引越し時の冷蔵庫の電源はいつ切る？当日を避けるべき理由も

本記事では引っ越しの際に冷蔵庫の電源をいつ切るべきかを解説します。はじめての引っ越しの場合、冷蔵庫の電源を事前に切らないといけないことを知らない方も多いのではないでしょうか。冷蔵庫の電源はあらかじめ切っておかないと、故障などにつながる恐れがあります。

引っ越し前の冷蔵庫の準備手順や、電源を切り忘れてしまったときの対処法も紹介するので、引っ越しを控えている方はぜひ本記事を最後までチェックしてくださいね。

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引っ越し時の冷蔵庫は24時間前までに電源オフに

引っ越しのとき、冷蔵庫は24時間前までに電源オフにすることが重要です。冷蔵庫内の氷や水が溶け、移動時に漏れるリスクを減らせます。

冷蔵庫の温度をしっかり常温に戻すことで、輸送中に結露やカビが内部に発生するリスクや、振動による機械的なダメージも軽減できます。

引っ越しの準備はやらなければならないことが多くありますが、冷蔵庫の電源も忘れず24時間前にオフにすることで、トラブルを事前に防ぎましょう。

小型の冷蔵庫はさらに余裕を持ってオフに

直冷式の小型冷蔵庫は、温度が下がると霜が発生しやすいことをご存じでしょうか。そのため、引っ越し時にはさらに余裕をもって電源をオフにしなければなりません。

もしも切らなかった場合、霜が増えると冷蔵庫内の温度が上昇し、輸送中に解凍水が漏れるリスクが高まります。さら、霜が冷蔵庫内の部品や配線に結露して、故障の原因となることも。

大切な小型冷蔵庫を守るために、引っ越しの際は十分な時間を確保したうえで電源をオフにしましょう。

電源以外もチェック！冷蔵庫の引っ越し準備手順

引っ越しをスムーズに行うためには、事前準備が大切です。特に冷蔵庫の場合、無計画でいると食材ロスを多く出してしまう可能性があります。

1. 冷蔵庫内の中身を整理する
2. 冷蔵庫内を掃除する
3. 電源を切る
4. 水抜き・霜取りを行う

なるべく無駄を出さないために、引っ越し当日に向けてしっかりと計画を立てましょう。

① 冷蔵庫内の中身を整理する

冷蔵庫内の整理は、引っ越し1週間ほど前までに行うことがおすすめです。

冷蔵庫内に何が入っているのか把握し、生鮮食品や野菜類などは3日前までに使い切れるように献立を立てるとよいでしょう。

消費期限が短いものは、引っ越し3日前には新しく購入しないようにするのがおすすめ。新居に持っていけないものは、使い切るようにすると、無駄をなくせます。

② 冷蔵庫内を掃除する

冷蔵庫の中がすっきりしたら、一通り庫内の掃除を行いましょう。取り外せるパーツはすべて外し、水洗いをすることをおすすめします。

引っ越しは、冷蔵庫を徹底的に掃除できる絶好の機会です。取扱説明書を参考にしながら、隅々まで掃除を行いましょう。

庫内を掃除する際、併せて冷凍庫の掃除も行うとベターです。掃除、製氷機の氷も捨てておきましょう。

③ 電源を切る

引っ越しの24時間前〜16時間前までに、本体の電源を切りましょう。

④ 水抜き・霜取りを行う

冷蔵庫の水抜きと霜取りの具体的なやり方をご紹介します。まず、水抜きは冷蔵庫の電源を切って食品を取り出します。次に、冷蔵庫内の排水口やドレンパンからトレイやタオルで水を受ける準備をして、氷が溶けるのを待ってから水を抜きましょう。

続いて霜取りですが、自動で行われない場合、霜が解けるまで冷蔵庫をそのまま放置します。

時間がなければ、ヘアドライヤーの温風を使って霜を溶かすのも良いでしょう。最後に水滴を拭き取り冷蔵庫内を乾燥させて、輸送準備は完了です。

当日まで電源を切り忘れるとどうなる？

引っ越し当日まで冷蔵庫の電源を切り忘れると、どのようなことが起こるのでしょうか。ここからは、移動中の水漏れや霜の問題が生じる可能性について解説しますので、参考にして起こり得るトラブルを回避しましょう。

