- メルカリで気軽に価格交渉する方法が知りたい
- メルカリで希望価格の設定の方法が知りたい
- メルカリの「〇〇円で買いたい人がいます」の通知について知りたい
本記事では、メルカリの「〇〇円で買いたい人がいます」とは何の通知なのかを解説します。出品者側と購入者側にどのようなメリットがあるのかや、利用するときの注意点などについても詳しく紹介!
「〇〇円で買いたい人がいます」の通知は、「希望価格の登録」が行われたとき届きます。出品者側と購入者側、双方に負担が大きい値下げ交渉が手軽にできる機能は、よりスムーズな取引を実現してくれるでしょう。
メルカリで快適に取引を行うために、ぜひ本記事を参考にしてください。
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メルカリのサービス概要
メルカリとは、誰でもものの売買ができるフリマアプリです。スマホひとつあれば取引できる手軽さで、2013年のサービス開始以来多くの人の支持を集めています。
ブランドの中古品や不用品だけではなく、1点もののハンドメイド品など、取り扱い商品の幅広さが魅力。匿名配送も可能で、相手に個人情報を明かさず取引できる点は、多くの方が利用しやすい理由でしょう。
また決済サービスのメルペイは、メルカリの売上金やポイントがチャージされ、町の加盟店でも利用できます。
「〇〇円で買いたい人がいます」ってなに?
設定した価格より低く「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が来たら、驚いてしまうかもしれません。この通知はどのようなタイミングで届くのでしょうか。値下げ対応をするべきかを含め、詳しく見ていきましょう。
どんなときに届く通知?
出品中の商品に、購入者が「希望価格の登録」を行った場合に「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が出品者の「お知らせ」に届きます。ひとり登録するごとに通知が届くので、3人が希望価格の登録を行ったら3回届く仕組みです。
基本的に、設定価格より安く買いたい人が値下げ交渉の代わりに希望価格を登録します。ただし、通知がオフの設定になっていると届かないので、通知が届かない場合は設定を一度確認してみてください。
通知は無視して大丈夫?
通知が来たからと言って、必ず希望価格まで値下げしなければならないというわけではありません。値下げに応じたくない場合は、無視しても大丈夫です。
そのまま放置してなかなか買い手が付かなかった場合、値下げの目安として参考にしても良いでしょう。希望価格が安すぎると感じるなら、一気に下げずに少しずつ下げていく方法も良いかもしれません。
あくまでメルカリは出品者側が金額を決定できるので、振り回されすぎないようにしましょう。
必要なければ通知をオフにできる!
他人に振り回されずに自分が決めた金額で売りたい場合は、通知をオフにできます。マイページの「お知らせ・機能設定」のところから、「希望価格の登録のお知らせ」をオフにすれば通知は来ません。
ただし、希望価格の登録自体はオフにできないので、通知は来なくても希望価格の登録が行われたら「〇〇円で買いたい人がいます」と商品ページに表示されます。通知の設定は、webサイトからはできず、アプリからのみ変更可能です。
メルカリの「希望価格の登録」とは?
