- ヤフオクの発送方法を変更したい
- 発送方法を変更したときの注意点が知りたい
- 送料に差額が生じたときの対応が知りたい
本記事では、ヤフオクの発送方法が変更可能な場合と、そうでない場合について表を用いてわかりやすく解説しています。
また、変更の注意点や、変更後に送料が変わった場合の対応についても補足しており、これから取引する人や、変更手続きに困っている人の役に立つでしょう。
あとから変更する必要がないように、事前準備の重要性についても説明しているため、ぜひ参考にしてください。
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ヤフオクで発送方法の変更は可能か
ヤフオクの発送方法は、変更できる場合とできない場合があります。特に入札前の変更は可能ですが、落札後の変更は発送の種類によって異なるため、詳しく解説していきましょう。
変更できずに困っている人は参考にしてください。
入札前は変更可能
出品直後や入札前の商品であれば、発送方法の変更が可能です。一度出品を取り消し、発送方法を変更したうえで再度出品します。
ただし、1人でも入札した時点で出品を取り消すには「出品取消システム利用料」が550円発生するため、落札を待つことがおすすめです。変更したいと思った場合は入札前に変更しましょう。
落札後に変更可能な発送方法
落札後には発送方法を変更できるものと、できないものがあります。
基本的には「おてがる配送」から「おてがる配送以外」への変更は可能であり、そのほかは先に選択した配送方法により異なるため、一覧表で確認しましょう。
変更前の配送方法 | 変更の可否 |
---|---|
おてがる配送(ヤマト運輸)ネコポス | 【できる】 おてがる配送以外 宅急便コンパクト(おてがる配送) 宅急便(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(ヤマト運輸)宅急便コンパクト | 【できる】 おてがる配送以外 宅急便(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(ヤマト運輸)宅急便 | 【できる】 おてがる配送以外 宅急便コンパクト(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(日本郵便)ゆうパケットポストmini | 【できる】 おてがる配送以外 ゆうパケット(おてがる配送) ゆうパケットポスト(おてがる配送) ゆうパケットプラス(おてがる配送) ゆうパック(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(日本郵便)ゆうパケット | 【できる】 おてがる配送以外 ゆうパケットプラス(おてがる配送) ゆうパック(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(日本郵便)ゆうパケットポスト | 【できる】 おてがる配送以外 ゆうパケットプラス(おてがる配送) ゆうパック(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(日本郵便)ゆうパケットプラス | 【できる】 おてがる配送以外 ゆうパック(おてがる配送) 【できない】 |
おてがる配送(日本郵便)ゆうパック | 【できる】 おてがる配送以外 【できない】 |
おてがる配送以外 | 【できる】 おてがる配送以外 【できない】 |
ヤマト運輸(おてがる発送)内の変更
はじめにヤマト運輸(おてがる配送)を選択していた場合、おてがる配送以外と、別のヤマト運輸(おてがる配送)への変更が可能です。日本郵便(おてがる配送)への変更はできません。
ただし、宅急便と宅急便コンパクトは相互に変更できますが、ネコポスへの変更はできない点に注意しましょう。ネコポスから宅急便と宅急便コンパクトへの変更は可能です。
基本的に、サイズの小さいものから大きいものへの変更は可能であると覚えておくといいでしょう。
日本郵便(おてがる発送)内の変更
はじめに日本郵便(おてがる配送)を選択していた場合、おてがる配送以外と、別の日本郵便(おてがる配送)への変更が可能です。ヤマト運輸(おてがる配送)への変更はできません。
ゆうパケットポストminiから変更する場合は、そのほかすべての日本郵便(おてがる配送)へ変更が可能です。逆にゆうパックから変更する場合は、日本郵便(おてがる配送)への変更はできない点に注意しましょう。
おてがる発送以外からの変更
