赤い宝石として第一に思い浮かぶものといえばルビーではないでしょうか。
宝石好きだけでなく、ルビーそのものが好きでコレクションしているという人が世界中に存在するほど、希少価値が高く圧倒的な人気を誇ります。
今回はルビーの指輪の買取相場や査定基準等をご紹介したいと思います。
いつかは売ろうと考えていたルビーの指輪が手元にあるという方は、ぜひ買取してもらってください。
ルビーの種類について
ピジョンブラッド
ミャンマー・スリランカ・ベトナム・タイで採れるのがピジョンブラッドです。
中でもミャンマー産のルビーは、全体の約1/10しか採掘できないと言われている、非常に高価な宝石です。
ビ―フブラッド
タイで採掘される、世界中で多くの割合を占めているのがビ―フブラッドです。
サファイアの色の元である鉄分の青が多く含有されており、ピジョンブラッドよりも黒みがかった落ち着きのある赤であるという点が特徴です。
ビ―フブラッドはピジョンブラッドの約半額程度に相場です。
チェリーピンク
スリランカやベトナムで採掘されるルビー。
透明度の高い赤で、ピンクに近いものがビ―フブラッドとされています。
バイオレッドサファイア、もしくはピンクサファイアと認識されることも多いため、鑑定書がない場合は複数の鑑定士の意見を聞いておくと納得できる査定結果になるでしょう。
ピジョンブラッド・ビ―フブラッドに比べると価値が下がると言われていますが、やはり日本国内では採掘できないということもあり、高価な宝石とされています。
買取相場
宝石リング
宝石リングとは、貴金属の指輪土台に宝石のみがセッティングされたシンプルな指輪のことを指します。
こちらのタイプのものはデザイン分の査定額はほぼ入らないと考え、ルビーの査定額+指輪の土台である貴金属の査定額が価格に反映されます。
買取価格:約50,000円~500,000円
デザインリング
デザインリングとは、デザインが施された指輪のことを指します。
お店の過去の売り上げ実績などを元に買取価格が決まるため、最も買取額が前後するのがデザインリングです。
現代で受け入れられるような素敵なデザインであるかどうかや、他にもダイヤモンドなど別の種類の宝石はセッティングされているか、貴金属の素材によって価格が決まります。
参考買取価格:約50,000円~1,550,000円
ブランドリング
ブランドリングとは、はっきりとブランド名がわかっている場合の指輪のことを指します。
過去の中古指輪の売り上げ実績や、人気ブランドであるかどうかなどを参考に価格が決まります。
ブランド品の場合はある程度使用する宝石のランクが統一されていることも多く、ルビーそのものの査定額はあまりブレることがありません。
刻印や、箱、保証書などが揃っているかどうかを中心に買取価格が前後します。
参考買取価格:約30,000円~500,000円
高価買取してもらうコツ
複数の買取店で比較する
指輪だけでなく、ネックレスやブローチなど他のジュエリーにおいても、複数のお店に見積り依頼を出してもらっておくことが大切です。
価格を比較する際は、メール査定やLINE査定を使って買取価格を聞いてみるのがおすすめ。
実物や鑑定書を写真に撮り、今すぐ買取価格を聞いてみましょう。
購入時の付属品を揃える
鑑定書があれば、本物のルビーの指輪であることを確実に示すことができるため、高く売ることが可能です。
他にも、指輪が入っていた箱や巾着など、思い出せる範囲で付属品は全て査定に出しましょう。
これらがあるだけでもプラス査定になるため、事前に探しておき一緒にまとめて見てもらうことをおすすめします。
まとめ
今回はルビーの指輪の買取についてご紹介いたしました。
ルビーの指輪など高価なものの場合、鑑定書が大きく査定価格に関わってきます。
買取に出す際は、一度購入時に付属していたものを全て探し出して揃えておきましょう。