- ラブリングの種類が知りたい
- ラブリングの価格帯を知りたい
- ダサいと言われている理由が知りたい
この記事では、カルティエのラブリングの紹介と、歴史やデザインの特徴、種類、価格帯について解説します。
ラブリングは、1970年代に誕生したカルティエで人気の「ラブコレクション」のなかのひとつで、結婚指輪や婚約指輪に選ぶ人も多いことが特徴です。
種類や価格帯もさまざまなので、お気に入りの商品を見つけるためには、ある程度の情報を知っておくといいでしょう。購入を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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カルティエのラブリングとは
ラブリングは、誕生以来40年以上愛されているカルティエの定番商品です。ここでは、ラブリングの歴史、デザインの特徴、由来、素材について解説をします。ラブリングのことを知って商品選びのヒントにしてください。
ラブリングの歴史
ラブリングは1970年代にニューヨークで誕生し、日本で販売を開始したのが1983年です。
じわじわと人気がではじめ、1997年に歌手の安室奈美恵さんが婚約指輪として着用したことがきっかけで大ブームが起こり、日本でも婚約指輪や結婚指輪の定番商品となりました。
その後も、浜崎あゆみさんや、最近では桐谷美玲さんが愛用していると話題になるなど、有名人から愛されていることが、長くつづく人気の理由のひとつといえるでしょう。
ラブリングのデザインの特徴
3.6~5.5ミリ幅の厚みのあるリングに、等間隔に施されたビスモチーフが特徴的なデザインです。ドライバーで留められたビスモチーフが、永遠の強い絆を象徴しており、結婚指輪や婚約指輪としての人気があります。
ビスモチーフのみのデザインから、ダイヤモンドなどの宝石をあしらった豪華なデザインまでさまざまです。シンプルなデザインのため、重ね着けをする人も多く、組み合わせによって個性が出せることも魅力といえるでしょう。
ラブリングの由来
ラブリングは、「愛の絆」、「束縛」、「永遠の愛」、「変わらぬ愛」などの意味を持っています。さらに、「あなたは愛のためにどこまでいけますか?」というテーマがあるので、まさにラブリングは愛の象徴といえるでしょう。
恋人やパートナーにプレゼントをしたり、ブライダルリングとして着用したりする人が多いのは、このような背景があるからです。愛をテーマにしていることで、ラブリングという名前がつき、デザインにも反映されています。
ラブリングの素材
素材には、金かプラチナが使われています。金はK18カラーゴールドが使用されており、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3種類です。
ホワイトゴールドはプラチナと似ていますが、金にパラジウムを混ぜた合金なので、耐久性に優れています。イエローゴールドは、見た目が華やかで、ピンクゴールドは、女性人気が高いです。
プラチナは、Pt950が使用されています。ブライダルリングの定番素材で、ラブリングでも人気の素材です。
ラブリングの種類
ラブリングには、素材や幅、ダイヤモンドの装飾などの違いで、さまざまなアイテムがあります。ここからはラブリングの種類を解説するので、多くの種類のなかから自分やパートナーにぴったりの商品を見つけてください。
ミニラブリング
ミニラブリングは、ラブウェディングリングとよばれており、結婚指輪や婚約指輪にはダイヤモンドをあしらったものが人気です。幅が3.6ミリと細く作られています。
女性人気が高いピンクゴールドは肌なじみがよく普段づかいもしやすいです。プラチナもシンプルで、普段づかいにもきっちりとした服装にも合うので人気があります。
ダイヤリング
ダイヤリングには、中央に1つだけダイヤモンドをあしらったワンポイントやビスモチーフとダイヤモンドが交互に配置されたハーフ。ビスモチーフのところのすべてがダイヤモンドのフルがあります。
プラチナやホワイトゴールドなどダイヤモンドと似た色でなじみやすくしたり、イエローゴールドでさらに豪華に見せたりと好みに合わせた選択が可能です。
パヴェダイヤ
ビスモチーフを引き立てるために、まわりに小さなダイヤモンドを敷き詰めたデザインです。使用しているダイヤモンドの総数は88個。合計0.31カラットあります。どの角度から見ても輝きが同じに見えるように作られていることが特徴です。
パーティードレスなどに合わせても負けない華やかさがありつつ、カジュアルな服装にも合う万能なアイテムといえます。
カラーストーン
ビスモチーフのところに、さまざまなカラーストーンを配置しているモデルです。ピンクサファイア、ブルーサファイア、イエローサファイア、グリーンガーネット、オレンジガーネット、アメジストなどを使用しています。
見る方向によってそれぞれ違う印象を与えるデザインは、華やかさを増してくれるでしょう。素材によっても雰囲気が変わりますよ。
ビーラブリング
2つのリングを斜めにクロスさせたデザインです。ほどよいボリューム感と立体感があります。同じ色のリングを使うと統一感があり、落ち着いた印象を与えます。違う色のリングを使うと、見た目が華やかになり存在感が増すでしょう。
ダイヤモンドやカラーストーンがあるとより豪華で、幅広いシーンで違和感なく合わせられます。
シークレットラブリング
大きさの違う2つのリングが重なっているデザインです。内側のリングは回転が可能で、重なっているときには隠れているデザインが見えます。
