古物市場とは?主要な市場一覧と参加するときの注意点

  • 2022年6月28日

全国では、さまざまな古物市場が開催されています。ブランドや金、骨董品など会場によって扱っている商品に特徴があり、売却や買取が可能です。

なかには年季の入った古物などもあり「稀に見るような古物」が取引されることも。古物はコレクターにとっては興味深い商品が多く古物専用の市場やオークションなどもあります。

古物商の免許を最寄りの警察署で申請し参加すれば、買取から出品も可能となり更に活発的な活動も可能となります。

今回は古物市場への参加の注意点や、全国で開催されている主要な古物市場を紹介します。

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古物商が売り・買いを行う古物市場

全国で開催されている古物市場。主に商品のジャンルによって会場が設けられています。具体的に古物市場がどのような場所なのか、見ていきましょう。

古物の売り・買いが行われる場所

古物市場とは、古物商を持つ人たちが、古物の売り買いができる場所です。古物商許可を持っていることが条件となり、買取を行っているリユース事業者や卸売業、個人などが参加しています。業者間で行われるため、最新の相場価格で取引される点が大きな特徴です。

古物市場を運営する開催者は、出品者が売りに出したい商品を事前に集め、真贋や状態をチェック。開催日当日は、競りがスムーズに進むよう進行をします。

後日、出品者が希望する最低落札価格に届かなかった商品は、出品者と落札者の間で価格の交渉に入ることも。競りが終わったあと、代金の回収や商品の配送など、競り落とされた商品が無事に落札者のもとへ届くまでの業務も、開催者が行います。

古物市場で扱われる商品ジャンル

古物市場では、主に道具類やブランド品・宝石、骨董・古美術など、会場によってさまざまな商品が扱われています。

多数ジャンルを扱っている古物市場も存在し、曜日や日程によって扱っているジャンルを分けている場合もあるので、必ず日程と扱っている商品ジャンルを確認して参加するようにしましょう。

3つの入札方式

古物の取引では、基本的に「手競り型」「オンライン型」「入札型」の3つの方法で競りが行われます。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

手競り型

手競り型は、参加者が会場で価格を声に出して入札していく方式です。当日商品を見ながら開催される「平場」と、事前に商品を下見してから行われる「大会」の2パターンあります。

入札すれば必ず落札できるというわけでなく、徐々に価格を上げていき、もっとも高値がつけられた参加者の手に渡る仕組み。近年では、競り用端末装置などを利用した競りもあるそうです。

オンライン型

オフィスや自宅からも競りに参加することが可能なオンライン型は、近年注目が集まる取引方法です。オンライン型ならば常にどのくらいの金額での入札があるのか、また終了時期などを確認して、モバイルやパソコンから参加することが可能です。

実際の現場では実物をみながら競りができますが、オンラインでは画像で判断しなくてはなりません。しかし、海外でも自宅でも、好きなところから参加できるのがメリットです。

入札型

事前に商品の実物を会場で下見して、希望落札価格をオンラインなどで入札する方法です。上記2つの方法と異なり、特定の日時に開催されるのではなく、下見期間中に入札可能。スケジュールが調整しやすい点がメリットです。

入札期間中であれば価格の変更もでき、もっとも高値をつけた参加者が出品者の希望価格を上回っていれば、落札されます。

古物市場の参加で必要なもの

古物市場に参加するために、必要なものをピックアップしました。事前に準備して古物市場にのぞみましょう。

費用

会場によって定められている参加費や加盟金が必要です。代表的な古物市場であるジャパンオークションセンターが運営している古物市場は、古物市場の参加に加盟金の30,000円や参加費が2,000円かかります。

また、「弥生会」などの古物市場では茶道具やアンティークな骨董品など売却する手数料が20%かかるケースもあり、市場によってケースバイケースで手数料や費用がかかります。