水漏れしてほかの荷物が濡れる

冷蔵庫の電源を当日に切ると、冷蔵庫内の霜や結露が内部に残っている可能性があります。

その状態で冷蔵庫を運び出すと、搬出中に本体から水が漏れ出し他の荷物にかかってしまうかもしれません。

なかには、「お気に入りの洋服に水がかかって、ダメになってしまった」という取り返しのつかないアクシデントを経験した人も。

また、引っ越し業者が複数のクライアントの荷物を同時に積み込む「混載便」で運搬している場合、他の人の荷物を濡らしてしまう危険があります。

最悪の場合、大きなトラブルに発展してしまう可能性も考えられるでしょう。

冷蔵庫が故障する可能性がある

冷蔵庫から漏れ出た水によって、冷蔵庫本体が故障してしまう可能性もあります。

冷却システムが水濡れすると、「冷えない」などのトラブルが発生し、買い替えが必要になってしまうことも。

引っ越しにおける冷蔵庫の内部故障は、基本的に業者の保証対象外です。

無用なトラブルを発生させないためにも、引っ越し業者は「前日までに冷蔵庫の電源を抜くように」と案内しています。

冷蔵庫は高額製品なので、買い替えになってしまったら大きな出費です。その事態を避けるためにも、電源を切るタイミングを忘れずにしましょう。

電源を切り忘れていた場合の対処法

冷蔵庫の電源を切り忘れていた場合、具体的にどのような対処方法をとれば、被害を広げずに引っ越しできるのでしょうか。

もし、電源オフにしていないことに気がついたら、次に紹介する方法で対応して、起こり得るトラブルを最小限に抑えましょう。

なるべく早く引っ越し業者へ連絡

電源を切り忘れていることが分かり次第、なるべく早めに引っ越し業者に連絡することも大切です。早めに連絡することで、遅い時間に変更できたり、輸送時の対処方法を検討してもらえたりするかもしれません。

できれば当日の朝までに、業者に連絡することが望ましいです。業者側も必要な機材や人員を手配するなど、調整がしやすくなります。早めに業者に連絡し、水漏れや霜の発生するリスクの低減に努めましょう。

別で宅配するケースも

冷蔵庫の電源を切るのを忘れていた場合、冷蔵庫だけ別で宅配するケースがあります。この場合、別途費用が発生することもあるようです。

そのため、「別で宅配するのは面倒だな」「費用がもったいない」などと考える人もいるかもしれません。しかし、電源を切るのを忘れていたことを業者に伝えないのは絶対にやめましょう。

