ぬいぐるみを処分する6つの方法｜自宅でできる供養方法も

UFOキャッチャーで取ったものや、子供のおもちゃ用など、気付かぬうちについつい増えてしまう「ぬいぐるみ」。思い入れもあることから、捨てられずに溜まっている方も多いのではないでしょうか。

普通のゴミと違って、気軽に捨てられない方も多いと思いますが、適切な処分方法さえ知っておけば快く処分できます。寄付や売却という手段もあるので、思い出のぬいぐるみにセカンドライフを送ってもらえたり、お金をもらえたりするかもしれません。

本記事を参考に、ぜひ自分に合ったぬいぐるみの処分方法を見つけてみてください。

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【有料】ぬいぐるみの処分方法

ぬいぐみの処分方法は、大きく分けて捨てる・譲渡・寄付・売却の4つです。そのなかでも、無料でできるものと有料なものがあります。まずは有料でできることを紹介しますが、金額はそこまで高くないので、ぜひ参考にしてください。

不用品回収業者に依頼する

「処分する時間がない」「ぬいぐるみの量が多い」という方には、不用品回収業者がおすすめです。

梱包の必要がなく、依頼すれば即日対応してくれる業者もあるので、引越し間際で時間がない方でも心配ありません。大量のぬいぐるみでも問題ないうえに、ほかに不用品があれば一緒に回収してくれるでしょう。

メリットが多い不用品回収業者ですが、最低でも数千円の費用はかかります。事前におおまかな費用は業者に確認しておきましょう。なかには悪質業者も存在するので、最低でも2社以上の業者を比較してから依頼してください。

神社やお寺で供養してもらう

思い入れがあるものや、大切にしてきたものを丁寧に処分したいなら、神社やお寺で供養してもらう方法がおすすめです。

神社やお寺により少し異なりますが、お焚き上げは人形だけではなく、ぬいぐるみにも対応してくれます。基本は予約してから直接持ち込みですが、郵送で対応してくれることも。神社やお寺によって異なるので、ネットか電話で調べてから予約をしましょう。

費用は1,000～3,000円程度です。お焚き上げは日本の古くからの伝統的な風習で、役目を終えた大切なものの魂を浄化するために行われます。思い出の詰まったぬいぐるみなどを手放す際はおすすめです。

支援団体などに寄付する

「ぬいぐるみにセカンドライフを送ってほしいけど、知人に譲れる人はいない」という方は、NPO法人や幼稚園などに寄付する方法があります。多少古いものでも、子供たちの遊び相手として受け付けてくれることが多いです。

寄付が可能な場所は、以下の通りです。

• 幼稚園、保育園、児童養護施設（園・施設によって対応が異なる）
• もったいないジャパン
• グッドライフ
• エコトレーディング

ぬいぐるみ以外にもおもちゃ、文房具なども寄付が可能です。ただし、寄付自体は無料ですが、配送料は自己負担であるケースが多いのでご注意ください。また、幼稚園や保育園は寄付を受け付けていないところもあります。事前に電話で確認しましょう。

【無料】ぬいぐるみの処分方法

ぬいぐるみの処分方法として、まずは無料で処分できる方法を検討される方も多いでしょう。

ここでは、燃えるごみに出すときの注意点、知人に譲るおすすめの方法やリサイクルショップの特徴など、無料でぬいぐるみを処分する方法を紹介します。

燃えるごみとして出す

汚れがひどかったり破損していたりするものは、仕方ないと割り切って燃えるごみとして出すこともひとつの手です。

どうしても気が引けてしまう場合は、思い出として写真に残したり、包装紙や白い布で包んであげたりするなど、できるだけ丁寧に出すことで気持ちが楽になるかもしれません。

注意点としては、金属パーツがある場合は、取り外して不燃ごみに出さなければいけません。音楽が鳴るぬいぐるみなどは金属パーツが付いていることが多いので外しておきましょう。