回転させた状態でひもやチェーンを通し、ペンダントトップとしての利用してもオシャレです。ほかのラブリングにはない遊び心とさまざまな用途で着用できるところが人気のアイテムといえるでしょう。
ラブリングの価格帯
ラブリングのモデルや、宝石の数や素材で価格帯はまったく違い、リーズナブルなものから高価なものまで幅広くあります。人気モデルの価格をいくつか紹介するので、予算にあったラブリング選びの参考にしてください。
商品画像 | モデル名 | 定価 | 中古販売価格例 |
---|---|---|---|
LOVE ウェディング リング、ピンクゴールド | 189,200円 | 130,000円 | |
イエローゴールド | 294,800円 | 84,700円 | |
LOVE ウェディング リング、ダイヤモンド1個 | 385,000円 | 160,000円 | |
ピンクゴールド、サファイア、ガーネット、アメシスト | 495,000円 | – | |
プラチナ | 605,000円 | 96,800円 | |
ハーフダイヤモンド、イエローゴールド | 621,500円 | 320,000円 | |
ミニラブリング、フルダイヤモンド、ピンクゴールド | 632,500円 | 300,000円 | |
ミニラブリング、パヴェダイヤ、ホワイトゴールド | 1,188,000円 | 770,000円 | |
パヴェダイヤ、ホワイトゴールド、セラミック、ダイヤモンド | 1,742,400円 | – | |
パヴェダイヤ、ホワイトゴールド | 2,640,000円 | 2,230,000円 |
ラブリングはダサいといわれる理由
長年愛されているラブリングですが、最近ではダサいといわれることもあります。欲しいと思っていても、まわりからダサいと言われてしまえば、購入することもためらうでしょう。では、なぜダサいといわれているのか解説します。
発表されてから時間がたっている
ラブリングが日本で発表されたのは約40年前の1983年です。安室奈美恵さんの影響で大ブームになってから数えても25年以上たっています。
それだけ長く形を変えずに存在している間にもトレンドは次々と変化するため、トレンドは過ぎたというイメージがついてしまっていることが原因のひとつでしょう。
モチーフが古い
ラブリングは、昔のヨーロッパの兵士たちが妻に貞操帯をつけさせ、束縛をしていたことがモチーフです。男性が女性を支配する構図は、男女平等の現代ではあってはなりません。
その背景が、現代の思想とはかけ離れているため、現代人、特に若い人たちには受け入れづらいことがダサいというイメージにつながってるのでしょう。
人と被る
ラブリングはカルティエの定番アイテムなので、人気も高く所有している人も多いです。人と被ることを嫌う人は、まわりの人と同じものを持つことに対して、ダサいと感じてしまいます。
長く人気を維持してきたからこそのダサさではありますが、まわりの人と差をつけたり、オリジナリティを出しづらかったりすることがマイナスのイメージとなってしまったのでしょう。
ラブリングの手入れ方法
ラブリングを長くきれいな輝きを保たせるためには、定期的に手入れをする必要があります。自分で手間や費用をかけずに簡単にできることから、プロに依頼することまでメンテナンスの方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
自分でメンテナンスする方法
リングをつけていると、手から出る汗や油などの汚れがつき、次第にくすんできます。つけっぱなしにしていたり、お風呂に入るときも外さなかったりすることも、輝きを失う原因です。こまめに外すようにしましょう。
手入れの仕方は、石鹸水などで洗い、油分を落とすことが大切です。やわらかいブラシで磨くと細かい汚れがとれやすいので使ってみてください。
水気をとる際にも硬い布は使わず、やわらかい布でキズがつかないように拭き取りましょう。
定期的にプロに依頼する
カルティエでは、年に一回の定期メンテナンスを推奨しています。カルティエブティックに持っていくと対応が可能です。
プロに依頼をすると、専用の機械や手入れ方法で、リングに負担のないメンテナンスをしてもらえます。自分でメンテナンスしたものと、輝き方がまったく違います。
大切なパートナーからのプレゼントや、自分へのご褒美に買った特別なリングを長くきれいな状態を保つために、プロに定期的なメンテナンスをしてもらいましょう。
ラブリングのギフトとしての意味
ラブリングは愛の象徴です。結婚指輪や婚約指輪で、これから家族になる人に贈る場合や、恋人の誕生日、記念日などの特別な日に贈る場合など、自分にとって大切な人に気持ちを込めてプレゼントしましょう。
ラブリングのモデルにはそれぞれ意味があります。モデルに込められた意味を理解したうえで、相手に合ったものをプレゼントすることも重要です。
ラブリングと一緒に大切な人と長く過ごしたいという願いを込めて贈りましょう。
ラブリングを大切な人にプレゼントしよう
ラブリングの紹介と、歴史やデザインの特徴、モデルの種類や価格帯について解説をしました。ラブリングは40年以上愛されつづけているジュエリーのなかでも特別な存在です。
「あなたは愛のためにどこまでいけますか?」というテーマを持つラブリングは、まさに愛の象徴といえます。恋人やパートナーがいる人は、プロポーズや、誕生など特別な日に、ラブリングをプレゼントして、相手に対する愛を言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。