冷蔵庫の水抜きを軽く考えていると、重大なトラブルや事故につながります。引っ越し業者側にも大きな迷惑がかかるため、気付いた段階できちんと伝えましょう。

冷蔵庫を運び出すときの注意点

引っ越し業者にお願いする場合は、プロが全て搬送を行ってくれるため問題ありませんが、自分で引っ越しを行う人もいるでしょう。

自分で冷蔵庫を運び出す場合、どんなことに気をつければいいのか解説します。

部屋を傷つけないように気をつける

冷蔵庫は大変重い家電です。一人暮らし用でも30〜50kg、一般家庭用のものだと80〜100kgほどあります。

そのため、軽く落としたりぶつけたりしただけでも、壁や床に大きな傷がつきかねません。冷蔵庫を運ぶ際には、冷蔵庫を緩衝材に包むとよいでしょう。

おすすめの緩衝材は、手持ちの毛布。毛布は冷蔵庫を衝撃から守り、ゴミが増えないため無駄が出ません。

ただ、毛布を被せただけだと持ち運びにくく搬送中に落とす可能性があるので、毛布の上からロープを巻き付けておくとベストです。

できるだけ横向きにしない

冷蔵庫には、冷却に必要な液体が入っており、本体を横向きにすると、この液体が漏れる可能性があります。

その結果、本体が故障するリスクがあるため、冷蔵庫は縦向きで運ぶようにしましょう。

なるべく横向きになるシーンは避けることが無難。どうしても横向きにせざるをえない場面は、できる限り短時間で済むように心掛けましょう。

冷蔵庫の構造や重さを考慮する

冷蔵庫は、上よりも下の方が重いという特徴があります。そのため、力のある人が下側を持つとよいでしょう。

特に階段の昇降の際には、平場に比べさらに重く感じ、危険が増す可能性も。下側の人が耐えられないと重大な事故につながるため、くれぐれも注意してください。

大型冷蔵庫の場合、素人が運搬するのは大きな危険が伴うため、引っ越し業者に依頼する方がベターです。

引っ越し後の冷蔵庫について

冷蔵庫の引っ越しが無事完了したら、次にやることは「電源を入れる」ことです。

しかし、冷蔵庫を搬入したあと、すぐに電源を入れてもいいのでしょうか？

「すぐ入れても大丈夫」派と「時間を置いてから入れる」派の両方の意見があり、いつ入れるのがベストなのか悩みます。

電源をすぐ入れてもいいのか

結論からいうと「冷蔵庫によって異なる」というのが正解です。

したがって、人によって「冷蔵庫の電源を入れるタイミング」について意見が異なっています。電源を入れるベストなタイミングについては、メーカーのホームページや説明書に記載があるため、それらを確認するとよいでしょう。

現行モデルの冷蔵庫を縦向きで運んだ場合は、ほとんどのメーカーで、すぐに電源を入れても問題ありません。

ただし、本体を横向きにして運んだ場合は、一般的に1日以上経ってから電源を入れることが推奨されています。

すぐに食材を入れてもいいのか

冷蔵庫の電源を入れたあと、すぐに食材を入れても問題はありません。調味料や飲み物など、比較的腐りにくいものであれば、すぐに入れても心配はいらないでしょう。

ただ、メーカーにもよりますが、庫内がしっかりと冷えるまでに約半日〜1日はかかります。そのため、生鮮食品などは、庫内が確実に冷えたことを確認してから入れることがおすすめです。

特に夏場は、しっかり冷えるまでに通常よりも時間がかかりますので、注意してください。

また、アイスクリームや氷などは、冷凍庫が冷え切る前に入れると溶ける恐れがあります。冷凍庫については、確実に冷えたことを確認してから利用を開始するとよいでしょう。

引っ越し時の食材はどうすべき？

引っ越し時の食材は、どのように扱えば良いのでしょうか。まず最初に、賞味期限が近い食品や開封済みのものは、思い切って処分しましょう。移動中や新居での保管が難しく、品質や安全性が損なわれる可能性があるためです。

新居に持っていく食品は、未開封で賞味期限が長いものを選び、クールボックスや保冷剤を使用して、適切に保管すると問題なく新居でも食べられます。ほかには、友人・近所の人に引き取ってもらうことやフードドライブへの寄付も検討してみましょう。

引っ越しのタイミングで冷蔵庫を処分するなら買取もおすすめ

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

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セカンドストリート

公式サイト

特徴

• 全国に800以上の店舗を展開
• 宅配買取の手数料はすべて無料
• 査定額に納得すればその場で現金支払い

店舗紹介

セカンドストリートは、全国800店以上の実店舗とオンラインストアで中古買取・販売を行っている総合リユースショップです。洋服やバッグなどのファッションアイテムを取り扱っているイメージが強いですが、家具・家電、生活雑貨などの取り扱いもしています。

買取の方法は、店頭買取、宅配買取、出張買取の3通り。冷蔵庫の場合は出張での買取に対応しています。出張・査定・搬入にかかる手数料はすべて無料。Webまたは電話にて予約後、指定の日時に査定員が来てその場で査定をしてもらえます。査定額に納得すれば、その場で現金支払いが可能なのが嬉しいところ。

