ファミ通クロスレビュー”にて満点を記録したという、発売前から期待が高まっていたソフトでした。
ファミ通レビューは20年以上もの歴史があり、4人の各レビュアーが最高評価の10点をつけたいわゆる40点ゴールド殿堂作品は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や、『ファイナルファンタジー12』、『大乱闘スマッシュブラザーズX』などそうそうたる顔ぶれで、まさに歴史に残る作品ばかりです。

広告展開で期待を煽る

『ジョジョ ASB』は週刊少年ジャンプ誌上でも毎週特集が組まれ、人気キャラの登場を「◯◯参戦!」のようにスクープ記事仕立てで盛り上げに貢献していました。
広告展開もド派手で、TVCMなどに加え、山手線の電車に『ジョジョ ASB』の特別仕様ペイントトレインが登場し運行されるなど、通常のゲームソフトとしては考えられないほどの広告露出が展開されていました。

まさかの買い取り不可扱い

しかし、ゲーマーと読者、ネットが大注目する中発売された作品の評価は、正直微妙。早々に永久コンボが発見されメーカーが修正アップデートに追われるなど、後手後手の対応が目立ちました。
『ジョジョ ASB』は、厳密に言うと”格闘ゲーム”ではなく”キャラゲーム”というカテゴリーです。キャラゲームの定義はあくまでその世界観やキャラ再現度の雰囲気を楽しむことが優先されますが、キャラゲーとしても低品質という烙印を押された『ジョジョ ASB』は買い取り価格がみるみるうちに下落し、Amazonのゲーム買い取りでは「買い取り不可」という状態にまで追い込まれてしまいました。

課金批判でさらにネット炎上が加速

課金体制に関する反発も根強く、特に名物キャラ・スピードワゴンの「遊べちまうんだ」と言う台詞はネタ化されネット掲示板でも流行。「パッケージ商品分のお金を払ったのに、オンラインプレイで次々と追加料金が発生する」というシステムは大不評を呼びました。
ソフトそのものや課金に対するネット口コミ評価がここまで買い取り価格下落に繋がるのは異例のことです。特に熱烈なファンがいる作品こそ、反発も強くなるという事例ではないでしょうか。原作ありのキャラゲームは特に扱いが難しいという前例を作ったことは記憶に留めておくべきでしょう。

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