メルカリのキャンセルでペナルティはある?迷惑行為と判断される例

  • 2024年5月23日
メルカリでペナルティを受けたらどうなる?
この記事で解決できるお悩み
  • メルカリのペナルティの内容を知りたい
  • メルカリのペナルティの原因を知りたい
  • メルカリのペナルティの回避方法を知りたい

本記事では、メルカリのペナルティの内容や対策について詳しく紹介!

メルカリはユーザ数が多くとても便利なサービスですが、使い方を間違うと厳しいペナルティを受ける場合があります。この記事では、そのペナルティの内容や、ペナルティを受ける原因などを解説。

ペナルティを受けるとどうなるのか、解除できるかどうかも紹介するので、これからメルカリ始める人も、すでに利用している人も必見です。メルカリのルールを理解し、正しく利用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

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メルカリの取引キャンセルでペナルティはある?

メルカリで取引する際に、キャンセルによってペナルティが発生するかどうか気になりますよね。結論としては、メルカリの規約に違反しないキャンセルであれば、ペナルティを受けることはありません。

ただし、自己都合によるキャンセルなど、「迷惑行為」と判断される場合は、ペナルティを受ける可能性があります。基本的にはキャンセルせずに済むように、慎重に取引を進めることが大切です。

「迷惑行為」に該当するキャンセル理由

ここからは、どのようなキャンセル理由が「迷惑行為」に該当するか説明します。購入した商品をキャンセルするか迷っている人は、記事の内容をよく読んで、ペナルティを受ける可能性がないか確認しておきましょう。

詳しくはメルカリ公式サイトの規約から確認できます。
取引における迷惑行為について|メルカリ

購入者都合の場合

誤操作・誤購入を理由にキャンセルする

まずペナルティ対象になるのが、誤った操作や、誤購入によるキャンセルです。他の通販サービスではキャンセルできることも多いですが、メルカリでは迷惑行為として扱われます。

購入する気がないのに操作や判断のミスでキャンセルすると、購入者側の落ち度だと判断されるので気をつけましょう。忙しい時や移動中などは、思いがけないミスが発生することがあるので、落ち着いた環境で購入してください。

必要なくなったことを理由にキャンセルする

さらに安い商品を見つけた場合や、同じものを人から譲ってもらった場合など、購入後に商品が不要になったからといってキャンセルすることは控えましょう。これらは、完全に購入者の自己都合であり、迷惑行為に該当します。

購入後の事情は出品者には関係がありません。あとで気が変わったり必要なくなったりする可能性を考えて、吟味してから購入しましょう。

商品情報などの見落としを理由にキャンセルする

商品の傷や汚れについての注意書きや、送料が購入者負担という点など、商品や発送に関する情報を見落としていた場合は購入者のミスです。一方的にキャンセルを申し込むと、迷惑行為に該当するので注意しましょう。

商品のサイズや個数なども見逃しやすいポイントです。出品者が記載している情報をしっかりと確認し、納得してから購入してください。

イメージと異なることを理由にキャンセルする

商品がいざ届いてみると、その色合いやサイズ感が「なんとなく思ってたものと違う」と感じることはよくあります。欲しいものがあっても衝動的に手続きを進めず、冷静になることが大切です。

画像を撮影する場所や、光の当たり方などで商品の雰囲気は大きく変わります。完全に自分のイメージ通りのものが手に入るとは限らないので、よく検討したうえで取引しましょう。

出品者都合の場合

売り切れや紛失を理由にキャンセルする

出品した商品の在庫切れや紛失によるキャンセルは、ペナルティの対象です。同一商品を複数のフリマサイトで出品していると、タイミングによっては在庫切れが発生する可能性があります。

他のフリマアプリで商品が売れた場合は、メルカリでの出品をすぐに停止するようにしましょう。出品した商品を紛失して販売できない場合も同様です。商品の保管には十分気を配りましょう。

購入後の値上げに同意されないことを理由にキャンセルする

商品が売れた後に値上げを希望し、購入者が同意しないことを理由にキャンセルするケースも、ペナルティの対象です。

たとえば、梱包サイズなどを勘違いしており、発送段階になって予想以上の送料がかかると気づくケースもあるでしょう。しかし買ったあとに想定外の値上げをされたら、購入者は困惑します。出品する前に赤字にならないように計算して、適切な価格で販売してください。

メルカリのペナルティとはどんな内容?