おてがる配送以外とは、「そのほかの配送方法」で選択できる定形郵便や定形外郵便などの配送方法です。
おてがる配送から、おてがる配送以外への変更はすべて可能ですが、おてがる配送以外からおてがる配送への変更はできません。
落札者の希望がおてがる配送であった場合、はじめにおてがる配送以外を選択していると変更できないため、特に発送方法にこだわりがなければ、出品時におてがる配送から選択することをおすすめします。
発送方法変更の注意点
発送方法を変更すると送料が変わり、落札者からメッセージで了承を得る必要性や、別口座へ差額の入金を依頼する必要性がでてきます。発送方法の変更にともなって、どんな注意点があるのかを変更前に確認しましょう。
送料が変わる
発送方法の変更によって送料が変わると、お互いに負担が増える可能性があるでしょう。送料を落札者負担にしている場合はもちろん、出品者負担の場合も同じことが言えます。
送料が落札者負担の場合、送料が変わったことによる差額は請求可能です。その場合は、支払いの了承を得るとともに、支払い方法を相談する必要があるでしょう。
落札者にとっては取引後に条件が変更されることになるため、丁寧なメッセージを送る必要があります。
変更は落札者の了解を取ってから
発送方法の変更により、送料が変わらなかったとしても、変更前に落札者の了承を得る必要があります。料金以外にも、受け取り方やサービスを重視している場合は、トラブルになりかねません。
変更にともなって、送料や匿名発送、追跡サービス、受け取り方法の変更がある旨を説明し、落札者が納得した場合のみ変更するようにしましょう。
落札者が変更に納得できない場合は、はじめに設定した方法で発送するか、取引を中止することになります。
匿名発送から変更しても取引ナビは変わらない
匿名発送から匿名発送以外の方法に変更した場合、取引ナビは自動的に住所を反映しないため、メッセージで送り先住所等を確認する必要があります。
メッセージの内容は、出品者と落札者以外には公開されませんが、落札者は個人情報を送ることに抵抗があるかもしれません。丁寧に説明し、納得してもらう必要があるでしょう。
おてがる配送はすべて匿名発送です。おてがる配送か、それ以外かは事前によく検討し、変更せずに済むようにしましょう。
送料に差額が生じた場合の対応
送料が全国一律でない場合や、発送方法の変更などにより、はじめに想定していた送料との差額が生じてしまう可能性があるでしょう。支払い前や支払い後、出品者が負担する場合など、それぞれの対応方法を解説します。
支払い前の場合
出品者が「落札されたあとに送料を連絡する」の設定にしている場合や、出品者が落札者に送料を連絡する前であれば、送料の変更が可能です。
落札者が支払い前の場合は、相手の同意を得たうえで金額の変更を行います。特に支払い方法は変わらないため、メッセージでのやり取りがスムーズに行えれば、変更はむずかしくないでしょう。
ただし、あとから料金が変わることで印象は良くありません。事情を丁寧に説明して、トラブルにならないよう注意しましょう。
支払い後に落札者負担で送料を追加する場合
支払い後に落札者負担で送料を追加し、差額の請求が可能です。Yahoo!かんたん決済は一度しか使えないため、メッセージから出品者の銀行口座や、決済アプリを教えて入金してもらう必要があります。
送料を多く支払うことになったうえ、別の口座に振り込む手間も増える方法です。落札者の同意を得ることがむずかしい方法と言えるでしょう。
出品者にとっても、やり取りの手間が増え、トラブルになる可能性があります。より丁寧な説明を心がけましょう。
出品者が負担する
落札者の同意が得られず、どうしても差額を処理できない場合は、出品者が負担する方法があります。売上金が下がるため、あまりおすすめはしません。
落札者にとっても、負担は増えませんが、交渉の段階でいい気分はしないはずです。最終手段として覚えておきましょう。
低額の商品であった場合は、送料の負担が増えることで、赤字になる可能性があります。お互いにメリットがなく、なるべく避けたい方法です。あらかじめおおよその送料を確認してから出品をするよう心がけましょう。
ヤフオクの発送方法は変更しないほうがいい
本記事では、ヤフオクの発送方法の変更について紹介しました。どの方法でも変更できないことはありませんが、デメリットも大きいため、なるべく変更しないほうがいいでしょう。
あらかじめ発送方法を確認し、出品前に一度実際に梱包してみるなど、あとから変更しなくて済むようにすることが重要です。
落札者の希望などで変更する必要がある場合は、ぜひ参考にしてください。