大きな冷蔵庫を売りたい方は、まずはセカンドストリートに問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

買取実績

• TOSHIBA 2ドア冷蔵庫 GR-T15BS/2021年モデル：12,000円
• MITSUBISHI 容量：330L MR-CX33FL-BR/2020年モデル：35,000円
• HITACHI 容量：475L R-H48N(N)/2020年モデル：53,000円

店舗情報

トレジャーファクトリー

特徴

• 豊富な実績を持つ専門バイヤーによる査定
• 出張にかかる手数料は無料
• 公式サイトに買取強化中の商品を掲載

店舗紹介

全国200店舗以上を展開中の大型リサイクルショップのトレジャーファクトリー。大型家具・家電をはじめ、洋服や雑貨など多彩な商品の買取・販売を行っています。

買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取の3種類です。出張買取の場合、出張料・査定料・搬出代金・キャンセル料はすべて無料。自宅に豊富な買取実績を誇る専門バイヤーが査定に来てくれます。

申し込みはWebから受付中。購入から15年以内の家具や、製造年式10年以内の家電を3点から受け付けているので、ほかの家電とまとめて査定に出してはいかがでしょうか。なお、3ドア以上の冷蔵庫は1点から対応しています。

買取強化中の品物は公式サイトに掲載されているので、そちらもぜひチェックしてみてください。

買取実績

• ドラム式洗濯機 Panasonic 12.0kg 製造から1年：70,000円
• 6ドア冷蔵庫 HITACHI 495L 製造から1年：60,000円
• 電子レンジ Panasonic 製造から1年：4,500円

店舗情報

出張買取24時

特徴

• 豊富な品物を取り扱い
• 24時間出張買取対応
• 独自の方法で高価買取を実現

店舗紹介

リサイクルショップの出張買取24時は、24時間電話を受け付けている買取専門店です。家電全般はもちろん、お酒や楽器、ゲームなどさまざまな品物を取り扱っています。インターネットベースの販売によって店舗を少なくし、海外への輸出販路を持つことで高価買取を実現。

買取は埼玉、東京、大阪にある店舗、もしくは出張買取と宅配買取にて対応しています。出張買取は東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、大阪、京都、兵庫が対応地域です。出張料は無料なので、対応地域に住んでいる方は利用してみると良いでしょう。

電話かメールにて申し込みを受け付けています。店舗名のとおり、出張買取は土日祝問わず24時間行っているので、夜遅くや早朝の買取も可能です。仕事や子育てで忙しい方に嬉しいですね。

買取実績

• 東芝 冷凍冷蔵庫 VEGETA GR-T33SC(KZ)：59,000円
• 東芝 冷凍冷蔵庫 VEGETA GR-T33SC(KZ)：33,000円
• Panasonic 冷凍冷蔵庫 NR-F503HPX-X：67,000円

店舗情報

古い冷蔵庫は有料処分も検討

ほとんどの買取店では家電の取り扱い年式を設定しており、年式が古い冷蔵庫は買取を断られることも少なくありません。

冷蔵庫の譲り先もなく行き場に困っている場合は、家電リサイクル法に基づいて有料で処分する必要があります。地域の自治体や冷蔵庫を購入した家電量販店に相談してみましょう。

また、冷蔵庫以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのもひとつの方法です。引っ越しの状況に応じて、冷蔵庫を正しく処分してくださいね。

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引っ越しの際は前日までに冷蔵庫の電源を切ろう

引っ越しをするときは、冷蔵庫の電源を24時間前までに切ることをおすすめします。前日までに電源を切り忘れてしまうと、霜や結露が発生して移動中に荷物が濡れてしまったり、本体が故障してしまったりするかもしれません。

もし電源を切り忘れてしまった場合は、なるべく早く引っ越し業者へ連絡をしましょう。

冷蔵庫の処分は、買取業者に買取を依頼するのもおすすめです。ぜひ本記事で紹介した買取店をチェックしてみてくださいね。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典：100円引越しセンター,セカンドストリート,トレジャーファクトリー,出張買取24時,Google