査定基準がわかりにくい
お酒のを買取してもらう時、査定基準って分かりづらいですよね。ゲームやDVDと違って、何が基準で買取価格が決まるのか、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、お酒の査定基準をまとめてみました。是非参考にしてみてください。
共通しているのが「見た目」
ヴィンテージ物に価値があると思われるお酒ですが、それは中身の話です。適正な環境で熟成されたお酒は当然価値が上がり、査定においてもプラスとなります。見た目に関しては、新品当時のままであることがポイントとなります。ボトルについてしまった汚れや、ラベルの破れや日焼けがあるかどうかが、査定基準となります。
ポイント
査定に出す前に、固く絞ったタオルなどでボトルやラベルを拭くのがおすすめです。ラベルは紙でできているので、破かないように丁寧に拭きましょう。
賞味期限
賞味期限も大事な査定基準となります。日本酒やビールなどは賞味期限が短いため、古酒は減額あるいは買取してもらえない可能性があるので注意をしましょう。ビールは製造から8ヶ月以内のもの、日本酒は製造から6ヶ月以内のものであればであれば買取可能とされています。
逆に、ウイスキーやブランデーなどの洋酒は、20年以上経った年代物でも売ることができます。もちろん、ワインも年代物でも買取可能です。
ポイント
ビールと日本酒は時間が経つにつれて買取価格が下がるので、早めに売るのがおすすめです。ウイスキーやブランデー、ワインは古酒でも買取できますが、保管状態によるので、保管はしっかりした環境でしましょう。
付属品
高級なお酒になると、箱に入っていることが多いです。そうした箱が揃っているかどうかも、大事な査定基準となります。主な付属品としては、箱・保証書・保存袋などがあげられます。高級なお酒になると、そのお酒の説明が書かれた説明書が同封されることがあるので、そうしたものも残しておくことが大事です。もちろん、全て揃っていると査定額もアップします。
ポイント
査定の前には、付属品などもしっかり揃えて、ホコリや汚れは落としておきましょう。
お酒の種類による査定基準
上記の査定基準は、全てのお酒に共通する基準です。ここでは、お酒の種類別の査定基準を紹介しています。
ワインの場合
ワインの最大の査定基準は保管状態です。劣悪な環境で保管していたワインは酸化が進み、風味が落ちてしまいます。もちろん、そうしたワインは買取価格も下がってしまいます。ずっと縦で保管していたワインはコルクが乾いてしまい、空ける際にワインの中にカスが落ちてしまいます。
定期的に横にしてコルクを湿らせることも大事です。コルクの状態がどうなっているのかも、査定基準に盛り込まれているので、保管には十分注意しましょう。
ウイスキー・ブランデーの場合
ウイスキーやブランデーは、保管状態が悪いと瓶の中で蒸発してしまいます。そうして目減りしてしまったものは、未開封であっても減額されてしまいます。栓やコルクの状態で保管状態がわかるので、そうした点も査定基準には盛り込まれています。
また、バカラボトルなどの瓶にも価値があるものに関しては、瓶の状態も査定の際にチェックされることがあります。
その他
日本酒やビールは、上記のように賞味期限で買取価格が決まります。焼酎に関しては、手に入りにくさで価値が決まります。中でも有名なのが「森伊蔵」で、かなりのプレミア価格で買取されています。
まとめ
お酒は、飲んで終わりというわけではありません。ウイスキーやブランデーなどは空き瓶にも価値があり、瓶は大事な付属品として査定されることがわかりました。査定の際には、実際に栓を空けて試飲をするわにはいかないので、瓶の状態やラベルの日焼け跡などで保管状態を予測します。
大切に保管していたお酒は、当然瓶やラベルの状態も良いので、査定の際にも有利となります。査定基準をしっかり理解した上で、お酒は大事に、湿度や温度が管理された環境で大切に保管しましょう。そして、飲まないお酒は早めに売るのがおすすめです。