友人・知人に譲る

ある程度きれいなぬいぐるみで、なおかつ急いでいない方なら友人・知人に譲るのがおすすめです。

費用もかからず、ぬいぐるみにセカンドライフを送ってもらうことが可能。まわりに子供が生まれた方や、ぬいぐるみ好きな人がいれば声をかけてみましょう。

ただし、すぐに譲り先が見つかるとは限らないので、引越しなどで処分を急いでいる方は注意してください。また、気持ちよく受け取ってもらえるように、必ずきれいにしてから譲りましょう。

売却する

ぬいぐるみの種類・状態によっては、リサイクルショップやフリマ・オークションで売却するのも良いでしょう。ぬいぐるみにセカンドライフを送ってもらえる可能性が高いうえに、お金を受け取れます。

また、ブランドものや限定品であれば高価買取が期待できるかもしれません。逆にブランドものや限定品でない場合、相場は安く数百円程度だと考えておきましょう。

リサイクルショップ

「フリマ・オークションに出品した経験がない」「細かい作業が苦手」という方は、リサイクルショップに売却するのが良いでしょう。

店頭買取・宅配買取・出張買取のなかから自分に合った買取方法が選べ、査定料や送料が無料の業者もあります。ただし、すべて業者側が行うため、フリマ・オークションよりも売却価格は低くなることが多いです。

フリマ・オークション

「細かい作業が得意」「少しでも高く売りたい」という方は、フリマ・オークションがおすすめです。リサイクルショップと違い、お店側の利益を価格から引かれないので、リサイクルショップより売却値段が高くなる傾向にあります。

その代わり、商品画像や説明文、値段設定などはすべて自分でやらなければいけません。また、すぐに買い手がつくとは限らないので、すぐにぬいぐるみを処分したい方には少し不向きだと言えます。

ぬいぐるみの売却におすすめなリサイクルショップ3選

ぬいぐるみの売却におすすめなリサイクルショップを紹介します。それぞれのショップの買取方法や口コミなどを載せているので、住んでいる場所やスケジュール、売却するぬいぐるみの種類に合わせて選んでみてください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

駿河屋

出典：駿河屋

特徴

• 幅広いジャンルの買取品目
• 事前査定の「あんしん買取」
• 査定なしで即買取の「かんたん買取」

買取店紹介

駿河屋は1998年にサービスを開始した買取業者で、おもちゃやDVD、ソフトエアガンにいたるまで幅広い商品を取り扱っています。

買取のシステムが2つあり、事前に買取価格を査定してもらい価格に納得したら売却ができる「あんしん買取」、商品を送るだけで査定なしですぐ買取をしてもらえる「かんたん買取」があります。

「あんしん買取」は価格がわかってから判断できるので、初めての方でも安心です。時間に余裕があり、なるべく高価に買取ってもらいたい場合は「あんしん買取」を選びましょう。

「かんたん買取」は引越しなどでお急ぎの場合に便利です。また、商品が多い場合でもとりあえず発送するだけなので、手間がかからず便利でしょう。

買取実績

• ぬいぐるみマルチトレイ すみっコぐらしコレクション ～すみっコ縁日～：1,400円
• （超特大）・濃グレー ぬいぐるみ「となりのトトロ」：58,000円
• ピカチュウ 28インチぬいぐるみ「ポケットモンスター」 ポケモンセンター限定：8,500円

出典：あんしん買取検索｜駿河屋

店舗情報

ブックオフ

出典：ブックオフ

特徴

• 店頭買取の査定が早い
• 4つの買取方法がある
• 幅広いジャンルの買取品目

買取店紹介

リサイクルショップ「ブックオフ」でも、ぬいぐるみの売却ができます。ブックオフの査定は比較的早く、特に店頭買取の場合は商品が多くなければ数分で終わることも多いです。

店舗数も多いので店頭買取がおすすめですが、ほかにも「宅配買取」「出張買取センター」「店舗出張買取」の3つの買取方法があります。送料や出張費、査定は無料。どれも自宅で対応可能なので忙しい方や、近くに店舗がない方におすすめです。