古物商許可証

古物商許可証は、「古物の売買」の際に必要な免許です。各最寄りの警察署へ必要書類を揃えて申請すると、許可証の交付が可能です。

外国籍を有する古物商を営む方も国内での取得が可能となります。郵送での受け取りはできないので、「受理されたら本人が免許を出向き取得」することができます。古物の取引において必要な免許で日数もかからず取得することができます。

参加を申し込む際は、古物商のアップロードやFAXでの提示が求められることも。スムーズに申請するために、事前の準備をおすすめします。

古物市場一覧18選

全国で開催される主要な古物市場を、18選紹介します。各市場の日程や開催場所も紹介するので、気になる古物市場をチェックしてみましょう。

ジャパンオークションセンター

出典:ジャパンオークションセンター

生活用品から電化製品まで、様々な商品の売買が可能なオークションです。加盟金が3000円となります。

  • 日程:毎週水曜日
  • 場所:東京都足立区中央本町4-15-1

ARA 足立リサイクルオークション

出典:ARA 足立リサイクルオークション

家電や日常品を扱うオークション。オフィス機器や不用品の買取なども行っています。

  • 日程:毎週火曜日
  • 場所:東京都足立区入谷6-2-7

ハッピー東京オークション

出典:ハッピー東京オークション

ブラン品を中心に、宝飾品などから高級時計などを専門とするオークションです。

  • 日程:毎週金曜日
  • 場所:東京都港区芝大門1-2-8コスミックビル5階

横濱タイガーデン

出典:横濱タイガーデン

日本最大の総合リサイクル市場。厨房やオフィスから一般家庭の家具・家電、工具類を扱っています。新規で会員となるためには、既存の会員からの紹介が必要です。

  • 日程:毎週火曜日の午前10時
  • 場所:神奈川県横浜市瀬谷区北町44-6

湘南オークション

出典:湘南オークション

ブランドや貴金属、レコード、着物、骨董品など、週によってさまざまなジャンルを扱っています。

  • 日程:毎週金曜日の10時
  • 場所:神奈川県藤沢市石川6-14-10

SGオークション

出典:SGオークション

家具・家電・雑貨品など、さまざまな商品が集まるオークション。サポート体制もあつく、初心者からプロまで参加しやすいでしょう。

  • 日程:毎週金曜日
  • 場所:神奈川県横浜市鶴見区駒岡4-23-6

千葉クルーオークション

出典:千葉クルーオークション

家具や家電、ブランド、宝飾品、美術品、骨董品など幅広い商品に対応しています。

  • 日程:毎週土曜日
  • 場所:千葉県千葉市若葉区小間子町6-430

豊島会

出典:豊島会

家電やOA機器、ブランド、宝飾品、着物を扱うオークションです。

  • 日程:毎月8日と11日
  • 場所:千葉県流山市南流山2-8-8

大塚百貨市場

出典:リサイクルASUKA

古美術品を中心にアートに関する商品のオークション。参加費は1000円かかります。

  • 日程:毎週金曜日
  • 場所:埼玉県戸田市笹目3-18-12

リサイクルオークション東京

出典:リサイクルオークション東京

様々な品を取り扱うオークションとなり、家電から家具など目新しい品が満載です。

  • 日程:毎週木曜日午前11時
  • 場所:埼玉県八潮市南川崎278-5

オークションハウス加納

出典:オークションハウス加納

家具や家電、方商品、ブランド品などを扱う市場です。希望の方には、初心者向けの市場の流れや競りについてレクチャーする講習を開いています。

  • 日程:毎月4の付く日(4・14・24日)と9の付く日(9・19・29日)
  • 場所:埼玉県さいたま市岩槻区大字徳力798-9

関東道具市場

出典:関東道具市場

オフィスや一般家庭の家具・家電、工具、楽器、ブランド品を扱う市場です。無料で見学が可能で、誰でも参加しやすい環境が整っています。

  • 日程:毎週月曜日
  • 場所:栃木県下都賀郡岩舟町静1477

木曜の会

出典:木曜の会

家具や家電、雑貨、ブランド、着物、美術品などの古物市場です。骨董品を中心に様々な取引を可能としています。

  • 日程:毎週木曜日
  • 場所:群馬県太田市矢場町3069-1

JBAオークション

出典:JBAオークション

ブランド、時計、宝石に特化した古物市場です。オンラインとオフライン、両方を兼ね備えた参加環境が整っています。

  • 日程:オフライン 月末
    オンライン バッグ:木曜日
    宝石・時計:金曜日
  • 場所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1丁目9−16 丸石第2ビル1F