メルカリのペナルティが、どのようなものなのか気になりますよね。ペナルティを科せられると、サービスの利用を制限されて、さまざまな不利益が生じます。ルールを守って利用している人も、万が一に備えてペナルティの内容を把握しておきましょう。

メルカリ事務局からの警告

ペナルティの第1段階は、メルカリ事務局からの警告メッセージです。

たとえば迷惑行為をしたり、利用規約に抵触する出品物を売ろうとしたりすると「出品できません」というメッセージが表示されます。

利用規約に違反する出品物の可能性があると「ご確認ください」というメッセージが表示されることも。この場合は商品に問題がなければそのまま出品できます。

メルカリの利用制限

メルカリで規約違反や迷惑行為をすると、ペナルティとして利用制限を受ける場合があることを知っていますか。マナー違反を繰り返したり、悪質な迷惑行為をしたりすると、ペナルティは重くなります。

ここからは利用制限の具体的な内容を説明するので、現在利用制限を受けている人も確認してみましょう。

一定期間の利用制限

メルカリでは、規約違反の程度や内容に応じて一定期間の利用制限を科されることがあります。数時間から数日間と期間はさまざまです。制限期間中は出品・購入のほか、コメントや「いいね」などもできません。

違反の度合いによってペナルティを受ける期間が変わるため、解除されるまでどの程度時間を要するかは人によって異なります。

事務局の判断で解除される利用制限

事務局の判断で解除される利用制限については、制限を受ける具体的な期間は決まっていません。

規約違反とみなされて利用制限を受けると、事務局から個別にメッセージが送信されます。解除されるのは、違反や問題行為に適切な対処をした場合や、詳細をヒアリングして事務局が制限を解除するべきだと判断した場合です。

メルカリからのメッセージを放置していると、利用制限はいつまでも解除されないので注意しましょう。

無期限の利用制限

重大な規約違反や迷惑行為が発覚した場合は、ペナルティとして無制限の利用制限を科せられることがあります。無制限の利用制限は解除されないため、今後メルカリでの取引はできません。進行中の取引と、売上金や購入ポイントの振込申請と払い戻しは可能です。

無制限で利用制限されると、もう取り返しがつきません。後悔しないように、マナーや利用規約を守ってサービスを利用してください。

キャンセル以外でペナルティを受ける例

ペナルティを受けてしまう原因としてよくあるのは、禁止行為・迷惑行為を行うケースです。よくある原因を事前に知っておくことで、ペナルティを受ける事態を回避できるでしょう。具体的なケースとしては以下のようなものが挙げられます。

出品禁止物の出品

ペナルティを受ける原因として多いもののひとつは、出品禁止物を出品するケースです。出品禁止物はメルカリガイドにより規定されており、該当するアイテムを出品すると利用制限などのペナルティが課せられる可能性があります。

出品禁止物の例としては以下のようなものが該当します。

  • 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
  • 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
  • 知的財産権を侵害するもの
  • 盗品など不正な経路で入手した商品
  • 危険物や安全性に問題があるもの

出典:禁止されている出品物|メルカリガイド

出品商品のアプリ外取引

出品商品についてアプリ外で取引をする行為は、ペナルティを受けやすいため注意が必要です。たとえば、「メルカリで用意された以外の方法で決済を行う」「アプリを通さずに発送する」などがアプリ外取引に該当します。

アプリ外取引はペナルティの対象となるだけではなく、詐欺・商品の未着などのトラブルにも繋がることも。不要なトラブルを避けるためにも、メルカリを利用する際には規定の決済方法・発送方法を使いましょう。

取引成立後の音信不通や未発送

取引が成立して決済が完了しているにもかかわらず、「商品を発送しない」「連絡が取れない」などの場合にはペナルティ対象となる可能性があるため注意しましょう。

メルカリでは、安心・安全な取引のために「発送予定日を過ぎても商品を発送しないこと」を迷惑行為と定めています。

出品者は決済が行われたら、期日までに速やかに商品を発送しましょう。発送が遅れてしまうなど事情がある場合には、必ず事前に取引メッセージで連絡してください。

なお、設定されている最長の日数を過ぎても商品が発送されない場合には、購入者はキャンセル申請ができます。

本来の利用用途以外での使用

メルカリの本来の利用目的以外での使用も、ペナルティ対象となる可能性があるため気をつけましょう。たとえば、「オンラインゲームのデータの交換に使う」「電子データをやり取りする」「ふざけた出品をする」などのパターンが該当します。