ブックオフは、本やぬいぐるみだけではなく、ゲーム機やブランド品、革靴や楽器にいたるまで買取してくれるので、ほかに売れるものがあればついでに査定してみましょう。

買取実績

• 赤髪のシャンクス JANコード4535123716324：8,800円
• 仮面ライダークウガ ライジングドラゴン JANコード4573102650399：4,600円
• レム　優雅美人Ver. JANコード4935228557158：17,500円

出典：高価買取アイテム情報｜ブックオフ

店舗情報

ハードオフ

出典：ハードオフ

特徴

• 幅広いジャンルの買取品目
• 手軽な店頭買取
• アプリでオファー買取

買取店紹介

幅広いジャンルを取り扱いしている「ハードオフ」は、ジャンルに応じて8種類のブランドを構え、全国47都道府県に店舗があります。ぬいぐるみのほかに家電やファッション、カー用品など買取品目はさまざま。

店頭買取は事前予約不要で、その場で査定してくれます。出張買取も行っているので、商品が大きかったり、多かったりする場合は利用しましょう。オファー買取という専用アプリを使えば、商品の写真を送るだけで、全国のハードオフグループ店舗から買取オファーが来る便利なサービスも展開しています。

ジャンク品などの買取にも対応しているので、ぜひ一度査定してみてはいかがでしょうか。

店舗情報

ぬいぐるみを処分する際の注意点

ぬいぐるみを処分する際の注意点を説明します。そこまで気を張る必要はありませんが、気を付けないとゴミの分別などでトラブルにも発展しかねません。

ぬいぐるみの処分を考えている方は、必ず覚えておいてください。

大きさによっては燃えるゴミで出せない可能性も

小さいぬいぐるみであれば問題ありませんが、自治体の規定を超えるサイズのものは粗大ごみ扱いになります。縦・横・高さのいずれかが30cmを超えるものを粗大ごみ扱いとする自治体が多いので、大きいぬいぐるみの処分には注意しましょう。。

また、粗大ごみのルールは自治体ごとで異なります。公式サイトを確認して、必ず自治体のルールに従って処分してください。

寄付したり譲ったりする場合はキレイにしておく

ぬいぐるみは、目に見えなくてもホコリや皮脂などで汚れていることが多いです。気持ちよく受け取ってもらえるように、ぬいぐるみはきれいにしてから寄付や譲渡をしましょう。

ただし、洗濯機を使用するなら、状態が悪くならないよう必ず洗濯表示を確認してから行ってください。洗濯機の使用ができないぬいぐるみに関しては、以下の方法でクリーニングをしましょう。

1. 表面のホコリをブラッシングで取り除く
2. 薄めた衣類用中性洗剤をつけたタオルで全体を拭く
3. きれいなタオルで洗剤を拭き取る
4. 陰干しで乾かす

ぬいぐるみの供養は家庭でできる？

しっかりとした手順で行えば、家庭でも供養はできると言われています。家庭で供養する場合の手順は、以下の通りです。

1. きれいな和紙や布を用意する
2. 和紙や布の上にぬいぐるみを置く
3. ぬいぐるみに塩をまく
4. 和紙や布でくるむ
5. お焚き上げor自治体のルールに従いゴミに出す

ぬいぐるみによっては電池やプラスチック製品など、燃やしてはいけない部品があるので、付属している場合は事前に取り外しておきましょう。

自身の状況にあった適切な処分を

どうしても気が引けてしまうぬいぐるみの処分ですが、実は色々な手段があり、紹介したなかでどれかしら状況にあった方法が見つかったのではないでしょうか。

可能であれば、ぬいぐるみにセカンドライフを送ってもらえる寄付や譲渡、売却がおすすめです。特に売却はお金がもらえるメリットもあるので、ぜひ本記事を参考に、リサイクルショップやフリマ・オークションを利用してみてはいかがでしょうか。