RBAオークション

出典:RBAオークション

リサイクルブランド流通協同組合が運営するオークションです。バッグをはじめとする、ブランドをメインに扱っています。参加前に、無料で見学が可能です。

  • 日程:毎月4日、19日
  • 場所:〒107-0052 東京都港区赤坂6-14-3 近文ビル3階

スターバイヤーズドオークション

出典:スターバイヤーズドオークション

買取店「なんぼや」が主催するスターバイヤーズオークション。1度の開催で25,000点の取引がある最大規模のオークションです。たしかな目利き力で、質の高い商品が集まっています。下見や出品、落札もオンラインにて開催されます。

  • 日程:ウェブサイトでスケジュール掲載
  • 場所:オンライン(本社:〒108-0075 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス28F)

エコリングオークション

出典:エコリングオークション

年間7万点の取引されているオークション。PCやスマホ、タブレットからオンラインで売り・買いが可能です。ブランド市と道具市を開催しています。

  • 日程
    リアルタイムオークション
    ブランド市 毎週水曜日、金曜日
    道具市 毎週火曜日
    タイムリミットオークション
    毎週木曜日~火曜日 20:00まで(延長あり)
  • 場所:オンライン(本社:〒672-8057 兵庫県姫路市飾磨区恵美213 錦ビル 本社3階)

オークネットブランドオークション

出典:オークネットブランドオークション

ブランド品をはじめ、時計や貴金属を中心に取引されています。毎週16,000点以上集まる、日本で最大級規模のネットオークションです。

  • 日程:毎週土曜日~火曜日
  • 場所:オンライン(本社:〒107-8349 東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア)

参加するときの注意点

各オークションに参加する際は、いくつか注意点があります。とくにはじめて古物市場に参加する場合は、事前に確認しておきましょう。

相場観を知る

出品されている品の相場の知識がないと、適切な価格で入札をすることはできません。専門分野に精通し、商品の知識があれば希望の価格で商品を落札することができるでしょう。つまり、相場観を知っておけば、よい取引ができ、競り落としたい値段での売買が可能となります。

撮影禁止

多くの古物市場のオークションにおいて撮影は原則禁止となっています。スマホでの撮影も禁止なので、規則に従って良い取り引きを完了しましょう。

また会場でのフラッシュ撮影も厳禁。参加者だけで競売をすすめるため、情報や個人情報が保護されている商品もあります。

進行を妨げない

会場には他の参加者もいるので、進行を妨げないように周りに配慮して参加するように心がけてください。古物市場へ参加する際には進行を見ながら必要な際に質問をしたり、商品について尋ねるようにしましょう。

誤った価格を入札してしまっても修正することができますが、何度も変更を続けていると進行の妨げと判断されてしまう可能性も。また、参加者の誰かが価格を発言して入札したあとにその金額よりも高い価格で入札するのもマナー違反になります。

価格を入札する単位は、5,000円・1万円など会場によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

安定した仕入れ&在庫の処分ができる古物市場

それぞれの市場で異なる商品が流通していますので、どの古物市場も魅力的ですが、安定した仕入れで、在庫処分が可能な古物市場が有意義です。

安定した仕入れによって定期的に古物市場に参加して売買を繰り返すことが可能。中には高額な品もあるのでその前に商品知識を身につけておくことが前提です。

骨董品や取り扱う商品についての知識や相場を知っていれば、有意義な取引を実現することができます。