ほしいと思っている商品がもう少し安いとうれしいな、というときに便利な機能が希望価格の登録です。この機能は、どのようなときに使えるのでしょうか。希望価格の登録方法や、登録ができる商品などについて解説します。
匿名で値下げ交渉ができる機能
希望価格の登録は、匿名で値下げ交渉ができる機能で、登録すると出品者に「〇〇円で買いたい人がいます」の通知が行きます。直接コメントで値下げ交渉しにくいと感じている方におすすめです。
誰が希望価格を登録したかは、出品者やほかの購入希望者にはわからない仕組みなので、値下げ交渉のハードルが下がるでしょう。また、出品者もコメントに1件ずつ対応する必要がなく、両者ともにメリットがある便利な機能です。
すべての商品が対象ではない
希望価格の登録をするには、その商品に対して必ず「いいね」を付けなければなりません。「いいね」を付けたあと、マイページのいいね一覧から希望価格の登録が行えます。希望価格を登録後は価格の変更ができないので、注意しましょう。
なかには以下のように、希望価格の登録ができない商品もあります。
- 1,000円以下の商品
- 値下げ済の商品
- メルカリShopsの商品
- 売り切れ商品
希望価格を登録できない商品には、「希望価格の登録」ボタンは表示されないので、覚えておきましょう。
3段階の値引き率から選択
販売価格 | 値引き率 |
---|---|
10,000円未満 | 5%、8%、10% |
10,000円以上 | 5%、10%、15% |
希望価格の登録は、自分の好きな金額に設定できるわけではありません。3段階の値引き率から選択して設定が可能です。販売価格が10,000円以上か未満かで、選べる値引き率が変わります。
例えば、5,000円の販売価格の商品の場合、5%、8%、10%の値引き率から選択可能です。8%の値引きを希望した場合は、4,600円で登録されます。
アプリ・ウェブどちらでも登録可能
希望価格の登録はアプリ、webどちらでも登録可能です。それぞれの登録手順を見てみましょう。
アプリの場合
- マイページの「いいね!閲覧履歴」を開く
- 「いいね!一覧」から「希望価格」をタップし登録する
Webの場合
- マイページの「いいね!一覧」を開く
- 購入ボタン右の三点をタップし「希望価格を設定する」を選択して登録
どちらの方法でも希望価格まで値下げされた場合はお知らせに通知が来るので、見逃さないようにチェックしましょう。
希望価格を登録するメリット
希望価格を登録することは、購入者だけではなく出品者にもメリットがあります。取引をスムーズに行うために、両者にとってどのような点が良いのか見てみましょう。実際の取引で役に立つように、参考にしてみてください。
購入者の場合
直接やり取りしていた場合、購入者の情報が出品者にわかるので、希望に応じて値下げしても購入されなかった場合などお互い良い気分はしません。
直接コメントを送って値下げが交渉しづらいと感じている人にとって、匿名の希望価格の登録は気軽に利用しやすいでしょう。また、3段階から値引き率を選ぶだけなので、常識的な値引き交渉が可能です。
出品者の場合
コメントでの値引き交渉は、出品者側がその都度対応する必要があり手間がかかります。また、度を超えた値段を提示された場合はストレスも大きいです。
希望価格の登録は、選べる値引き率が決まっており、1件ずつに対応する必要がないので負担が減るでしょう。また、希望価格が見えると、売れやすい価格の判断材料にもなります。
「〇〇円で買いたい人がいます」通知の注意点
希望価格の登録は、購入者と出品者双方にメリットはありますが、注意しなければならないこともあります。気持ちよく取引をするためにも、気を付けたい点を知っておくことが大切です。
「〇〇円で買いたい人がいます」通知の注意点について詳しく見ていきましょう。
値下げしても買わない場合がある
希望価格の登録は購入を約束するものではなく、値下げしても購入されないケースは少なくないようです。たしかに値下げしないよりは、買ってもらえる可能性は上がるかもしれませんが、必ずしも応じる必要はありません。
同じ商品を出しているほかの出品者の商品と相場を見比べながら、参考程度に少しずつ値下げしても良いでしょう。
あくまでも匿名
匿名である以上、購入希望者との事前のやりとりや専用出品などの対応はできません。希望価格登録者がだれかわからないので、値下げした商品が売れたとき、登録した人とは別の人が購入している可能性もあります。
購入者側は、値下げされたら購入する意思があって希望価格を登録したなら、通知をこまめにチェックしましょう。
希望価格の登録自体をオフにできない
値下げする気がまったくない場合、通知が来ないように設定はできますが、登録自体をオフにはできません。希望価格の登録が行われた場合、商品ページに「〇〇円で買いたい人がいます」の表示はされてしまいます。
出品者としてはストレスに感じてしまうかもしれませんが、必ずしも値引きする必要はないので、無視しても問題ありません。
メルカリ「〇〇円で買いたい人がいます」は希望価格の通知!
メルカリの「〇〇円で買いたい人がいます」通知について解説しました。直接の価格交渉は、購入者側も出品者側も負担が大きいです。希望価格の登録は、匿名で値下げ希望が出せるので、双方にメリットがあります。
対象外商品もありますが、3段階の値引き率から選択するだけで出品者に希望価格が伝えられて、出品者側も個々に対応する必要がありません。
振り回されすぎない程度に希望価格を参考にしつつ、納得がいく取引を実現しましょう。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典