ネットワークビジネス・宗教活動などの勧誘活動も禁止されているため注意しましょう。また、SNSなどの外部サービスに誘導することや、それに応じることも禁止行為です。

外部サービスを利用した場合には、メルカリのサポートは一切受けられない点にも留意しておきましょう。

複数アカウントの所持

ひとりで複数のアカウントを所持することは、メルカリガイドにより禁止されています。違反すると、メルカリアカウントの不正利用とみなされペナルティが課せられる可能性があるため注意が必要です。

なお、キャンペーン企画・PRなどでメルカリが承認したアカウントの場合には、例外的にひとりが複数のアカウントを所持することが認められるケースがあります。

ペナルティを受けてしまったら

もし実際にペナルティを受けてしまったら、事務局からのメッセージをよく確認し、該当していると思われる行為をやめる必要があります。

例えば、同じアイテムを大量に出品しているのであればそれらの出品を取り下げる必要がありますし、禁止されているものを出品しているのであればそれも取り下げなくてはいけません。

また、ペナルティが解除されるまでの期間についてですが、先ほど紹介したように制限つきのペナルティであれば規定の時間が経てば解除されます。

しかし、それ以外のペナルティは問題が解決されるまでは解除されません。また、解除されるタイミングはあくまで運営事務局次第という形になるので、禁止行為はもちろん行わず、ペナルティが解除されるのを待ち続けましょう。

ペナルティを自分でリセットする方法はない

もし、運営からペナルティを受けた場合、「自分でリセットできるのかな?」と考えてしまうでしょう。しかし、残念ながらペナルティを自分でリセットする方法はありません。

運営からペナルティを受けた場合、リセットできるのは運営側のみ。期限付きのペナルティなら期限の日数が過ぎれば再び利用できるので、期間が過ぎるのを待つしかないでしょう。

ペナルティの回避法

メルカリの利用規約にしたがって、ルールを守って正しく利用することがペナルティを回避する方法です。

そうすることでイレギュラーなペナルティ以外は回避することができます。ですので、利用規約を今一度よく読み、違反してしまわないように気をつけながら利用するようにしましょう。

ここでは特に注意が必要なことを紹介します。出品前に確認しておきましょう。

ブランド品は正規品であることを明記

メルカリでは、偽ブランド品や本物の確証がないものの出品を禁止しています。

ブランド品を出品する際には、商品紹介ページに購入したレシートやシリアルナンバーの写真を載せましょう。「正規品」とタイトルや説明文に入れるだけでなく、本物と証明する写真があると良いです。

気持ちの良い取引を心がける

他のユーザーから通報されないよう、相手を不快にさせない取引を行うことが大切です。

メルカリが公式に認めていないマイルールを押し付けたり、自己都合で取引をキャンセルするなど身勝手な取引をしないよう心がけましょう。

禁止されている出品物を売らない

「手軽になんでも売れる」と言っても、やはり規定は設けられています。禁止されている出品物の中には、以下の商品も含まれます。

  • 手作りのコスメ・石鹸
  • たばこ
  • 着用した制服
  • 金券・チケット
  • 現金
  • ゲームのアカウントやゲーム内アイテム など

知らずに出品してしまい、ペナルティになってしまった!ということがないよう、出品前にメルカリのルールを確認しておきましょう。

手早く不要品を売るなら買取店がおすすめ

メルカリは手軽に不用品を売れる反面ペナルティのリスクがあると解説してきました。

そのため、もしペナルティのリスクに悩まされることなく、かつ手っ取り早く不要品を処分したいのであれば買取店に買取ってもらうのもおすすめです。

買取店ではあらゆる不用品を適切な価格で買取ってくれますし、何よりペナルティで強制退会されて商品が売れなくなってしまったというようなこともありません。

「ORBITAL(オービタル)+カメレオンクラブ」のような買取店であればありとあらゆるものを買取ってくれるので、ぜひ一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?

ペナルティに注意してメルカリを利用しよう

メルカリでペナルティを受けると、出品物の削除、利用制限などが課せられるほか、場合によっては強制退会となるケースもあります。

メルカリのペナルティ対象になる原因は、出品禁止物を出品するなどの禁止行為・迷惑行為によるものがほとんど。これらは、事前にメルカリのルールを把握しておくことで避けることが可能です。

禁止行為・迷惑行為をチェックすることで、不要なトラブルを避けられるメリットもあります。安全かつ快適にメルカリを利用するためにも、事前にしっかりメルカリのルールを確認しておきましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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