- 電子レンジが温まらないときの対処法を知りたい
- 壊れた電子レンジの修理や処分方法を知りたい
- 売れる電子レンジの特徴を知りたい
この記事では、温まらなくなってしまった電子レンジの対処法や、壊れてしまった場合の修理・処分の方法について紹介します。普段から使う機会の多い電子レンジですが、年月が経てば経年劣化でガタがきてしまい、買い替えを余儀なくされることもあるでしょう。
生活ゴミとして処分できない電子レンジは、処分するにもお住まいの自治体によってルールが異なります。また、捨ててしまうにはもったいない電子レンジは売れる可能性もあるため、温まらなくなった電子レンジの対処法にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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電子レンジが温まらないときの対処法
電子レンジが温まらなくなってしまうと焦ってしまいますよね。しかしすぐに故障したと決めつけてしまわずに、まずはいくつかの対処法を試してみてください。
ここからは、電子レンジが温まらないときの対処法を紹介します。
電子レンジ内を掃除する
まったく温まらなくなったのではなく、温まる機能が弱くなっているように感じる場合には電子レンジ内に溜まった汚れが原因である可能性があります。長らく掃除をしていなかったと感じる方は、濡れたタオルなどで掃除を行いましょう。
電子レンジ内をキレイにした状態で、再度加熱を行ってみてください。掃除をすることで機能が正常に作動するかもしれません。
電源を抜き差しする
電子レンジ内を掃除しても機能が回復しない場合には、一度電源を抜いて再起動してみましょう。コンセントを抜いて10分ほど放置してから、再びコンセントを差すことで正常に作動する可能性があります。
毎日使う方は特に、電子レンジのコンセントを差しっぱなしにしていることが多いでしょう。しかし電子レンジのコンセントは定期的に抜いて埃を取り除くなどのお手入れをしておくことが重要です。
故障を疑う
もし上記の手段を試してみても加熱ができない場合には、電子レンジが故障していることが考えられるでしょう。
電子レンジはマイクロ波という電磁波を使って食品を温めています。温まらなくなってしまったということは、電磁波を発生させているマグネトロンという部品などにトラブルが起きている可能性が高いです。
素人には修理がむずかしいため、プロへの修理依頼を検討しましょう。
電子レンジの修理費用の相場
電子レンジの修理費用は状態によっても異なりますが、温まらなくなってしまった場合の費用は、おおよそ6,000〜18,000円程度が相場です。修理内容は、マグネトロンやセンサーの交換やインバータ基盤の交換があげられます。
マグネトロンやセンサーの交換の場合は、安ければ6,000円程度での修理が可能ですが、インバータ交換となると20,000円近く費用がかかる可能性があることを覚えておきましょう。
温まらない電子レンジの処分方法
電子レンジはエアコンや冷蔵庫などと違って、家電リサイクル法の適用外になります。そのため処分方法には幅があり、行政での回収の場合は自治体によって回収方法が違います。
そんな電子レンジの処分方法についてここでは紹介します。
自治体で回収してもらう
温まらない電子レンジは故障品として、自治体に回収してもらうのが最も一般的な処分方法になります。回収方法は自治体によってかわりますが、基本的には大型ゴミ扱いで回収してもらえます。
無料回収の自治体もあれば、有料回収の自治体もありますので、各自治体のホームページで処分方法を確認してください。
新しい電子レンジを購入するお店に回収してもらう
新しい電子レンジを購入する家電量販店に、壊れた電子レンジを持って行き、購入時に回収をお願いするというのもひとつの処分方法です。
ただし家電リサイクル法の対象外ですので、家電量販店には回収の義務はありません。そのため回収を断られる可能性もありますが、そこは交渉術です。
「回収してくれたらここで買います」と言えば、多くの家電量販店で回収を引き受けてくれるはずです。それでも回収してくれない場合は無理強いをしても仕方ありませんので、その場合は電子レンジを安く変えるネットショプで購入し、処分は自治体に依頼しましょう。
リサイクルショップに買取してもらう
壊れて温まらなくなってしまった電子レンジでも、種類によっては買取ってもらえる可能性があります。
特に定価が高い電子レンジは、修理に費用をかけても高く売れるため買取店によっては取り扱い対象になるでしょう。
一方で定価がそもそも高くない電子レンジは、修理をしても修理代のほうが高くついてしまう恐れがあり買取価格が付きにくくなります。それでもスクラップとして買取りしている業者もあり、無料回収には応じてくれるケースもあるでしょう。
売れる電子レンジの特徴
リサイクルショップに買取に出しても、すべての電子レンジが買取ってもらえるとは限りません。売却予定の電子レンジに需要がないと値はつきませんよね。
ここからは、どのような電子レンジが売れるのか見ていきましょう。
きちんと動作する
多少の不具合があったとしても、やはりきちんと動作する状態であることが重要です。動作するかどうかの違いで、買取ってくれる店舗の数や買取金額に大きな違いが出ます。
しかし動かないからといって、買取を諦める必要はありません。修理をして再販することを目的に買取ってくれる業者もあるので、あきらめずに買取店を探してみると良いでしょう。
汚れやにおいがない
汚れやにおいが付いていると、買い手が見つかりにくくなることから買取自体がむずかしくなってしまいます。長年使い込んだ電子レンジは売りに出す前に汚れやにおいのチェックをしておきましょう。
ため込んでしまったにおい対策には、汚れに応じてお酢や重曹を使って電子レンジ内を掃除することがおすすめです。印象を良くするためにも、しっかりと汚れを落としておくと良いですよ。
製造から年月が経っていない
どの家電製品も製造から年月が経っていないものは比較的売れやすいです。電子レンジは定期的に新しいモデルが発売されるため、年月の経った製品はどんどんと古いモデルになり市場価格も落ちてしまいます。
あまりにも古くなってしまうと、元々高級な電子レンジであっても交換部品がなくなってしまう恐れもあるでしょう。こうした点からも、製造年月の浅いものが買取価格が付きやすいです。
国内の有名メーカー
家電量販店でも国内外のさまざまなメーカーの電子レンジが取り扱われていますが、国内メーカーのものがより売れる可能性が高くなります。
これは国内有名メーカーのものは、定価も高いものが多く、需要が高いことが理由です。Panasonicの「Bistro」やHITACHIの「ヘルシーシェフ」など知名度の高い製品は買取価格にも期待が持てるでしょう。
付属品がそろっている
付属品がそろっているかどうかも買取の可否や金額に関わるポイントです。電子レンジの主な付属品は、取り扱い説明書やお皿、天板などがあげられるでしょう。
これらの付属品がそろっていないことを理由に買取を断られてしまうことは稀ですが、買取金額に差が出ることには違いありません。買取に出す前に、付属品がそろっているかよく確認しておくことをおすすめします。
温まらない電子レンジは修理か処分を考えよう
電子レンジが温まらないときは、まずは電子レンジ内の清掃をして、コンセントの挿し直しをしてみましょう。それでも温まらないときは手に負えない故障ですので、修理業者に依頼しましょう。
ただし、購入金額が低い電子レンジは修理代と出張費のほうが高くなることがあります。高性能な電子レンジや、購入から間もない電子レンジでなければ、修理ではなく買い替えを検討しましょう。
処分するときは、自治体にお金を払って回収してもらうより、家電量販店で回収してもらえないか、もしくはリサイクルショップで買取・回収してもらえないかの相談をしてみましょう。
電子レンジは家電リサイクル法対象外ですので、できるだけお金をかけずに処分できる方法を検討し、どうしても買取や無料での回収ができないようであれば、お金を払って自治体に回収してもらいましょう。